Nishine Lure Works 裏日記

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フックの装着方向

昨日、真冬のクランキングについて書かせて頂きましたところ、浅海さんよりご質問を頂きました~。

■ ご質問
12月11日付けのNLW裏日記でリアフックの向きについて書かれていますが、NLWのルアーもそれぞれリアのトリプルフックの向きが違うのですが、何か意図はあるのでしょうか?

とのご質問を頂きました♪ (ご質問ありがとうございます!)

NLWルアーですが、浅海さんのご質問の通り、ルアーによってテールフックの装着方向を変えてあります。

■ フックポイント一本が上向きでセッティングされているモデル
d0145899_326461.jpg
左から、ビーツァM3、M5、M7、デンプシーテール85S

このモデルでテールフックをこの方向で装着している理由は昨日書かせて頂いた通りです。

実は、ビーツァに関しては、発売当時(3年前)と現在ではフックの装着方向が異なります。

発売した当初は、対カバー性能を少しでも高める為にフックポイント2本の側が上になるようにセッティングしていたんですね。

が、ビーツァを発売後も実釣を重ね、そして様々な釣果報告を頂くにつれ、冬場でもビーツァが力を発揮する事が徐々に判明してきました。

その事を受け、テールフックの装着方向を現在のセッティングに変更したという経緯があります。

昨日も書かせて頂いた通り、冬場にクランクベイトにバイトしてくるバスは、ルアーの尻尾の動きを抑えるような感じで軽く咥えて来る事が多く、その際にフックポイント一本が上を向いていた方が、確実にバスの上顎を捕らえられるのではないかと感じています。


話は微妙にズレますが、このフック上向きセッティングだと、バスの場合は上顎に掛かる事が多いんですけど、トラウトの場合は下顎に掛かってくる事が結構あります。(特にトラウトの活性がそれほど高くない場合や、深度があっていない場合)

バスとトラウトの捕食方法が異なるのが関係していると思うんですけど、フッキング位置を気にして見ていると結構面白いですよ~。(笑)

デンプシーテールがこのセッティングにしてあるのも、やはりビーツァと同様の理由で、
状況によってはテールフック(というかテールプロップからブレードあたり)を食ってくる事があるからなんですね。
テールフックへのバイトのフッキング率を少しでも上げる目的で、デンプシーもフックポイント一本を上向きセッティングにしています。


この事(フックの装着方向)については、ヒロ内藤さんも『The Answer2』で同様の事を話されているので、もし機会がありましたらぜひご覧下さいね♪

d0145899_3501478.jpg

余談になりますが、現在、ヒロ内藤さんのThe Answerシリーズは1~3まで発売されているのですが、どのDVDも本気で素晴らしいので、一見の価値大アリですよーーー!!(というか、永久保存版の価値大アリだと思います!!)

The Answer紹介ページ → http://www.naigai-p.co.jp/luremagazine/dvd/bass_hiro_003.html


話が思いっきり脱線しました。(汗)

テールフックの話に戻ります。

上記のビーツァやデンプシーテールに対して、下記のモデルは逆向きにテールフックを装着しています。

■ フックポイント一本が下向きでセッティングされているモデル
d0145899_453288.jpg
左から、デカビーツァ、KB105DR、ブレードクランク

これらのブレード付きルアーには、フックポイント1本の側を下向きに装着しています。

その理由は、テールフックとブレードの接触状態にあります。


特に、ブレードクランクとデカビーツァなんですが、フックポイント1本を下向きにセットする事で、
チドリアクションがMAX状態になります


メカニズム的な事をお話しすると少々ややこしくなるのですが、ブレードが暴れてテールフックに干渉した際に、下側に向いているフックのゲイプ部分にブレードが引っ掛かるんですね。

で、その際に一瞬ルアーはウォブルを止め、引っ掛かったブレードがキールの役目をして横方向への力が働く事になります。

で、その結果、横方向に大きく瞬間移動するようなモーションが発生します。

それがブレードクランクやデカビーツァのチドリアクションの秘密です。

KB105DRに関しては、チドリアクションは重視してないですが(というかチドルと潜行能力が失われるので。笑)、やはりブレードとテールフックの接触音等を重視して、フックポイント1本を下向きに装着しています。


あと、SD85Fとスーパーチナイですが、
今のところ、SD85Fはフックポイント1本を上向きセッティング。(理由はビーツァやデンプシーテールと同じ)

スーパーチナイは下向きセッティング。
デンプシーテールと違って、完全トップウォーターのスーパーチナイは下方向からのアタックが殆どなので、フックポイント1本を下に向けた方が何処かに掛かる確率が高いのかな?との考えで下向きに装着しています。
とは言っても、実釣ではどちらのセッティングでも普通に掛かってくるのであまり関係ないかもしれません。(笑)

と、フックの装着方向に関しては以上のように考えております。


そうそう、今日のブログでりょうさんが低水温期のフラットサイドクランキングについて書いてくださっているので、もし宜しければぜひご覧になってみて下さーい!!

■ http://teamkuise.exblog.jp/12475551/
by nishinelureworks | 2009-12-12 04:26 | ルアーメンテナンス&チューン | Trackback
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