BASSエリートシリーズ 第2戦 キシミーチェーン(フロリダ) 3日目
2008年 03月 16日
2位はスコット・ルーク、3位はレイ・セジウィックと続いています。
そして前日首位のケリー・ジョーダンは、なんとまさかのノーフィッシュで3日目を終えました。
先週末のブライアン・スノーデンといい、やはりフロリダには魔物が住むのでしょうか?
ちなみにケリー・ジョーダンは完全なるノーフィッシュというワケではなく、9時ごろに1ポンドぐらいのキーパー(オス)を釣ったらしいのですが、狙っている10ポンドオーバーのメスを釣る為に即座にリリースしたそうです。(オスがいなくなるとメスもいなくなってしまう為)
でも結局そのスーパービッグフィッシュは釣れず、ノーフィッシュで3日目を終えてしまったようです。
さてKVDですが、成績だけを見ると軽々と順位を上げていっているようにも見えますが、実際はかなり苦労しているようです。
昨日の17ポンド11オンスは8ポンドフィッシュを含んでのウェイトですし、今日の13ポンド6オンスも7ポンド弱のキッカーフィッシュに頼ったウェイトです。もしビッグフィッシュが混ざらなかった事を考えると、非常に危ない橋を渡っているともいえます。
KVD自身、”自分の狙っているハイドリラの塊は風からプロテクトされていないので、もし明日も今日と同じように強風が吹けば、ボートのポジショニングが出来ない。非常に厳しくなる。”とコメントしています。
注目は2位のスコット・ルークと3位のレイ・セジウィックで、釣っているエリアは100ヤード(約90mぐらい)も離れていないようです。
釣り方はそれぞれ違いますが、スコット・ルークはワーム(1/4オンスのスリップシンカー)のスイミング&ポケットへの落とし込み(たぶん)、レイ・セジウィックはズームのバイブラテイルワーム、センコー、リップレスクランク(バイブレーションプラグ)などを使用しているようです。
気になるコメントを残しているのが、本日の最大ウェイトとなる20ポンド10オンスをウェイインして6位に浮上したブライアン・ハドギンスで、5ポンドと6ポンドフィッシュの他にも10ポンドフィッシュをバラしたそうです。(使用ルアーはSPROのバイブレーションプラグ)
なんでも、自分が今までこの湖で遭遇した最大級の魚の群れに当たったらしく、明日も今日と同じ風(風向および風速)が吹いて欲しい。とのコメントを残しています。
明日は本日の上位12名で決勝が争われます。
サイト組が息を吹き返すのか、沖のディープグラス組がこのまま逃げ切るのか、なにやらよく解らんけど凄いスクールを探し当てたブライアン・ハドギンスの劇的な追い上げがあるのか・・・・。
色々な要素が絡まりあって、非常に面白い展開になってきましたね。
誰が勝つか、全く予想がつきません。
なにしろフロリダですから・・・・笑。
友人アングラーのイッシュとエドウィンはイッシュが29位、エドウィンが35位でフィニッシュしました。
コアングラー部門にエントリーしていた成尾君は最終的に13位でのフィニッシュとなりました。
Name Day1 Day2 Day3 Total
1 KEVIN VANDAM 18-0 17-11 13-6 49-1
2 SCOTT ROOK 19-14 13-12 13-6 47-0
3 RAY SEDGWICK 17-2 10-14 18-4 46-4
4 BILL LOWEN 16-15 13-6 14-7 44-12
5 KELLY JORDON 22-14 21-5 0-0 44-3
6 BRYAN HUDGINS 17-9 5-4 20-10 43-7
7 KENYON HILL 15-10 17-13 9-9 43-0
8 RICK MORRIS 13-9 19-4 10-2 42-15
9 ALTON JONES 15-13 13-0 12-12 41-9
10 BOBBY LANE 18-10 14-13 8-0 41-7
11 TERRY SCROGGINS 23-2 11-11 6-8 41-5
12 JEFF REYNOLDS 20-12 8-5 11-12 40-13
3日目の成績はこちら...
左の写真は本日の空撮写真です。
もの凄いベジテーションですな。(笑)
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