釣行記 【8月13日 エリー湖&ナイアガラリバー】
2015年 08月 16日
一昨日、NYよりお迎えしたYさんと、エリー湖とナイアガラリバーに出撃して参りました!
ナイアガラリバーの美しき夜明け。
この日釣りをご一緒させて頂いたYさんはNLWルアーのユーザーさんで、この日1日釣りをする為だけの為に、NY州のマンハッタンから片道700㎞走って来られた熱きアングラーさん。
カナダに居ると、なかなかNLWルアーユーザーの方にお会いする機会が無いですが、本当に嬉しい事ですね~。(感謝)
ってな訳で、夜明けとともにスタートフィッシング。
この日は午後から暴風が吹く予定だったので、朝一はナイアガラリバーのキースポットをさらっと探ってモーニングバイトを狙った後、エリー湖に向かうプランで出撃です。
が、予想に反してナイアガラリバーのキースポットは完全不発状態。
何時もはシャローにポジショニングしているバス君達の姿も見えません。(汗)
おそらくですが、前日の夜に気温が15℃以下と、急激に気温が下がった為、シャローのバスは一斉に姿を消してしまった模様。(スモールマウスあるある。笑)
という訳で、そういう時は状況変化に強いディープでしょ!と、エリー湖のディープエリアに向かいます。
が、前日まで吹いていた北西風、そして、その後風向きが変わって南西風が吹き始めていた為、沖には前日の残存ウネリと、新しくできた南西方向からのうねりが入り始めており、既に少し波立っている状態。
予報では、この後、激しい暴風が吹き始める予報だったので、行けるところまで行って、風とウネリを見ながら、キースポットを狙っていく作戦です。
んで、1stスポットの最初のドリフトで、幸先よくボクのドロップショットリグにナイススモールマウスがヒット!
そして、同じドリフトでジグスプーンにナイスサイズのドラムがヒット!!
が、この後、風が強くなりウネリも少し高くなってきたので、1kmほど撤退して別のキースポットを狙います。
そして、このドリフトでYさんのエリー湖初フィッシュとなるナイスサイズのドラム君がヒット!!\(^o^)/
僕にもヒット!!
完全にドラム大会な展開。(笑)
その後、僕のジグに48.5センチのナイススモールマウス君がヒット!!
エリー湖らしいキンピカボディーのビッグスモールマウスにテンションが上がりまくります。
が、この後、更に風が強くなり、ディープエリアで釣りを継続するのが困難な状況に。。汗
確実に魚をキャッチするには、状況が安定しているディープエリアが正解なのは間違いないのですが、この時点で既に船の前から後ろから波が入って来てデッキはビチャビチャ&ビルジポンプが大活躍状態。
何せ風向きが最悪で、風送距離380㎞の湖面を吹き抜けてくる風向きなので、風が強くなり始めると、あっと言う間にとんでもないウネリが出始めるのがエリー湖のオソロシイところ。汗
まだイケルと思っている内に、どんどん波が高くなって走行が困難な状況になってしまう事があるので、早め早めの判断が必要となります。
これ以上、ディープエリアにステイし続けるのは危険と判断し、更に撤退して、まだそれほど波が入って来てないシャローエリアでジャーキングにシフトチェンジします。
そして、Yさんがエリー湖初スモールマウスキャッチ!!\(^o^)/
が、風は容赦なくどんどん強くなり、エリー湖での釣りは困難な状況に・・・・
エリー湖撤退を決意して、ナイアガラリバーに向かいます。
しかし、ナイアガラリバーの状況は朝一と変わらず芳しくなく、なかなかバイトを得る事が出来ません。
そんな中、辛抱強く粘り倒していたYさんのドロップショットに、遂にナイスフィッシュがヒット!!
川スモール特有の鋭い引きに、楽し~~~!と連呼されるYさん♪
そして、見事キャッチ!!
ここまでの道のりが長かっただけに、本当に嬉しい1匹。
ガッチリと握手を交わします。(嬉)
そして、遂にパターンを発見したYさんが立て続けにナイスフィッシュをヒット!!
