今日の太っちょクランク君
2011年 02月 04日
ミドルダイバー君♪
もう、可愛くてしゃーないです。(笑)
現在、スーパーシャローモデル、シャローモデル、ミドルダイビングモデルと3機種の開発を進めているのですが、まずは一番難易度が高そうなミドルダイバー君から先に着手しています。
んで、ドキドキしながらこのプロトモデルを泳がせて見ましたところ、現段階の完成度はプロトを100点とすると80点ぐらいの感じですかねー。
このプロトモデルでは若干のピッチ低下が見られました。
その原因と考えられるのはこれ↓
リップでは無いかと。
プロトモデルで使った1.5mm厚のポリカーボ板の重量は2.0gだったのですが、このウレタンモデルに装着されているリップ重量は4.2g。
リップ重量に2倍以上の違いがあります。
リップの重量が増えると言う事=アクションの反復時に掛かる負荷が増えると言う事でもありますので、ピッチが落ちるのは当然の結果ですよね。(笑)
よく言われる事で、「基盤リップは薄いので水切りが良い」という定説がありますが、それはもちろん事実の一つだと思いますが、それが全てではないと僕は考えています。
それ以上に大切と思うのは、「基盤リップの薄さから来る軽さ」。
ツカケンさんとか、B7ディープ等のディープダイビングクランクベイトに積極的に基盤リップを導入されていますが、リップがデカいディープクランクでの基盤リップの効果は絶大です。
また逆説的に捉えると、プラリップならではの重さを利用したアクションセッティングと言うのも大いにありえます。
僕が知る限りですが、ウィグルワートなどはプラリップの良い点を最大限に引き出しているルアーと感じています。
って訳で、太っちょクランクミドルダイバー君の課題が見えてきました♪
とりあえず、リップを削り込んだらどうなるか試してみたいと思いますーーー!!