バックシートからデカバスを釣るには?
2010年 11月 02日
今年のH湖釣行は、ほぼPoodle Basserさんとの釣行でした。
Poodle Basserさんが今年H湖で叩き出した釣果は先日裏日記でご紹介させて頂いたばかりですが(記事)、その怒涛の釣果の傍らで密やかに挑戦している事がありました。(笑)
その挑戦とは、如何にしてバックシートからデカバスを釣るか?
今年の隠れテーマとして研究してた事でございます。(笑)
Poodle BasserさんやTakaちゃんとのコラボ釣行の時は僕が操船するんですけど、
ハンドコン使用の為、船首から流す事が多くなります。
必然的に、船首でバンバン投げて貰った後で、フォローで自分のルアーが入る形となります。
この状況でどうやって釣るか?
これがねー、結構悩ましいんです。(汗)
やる気のある魚は、大抵の場合、最初に入ったルアーに食ってくるので、ファーストインパクトに反応しなかったヤツラをどうやってストライクに持ち込むか?と言う釣りになります。
これにハンドコンの操作が加わるので忙しい事この上なし。(笑)
んで、色々試してみましたよー。
よくバス釣りの教科書に出てくるフォローの手段として、ルアーのサイズダウンしたり、シシーベイトやスモラバを入れてみたり。
がね、これが上手く釣れない。(涙)
いや、釣れない事はないんですけど、釣れるバスのサイズもダウン。
Poodle Basserさんがデカビーでバンバン釣っているデカバスには遠く及びません。
そして、これがまた非常に考えさせられる結果になったのですが、船尾から流している時に(僕が先に投げれる状態)、スモラバとか撃ってみたりもしたんですけど、スモラバはガン無視なくせに、後ろから投げたPoodle Basserさんのデカビーツァには食ってくるデカバスが居やがるんですよね。(爆)
要するに、H湖のデカバスは根本的に小さいベイトにあまり興味が無いんじゃないかと。(チビちゃんは釣れますが)
自分の手で生み出したデカビーなんですけど、自らの手で最強の敵を生み出してしまったわけです。(笑)
で、悩めるバックシーターは必死に考えました。
デカビーを倒すにはどうしたらいいか。。(爆)
今までの思考は、一発目に食わなかったバス=活性の低いバスもしくはプレッシャーの掛かったバスって決め付けて、そんなアプローチばかりしてたけど、全く逆の事してみたらどうなん?って。
で、このルアーの登場となった訳です。
パワーのあるデカビーに対抗するには更にパワーのあるベイトで対抗するしかない!(爆)
いわゆる、毒を持って毒を制す、というアレです。(笑)
そしたらね結果がついてきてくれるようになりました!!
このバス君はまだブレードが付いていないオチアユミノーの前身モデルでキャッチ!!
ちなみに、オチアユミノーで初めて釣った記念すべきファーストバスです♪
ファーストバスを釣るのに2年近くも掛かっているという。(爆)
んで、もっとパワーを出せないかと思い、半分ヤケクソでWブレード化してみたら、更に魚の反応が良くなりました!!
要するに、バスが居るレンジを直撃し、スピードを使ってバスの目の前にドカンッ!と出現させて食わせるデカビーに対し、オチアユミノーはルアーのパワーを使って魚を浮かせて食わせる感じ。
シシーベイトでは全く結果が出なかったのに、バスってホントに不思議な魚です。
もちろん魚が浮く気の無い時はデカビーに軍配が上がりますが、
オチアユミノーにばかり反応してくる時があるのも事実。
ほとんどヤケクソのような話でありますが、パワーには更なるパワーで対抗!!(笑)
紙一重な戦法ではありますが、これもまた一つの方法では無いでしょうか?
それと、余談になりますが、普段フィネスな釣りをされている方で、パワーフィッシングに用いられる太いラインを気にされる方は多いと思いますが、パワーフィッシングならではのラインの気配の消し方もあるんですよー。(マジ)
これはあくまで僕の考えでありますが、これまたパワーはパワーをもって制すと言う考え方に通ずるものがあるのですが、水中でのラインの存在感を上回るルアーの存在感ってのが一つのキーになっているように思います。
要するに、バスがラインの存在を気にする余裕が無いほどルアーに集中させる事ができればラインの存在感は薄くなっていくという考え方です。
まぁ、これまた強引かつムチャクチャな戦法ですな。(爆)
そして、もう一つ、非常に重要な話があるのですが、意外な話かもしれませんが4ポンドとか5ポンドとか、かなり細いライトラインであっても、水中では意外に見えるんですよね。
これがパワーフィッシングで用いられる14ポンド~20ポンドなんて極太の糸になると殆どロープレベルです。(笑)
がね、ちょっとした事に気を使うだけで、そんな極太ラインをバスから見えなくする方法もあるんです。
これはパワーフィッシングをして行く上で、とても大切な事だと思いますので、また機会を改めて書かせて頂きますね。(バサクラ会場で聞いてもらえればお話しますよー)
で、このラインを見えなくする作戦を使い易いのがオチアユミノーという訳です。(オチアユミノーに限らず、表層系ルアーが効果が高い理由の一つだと思います)
いよいよ近づいてきたバサーオールスタークラシック。
塊ブースで販売予定のルアーも、あと一回のコーティングを残すのみとなりました!(喜)
今回、プロトモデルの先行発売を予定しておりますオチアユミノー125FRですが、
ご参考までにスイムアクションの動画を貼り付けておきますね♪
かなり変なルアーですけど、面白いルアーであるとも思いますよー!