Nishine Lure Works 裏日記

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カテゴリ:Voice From The Water( 45 )

Voice From The Water  『新たなる夢』

先日、H湖で釣れた50UP。
僕にとっては一生忘れられない魚になりました。

12~3年前に、琵琶湖で釣った自己ベストと比べるとかなり小さいけど、でも何倍も嬉しかったぁ~。

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北緯49度の50UP。一生忘れられないと思います。(涙)


昨年、ホームフィールドがクローズされるという大アクシデントに見舞われ、釣り場を失った僕は半年近く、バスを探して色んなフィールドを釣り歩きました。

が、訪れたフィールドの殆どにバスの姿は無く、凹む毎日・・・。

これ以上やってバスが釣れないなら、引越しを決断するしかないって家族会議した事も一度や二度ならず。。

そして、そんな中ようやく辿りついたH湖。

その日、奇跡的に釣れた44センチのラージマウスバス君。

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全身が震えるほどの感動を覚えました。

やっとテストフィールドが見つかったー!!
諦めなくて良かったー!!って。


が、このH湖。

釣れば釣るほど、その手ごわさを思い知る事になります。

その原因の一つがバスの個体数の少なさ。
広大なグラスベッドなどに比例してバスが少なすぎて、何処をどうやって釣ったらいいか解らない状態。

そして、ベイトが豊富すぎる為か、それほどスレてないはずなのに、生半可なルアーにはなかなか食ってくれない。
トラウトにはよくある話ですが、マッチ・ザ・ベイトの概念を外すと食ってこない感じ。


で、釣りをするほど痛感したのは自分の釣りの薄っぺらさ。

ある程度の数のバスが居るフィールドなのであれば、パターンフィッシングの概念はバスと出会う確率を上げてくれると思うし、そのスポットに確実にバスが居るのがわかっているのであれば、色々なテクニックやルアーを駆使して、そこに居るバスに如何に口を使わせるかに集中すれば良いですよね。

が、H湖のようにバスの個体数が少ないフィールドでは、パターンフィッシングが成立するほどバスが居ないし、自分がルアーを投げているスポットにバスが居ない事が殆ど。

じゃあ、広く強く探るという意味でパワーフィッシングはどうか?というと、バスがセレクティブな状態の場合、手詰まりになる事が多い。

で、ふと思ったんです。

今まで人間側の視線からしか考えていなかったか?って・・・。
テクニックやパターンなどの概念に縛られるあまり、自分で自分の視野をもの凄く狭めているような気がしたんです。

そうじゃないでしょ?と。

大切なのは、水中からモノを考える事なんじゃないか?と。


そう考えた瞬間、モノの感じ方も大きく変わり、釣りそのものも大きく変わりました。

もうね、今、バス釣りが楽しくて楽しくてしょうがないです♪

自分の考え方が変わると、今まで釣れないと嘆いていたH湖にしても、一匹のバスにたどり着くプロセスが楽しくてしょうがない湖に変身しました。

そのフィールドを単に釣れるか?釣れないか?だけの観点から見ると、正直、H湖は本当にショボイ湖です。

ボウズを食らう事が多いどころか、攻めどころを間違えると、その日一度もバスの前をルアーが泳いでないのでは?って感じる事も多々。(爆)

以前の僕であれば、敬遠したいフィールドNo1!!(笑)

だって、釣れないんだもん。(爆笑)

ルアーのテストにも全くならないし。(涙)


でも、今の自分にとってはルアーテストという仕事を抜きにすれば、最高に楽しいフィールドですねー!

幸か不幸か、今の自分が釣りできる数少ないフィールドの一つというのもありますが、何たって一匹のバスをハンティングする感覚がたまらなく楽しいです!!!

で、遂にキャッチできた北緯49度の50UP

この魚は今の自分の集大成とも言える釣りで釣れたので、本当に嬉しかった!!


でね、次の目標を立てました!!

