Nishine Lure Works 裏日記

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カナダで見た本気印のターンオーバー

今日は僕が経験したカナダのターンオーバーの話を書きたいと思います。

秋になると、決まって話題に上るのがターンオーバーという現象。

秋の釣れない言い訳ナンバー1ですよね!(笑)

そういう僕も、昨年、カナダの本気印のフォールターンオーバーを目にするまでは、
釣れない時はターンオーバーのせいにしておりました。(苦笑)

が、去年初めてH湖で本気印のターンオーバーを目にした瞬間、
今までターンオーバーと思ってたモノって、ホントにターンオーバーだったの?って疑問に思うようになりました。

なんせね、去年H湖で目撃したターンオーバーって、ホントに強烈。(汗)

ターンオーバーを判断する基準としてよく言われる事で、ロッドで水中をかき回して泡が消えなければターンオーバーって言われる事がありますが、

去年、H湖で見たターンオーバーってそれどころの騒ぎじゃない。

なんせね、ロッドで水中をかき混ぜるまでも無く、最初っからまるで生活排水みたいな感じでブクブクと泡が浮き、ゴミとかが浮いてる状態

その水域をポンツーンで通過すると、魚探の画面も真っ黒け。(笑)
一目見ただけで、あっ、こりゃ釣れんわって、素直に?納得できる感じの凶悪な水。(笑)

この日、僕がH湖で遭遇したのは、おそらくターンオーバーの初期段階だったと思うんですが、
湖全体がそんな状態ではなく、局所的にそんな感じのデッドウォーターが広がっている感じでした。

なんせ、バンクで釣りしてたら、数百メートル沖に帯状になって忽然と泡とかゴミが浮いてて、
数百メートル離れた場所から見ると、それはまるで水中ハンプか何かあって、ウィードが水面に顔を出しているように見えるぐらい強烈なモノ。

で、”確かあのヘンは水深10m以上あったはずだけどなー?”って疑問に思いながらも、
もしかして、”自分の知らない沖のハンプでもあるのか??”と、妙な期待を持ってその場所に向かった訳ですよ。

で、その場所に行くと、やっぱ水深は10m以上ある!!(爆)

水中ハンプ&ウィードに見えたものは、実は泡&ゴミの集合体で、
キミ達、ちょっと前までボトムに居たでしょ?ってな感じの見事なデッドウォーターが広がってた訳です。

ホント、ダマサレターーー!!って感じ。(笑)

おそらくですが、コレがもっと進行すると、このデッドウォーターがシャロー域にも広がって行くんでしょうね。

僕は専門的な事はワカリマセンが、秋のBC州って日本ではあり得ないぐらい一気に気温が下がっていくし、特に秋は昼夜の気温差が激しいので、そんな冷え込みや冷たい雨が何日か続くと、水温バランス的に水がひっくり返りやすい状態になりやすいんじゃいかなーと。

で、そんな一触即発状態の時に強風でも吹くと、一気にひっくり返ってしまうのかな?って感じました。

というのも、この日見たターンオーバーが起こっている場所にはある法則があって、10m~12mぐらい水深のある場所、そして、急深バンクからある一定の距離を保って岸と平行に帯状に伸びてたんです。

で、想像したのは、バンクに向かって風が吹き付けた結果、水面の冷たい水がバンク伝いにボトムまで入り込み、その結果、ボトムの水が数百メートル沖の水面まで湧き上がって来たのかな?と。


で、ここで疑問に思ったのが、日本でターンオーバーと思っていた現象
この日H湖で見たのが本物のターンオーバーだとしたら、日本でターンオーバーって思っていた現象は何だろう?って。

ここまで極端な状態ではないにしろ、日本でもプチターンオーバーが起こっていない事はないと思うのですが、秋の水質悪化を全てターンオーバーで片付けてしまっていいのか?と思いました。

コレは僕が勝手に感じている事なのですが、もし日本で本気のターンオーバーが起こるとすれば、
気温変化の早い北の地域の湖か、標高の高いところにあるディープレイクか、もしかしたら冷たい水の流れ込むリザーバーでも可能性があるのかな?と感じています。(勝手な思い込みですよ~。笑)

実際の話、以前、芦ノ湖に通っていた時にトローリングでトラウトを狙いまくっていたのですが、
9月末~10月頭ぐらいになると、それまで水深12~3mに居たトラウトがいきなり水面近くで釣れ始めたり、普段は殆どあり得ないような水深20mとかのスーパーディープでトラウトが釣れたりするがあります。

芦ノ湖だと、大体水深10~12mぐらいのところに水温躍層が出来るみたいんだんですけど、
これが崩れた結果、水面から水深20mオーバーのディープまでトラウトが散る状態のかなー?って。(あくまで想像の話ですよ~)

バスにしてもこの時期の芦ノ湖ではヘンな場所で釣れる事があり、
僕自身は水深18mのボトムで40UPのバスをトローリングで釣りあげた事がありますし、
岸から1キロぐらい離れた沖の水深30m以上もあるエリアのド表層で、これまた40UPのバスをトローリングで釣り上げた事があります。

