NLW開発ルアー暴露大会 その2 - ハンドポアソフトベイト
2015年 08月 13日
■ ドロップショット用ミノー3.4インチ
目ん玉を描き入れるとこんな感じに。↓
■ ゴビー4インチ
ゴビーさんの大群。(笑)↓
NLW初のソフトベイトとなるミノー&ゴビーですが、これらのルアーを作ろうと思った発端は、これまたエリー湖やナイアガラリバーで釣りをしてて、その必要性を強く感じたからであります。
基本的にはハードベイト中心のパワーフィッシング大好き人間のボクですが、パワーフィッシングが通用しない状況も多々あり、その状況をどうにか克服できないか?と作ってみたのがハンドポアワーム。(^o^)v
スモールマウス釣りをされる方はご存知と思いますが、スモールマウスって、オン状態の時は狂ったようにルアーに反応してくるくせに、ご機嫌斜めの時は一斉にシャットダウンと、オンとオフが非常に激しい魚ですよね。
んで、一斉にシャットダウンした時に、パワーフィッシングでは非常に厳しい展開になる事が多く、その突破口を何とか開けないかと。。。
これらのミノーやゴビーが誕生した背景には、一斉にルアーに反応しなくなって湖上で頭を抱えるアホルアービルダーの苦悩があります。(笑)
エリー湖やナイアガラリバーでガイドをしている友人のプロガイド達が口を揃えて言う言葉があるのですが、
”条件がいい時に爆釣するルアーはもちろん素晴らしいけど、沈黙したスモールマウス達に口を使わせられるルアーは本当に凄い!”
毎日、湖上で様々なお客さんを案内している彼らの言葉の意味は重く、なるほどなぁ~と納得させられるばかりです。
そんな彼らの協力(フィールドテスト)を得て完成したのがこれらのソフトベイト。
ガイドさん達にしてみれば、釣れないルアーだとお客さんに満足してもらえないので真剣勝負。
そりゃもう必死のパッチの開発でありました。(笑)
おそらく、テストに持ち込んだサンプル数は余裕で1000本を超えるんじゃないかと思いますが、キャッチした魚の数も桁違い。
そら、ガイドさんが毎日のようにお客さんに使ってもらい試してもらっているわけですから、もの凄い数のキャッチ数になるのは当然と言えば当然ですよね。(^o^)
ソフトベイトは消耗が激しいので、ファイト中に千切れて飛んで行ったワームを回収し、接着剤で補修しながら日々のガイドで使い続けてくれています。
僕自身も、このソフトベイト君達のお陰で、大抵のコンディションで安定した釣果を得れるようになりました♪
このソフトベイト君達ですが、自分でワーム素材を流して製品化する方法を模索していたのですが、自分の時間が圧倒的に足りない事、そして、ワーム素材を流す時に発生するガスが自分の体と相性が悪いらしく、ワームを流した後は必ず体調を崩す事もあって、現在、製造してもらえそうな可能性のある工場にサンプルを作って頂いたりしているところです。
このルアーについても、越えて行かなければならないハードルがまだまだあり、製品化には時間はかかりそうですが、何とか製品化したいですね~。
ってな訳で、とりあえず、こんな感じという動画を貼り付けておきますので、もし宜しければご覧になってみて下さいませ~。
NLW開発ルアー暴露大会はまだまだ続きます。(笑)