夢はデッカク、次の目標は北緯49度のロクマル!!(笑)

夢がデカすぎですかね?(笑)

バンクーバー周辺にロクマルが生息している可能性は1%も無いかもしれませんが、もしかしたらそんな凄いヤツがH湖に居るかもしれない?と思うようになりました。

去年、たった一度だけだけどH湖で55クラスのバケモノが試作中のデンプシーテールに浮上してきた事があるし、55が居るならもしかしたらロクマルも居るんでないか?と・・・。(殆ど奇跡のような確率と思いますが)

それと、今年の春、国境を隔てたワシントン州の北部で10ポンドのラージマウスがキャッチされたんですけど、そのエリアと気候的に大差ないH湖のポテンシャルを持ってすれば、ロクマルが育つ可能性もゼロではないんではないか?と・・・・。

おそらく、琵琶湖でナナマルを狙うぐらいの確率だとは思いますけどね~。(笑)


現在のBC州のラージマウスバスのレコードはオカナガンバレーのオソユースレイクという湖で釣られた10ポンド6オンス(約4.7kg)

カナディアンレコードは10ポンド8オンス(約4.76kg)

『ロクマル=殆どカナディアンレコード』って事を考えると、実現の可能性は限りなく低いですが、最近、H湖にはそんなバケモノが居そうな気がしてしょうがないんです。

もうね、そんな事を考えると楽しくて楽しくて。(笑)

ロクマルを狙うにはどんなルアーが必要かなー?とか想像すると、夜も寝れません。(アホ)

次、H湖でビッグフィッシュを狙えるチャンスがあるとすれば、たぶんだけど水温が11度ぐらいまで落ちる10月末頃かなー?


ちなみにスモールマウスのカナダレコードは9ポンド13オンス(約4.45kg)

スモールマウスも、ぜひ自己記録の52センチを更新したいですね!!

んー、バンクーバー島にも行きたくなってきた。(笑)

夢がいっぱいですわ~~~。(笑)
by nishinelureworks | 2009-08-24 04:44 | Voice From The Water | Trackback

Voice From The Water  『一歩ずつ』

昨日、S湖の事をブログに書きましたら、何人かの方々から暖かいメール頂きました。

皆さん、本当にありがとうございます!

そして、ご心配をお掛けして申し訳ありません!

僕は大丈夫ですからっ!!(笑)


この1年間、悩みに悩んできた事で、自分の中では既に気持ちの整理がついておりますので、とにかく前進あるのみですわ~。(笑)

昨日の記事でS湖とは決別です!!(笑)



そりゃあねぇ、正直、ここ1年悩みました。(嫁さんからは、失恋してもそこまで悩まないんじゃない?ってツッコミを入れられるぐらい。笑)

S湖は、昨年の段階ではまだ完全に釣り禁止になったかどうかワカラナイ状態で、言ってみればグレーな状態。

でも、ルアー作りで生活させて頂いているという自分の立場上、そんなグレーなフィールドで釣りをする訳には行かないという事で、白か黒か結論がはっきり出るまで、S湖では釣りをしないと決めたのがちょうど1年前。


それからと言うもの、釣果の方は低迷を極め(それは今も続いていますが)、新しい釣り場探索中にS湖の脇を通る度に湖面から目を背ける自分。(湖を見たくなかった)

グレーな状態にも関わらず釣りしている人は沢山居て、沢山釣れているという話を聞いて、落ち込んだ事は一度や2度ならず。

この一年間、自分の釣りでたった一つだけ自分を褒めてやりたいことがあるとすれば、S湖に一度も足を踏み入れなかった事ぐらい。


来る日も来る日も釣れない日が続いて、ホントにこんな事やってていいのか?って悩み、
恥ずかしい話ですけど、カナダだし、誰か見ている訳ではないし、言わなければS湖で釣りしたってわからないんじゃない?と気持ちがグラついた事も一度や二度ならず。

ルアーのプロモーションだけの事を考えるなら、そうするべきなのでは?と何度も誘惑に負けそうになりました。

それが例えグレーな場所であったとしても、バンバン釣りまくってればルアーのプロモーションにはなりますもんね。

が、自分には、それがどうしても出来ませんでした。


そんな気持ちがグラつく度に頭の中によぎったのは、日本でバス釣りを楽しむ人達の事。

正直、今の僕の状況なんかより、もっともっとキツイ状況でバス釣りを楽しんでらっしゃる方々も多いはずで、
そんな方々の事を思うと、とてもS湖で釣り糸を垂れる気持ちになれなかったし、こんな事で負けてられないと、自分を励まして新しい釣り場開拓に向かいました。


