何故ヤマセンコーは釣れるのか?

ヤマセンコーは何故釣れるのか?
ホント、何故にヤマセンコーって釣れるんでしょうねー?

ってな訳で、今日のテーマはヤマセンコー!

Youtubeを徘徊してたら、興味深い動画を発見しましたので貼り付けておきますね。



ゲーリーさん、河辺さん、深江さんがヤマセンコーが何故釣れるか?という事について語って下さっています。

もうね、あまりにも直球ど真ん中のこの対談。
思わず、耳の穴をかっぽじって動画を見入っちゃいましたよー♪(笑)

詳しい話は是非動画をご覧頂ければと思いますが、要約するとマテリアルが違う。そしてアクションが違う。というようなお話でした。

じゃあ、気になりません?
パチモンのヤマセンコーと、本家本元のヤマセンコーはどれだけ違うのか。。。

オイラなんぞが、こんな物凄いテーマについてエラそうに書いていいんか?と、若干の気遅れを感じますが(汗)、書いちゃえー。


ヤマセンコーが大ヒットして以来、世の中にはヤマセンコーのパチモンが山ほど出て来ましたが、じゃあ本家本元のヤマセンコーがパチモン軍団に駆逐されたか?って言うとそんなことは全く無いですよね。

値段がパチモンよりも高いにも関わらず、本家本元のヤマセンコーを選ぶ人は沢山居ます。

僕もその一人で、ご多分に漏れずパチモンヤマセンコーも幾つか試してみましたけど、やっぱ自分はゲーリーさんのが一番好き。

ってな訳で、何故自分がそう感じるのか、自分の手持ちのヤマセンコーとヤマセンコータイプのパチモンを比べてみました。

何故ヤマセンコーは釣れるのか?_d0145899_3412678.jpg

比較してみたのは上記2種。

写真上:某社のパチモン
写真下:ゲーリーヤマモト ヤマセンコー7インチ

まず、ワームのサイズですが、パチモンはゲーリーさんのヤマセンコーに比べて全長が10mm長かったので、頭部を10mmカットして、ゲーリーさんのヤマセンコーと同じサイズに揃えました。(全長179mm)

すると!あらまビックリ!
ハチマキの位置といい、ボディーの太さといい、ほぼ同じのクリソツさんに!(笑)

この両者の外見上の違いと言えば、ハチマキ前部のボディーの太さがゲーリーさんの方が1mm太くて14mm径である事。(パチモンは13mm)

ハチマキ~ボディー後部に掛けてのボディーの太さは13mm径と全く一緒で、ハチマキより後ろのボディー後部のゲーリーさんのヤマセンコーのリブ数は59。そしてパチモンのリブ数は62。(数えたんかい!笑)

ハチマキ後部の長さがパチモンの方が4mmほど長いためリブ数はパチモンの方が3本多いですが、リブの幅自体は全くいっしょです。

ってな訳で、外見上の違いは、ハチマキ前部のボディーの太さが本家本元ヤマセンコーが1mm太いという条件の元での比較となりました。

ってな訳で、早速ボディーウェイトを計測してみます。

すると、結果はこんな感じ。↓

■ ゲーリーさんのヤマセンコー 26.1g
■ パチモンヤマセンコー 23.7g


なんと!2.4gも重量に差があります!!

ボディーの前部の太さが若干違うので、純粋には比べられませんが、それでも結構な違い。

じゃあ、このウェイト差は何から来るか?と言うと、塩の含有量の違いが大きな理由ではないかと思うんです。


そこで、2.4gの塩ってどれぐらいの量になるか測ってみましたよ~。(どこの暇人だ?笑)

何故ヤマセンコーは釣れるのか?_d0145899_401348.jpg

結構な量!!

単純計算で、小さじの半分ぐらい・・・。

くどいようですが、若干ボディーの太さが違うので単純比較できませんが、たった一本のヤマセンコーで、これぐらい含有している塩の量に違いがあるという事が判明。(驚)

実際にワームを手で揉んでみるとその違いは一目瞭然で、浮き出てくる塩粒の量が全く違います。

ってか、一本のヤマセンコーに一体何グラムの塩が入ってるんでしょうねー?(驚)


そして、二つのボディーを持ち比べてみると、こんな感じ。↓

何故ヤマセンコーは釣れるのか?_d0145899_443498.jpg

写真ではわかりづらいですが、本家本元のヤマセンコーの方が大きくしなっています。

しなりが大きい=柔らかいって事ですから、アクションには絶対に影響するはず。

見た目は似てても、中身は全然違うという事ですよね。

ってな訳で、何故にヤマセンコーが釣れるか?って答えにはなってませんが、これだけ違うんだーって事をお伝えしたくて今日のブログを書いてみました♪(ステマじゃないですよ!笑)


にしても、ゲーリーさんのソフトベイトの塩の含有量はホントにハンパない。
あれだけの生産量のソフトベイトに、あれだけの量の塩を安定して混入していくのは、非常に高い技術と機械を要するんじゃないかと思います。

自分もハンドメイドでチャレンジしてみたのですが、1本や2本は作れても量産となるととても無理。(汗)
高比重ワームが使いたい場合は、素直にゲーリーさんのワームを買うべー!と思った次第です!(笑)

次回は、高比重ワームに関して自分が感じる事を書かせて頂きますねー。
by nishinelureworks | 2013-11-15 04:31 | おすすめルアー | Trackback

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