アメリカのビッグフィッシュハンターのタックル

さて、今日の話は業界人必見のネタです。(ホントか? 笑)
アメリカのビッグフィッシュハンター達が一体どんなタックルを使っているのか興味が湧きませんか?

一昨日のブログでカリフォルニアのビッグフィッシュトーナメントの話を少し書かせて頂きましたが、そのHPに50名の全出場者リストが掲載されています。
で、そこには出場者達の使用タックルが紹介されているのですが、読み進めているうちに非常に興味をそそられたので集計してみました。(ヒマ人やな~。笑)

以下はその内容です。
彼らには一体どんなタックルが人気あるのでしょうか・・・・・

ロッド
1. G Loomis (20)
2. Shimano (7)
3. Powell (6)
3. Dobyns (6)
3. Okuma (6)
6. St. Croix (4)
7. Lamiglas (3)
7. Conway Custom Rod (3)
7. Kistler (3)
10. Graphite USA (2)
10. Eric Tackle Shop Custom (2)
10. Performance Tackle (2)
10. Rogue (2)
10. Fenwick (2)
14. Fig Rig Swimbait Rod (1)
14. Daiwa (1)
14. Rain Shadow (1)
未回答 (5)

リール
1. Shimano (35)
2. Daiwa (6)
3. Abu (1)
4. Pflueger (1)
4. Okuma (1)
4. Penn (1)
未回答 (5)

ライン
1. Maxima (15)
2. P-Line (12)
3. Berkley (7)
3. Sunline (6)
4. Seaguar (5)
5. Triple Fish (4)
5. Izor Line (4)
7. Power Pro (3)
8. Sufix (1)
8. XPS (1)
8. Super Braid (1)
未回答 (5)

以上のような結果でした。

ロッドとラインに関しては、複数社を重複して使用している人もいるのですが、ビックリしたのはリール部門の結果・・・・・なんと出場者の70%がシマノリールを使用しているという事実。
そして、それ以上に驚いたのはアメリカ製リールの低い比率。

中にはPENNという渋い回答者も居ましたが(←ちなみに、その回答者はアラン・コールでした。シブイ!!)、日本製リール、特にシマノ社のシェアは圧倒的と言う感じです。

あんまりにも偏っているので、スポンサー絡みなのかな?と調べてみたのですが、誰一人シマノ社からはスポンサーされておらず、純粋にシマノリールの人気が高いようですね。
僕自身も、アメリカのビッグフィッシュハンター達の間ではシマノリールの人気が高い事は知っていたのですが、まさかここまでとは思いませんでした。

価格的に言えば、シマノリールってアメリカ市場では高級リールです。(アメリカ製リールの2~3倍ぐらいの値段が相場)
これが一般釣り人相手のアンケートであれば、安価なアメリカ製リールの比率がもっと高くなるのでしょうが、彼らの場合、スイムベイトなどの超ヘビー級ルアーを多用する事もあってかシマノリールの耐久性はナニモノにも変えられないと言うことなんでしょうね。(とマットもラファエルも言うとりました)

ちなみにロッド部門についても1位のG Loomisはシマノ社傘下でもあるので、実質的にはシマノ社のワンツーフィニッシュですね。

ライン部門では、やはりと言うかMaximaP-Lineが頭一つ飛びぬけている感じです。ちなみに日本製ラインではサンラインシーガーの名前が挙がっています。
僕もナイロンラインはMaximaを長年愛用しているのですが、アメリカ製ラインとしては非常に使いやすい良いラインだと思います。あまりクセが付かないし、とにかく耐久性が高くて気に入っています。(ちなみにフロロはP-Lineを使っています)

自転車のギアで世界を制したシマノ、はたしてフィッシングタックルでも世界を制することができるのでしょうか・・・・・・。
by nishinelureworks | 2008-01-24 10:16 | タックル | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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