それにね、なんだかんだ言っても、今バス釣りが出来ている自分は本当に幸せなんです。

釣れない日々に凹んでも、自分の気持ちがポジティブでいられると、釣れなかったという落胆は、新しい事への挑戦の意欲に変わりました。

何時かは絶対釣れるだろう。
釣れたときは大感動だろうな~~~って。


そして、バス釣りの素晴らしさを再認識しました。

だってね、80アップのサーモンとかがボコボコ釣れる川を素通りして、居るかどうかどうかすらわからないバスを求めて走り回っているわけですからねぇ~~。(アホ以外のナニモノでもないですよね。笑)


今だから言える事なのかもしれないけど、この国に何のバックグラウンドも持たない移民一世って殆ど人柱みたいなもの。(ホントに笑っちゃうぐらい色んな経験させてもらってます。笑)

友人のTakaなんかもそうなんですけど、殆どカナダの地面に這いつくばって生きてきたようなものなので、今の場所に引越ししてNLWを立ち上げるまでは、僕自身も、正直、釣りなんて言ってられなかったし、生き延びるだけで精一杯の毎日。

カナダに渡って今年で11年目になりますが、最初の6~7年は釣りなんて言ってられない状態で、釣りと言っても、食料確保の為みたいな釣り。(爆)

なので、数年前の事を考えると、今の状況は本当に幸せです。


ちょっとずつ力を蓄えて、今の場所に引っ越しし、NLWを立ち上げたのが3年前。
たまたま通りすがりのS湖でルアーを投げてバスが居る事を知り、すっかりS湖のとりこになりました。
これでやっと、バス釣りできるよ~って、狂喜乱舞。(笑)

そして、S湖のオカッパリ通いの幕開け。
S湖で唯一オカッパリが可能な1キロほどのストレッチを何往復した事か。(笑)

仕事の前に後に、週3~4日のペースで通い続け、色んなルアーを開発させてもらいました。


そして、何時かはS湖に浮かんでみたいと目標を持ち、ポンツーンを購入したのが昨年。
が、時既に遅し。

S湖では既に釣り禁の話が持ち上がり、残念ながらポンツーンをS湖に浮かべる夢は叶いませんでしたが、
色んな水域にポンツーンを浮かべ、H湖やP湿原を発見。

そして、何時かはエレキが欲しいなぁって夢が実現したのが今年。

ロッドやリールなどのタックル類も大充実。(タックル入手に当たってお力を頂いた方々、本当にありがとうございます!)

一歩一歩ではありますが、自分が願っていた条件が少しずつ揃いました。


そして、今年は北緯49度の50アップラージマウスを釣る!!(ホントか?笑)
釣れるかどうかワカリマセンが、頑張りますよ~~~~!!!


将来への夢もあって、自分が40歳ぐらいになった時(あと2年)には、思う存分釣りを楽しめる環境になっていたいな~って目標にしています。

頑張るで~~~!!!!!
もうね、爆釣を夢見て、張り切りまくりですわ~。(笑)


というか、何よりも、今こんな事を言ってられるのも、ホントに周りで支えて下さっている方々のお陰です。
ホントに、それ以外のナニモノでもないです。

皆様、ホントにありがとうございます!!
by nishinelureworks | 2009-06-12 02:26 | Voice From The Water | Trackback

Voice From The Water  『今、バンクーバーのフィールドで起こっている事』

先程の記事に引き続き、またまた暗い話でスイマセン。

昨年、少しだけ書かせて頂いた事があるのですが、昨年までメインテストフィールドにしていたS湖の釣り禁止が遂に確定してしまいました。。(涙)

昨年、S湖が閉鎖になるかもって事実に直面し(その時の話はコチラ→http://beatour.exblog.jp/8192740/)、何とか良い方向に話が行ってくれないかと願いつつ、S湖を見守っていたのですが、残念ながら良い方向には話が進みませんでした。

何時かまたS湖で釣りが出来たらって願っていただけに残念で仕方がありません。

このS湖はバンクーバーエリアで、唯一、サイズも数も狙えるポテンシャルのあるフィールドで、NLWにとってはかけがえの無いフィールド。
スーパーチナイ、ブレードクランク、SD85Fの最終仕上げは、このフィールドが育んでくれたようなものです。

何時かは、北緯49度のラージマウスバスも元気です!!って胸張ってS湖の釣果報告をしたかったのですが、それも叶わぬ夢となってしまいました。


今回、釣り禁止になった原因は色々あるのですが、元を辿れば、釣り人&水上スキーヤー地域住民&湖を所有しているデベロッパーとの間に発生した度重なるトラブルが原因。

僕がこの湖に通い始めた数年前は殆ど釣り人の姿を見ることはなかったのですが、昨春この湖の事をネットの動画サイトで配信した人間が居て、その後ネットのフォーラムで話題になり、終いにはテレビ番組でも紹介される始末。(もうね、ホントにやめてくれーって感じでした。涙)

