何故ヤマセンコーは釣れるのか?
2013年 11月 15日
ホント、何故にヤマセンコーって釣れるんでしょうねー?
ってな訳で、今日のテーマはヤマセンコー!
Youtubeを徘徊してたら、興味深い動画を発見しましたので貼り付けておきますね。
ゲーリーさん、河辺さん、深江さんがヤマセンコーが何故釣れるか?という事について語って下さっています。
もうね、あまりにも直球ど真ん中のこの対談。
思わず、耳の穴をかっぽじって動画を見入っちゃいましたよー♪(笑)
詳しい話は是非動画をご覧頂ければと思いますが、要約するとマテリアルが違う。そしてアクションが違う。というようなお話でした。
じゃあ、気になりません?
パチモンのヤマセンコーと、本家本元のヤマセンコーはどれだけ違うのか。。。
オイラなんぞが、こんな物凄いテーマについてエラそうに書いていいんか?と、若干の気遅れを感じますが(汗)、書いちゃえー。
ヤマセンコーが大ヒットして以来、世の中にはヤマセンコーのパチモンが山ほど出て来ましたが、じゃあ本家本元のヤマセンコーがパチモン軍団に駆逐されたか?って言うとそんなことは全く無いですよね。
値段がパチモンよりも高いにも関わらず、本家本元のヤマセンコーを選ぶ人は沢山居ます。
僕もその一人で、ご多分に漏れずパチモンヤマセンコーも幾つか試してみましたけど、やっぱ自分はゲーリーさんのが一番好き。
ってな訳で、何故自分がそう感じるのか、自分の手持ちのヤマセンコーとヤマセンコータイプのパチモンを比べてみました。
比較してみたのは上記2種。
写真上:某社のパチモン
写真下:ゲーリーヤマモト ヤマセンコー7インチ
まず、ワームのサイズですが、パチモンはゲーリーさんのヤマセンコーに比べて全長が10mm長かったので、頭部を10mmカットして、ゲーリーさんのヤマセンコーと同じサイズに揃えました。(全長179mm)
すると!あらまビックリ!
ハチマキの位置といい、ボディーの太さといい、ほぼ同じのクリソツさんに!(笑)
この両者の外見上の違いと言えば、ハチマキ前部のボディーの太さがゲーリーさんの方が1mm太くて14mm径である事。(パチモンは13mm)
ハチマキ~ボディー後部に掛けてのボディーの太さは13mm径と全く一緒で、ハチマキより後ろのボディー後部のゲーリーさんのヤマセンコーのリブ数は59。そしてパチモンのリブ数は62。(数えたんかい!笑)
ハチマキ後部の長さがパチモンの方が4mmほど長いためリブ数はパチモンの方が3本多いですが、リブの幅自体は全くいっしょです。
ってな訳で、外見上の違いは、ハチマキ前部のボディーの太さが本家本元ヤマセンコーが1mm太いという条件の元での比較となりました。
ってな訳で、早速ボディーウェイトを計測してみます。
すると、結果はこんな感じ。↓
■ ゲーリーさんのヤマセンコー 26.1g
■ パチモンヤマセンコー 23.7g
なんと!2.4gも重量に差があります!!
ボディーの前部の太さが若干違うので、純粋には比べられませんが、それでも結構な違い。
じゃあ、このウェイト差は何から来るか?と言うと、塩の含有量の違いが大きな理由ではないかと思うんです。
そこで、2.4gの塩ってどれぐらいの量になるか測ってみましたよ~。(どこの暇人だ?笑)
結構な量!!
単純計算で、小さじの半分ぐらい・・・。
くどいようですが、若干ボディーの太さが違うので単純比較できませんが、たった一本のヤマセンコーで、これぐらい含有している塩の量に違いがあるという事が判明。(驚)
実際にワームを手で揉んでみるとその違いは一目瞭然で、浮き出てくる塩粒の量が全く違います。
ってか、一本のヤマセンコーに一体何グラムの塩が入ってるんでしょうねー?(驚)
そして、二つのボディーを持ち比べてみると、こんな感じ。↓
写真ではわかりづらいですが、本家本元のヤマセンコーの方が大きくしなっています。
しなりが大きい=柔らかいって事ですから、アクションには絶対に影響するはず。
見た目は似てても、中身は全然違うという事ですよね。
ってな訳で、何故にヤマセンコーが釣れるか?って答えにはなってませんが、これだけ違うんだーって事をお伝えしたくて今日のブログを書いてみました♪(ステマじゃないですよ!笑)
にしても、ゲーリーさんのソフトベイトの塩の含有量はホントにハンパない。
あれだけの生産量のソフトベイトに、あれだけの量の塩を安定して混入していくのは、非常に高い技術と機械を要するんじゃないかと思います。
自分もハンドメイドでチャレンジしてみたのですが、1本や2本は作れても量産となるととても無理。(汗)
高比重ワームが使いたい場合は、素直にゲーリーさんのワームを買うべー!と思った次第です!(笑)
次回は、高比重ワームに関して自分が感じる事を書かせて頂きますねー。