釣果報告 【北緯49度の奇跡 H湖のスーパービッグフィッシュ!!】

チームBCのPDBさんより、BC州のH湖でド級のスーパービッグフィッシュをキャッチしたとの知らせがありました!!

NLWルアーでの釣果ではありませんが、是非ご覧頂ければ幸いです!

北緯49度の奇跡のスーパービッグフィッシュ、凄すぎる~~~!!(感動)

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日時:7月5日 5:00am – 11:30am
場所:H湖
天気:晴れ
気温:22℃〜33℃
表水温:26℃〜28℃


早や苦節6年。
BC州にラージが居ることが分かってから、やっとラージのカナディアンレコードの可能性に光が見えてきたのでリポートさせて頂きます。

この日も暑くなりそうなので、Team BCの相棒Taka君と日の出前の朝5時に出船。

2週間前と比べて少し水位が上昇。
先ずは真っ先に対岸の通称ゴジャースドックを撃ち物でチェック。
予想通りお留守。

そして、ウィードライン、ワンド、岬周りをデカビーツァ、デカビーウェイク、バズベイト等で流しながらチェックしますが、何かノーな感じ。

2週間前にあれだけデカビーツァ Soraカラーの早や巻きで爆釣したと言うのに別の湖みたいでした・・・。(その時の模様はコチラ

どう見ても2週間前より水質が悪くなっているので、それが原因かもしれないと思い、とにかく水の良い所を探して移動。

そしてここ2ヶ月近く絶好調なスポットにGo。

二週間前もタカ君がFB2で49cmを釣ったウィード、シャロー、シェード絡みの場所を丁寧に攻めるも全く無反応。

仕方がないので、このスポット周辺のドックを撃ち物でチェックして行きました。

ルアーはH湖の夏にめっぽう強いデスアダ―の8インチです。

そして、実績のある今は使用されていない飛び込み台の下にレコードフィッシュは居たんですね~。

飛び込み台は岸から15m位の所に固定に杭を打ってロープで括りつけられてて、畳2畳分くらいのボロボロの簀の子が浮いているような感じで、水深は1.5m位あり、水面下50cmくらいまでウィードが伸びている場所です。

第1投目を飛び込み台の端ギリギリにピッチングし、スラックを十分に出してルアーをフリーフォールさせます。

水面に浮いたPEラインが水中に吸い込まれるのを待ちます。
ルアーが着底後3秒くらいでPEラインが走るのを確認し、スラックを取り渾身の力でフックキングをします。

そして右腕にずっしりと重みを感じた瞬間にカバーから一気に魚を引きずり出して目視確認。

デカっ!!!

魚は思いっきりウィードの中に突っ込み、レサト15103Rがブチ曲り、ほぼフルロックのドラッグなのにラインが出ていきます。

親指でスプールを押さえながら、今度は強引にウィードから魚を引きずり出し捕獲成功!

このサイズの魚に久々に手が震えました。

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計測すると、57cm、3.05kgでした。
かなりポストな体系で、重さ的には仲間内のレコードではありませんが、長さ的には仲間内のレコードフィッシュとなりました。

ちなみに、重さのレコードはタカ君がNLWジグ(プロト)で釣った55cm、3.7kgです。

その後、タカ君が岬周りのウィードのインサイドエッジで40upを掛けましたが、残念ながらフックオフ。

僕も別のドックでデカそうなのを合わせ切れ(泣)バス君ごめんなさい。
その後、巻いても撃っても無反応。

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NLWジャークベイト(プロト)でブラッククラッピーがきてくれただけ・・・

そして、この日最後のスポットとなる朝一お留守だったゴージャスドックへ。

最後の最後にタカ君もやってくれました。

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デスアダ―の8インチで49cm、2kgオーバーのナイスな魚。
めでたく二人ともナイスな魚に出会えて収竿。

釣れるかどうかは別にして、カナディアンレコードフィッシュが居る可能性が見えてきたのは本当に嬉しいことです。

ボウズ上等、今後もデカイのを狙って行きまっせ!

夢は引き続きNLWのルアーでカナディアンレコードバスを釣る事!(笑)。

長文乱文読んで頂きありがとうございました。



PDBさん、記録更新おめでとー!!(祝)

このH湖ですが、古くからこのブログをご覧下さっている方はご存知と思いますが、僕がBC州に居た頃、ホームにしていた事もあり、自分にとっても特別な思い入れを持っている湖です。

BC州のバス釣り事情って、実はそんなに恵まれていなくて、バンクーバー島に行けば素晴らしいスモールマウスフィールドが幾つかありますが、バンクーバー側の本土側には良い釣り場は殆ど無いんですよね。
本土側でバスを狙える場所はおそらく両手の指で足りるぐらいと、非常に貴重な存在なんです。

そんな中、H湖は唯一無二と言ってもいいビッグラージマウスが期待できる湖。

バスが居るかどうかすらわからないところから、Takaちゃん、PDBさん、僕の3人で必死で開拓して発見した湖だったのですが、このH湖に出会えたのは、僕自身カナダで最もラッキーな事の一つだったと思います。

緯度的に見たら、樺太のど真ん中あたりとほぼ同緯度のバンクーバーですから、そんな高緯度地域にラージマウスが居る事自体が奇跡みたいなもんですが、そのH湖から57センチキャッチの知らせ。

フロリダの血が入っていない純血のノーザン種。
そして、釣れたエリアが北緯49度。

BC州のラージマウスがどれだけ貴重か、その困難さをとことん味わってきただけに、もう、感無量としか言いようがないというか、目頭が熱くなってしまいます。(感涙)

こんな凄い魚を育むH湖の素晴らしい環境に感動ですね。

そして、PDBさん、ホントに良かったねぇ。(喜)


ちなみに、現在のカナダのラージマウスレコードは、1976年にオンタリオ州でキャッチされた22インチ(約55センチ)、10.43ポンド(4.73kg)。

現在の仲間内(チームBC)の重量レコードは、TakaちゃんがNLWジグ(プロトタイプ)でキャッチした55センチ3.7㎏。↓
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H湖の場合、コンディションが最も良いプリスポーン期、もしくは8~9月は53センチあれば3.5㎏とか行く魚が居るので、今回PDBさんがキャッチした57センチクラスがアフタースポーン状態でなければ、十分にカナダレコードを更新できるポテンシャルがH湖にはあるんじゃないかと信じて疑いません。

僕自身はH湖での釣りは当分叶いそうにありませんが、チームBCの二人にバトンを託して、ルアー作りで夢を追いかけたいと思います。

PDBさん&Takaちゃん、夢をありがとう!!

こんなにドキドキする事ってそうそうないよね。

何時かはカナダレコード釣ったろうで~~~!!!
by nishinelureworks | 2015-07-08 12:50 | 釣果報告 | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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