で、結果、釣り人が激増→トラブル多発→閉鎖と、まさに絵に描いたような展開。
この期間、たったの1年。

まさに、日本で起こっていることと同じ事が起こっています。


今回のS湖釣り禁止決定は、ある程度覚悟は出来ていたものの、やはり確定となると悲しくなってしまいますね。(涙)


辛いのは、S湖で今後釣りを楽しめる可能性が無くなったのはもちろんですが、今回の一件でS湖で釣りが出来なくなった人達が、一斉にH湖やP湿原に押しかけるであろう事。

釣り場は誰の所有物でも無いので、僕がこんな事を言うのは大間違いですが、昨年必死で開拓したH湖やP湿原はS湖と比較すると、本当にバスの数が少ないので、ここに沢山の人が押しかけたら一体どういうことになるんだろう?って不安になってしまいます。

既にS湖で釣りが出来なくなった人達の間で、H湖やP湿原の話がネットのフォーラム等で話題になり始めているし、人が押しかけるのも時間の問題なのかもしれません。(涙)

情報って、ホントに恐ろしいですね。


基本的に、僕自身はフィールドは自分で見つけるモノって思っているので、H湖にしてもP湿原にしても、今回のS湖にしても、全て自分の足で一つずつ開拓したもの。(同じ理由で、当ブログに頂く釣果報告もメジャーフィールド以外は名前を非公開にさせて頂いています)

バスがいるかどうか分からないような場所で、ルアーを投げ続け、やっとこさ探し出したフィールドは例えポテンシャルは低くとも宝物のようなものですね。(昨年は、釣りしている内の半分ぐらいはバスが居ないフィールドでの探索釣りばっかでしたし)

正直、僕自身の釣果報告は本当にショボイ結果ばかりで情けない限りですが、これが今の僕のベストの釣り。

そんな中でも、なんとかルアー開発を続けていられるのは、やはりテスターさん達のお力(本当にご負担をお掛けしています!)、そして、NLW裏日記に釣果報告をお寄せ頂く皆さんのお力以外の何者でもありません。(本当にありがとうございます!!)

この場を借りて、皆様に心からお礼申し上げます。




が、こんな釣りを続けながらも一つだけ再確認できた事があります。

やっぱね、バス釣りって死ぬほど楽しいんですわ!!

サイズや数問わず、楽しいです。(笑)

逆に言えば、バス釣りの楽しみってそれだけではないなーって事が良く分かりました。


正直な話、釣っているバスやサイズの事を言えば、琵琶湖に住んでいた頃なんかに比べると、全く比較対象にすらならないと言う感じですが、バスフィッシング自体は当時の何倍も楽しんでいるような気がします。。(マジ)

ホントね、バスが居るかどうかすら分からない場所での最初の一匹って、例え20センチしかない小バス君でも一生忘れられないだろうな~って思いますし、キツイ条件の中で、自分の釣りを信じて出会えた一匹って本当に全身が震えるぐらいの感動です。

つか、バスがいるかどうかも分からんフィールドでルアーを投げ続けるのって、ある意味、鋼鉄の意志?みたいなものが居るので、自分の釣りに対してはそれが一番勉強になったかも。(笑)


そして、何よりも大きな心境の変化は、

そこにバスが居てくれる事を当たり前と思わなくなった事。
例え小さくても、一匹一匹との出会いを本当に感動できるようになりました。



昨年、S湖の一件では、もはやNLWは終わりか?と言う所まで激凹みしましたが、無駄な経験なんてホントに無いな~って、思う今日この頃です。

諦めなければ道は必ず開ける!と信じて、ひたすら前に突き進んで行くしかないんですよね、きっと。
今までもそうしてきたし。


H湖にしても、P湿原にしても、状況は厳しいですが、オラァ諦めねぇぞ~~~~!!

