ミシガン湖よりモンスターブラウンキャッチの知らせ!!!!
2010年 05月 15日
またもや、ド級のモンスターフィッシュキャッチの知らせを頂きましたーーー!!(喜)
今回頂いたご報告はブラウントラウト!!!!!!!!
でけーーーーーーー!!!(驚)
ホントに凄いブラウントラウトですね!!(それ以外に言葉が見つかりませーん!!汗)
個人記録となるブラウントラウト32ポンドが釣れたので報告いたします。
もう5月になろうかという4月30日。
いくら寒さが厳しいシカゴとはいえ、この時期になるとバス達もスポーニングに入りだし、
トラウト達は岸からのキャスティングでは手の届かない沖の深場へと生活の場を移動します。
それだけにこの日釣れた自己記録となる32ポンドのブラウントラウトは、まさに驚きの一匹。
この日も風の街シカゴの名の通りに、風速32kmの風が吹き荒れるミシガン湖は軽めのルアーではキャスティングが厳しいほどの向かい風で、
おまけにサーフィンができそうなほどの波が湖岸に打ち寄せていました。
しかも、透明度はかなり高いミシガン湖なのですが、この日は茶色く濁って水中での視界はおそらく約30cm以下といったところ。
この時期のミシガン湖では定番の、
底を這わすようなソフトベイトでの釣りでは狙っていたスモールマウスバスの釣果はなかなか挙がらず、例によってこういうシチュエーションで最近お気に入りの「ニシネルアーワークス:ブレードクランクM5R!」。
岸際ギリギリに沿ってトレースしながらキャスティングを繰り返しつつ、
ランニングコースにもなっている延々と続く美しい湖岸を歩き続けます。
しかも、この荒波の中にも関わらず、これ以上巻いてたら腱鞘炎になりそうなほどの容赦なし限界高速巻き!(笑)
もちろん途中でアクションのパターンは変化をつけますが、基本は体育会系マイテマイテマキマクルです。
日本でやっていた頃はこんなハイスピードのクランキングなんて縁がなかったですが、アメリカに来てからはこのスタイルが自分の定番。
湖岸に打ち寄せては砕ける強い波に右へ左へとのたうちながらも、普段から透明度の高い湖水でキャスティングを繰り返しているだけに、こいつが水中でがんばって泳ぐ姿は想像ができます。
このスピードでもきちんと泳いでくれるのがニシネルアーの凄さですが、
こいつの場合にはさらにただ巻きでも十分に魚のリアクションを誘うだけの予測不能な動きを加えてくれるのが面白いところ。
ただ、この日は他の釣り人も含めてスモールマウスバス(以下スモーリー)をはじめ魚達の食いが悪く、自分も半日やって釣果はスモーリーが1匹だけ。
キャスティングを繰り返しながらもアタリすらない時間がどんどん過ぎていきます。
釣果はそれほど期待せずに半分ウォーキング感覚で、心地よく湖岸を歩きながらキャスティングを繰り返していた時にそれは来ました。
ブレードベイト、スピナーベイト、スピナーと幾度かルアーチェンジを繰り返しながら、
何度目かのブレードクランクM5Rへラインを結びなおした際に、
超高速巻き時特有のグユユ~ンという一気に重みがロッドから手首に伝わるアタリ。
その後、一瞬の間を置いて、ラインがエレキギターを掻き立てるようなドラグサウンドを伴って一気に沖へ向かって走り出します。
もうその瞬間に、「こ・い・つ・は・デ・カ・イ・・・」と確信できるトルクフルな走り。
どんどんラインは引き出されていくのですが、ここで無理は禁物。
五大湖での陸っぱりでは、ちょっと無理をするとゼブラマッスルと呼ばれる小さな貝がたくさん生息していて、それにラインが触れた瞬間に一発でラインブレイクを起こしてしまうのです。
しかも、このラインの先にかかっている魚と手元を繋ぐのは、その強烈なトルクに対しては余りに頼りないフロロ6ポンド。
じっくり時間をかけながら少しずつ少しずつ岸辺へ寄せては、また沖へ走られということを繰り返し、「もしかしたら、ついにステートレコードのスモーリーか!?」という緊張感が・・・。
なにしろ、この時点ではこんな時期に岸からのキャスティングで大物ブラウンが釣れるとは考えていませんでしたので。
ロッドのしなり具合を見かけてランニングや散歩途中の人々が足を止め、
ラインの先にかかっているのが何なのか見てやろうと野次馬がすでに20人は集まってます。
こうなると、「ここで逃がすとさらに恥ずかしいな」とさらに緊張感が増すというもの。
これが都会での釣りの難しさですが、ここで焦ると一瞬でラインブレイク、フックオフ・・・。
気持ちを落ち着かせながらファイトを継続し、やっと湖面に姿がチラッと見えたその魚は、どうみても季節はずれの「キングサーモン?」。
とにかくスモーリーじゃないということがわかって(注:サーモンならでかいのは当たり前)、ちょっと残念な気持ちが芽生えつつも、ここまでファイトしたからにはなんとか仕留めなければと心の仕切りなおし。
魚もようやく弱さを見せ始め、じわじわと寄せてきたところで次なる難関が発生。
ネット自体は近くにあったのだけれども、いつも思うに肝心なネッティングの技術が低い人がアメリカには多すぎる!
