Nishine Lure Works 裏日記

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ビーツァでカバーを攻めるには?

福岡のIさんより、ビーツァについてご質問を頂きましたー。

■ ご質問
初めましてIと申します。
自分は遠賀川上流部で釣りヘッポコバサーです。
ゴロタのシャローで釣りをしていますが、beatour君で流すとどうしてもネガカリしてしまいます。(ブレードクランクは楽勝でいけますが・・)
基本的に腕の問題ですが、ブログを拝見させていただくと、ゴロタエリアでテストしたとありましたので、是非コツを教えて頂きたいとメールさせてもらいました。
くだらない質問で御迷惑でしょうが、お時間があればお教えいただければ幸いです。
これからも素晴らしいルアーを作り続けてください。



と、ビーツァの根掛かりのお話。
そう言えば、まだこの手の話は裏日記でも書いたことが無かったですね~。

って訳で、今日は僕なりの解釈を書かせて頂きますね♪

まずは、カバークランキングの大前提なんですけど、
もしスナッグレス性能のみを追求するならば、フラットサイドクランクは強浮力を持ったラウンドボディーのクランクには絶対に敵いません。

何故か、世の中ではフラットサイドはカバーに強いって誤解されている事もありますが、何でだろ?(笑)

もちろん、設計で工夫を凝らすことによって、ある程度カバーにも強いフラットサイドを作る事はできますが、基本的に浮力も弱く、フックがむき出しになるフラットサイドはラウンドボディーと比べるとカバー回避能力に限界があるんですね。

じゃあ、何でフラットサイドをカバーに投げ込むの?って話になるのですが、僕自身はフラットサイドならではのバイト誘発能力の高さを期待しています。

要するに、根掛りはある程度コツを掴めば回避できるけど、ルアー自体が持つバイト誘発能力は変えられないと。(笑)

って、前フリが長くなってしまいましたが、Iさんにご返信させて頂いたメールを下記にそのまま添付させて頂きますね。

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I様

この度はご連絡頂きありがとうございます。
また、何時もビーツァをご愛用くださっているとの事で心よりお礼申し上げます。

さて、ゴロタの件ですがIさんが釣りされているゴロタはどんなタイプでしょうか?
通常のガラガラ石やテトラであればそれほど問題ないと思うのですが、
ジャカゴみたいな感じで石が金網に包まれてたり、
土嚢のようなものであればかなり難しいと思います。


通常のゴロタという前提でお話をさせて頂きますと、このタイプのハードカバーに相性が良いのはM5だと思います。
d0145899_2395424.gif

M5がカバーを回避する時の特徴なのですが、カバーにリップが接触した瞬間に弾け飛ぶような動きをすると思います。

で、ルアーが飛んで泳いだ結果、カバーから一時的にルアーが離れて根掛りが減るという感じです。

そして、このタイミングがカバー回りのM5の最大のバイトチャンスでもあります。

この釣りをする時にイメージして頂きたいことが一つだけあるのですが、カバーを恐れてスピードダウンすると逆に根掛りしてしまう事があります。

M5はルアーの特性的に、逆にスピードアップしてカバーに当てて跳ねさせた方がリップラップを回避してくれやすいと思います。

って、凄く勇気のいる話ですが(汗)、もし一度機会がありましたら、万が一根掛りしても回収可能そうな場所で、M5をリップラップに当てながらガンガン巻いてみてください。(跳ね回ってくると思いますので~。笑)

あとは、ルアーが岩に挟まらないトレースライン取りでしょうか。。
M5が岩に根掛りする時はライン挟まりの事が多いと思います。


M3ですが、コチラはM5と比べるとハードカバーには弱いです。
M3はグラスなどのソフトカバーと相性が良いので試してみて下さいね。
d0145899_2424985.gif


M3の特徴なのですが、M5よりもロールアクションが強く設定してありまして、
ボディーが大きく横に倒れこんだ時に、ボディーの背中あたりでグラスを押退けながら
意外にスンナリ抜けてきてくれる
と思います。


d0145899_2441480.gif

M7は、かなりタイトなアクションに設定してまして、
シャッドラップ等のシャッド系クランクと比較すればカバー回避能力は幾分かはマシですが、
正直、カバー回避能力はあまり重要視していません。(タフバスに食わせる事しか考えていないとも言います。笑)

M7でカバー回りを引かれる際ですが、これはルアー任せではなく、何かのカバーに接触したら、
ルアーを浮上させて丁寧にクリアーして頂ければと思います。

その際に、凄く大切と思う事は、『ルアーのバイブレーション変化』、『リップが何かに当たった時の感触』、そして、『ラインが何かに接触している感覚』を常に感じていると、根掛りは激減すると思います。

これは全てのクランクに言える事だと思いますが、
特に重要と思うのは、『ラインが何かに接触している感覚』を感じる事だと僕自身は考えています。

例えばの話ですが、ルアーと自分の間の水中に木の枝とかがあるとすると、ラインは木の枝に擦れている事になります。

で、ルアーを巻いてくると、ルアーが木に近づいてくるに従って、最初は感じられてたバイブレーションがあまり感じられなくなり、代わりに引き抵抗がだんだん重たくなっていくと思います。

そうなると、ルアーがカバーにドンドン近づいている事がこちらにも解るので、カバーが近づいて来ているぞ~ってな感じで『心の準備』が出来ます。

僕的には、この心の準備が凄く大切で、
目くらめっぽう引いて、ルアーがカバーにガツンと接触した瞬間に初めてカバーの存在がわかるのと、
事前にカバーが近づいているのが解っているのは大きな違いだと考えています。

実際、それが感じられているかどうかで、根掛りも激減しますし、カバー回りでの魚のバイトにも心の余裕を持って対応する事が出来ます

またチャンスがありましたら、この感覚(ラインが接触している感覚)をぜひ一度イメージしながら巻いてみてくださいね♪
慣れるまでは、太目の糸が解りやすいと思いますよー。


あとは、もう一つ知っておかなければならないのは、
カバーにルアーが接触した瞬間に、どうやったらルアーがカバーを乗り越えやすいのか。

M5みたいにスピードを上げた方がいいルアーもありますし、
完全にストップしてルアーを浮上させて乗り越えさせた方が良いルアーもあります。

また、ディープクランクに多いんですけど、カバーにリップを引っ掛けるようにして、
ロッドティップで微妙なテンションを掛けるやるとすんなり乗り越えてきてくれるルアーもあります。

ルアーによってそれぞれなので、色々試してみて下さいね。

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以上でーす!!
フラットサイドのカバークランキング、少々のコツは要ると思いますが、モノにする事が出来れば武器になると思いますよ~。


さて、明日はいよいよ毎年恒例のクリスマスプレゼント企画をご紹介させて頂きたいと思いますので楽しみにしてて下さいねー!!
by nishinelureworks | 2009-12-15 03:02 | テクニック | Trackback
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