絶対に釣ったるわ~~~~!!!!(笑)


んー、何の話だか良く分からなくなってきました。(汗)


今のたった一つの願いは、H湖にしてもP湿原にしても、せめて、ベッドの卵が孵って、オスバスがネストを離れるまでの2週間。できればあと1ヶ月。
沢山の人が押しかけるまでに、バスがスポーンを無事に終わらせる時間が残っていてくれればと、ただそればかり願っています。(完全に自分のエゴですけど)


皆さんも、かけがえのないフィールド、大切にして下さいねっ!!
by nishinelureworks | 2009-06-11 04:10 | Voice From The Water | Trackback

Voice From The Water  『パターンフィッシングの限界?』

最近、デコレン街道まっしぐらな僕。

悩める子羊ちゃんそのものな釣りが続いています。

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難航不落のH湖。

僕が今まで釣りしてきたフィールドの中では間違いなく難易度No1。

何が難しいって、魚の個体数が少なすぎ!!(爆)

バンクーバーに小さなバス釣りクラブがあるのですが、
『このH湖にはデカバスが要るけど、でもトーナメントが成立しない』って理由で、クラブの定例トーナメントのフィールドから除外されるぐらいのバスの薄さ。(笑)

でもね、これがこの湖の安定個体数なんだと思います。
この湖には1940年台からラージマウスが居るらしく、バンクーバー周辺ではぶっちぎりにバスの生息年数は長く、完全な安定期。

それが証拠に、もの凄く生物相が豊かというか、生息している魚種数もベイトフィッシュの量も莫大で、数は少ないけど釣れたら凄くコンディションの良いバスばかり。

去年釣ったバスは数が少ないながらも、40センチ台、30センチ台、20センチ台、10センチ台とそれぞれのサイズが綺麗に分かれていて、毎年のスポーニングが上手く行っているんだろうなーって感じさせてくれます。

野池とか、小さなフィールドでは良くある話ですけど、この池は釣れたら40アップばかりだぜぇ~って湖は、数年後はかなり怪しいって事結構ありますよね。(今居るバスが死んでしまったら、一気にポテンシャルが下がる)

で、このH湖ですが、バスはおりますが、ベイトフィッシュはそれ以上に居る。
そしてそれに付随するように動物達も多い。
バランスが取れた生態系って、そんなモンなんだと思います。

その代わり、バスの密度は死ぬほど薄い。(笑)

で、セオリーやシーズナルパターンを元に魚を探していくんですが、魚の個体数があまりにも少なすぎて、それだけでは歯が立たない事が多いんですわ~。(ただ単にヘタクソという事もありますが)

仮に釣れたとしても次が続かないので、それが果たして正解のパターンかどうかすらも分からない。

そんな感じで、試行錯誤しています。


で、最近思うのは、パターンやセオリーに当てはめて魚を探していく事の限界。

確かに大きな意味でエリアを絞っていくには、パターンやセオリーの知識は必要不可欠なんですが、最終的に魚を探し当てるのは『動物的勘』みたいなものの方が重要かな~って。

H湖に通えば通うほど、そんなオープンマインドの大切さを痛感します。

そして、こういう湖で一番の近道はやはりパワーフィッシングではないかと。

それも食わせの能力を兼ね備えたパワーフィッシング!!

そして、それを可能にするルアー!!

寄せるだけではなく、食わせる事にも長けたルアー!!


今の自分にイメージできる理想形の釣り&ルアーはそんな感じかな~?

通い込むほどに、違ったものが見えてくるかもしれませんけどね。


難航不落のH湖。

でも、ビッグフィッシュが居るのは間違いない。


北緯49度の50アップ目指して頑張ります!!
by nishinelureworks | 2009-04-15 03:17 | Voice From The Water | Trackback

Voice From The Water  『日々修行』

先週は、日本のバス業界に激震が走りましたね。

JBトッププロによる不正。

不正はあかん。
不正は絶対にやったらあきません。

何故、相羽さんがそんな事をされてしまったか。僕なんかには想像もつきません。
きっと色んな事情があったんでしょう。

しかし、どんな事情があったにしろ、やってはいけない事はやってはいけない。

そんな事は小学生でも分かります。

本当のプロフェッショナルと信じていただけに、大きな失望感、そして大きなモノを失った喪失感。
未だに何か悪い夢を見ているみたいです。

相羽さんのファンの方々にとっては、本当にショックな出来事だっただろうし、マジメにバス釣りに取り組んでいらっしゃる方であればあるほど深い失望感を感じられたのではないでしょうか。

自分の好きなバスフィッシングを全否定されたと感じても仕方ないですからね。(涙)


今回の一件は本当にショックな出来事でしたが、でも、僕的にはそれ以上に気になることがあります。

それは、今の日本の釣り業界に感じる、ある種の違和感。

一体誰が主人公なの?