これまでいったい何匹の魚をネットに収める瞬間に逃して(逃されて)きたことか・・・。
最初にネッティングを頼んだ人は、バサッと魚のすぐ近くへネットを被せ魚が驚いて大暴れ。
次に頼んだ人は、ラインを手に持ってネットへ・・・、って「おいおい、この魚のサイズを見てくださいよ」と。
「6ポンドのラインを手に触れたら、あんた一発でサヨナラですよ」と。(汗)
最後はやむなく、ドラグをユルユルに設定して一旦ロッドを男性に渡し、自分でネットランディング。
釣り上げて確認するとなんとこの魚、サーモンではなくてブラウントラウト。
そうなると話は別、トラウトでこのサイズなら相当デカイ!
これまで何度も大物ブラウンがルアーを追ってきたことはあるのですが、トラウトは賢い魚だけにこのサイズになるといつも最後まで追っては来ても、ストライクには至らずということ多数。
このブラウンに関しては、やはりブレードクランクM5Rのイレギュラーアクションがいい結果に結びついた成果だと思います。
湖岸からのキャスティングでのトラウトシーズンは、この春のシーズンに関してはほぼ終了ですが、この秋のトラウト・サーモンシーズンで再度試すのが今から楽しみです。(ちなみにこのブラウンは自己記録ではありますが、ミシガン湖では別段に超大物というわけではなく、昨年は同じ湖から世界記録となる41.7ポンド!という驚愕のサイズが釣り上げられています。)
ではまた何か面白い釣果があれば報告いたします。
藤河さん、ありがとうございました!!
僕、無類のブラウントラウト好きなんですけど、
ホント、こんな凄いブラウン見たこと無いです。(超興奮!!)
ちなみに僕のブラウントラウトレコードは65センチ(芦ノ湖)なんですけど、
藤河さんのキャッチされたブラウントラウトと比べたら赤ちゃんサイズですね。(汗)
って言うか、もはや別次元の魚ですねーーーー!!!(笑)
32ポンドって、僕の生涯レコードフィッシュのキングサーモンと同ウェイトなんですけど、
32ポンドのキングでも楽勝で1m超えてましたし、
藤河さんが釣られたモンスターブラウン君が楽勝でメーターオーバーなのは確実ですね!!(たぶん110センチぐらいあるのでは?)
んー、メーターオーバーのブラウンかぁーーーーー!!
ホントに凄すぎです。(感無量)
魚が成長するサイズからすると、キングサーモンのメーターオーバーとブラウントラウトのメーターオーバーでは価値が全く違います。
しかも、ゼブラマッスルと隣り合わせの危険なフィールドで、
6ポンドラインでド級のブラウントラウトをキャッチされたと言うのが本当に驚きです。
写真を拝見させて頂くに、完全に回遊型のギンピカボディーだし、
相当凄まじい引きだったのは容易に想像が付きます。
メールを拝読させて頂きながら、どうなるんだ?って超ドキドキしてしまいました。(笑)
たぶんですけど、風が打ち寄せて、ドバドバの波の中、沖から接岸してきていたのかもしれませんね。
んんんんーーーー、それにしても五大湖ってホントに夢がありますねーーーー!!
藤河さん、ブラウントラウトの記録更新、本当におめでとうございました!!
この記録は同時にNLWルアーのブラウントラウト記録でもあります!!(この記録更新は相当難しそうですね!!)
素晴らしい釣果報告をお寄せ頂き、本当にありがとうございました!!(大感謝)
あああああ、腰は痛いが超ハッピーです~~~~~♪
もう朝から大興奮しまくりです!!!(笑)