Yさんが見つけたパターンは、最高の条件を整えたシャローのピンスポットのウィードエッジにドロップショットを撃ち込んでステイ。
違和感があったら合わせるという技。
って、書くと、何だ?そんな事?って簡単に聞こえてしまうかも知れませんが、実際にナイアガラリバーでこの釣りを実行するのはかなり至難の技。
この釣りはスモールマウスが一斉にシャットダウンした時に僕もエリー湖のシャローで良くやるのですが、こういう時のスモールマウスって、ワームをくわえてもほんの一瞬で、手元にバイトが伝わってくる事は殆どないんですよね。
なので、僕はこういう時はスモールマウスがギリギリ見えるぐらいのディスタンスで狙い、決してスモールマウスの鼻先にワームを送り込まず、スモールマウスの方からワームに気が付かせるようなアプローチをし(←これ重要)、スモールマウスがワームの方に泳ぎ寄って行ったタイミングや、ワームを吸い込んだ瞬間をサイトで確認して合わせを入れるというような釣りをします。
Yさんが、ナイアガラリバーでされたのはまさにこの応用版で、ウィードのエッジを移動してくるスモールマウスの経路でワームをステイさせ、少しでも違和感があったら合わせるという技で連続でナイスフィッシュキャッチ!!
しかも、流れで足場のボートは動くわ、ウィードの陰でバスの姿は見えないわ、というブラインドの釣りなので、難易度はマックス級。
Yさん、素晴らしい~~~!!\(^o^)/
ホント、重箱の隅をつつくような釣りですが、そうでもしないとこの日のナイアガラリバーでは魚を絞り出せないぐらいシビアな状況でした。
本当にスモールマウスがご機嫌斜めな時って、ルアーが不自然な動きをしたら口を使って来ませんし、仮に食ってきたとしても、シェイクとかしてたらまったく感じられないぐらい小さな違和感ぐらいしか出ないので、ステイさせてアクションは川の流れや、ボトムでシンカーを微妙に引きづった時に出るナチュラルな動き任せ。
ひたすらロッドティップやラインの動きに集中して、違和感を感じたら即合わせといった感じの釣りになります。
このドロップショットミノー3.4インチは、まさにこういったタフな状況を克服する為に作ったワームでもあります。(^o^)v
ってな訳で、決してバイトが多い訳ではありませんが、地道にナイスフィッシュをキャッチして行かれるYさん。
カッコいいですわ~~~!\(^o^)/
釣りの後、この日はソリッドティップが良かったのかもしれません!って仰っていましたが、まさにその通りの展開でした♪
決して状況は良くなかったですが、考えて考えて考え抜いて辿り着いた1匹って本当に嬉しいもんですよね。
Yさんとはボート上で色んな話に花が咲いたのですが、素敵な方と素晴らしい時間を共有できる事。
釣りってホント、この上なく幸せな趣味だなぁって思います。
Yさん、1日ありがとうございました!
美しきナイアガラリバーの夕焼け。
この日遊んでくれたエリー湖&ナイアガラリバーのお魚さん達ありがとう!!
■ フィールドコンディション
天候 : 晴れ時々曇り
水温 : 22.6℃
風 : 南西微風→西暴風
■ 使用タックル1
ロッド:ノースフォークコンポジットPSR610ML
リール:ダイワ#2500
ライン:ナノフィル10ポンド
リーダー:レッドスプール12ポンド(5m)
ルアー:NLWフットボールジグ3/7オンス+ミスターツイスター4インチグラブ
■ 使用タックル2
ロッド:ノースフォークコンポジットDSR68L
リール:ステラFW2500
ライン:レッドスプール7ポンド
フック:ガマカツ・ワイドギャップフィネス#4
ルアー:ドロップショットミノー3.4インチ
■ 使用タックル3
ロッド:ノースフォークコンポジットTCR610M
リール:メタニウムXT
ライン:レッドスプール16ポンド
ルアー:メタルジグ30gプロトモデル