Nishine Lure Works 裏日記

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NLWバズの話その2

昨日の話の続きです。

水面キープが絶対条件のバズベイトを50m投げたところで意味があるんかい?っちゅう話。(笑)
実は僕にも、そんなん作って意味があるかどうかワカリマセン。(爆)

例えば、ピンスポットを次々に撃っていくような釣りでは、このバズは全く存在意味が無いと思います。

現時点では、このプロトバズはカバー回避性能に劣るし、もっとカバー撃ちに向いている素晴らしいバズは沢山存在しています。

が、例えばビッグレイクで広大なグラスエリアをカバーしたい時とか、凄い可能性を感じるわけです。
勝手な思い込みかもしれませんが、通常のバズでは射程外のエリアまでバズを届ける事によって、ドデスカーンなヤツが反応してくるような気がしてしょうがないんですわ~。(妄想ですけど。笑)

特に琵琶湖とかでオカッパリをしていると、一番欲しいのは何はともあれ飛距離ですよね。

このバズにはそんな夢を乗せています。

僕の勝手な思い込みではありますが、マグナム級のバズをバヒューンと投げて、ドカーン!!って来たら快感だろうなぁって。(笑)

ここでぶち当たる壁が、遠距離での浮上性能
ライン角度が浅くなる遠距離では、ラインコントロールによるバズの浮上は望めません。
かといって、揚力を得る為にバズのウェイトを軽くすればするほどキャスタビリティーが低下します。
これがバズが持つ最大の矛盾点って考えています。

で、そんな矛盾を解消する為に辿り着いた答えの一つが、ワイヤーとヘッドの分離構造

よく誤解されている事で、バズベイトの揚力を得るのはヘッド形状って誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、これは正解ではありません。(外れでも無いけど)

最大の鍵を握っているのは『プロップ』

確かに浮き上がりやすいヘッド形状と言うのはあると思いますが、プロップの重要性から考えると、あくまで付け足しぐらいの要素。

プロップの大きさ、そして、更に大切なのはプロップの水面に対する角度。

で、ここで、ワイヤー分離式のメリットが生きてくる事になります。

写真をご覧頂きたいのですが、簡単にご説明すると、リトリーブスピードによって下記のようにヘッドとプロップのポジションが変化するんですね。

d0145899_2192981.jpg
これはファーストリトリーブをした時の状態のイメージ。
アームが水平に近い状態になります。


d0145899_220453.jpg
そしてこれは、スローリトリーブをした時の状態のイメージ。
アームが立った状態になります。


通常のバズだとスピードを緩めるに従ってバズ全体が沈み込んで水面キープが難しくなりますが、このバズの場合は、スピードを緩めていくに従ってバズ全体ではなく、ヘッドのみが沈み込もうとします。

そして、その沈み込んでいくヘッドに呼応してアーム&プロップが立って行った結果、プロップからより強力な揚力が発生し、スローリトリーブでも安定して水面キープができると言う仕組みです。

そして、どんな状態にあっても、ヘッド~トレーラーは水平姿勢。


そして、この特性を逆手にとる事によって、ヘッドのスイミングレンジを微調整する事が可能になります。
プロップで水面キープしながらも、ヘッドが泳ぐレンジを水深4センチ~7センチぐらいの幅でコントロール可能になるんですわ~。

サブサーフェスの釣りをされた事のある方ならご理解頂けるかと思いますが、この超サブサーフェスレンジの数センチの差は本当に大きい意味があると感じています。


またまた話が長くなってしまいましたね。(汗)
明日はプロップの話を書きたいと思います。
by nishinelureworks | 2009-05-04 02:36 | ルアー開発 | Trackback
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