H湖バラシまくり釣行記
2010年 06月 13日
H湖の釣行記です。
もうね、一ヶ月以上ぶりの釣り。
心はワクワク、しかも小雨混じり模様と絶好のコンディションの中、H湖に浮いてきましたー。
H湖のフィールドコンディション
朝は雨→夕方に晴れ
水温は16.3~16.7℃
気温は11~12℃ぐらい
水は、何時ものステインウォーター、場所によってクリアー
前日の夜、天気予報と潮回りを見て、
行くなら明日しかねー!!って急遽釣行を決定したのですが、
タックルを見るとビックリ。
なんと!リールにクモの巣が張ってました!!(驚)
あまりにも釣りに行けなかった事もあるのですが、漫画かよっ!と一人ツッコミ。(笑)
そして、実際にフィールドに出ても、
最初の一時間ぐらいはポンツーンの操船が上手く行かなくてグニャグニャ蛇行しまくるわ、
キャストも全然決まらんわで、1ヶ月以上釣りしてないと、ホントに感覚がズレまくり。(汗)
そんなですから、魚の状態とかもさっぱり掴めません。
と言うか、魚を掴めないというよりもフィールドとのシンクロ感が全く無い感じ。(涙)
ただ単に目の前の水に向かってルアーを投げているだけという感じです。
この釣行の前にただ一つ聞いていたのは、
先週の土曜日に釣行した友人のPoodle Basserさんから、
釣り人が増えて、もの凄いハイプレッシャーだよ~って話だけ。
実はH湖、今年の春にインターネットに晒されてしまい、今年に入ってから釣り人が激増し、
数少ない魚を取り合っている状態みたい。(涙)
このバスの個体数が少ないH湖でハイプレッシャーかーーー。(うーん)
しかし、プレッシャーを抜きにすれば、この日のコンディションは最高に近い状態。
魚は絶対に動くだろうって信じて釣りに臨みます。
この日の水温は16℃ちょいと言う事もあって、2週間前の満月で第一陣は生んだだろうって予想。
そして、翌日は新月なので、2度目の産卵に入るヤツラがスポーニング場の近くに入って来ているのではないかと予測。
とりあえず、スポーン場近くのカバー周りを中心に狙っていきます。
ベジテーションがてんこ盛りで引けるルアーが限られるので、ソフトカバーに強く、ボリューム感のあるオチアユミノー君を使用。
ただ巻きと、トウィッチを交互に試していくと、ただ巻きしている時に何かが追ってきたーーーー!!
で、すかさず弱トウィッチを入れるとガツーン!!!
食ったぁーーーーーーーーー!!!(喜)
が、様子が変。。
あれ?グネグネしてるーーーーーー????
上がってきたのはカナダウグイ君でした。(笑)
手尺で40弱ぐらい。
125mmあるバルキーボディーのオチアユ君をがっちり食ってきているのにはビックリしました。
自分の経験上、このウグイ君が食ってくるルアーは釣れるルアーである事が多いので、
狙いのバス君で無くても大ハッピー♪
それにしても、このオチアユミノー君、本当にベジテーションの中を引きやすくて(もちろんそれを目的に作ったのですが。笑)、使い方次第では今後大きな武器になりそうでした。
そして、その後もシャローカバー中心に釣り続けます。
しかし、ウグイ君を釣った後、反応は途絶えます。
そこで、大きくエリアを変えて、新しいスポットに大移動。
そのスポットはスポーニングエリアではないのですが、バスが良くフィーディングに寄っている場所。
そのスポットで、岸際を回遊しているベイトフィッシュと同じトレースラインを取るべく、
超岸べったりにポジションを取り、オチアユWP125のスローシンカーバージョンを岸と平行に大遠投して、ゆっくりと引いてきます。
すると!!!
ここぞっ!!と言うブッシュ際をルアーが通過した瞬間に、TS1610MLFがグニューンとっ!!
来たぁー!!っと思いっきりフッキングをかまします!!
すると次の瞬間!!
優に45~50ぐらいある極太のバス君が大跳躍!!!
そして、ドバーンって跳ね上がった瞬間にフックが一つブチッて外れるのを目撃。(汗)
しかし、まだバスの引きは伝わって来るので、
ロクテンMLFの粘りを利用して慎重にやり取りしているとようやく寄ってきました。
が、寄ってきたデカバス君の口を見ると、
Wフック化したオチアユ君のミドルフックの針が一本だけ刺さっている状態。(滝汗)
その次の瞬間!!
ポンツーンの下にドカーンっと突っ込まれ、フックオフ!!!(大泣)
デカバスのウロコ(だけ)キャーーーーーーッチ!!(爆)
もう、あまりにも悔しすぎて、何やっとんじゃーーー!!って、湖上で叫んでしまいました。(涙)
とりあえず、オチアユ君に食ってきたバスは極太でしたし、
プロップベイトがプリメスに効くということだけは良~く解りました。(悔しすぎる)
そして、その後はこのエリアも沈黙。
まぁ、これは何時ものH湖です。
その後、この時期最大の期待エリアに移動。
このエリアはH湖で一番最高のスポーニングエリアで、
Takaちゃんが釣ったデカバス君達も全てこのエリアでキャッチされたもの。
まずはコンタクトスポットとなるブレイク周辺から探りを入れ、
徐々にシャローのスポーニングエリアに移動していきます。
しかし、期待とは裏腹に全く無反応。
何故だぁーー?って思いながらスポーニングエリアに到達すると、ネストを沢山発見!!
