Nishine Lure Works 裏日記

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スポーニングの秘密

昨日のブログで既に各地でフライ(バスの稚魚)が泳ぎ始めているという事を書きました。

えっ?こんな時期にもうフライ?って、もの凄く疑問だったのですが、その謎を解くヒントが最新号のバスマスターマガジンに掲載されていました。

d0145899_1719485.jpgこれが最新号のバスマスターマガジンです。
はっきり言って、ここ1~2年で一番面白かったバスマスターマガジンでした。

内容的には、「ディープグラスのエリアの絞り方」、「サスペンドバスの習性」、「タングステンシンカーの優位性」、「KVDのジャーキングテク」、「バックテイルジグについて」、「ボビー・バラックのフロッグテク」と、非常に興味を惹かれるものばかりです。

その中で最も興味を惹かれたのが「Bass NOT On The Beds」というスポーニングに関する記事。

この記事に冒頭の謎を解くヒントが書かれていました。

内容を要約すると、「世間一般では水温上昇がスポーニング行動のきっかけになると誤解されているが、そうではなくスポーニング活動は月齢(月の満ち欠け)に、より密接に関係しているという事

これは記事中のKVDの言葉なのですが、水温上昇をきっかけにしてバスがスポーニング入るというのは大きな勘違いで、月齢の方がより大きな影響を与えているのだそうです。
KVDの経験上、一度スポーニングが始まれば、コールドフロントの影響で水温が10度ぐらいまで下がったとしてもスポーニングエリアに魚は残っているし、かといって真冬に突然20度以上の気温になったとしても、それをきっかけにしてスポーニングが始まる訳ではないそうです。

スポーニングのきっかけはあくまで月齢。

簡単に言えば「大潮」ですな。


場合によってはバスの産卵の適水温とされる15℃前後で、すでに多くのバスがポスト状態になっている事もあるそうです。

これは僕の勝手な想像ですが、単純に15℃前後に最も大きな産卵の波が来る確率が高いという事であって、15度になったから産卵するという事ではなさそうです。

KVDによると、ピークタイムに40~50%のバスがスポーンしているとすると、残りの15%はプリスポーン。そして、35%がポストスポーンとの事です。

先日のキシミーチェーン戦で、KVDはポストスポーンのバスをバイブレーションのジャーキングと言うリアクションテクで釣って優勝しましたが、KVDが狙っていたのはこの35%のバスという事になります。(話はそんなに単純ではないでしょうけど)
トーナメントの詳しい模様はこちらをご覧下さい。

う~ん、月齢がスポーンに密接に関係している事は知っていましたが、僕はてっきり水温の方が重要な要素だと大勘違いしてました。(汗)

皆さんはご存知でした?

確かに考えてみれば、バスは何ヶ月も前からスポーニングの準備をしている筈ですし、今日突然暖かくなったからって、いきなり産めるものではありませんよね。
お腹の中の卵も準備できてないでしょうし、オスのベッド作りも関係してくるでしょう。
そんな長期的視野から考えると凄く納得出来る話です。

それを考えると、本当に生命の神秘を感じてしまいます。

凄いですね!!

つーかKVDってやっぱ凄すぎ。。。(笑)


今年の春はタイドブックを見ながらバスの行動を予測してみるのも面白いのでは?
by nishinelureworks | 2008-03-25 17:55 | テクニック | Trackback
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