Nishine Lure Works 裏日記

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五大湖の風波と向き合う 『その1 風と波の相関関係』

これから何回かに分けて、自分なりの五大湖の風波との付き合い方を書かせて頂きますね。

第一回目の今日は『風と波の相関関係』というテーマについて書かせて頂きたいと思います。

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当たり前の話ではありますが、波が発生する主な原因は

風がビュービューに吹けば吹くほど、当然波は強く&高くなって行きますよね~。

じゃあ、どれぐらいの強さの風が吹いたら、どれぐらいの波が立つのか?
釣りに出撃する時、最も知っておかなければならない事はこれだと思います。

そして、今吹いている風が強くなっていくのか、弱くなっていくのか、風向は変化していくのか等、常に細心の注意を払う必要がありますよね。

自分がメインで出撃しているエリー湖を例にすると、風と波の相関関係は概ね下記のような感じになります。

■ 風速5km/h(=秒速約1.4m/s)以下
ほぼ無風で水面はベタベタの鏡状態。もしくはサワサワとさざ波が立つぐらい。
エリー湖ではかなりマレなコンディションです。

■ 風速10km/h(=秒速約2.8m/s)
さざ波が一回り大きくなったぐらいの波がチャプチャプと立ち始めるのがこれぐらいの風速の時。
ちなみに自分が一番好きなのはこれぐらいの波の時。
若干の波があることによって、ボート走行時に船体が浮きやすくなり、エンジンの回転数を上げなくてもスピードを載せる事ができますし(=燃費が良くなる!!←コレ重要。笑)、釣りもしやすく、最高のコンディション!

■ 風速15km/h(=秒速約4.2m/s)
水面の動きがザワザワしはじめ、高さ30センチぐらい?(目測なので正確ではありません)の波が立ち始めます。
30センチぐらいの波が立っていても、それが波だけであればさほど問題はないのですが、風速15km/h(4.2m/s)ぐらいの風が吹くと弱いウネリが混じり出すので走り辛くなります。(波とウネリは全く別物)
以上の理由で若干走り辛くはなるものの、釣りの方はさほど問題なく、これぐらいの風であればまだ快適に釣りを楽しめます。

■ 風速20km/h(=秒速約5.6m/s)
これぐらいの風が吹くと、ウネリの高低差は1.5mぐらいになっている事が多く、釣り&ボートの走行ともに、かなり気を使うようになります。
フロントデッキに立って釣りできるのはこれぐらいの風までで(キャスティングシートは必須)、船に乗り慣れていない人は船酔いの可能性あり。
ちなみに1.5mぐらいのウネリが入ると、近くで釣りしている船がウネリの谷間に入り込んだ瞬間見えなくなり、釣り人が何もない湖面にポツネンと立っているような不思議な光景を見る事ができます。(笑)
この状況下で船首を風上に向けて立てた場合、トローリングモーターはキャビりまくって使い物にならないので注意が必要~。(ちなみに自分の船のモーターは52インチのロングシャフト)
そして、理由は後日書かせて頂きたいと思いますが、ウネリの影響を受けているエリアの水深2m未満のシャローエリアには行かないのが無難!

■ 風速25km/h(=秒速約6.9m/s)
これぐらいの風になると、ウネリの高低差は1.8mぐらいになり、ウネリの波頭が崩れ始めます。
いよいよ白ウサギさん達のご登場ですが、まだこの時点では全てのウネリが白ウサギさん化はしてない状況です。
自分のスキル&ボートで釣りができるのは、これぐらいのコンディションが限界ギリギリ。
ウネリのアップダウンがきつくなってフロントデッキに立つのが非常に困難になるので、どうしても釣りを継続しなければならない場合は、落水しないようにボート中央のコンソール部(揺れが一番小さい場所)に立ってコンソールで体を支えながらのドリフトフィッシングを行います。
この状況下ではトローリングモーターは完全に無用の長物で、もし間違ってトローリングモーターを下してたら最後、フロントデッキを這ってトローリングモーターを上げに行く羽目になります。
頼みの綱はパラシュートアンカーのみですが、大抵の場合は、ここまでウネリが高くなったらボートでプレーニング走行する事は不可能な状況なので、一刻も早く退却した方が良いです。

■ 風速30km/h(=秒速約8.3m/s)以上
これ以上の風が吹いた時は、エリー湖本湖への出撃は自殺行為!
風速30km/h(=秒速約8.3m/s)になると、ウネリの高低差は2mを超え始め白ウサギさんが大量発生。
そして、風速35km/h(=秒速約9.7m/s)以上になると、白ウサギさんが白クマさん化し、高低差4mオーバーのウネリが出る事も!

とまぁ、そんな感じです。

おそらくですが、琵琶湖等でも風速7m/sというのは一つの目安になっているんじゃないかと思うのですが、風速7mと8mの危険度の違いは全く比較にならないように感じています。

ちなみに自分の場合ですが、エリー湖のメインウォーターに船を出すボーダーライン&退却ラインは風速20km/h(=秒速約5.6m/s)までとしています。
プロガイドさんやプロトーナメンターさん達ならばもっと行けるのかもしれませんが、自分のスキル&船では、ウネリの高低差1.5mぐらいが安全圏ですね~。

いずれにしても、安全圏の日であっても、風に変化がありそうな日は、湖上でも常に風向&風速をチェックするようにしています。(スマホって、ホント便利!)

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試しに、現在のエリー湖のコンディションをチェックしてみたのですが、100%出てはいけない天気ですね~。(笑)

風速25km~31km(秒速約6.9m~8.6m)の強い風が吹いている上に、気温マイナス3℃→マイナス6℃って、もはや笑うしかないって感じです。(笑)

次回のブログでは、自分が思う『危険な波』というテーマで書かせて頂きたいと思います。


皆さん、これからの時期は天候が荒れる事が多いですし、くれぐれもご無理なさらず、安全にバスフィッシングを楽しんでくださいね。

命あっての釣りですから!!
by nishinelureworks | 2013-11-25 06:36 | テクニック | Trackback
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