魚探を見てても、水の中はグチャグチャな状態になっているのかな?って感じで、魚の泳層が一定していない。
で、これは多分ターンの影響だろうな~って。(もしかすると、沖の水面で釣れたバスは、ワカサギを追っているバスだったかもしれませんけど)


で、所変わって琵琶湖ですが、経験されている方は多いと思いますが、一年通じて釣りしていると、やはり秋に一気に水質が悪くなる時がありますよね。

僕が琵琶湖で釣りをしていたのは10年以上も昔の事なので記憶が定かじゃないですが、
たしか10月ぐらいではなかったかと思うのですが、一晩でいきなり水質が悪化して、バスが凄くスローになる事があります。

前日まで澄んでいた水が、翌日になるといきなり赤茶けた水色になってしまっていたりと強烈な変化。

確かに水がひっくり返っているケースもあるのかもしれませんが、
僕が琵琶湖でターンオーバーって思っていたその現象の殆どはH湖で見たモノホンのターンオーバーとは全く別物で、ターンオーバーというよりも、むしろ赤潮?とでも言った方が近いケースも多かったような気がしています。(ホントに赤潮かどうかは知りませんけど。汗)

これまたカナダの話で、しかも海の話になるのですが、
春になって水温がドンドン上がっていく途上で、6月が一番日照時間が長くなるのですが、
その時期に必ず起こる現象があって、
水温上昇傾向にある時期で、何週間も雨が降らない状態が続いた後に一雨来ると、その翌日いきなり海の水が赤茶けた色に変化している時があります。

まさに典型的な赤潮なんですけど、コレが始まると、ホントに釣れない!!
前日までバコバコ状態だったものが、ホントに釣れなくなります。(涙)

透明度の変化も劇的で、発生前は10mボトムが見えていたものが、一晩で50センチボトムすらまともに見えなくなる時があるぐらい激しいもの。

話によると、何かの理由で爆発的に増えたプランクトンが水中の溶存酸素を大量に消費し、
結果、酸素不足で魚が動けなくなるらしく、最悪の場合、酸素欠乏で魚や貝が死ぬ事もあるそうです。


記憶が定かでは無いですが、爆発的に増えたプランクトンが何らかの理由で一気に死滅し、それを分解するバクテリアが大量に酸素を消費するという話も聞いた事があります。(←真偽の程はワカリマセン。)

そんな時に魚が釣れる訳が無いですよね。(汗)
あくまで海の話ですが、これが起こった時は、魚が釣れ始めるまでに最低3~4日掛かります。


で、琵琶湖で起こる一瞬の水質変化も、この水色にかなり近い時があるような気もしています。

秋の琵琶湖で起こる水質変化が赤潮的現象なのか、それともターンオーバーに寄るものか、
僕にはさっぱり解りませんが、いずれにしても、一瞬で起こる水質変化は魚にとって良くないですよね。

仮にこれがターンオーバーだったとしても、琵琶湖であれば底層水も充分な溶存酸素を含んでいるそうなので酸素面では大丈夫だとしても、急激な水の入れ替えによるPH変化が魚にとって良い訳がない。

むしろターンオーバーであれば魚が安全地帯に避難する時間があるので、赤潮みたいに一瞬で水質が変わってしまうケースに比べると、まだマシなのかもしれません。

琵琶湖については中条さんがこちらで詳しく書かれていますので、ぜひご覧になってみてください。(お勧めです!)
http://deeeeeepstage.jp/anglerschannel/meip-colmun/meip-030.html


ネガティブ要素だらけのターンオーバー。
釣れない言い訳ナンバー1のターンオーバー。(笑)


でもね、実は僕、この秋にターンオーバーがカナダの湖(特にH湖)で起こってくれることを楽しみにしてるんです。(笑)

僕が去年見た限りでは、湖全体が一気にターンする事はあり得ないように思うし、
むしろ、ターンが始まる事によって、今まで手が出せない場所にいたデカバス君達が、
自分の射程内に上がってきてくれるのでは?
って期待しています。(期待倒れにならない事を祈る!笑)

って言うか、ターンが入る事によって、自分の中では完全にディープを切り捨てられるので、迷いが無くなるとも言う。(笑)

具体的に言えば、ターンが起こりえないようなドシャローエリアとか、沖のデッドウォーターの進入を遮断してくれるシャローグラスのインサイドエッジ!!

ここでデンプシーテールかオチアユWスイッシャー君!!(笑)


去年は一本だけだったですけど、そんな状況下でナイスサイズが釣れてくれたので、
今年はもっとしっかり攻めてみたいですね!!


あっ、琵琶湖の水質急変に遭遇した場合ですが、諦めないで下さいね~。
なんせ、場所が広いですから、全てが一気に変化する事はありえないと思いますし、
流入河川周りとか、普段は通り過ごすような超ドシャローとか要チェックだと思いますよ~!!

つか、そもそもターンオーバーに頭を悩ませるぐらいなら、最初から川に釣りに行くというのも手かも。(笑)

なんせ、川では絶対にターンオーバーは起きませんし(笑)、これからの時期ちょうどアユが落ち始めますもんね♪

日本はいよいよ大型連休に突入ですね!!
良い釣りが出来る事をお祈りしております!!
by nishinelureworks | 2009-09-19 04:17 | テクニック | Trackback
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