写真では解りづらいですが、地肌が丸く出ている場所がネストです。
その殆どは既に空き家でしたが、ぱっと見ただけで僅か10メートル四方ぐらいのスポットに10~20個ぐらいのネストを発見。(もしかしたらバスのネストじゃないのもあるかもしれませんが)
このネスト群の中に一個だけ35センチぐらいのオスバス君が乗っかっているネストがありましたが、ポンツーンで近づいただけで一目散に逃げる状態。
昨年は、このネスト場の近くにあるボートドックがスポーン後のメスバスの着き場になっていたし、
この日もボートドックの下にデカバスが入っていると確信出来るものの、攻めても攻めても全く無反応。
最終手段として現在研究中のスモラバも投入してみたりもしましたが、ガン無視。(涙)
さっき一目散に逃げていったオスバス君といい、どうやらPoodle Basserさんの言う通り、もの凄いフィッシングプレッシャーが掛かっているのは間違い無さそうです。
このハイプレッシャーなスポットで、あれだけビッグフィッシュを釣ってくるTakaちゃんはホントにオソルベシです。
ここで、自分に残された選択肢は二つのみ。
フィッシングプレッシャー覚悟で、そこに確実に居るデカバスを狙うか。
それとも新しいエリアの可能性に掛けるか。
つか、色々考えてみたところで、
こんなハイプレッシャーなバス君達に口を使わせる事は僕には無理!!
って訳で、新しいエリアの可能性に掛けてみる事にしました。(笑)
自分に思いついたエリアは、今自分が居る北のハイプレッシャーエリアに繋がるディープエリアの反対側に位置する南のエリア。
この南エリアは、わりとスポーニングエリアの条件を備えたエリアにも関わらず、去年はバスの姿を全く見なかったエリア。
去年は何回狙っても全くバスはキャッチできなくて、
何でこんなに地形条件が揃ってるのに、バスの姿を見ないんだろう?って凄く不思議になるばかりのエリア。
でも、もしかしたら、今年は水位が上がるのが遅かったので、
北のシャローに上がれなかったバスが南のシャローに上がってきているって事はありえないか?
それと、賢いデカバスはこの極度のフィッシングプレッシャーを避けているって事はないか?
って、推測の元、この南エリアに掛けてみる事にしました。
そして、答えは直ぐに出ました!!!
デカビーツァにドカーーーーン!!!
51センチ1900gのビッグバス!!
どうやら一回目の産卵を終えたメスバスちゃんだったみたいで、尻尾は擦り切れ、
少し痩せていましたが、自分にとっては会心の一匹で大感動!!(感涙)
キャッチした瞬間、嬉しすぎてぶるぶる震えてしまいました。
自分にとっては2匹目の北緯49度のラージマウス50UP!
超嬉しいです!!
そして、このバス君は幾つかのヒントを教えてくれました。
そのヒントを元に、デカビーツァであるパターンを試してみると、
またもや、ドスンッ!!!とTS166Lをブチ曲げる怪物がヒット!!!
しかも、浮いてきた魚体はさっき釣った51センチより明らかにデカーーーーーーーイ!!
完全にモンスター級です。(汗)
凄いトルクでTS166Lが締め上げられます。
でもへこたれないTS166L!!!
が、ポンツーン際でまたドーカンと潜られてすっぽ抜け!!!!!!!(大ショック)
もうね、自分のヘタクソさ加減に泣きそうになりました。(涙)
しかし、モンスタークラスが食ってきた事で、このデカビーツァパターンが完全に確信に変わりました。
正直、アタリは少ないし、ひたすら投げ続けて2~3時間に一回アタリがあるかないかって感じですが、来たら確実にデカバスばかり。
そして、それを証明するかのように、またもやデカビーツァにビッグストライク!!!
ゴンゴンと首を振るバスを寄せてくると、これまた45~50は確実にあろうかというビッグフィッシュ。
が、またもやポンツーン脇の最後の突っ込みですっぽ抜け!!!!!!(大泣)
もうね、釣りキチ三平君風に言うなら、
んがーーーーーーーーーーー!!!もしくはんぎーーーーー!!って感じです。(爆)
発見したデカビーツァパターンの破壊力を目の当たりにしているにも関わらず獲れない自分。
H湖でこの連発は殆ど奇跡に近いのに、最後の最後で詰めの甘い自分。
本当に悔しすぎます。
バラシを連発した原因は明白で、自分の技術が未熟である事と、
タックルセッティングが完璧なところまで熟成できていなかったという事。
かなり特殊なクランキングという事もあり、
この釣りを遣り通すには鋼のようなハート、技術、
そして、デカバスをフッキングする為のタックルが必要。
そのどれも自分は未熟すぎました。
このデカビーツァのビッグフィッシュパターンについては明日書かせて頂きますね。
そしてこの日は、このバラシを最後にバイトは途絶え、
バッテリーも切れ、この日の釣りは終了となったのでありました。
んー、悔しすぎますが、本気で思いっきり楽しい一日を過ごす事が出来ました!!
釣りってやっぱ最高です!!
H湖のバス君達、ありがとう!!
■ 使用タックル1
ロッド : ファーレンハイトTS166L
リール : ガンメタXT(左ハンドル)
ライン : マキシマ・ウルトラグリーン14ポンド
ルアー : デカビーツァ(ブルーギルカラー)
■ 使用タックル2
ロッド : ファイナルディメンションTS1610MLF
リール : カルカッタコンクエスト101DC(左ハンドル)
ライン : Sufixエリート14ポンド
ルアー : オチアユWP125スローシンカー
■ 使用タックル3
ロッド : ファイナルディメンションTS168M
リール : メタマグDC7(左ハンドル)
ライン : Sufixエリート14ポンド
ルアー : オチアユミノー125FRプロト
今日の10個