伝説のメープルシロップを求めて
2012年 04月 16日
向かった先は、トロントの北方120キロぐらいのところにあるオロ・メドンテと言う土地。
2年前にオンタリオ探検の旅に来た時に偶然見つけたメープルシロップがあまりにもおいしすぎて、その味を忘れられず行ってきました!!
■ 2年前の記事 http://beatour.exblog.jp/11125531/(2010年5月17日掲載)
学校帰りにどんどこどんどこ北に向けて走り(ちなみに家とは全く逆方向。笑)、1時間半ほど走ったら懐かしの看板が!!
目印はこの看板♪
そして、2年前と全く変わらないログハウス!!
2年前の時は、まるで白雪姫に出てくる魔女みたいなおばちゃんが出てきて、地下室に招き入れられ、マジでビビりましたが、今回はおばちゃんは留守で(残念!笑)、息子さんが招き入れてくれました♪
そして、地下室の冷蔵庫を開けてもらうと、ありました!!
伝説のメープルシロップ!!(喜)
今年は暖冬の関係であまり沢山取れなかったらしいですが、味見させてもらうとやっぱり美味い!!
美味いなぁ美味しいなぁって味見していると、”毎年開催されるメープルシロップの品評会で3年連続3位に入賞しているよ!”と息子さんが教えてくれました♪
名だたる大規模メーカーを差し置いて、毎年800~900銘柄が参加している品評会で3年連続3位って本当に凄い事だと思うのですが、何故ここのメープルシロップが美味しいかと言うと、それは昔ながらの伝統的な製法にこだわり続けているという点にあるそうです。
樹液を煮詰める釜を熱心に説明してくれる息子さん。
この窯は昨年の秋に新しいモノを奮発して購入したそうです♪
息子さんの話によると、メープルの樹から採取した樹液をメープルシロップにしていくプロセスで、手間はかかるけど薪を燃やして煮詰めていくことによって、木のフレーバーがメープルシロップの味に深みを出してくれるそうです。
生産効率の事しか考えてない大規模メーカーには絶対に負けるわけがない!と息子さんは胸を張って教えてくれましたよー!!
自分も手作りの仕事をしている事もあって、非常に共感できる話も多かったです。
ちなみに息子さんに、日本とか海外には輸出をしてないの?って聞いてみたら、
問い合わせはたまにあるけど、メンドクサイからしていない!!
とのお話でした。(笑)
そして、メープルシロップを入手した後は、息子さんに教えてもらった彼らの森を見学!!
綺麗に手入れされた森♪
張り巡らされている白い紐みたいなものは、樹液を採集する為のパイプラインです。
以前はバケツで収集していたメープルシロップですが、現在はパイプラインを作って樹液を採取する方法が主流だそうです。
そうする事によって、労力を軽減できるだけではなく、雨水とか異物の混入も防げるというメリットもあるそうですよーー。
と言う訳で、我が家にやって来たオロ・メドンテの手作りメープルシロップ君♪
美味しく頂きたいと思います!!
Sugar Sweet Farms
1558 Line 5 North, RR #1
Oro Station, Ontario
L0L 2E0
http://www.sugarsweet.ca/
■ シュガースウィートファームに行かれる方へ
今年はあまり沢山取れなかったので、7月ぐらいにはソールドアウトになるかもと言う話ですのでお早めに~。(ウチも近いうちにまた行く予定です♪)
あと、キャッシュオンリーですので、現金もお忘れなく~。