って何時も感じます。

カナダに居るから余計そう感じてしまうのかもしれないけど、正直???と感じてしまいます。

人前に立って何の疑問も持たない人、完全に道化師に徹する事ができる人、もしくは自分をスターと勘違いしている人(苦笑)であれば、むしろこんな悲しい事は起こらなかったかも・・・・・とすら思います。

自分の立ち位置が上がっていけばいくほど周囲の期待も大きくなるわけで、ピュアな釣り人であればあるほど、そして真面目な性格であればあるほど、自分の考える立ち位置と、周囲の期待とのギャップに苦しむのでは?と思ったりもします。
どちらにしても、そのプレッシャーが壮絶である事だけは想像に難くない。


僕自身は、『主人公はあくまで釣り人一人一人』と考えているのですが、
実際はある種のカリスマ性を持った人物が、もてはやされている現実。

本当にこれでいいのでしょうか?

僕みたいな、性も無いルアービルダーであっても、天才?とか、神の手?とか、社長???とか、色々なお褒めの言葉を頂く事があります。
その度に、丁重にお断りしています。
僕はそんな立派な人間ではないから。

そりゃあ、自分はとても弱くてバカな人間だから、優しくしてくれる人や言葉に甘えたくなる事も多々あります。(恥)

が、そんな言葉に満足し、酔いしれてても、そこから先には決して進めない。
自分の求めている場所には永久に辿り着けない。
僕はそう考えています。

ルアー作りで飯を食わせてもらっている以上、自分の仕事は裏方業。
それ以上でもなければ、それ以下でもない。

『主人公は釣り人一人一人』

NLWはその為に存在していると思うし、自分がこの世に生かしてもらっている存在意味だと考えています。

この気持ちは今までも、そしてこれからも絶対に変わらないと思います。


今回の一件では、プロフェッショナルという事について色々考えさせられました。

プロってなんだろう?って。

自分はルアー作りのプロ。(ルアー作りで生活をさせて頂いているという意味で)

だけど、だからと言って自分が偉いとは思わないし、特別な存在だとも思わないし、そこに何のステータスもプライドも感じません。

ただ単に自分が果たすべき仕事をどうやって形にしていくか。
どうやったら目標を達成できるのか。
ただそれだけです。

だから、その目的から外れると感じたものは、自分にとっては不必要なモノ。

手の感覚を鈍らせたくないから、酒もタバコも薬?も一切やりませんし、お茶すらも殆ど飲みません。(カフェインが微妙な指の感覚を鈍らせるので)

手に油を付けたくない(ペイント剥離の原因になる)ので、ポテトチップスはハシで食べるし。(それは関係ないか?笑)

好きだったバイクもスノボも止めました。

とにかく『平常心』を失いたくないので、女?も博打も、もちろんやりません。

と言うか、麻薬的な事は釣りだけで充分!!!(爆笑)

なので、名誉欲とか、行き過ぎた金銭欲なんかも、自分にとってはあまり意味が無い事。(むしろ邪魔)
名前が売れるとか有名になるとか、そんな事はどうだっていいし、お金だって、自分の家族が守れればそれで充分。

むしろ、そういう余計な事に気持ちを囚われて、自分が見るべき事、感じるべき事、そして作るべきものを見失ってしまう事の方が、僕にとってはよっぽど大問題です。


そりゃあねぇ、大きな仕事になるとビビりますよ。(笑)

自分のブランドだったら、売れなければ自分が苦しい思いをするだけで済む話ですが、他社の仕事をさせて頂く時は、そうはいかない。

釣れるルアーである事は大前提で、更に仕事相手の会社の売り上げや、そこで働く方々の生活まで関わってきますから、その事を考えると、正直、木にナイフを入れるのをビビル事があります。

何よりも、その製品はその会社の名前を冠して販売される訳ですから、その責任は果てしなく大きい。

そのプレッシャーは決してイヤな訳ではないけど(むしろワクワクする事の方が多い。笑)、なかなか形に出来ない時は本当に苦しいです。

だからと言って自分に逃げ帰る道は無い。
余計な事なんて考えている余裕は一切無い、というのが正直な気持ちです。


トリプルインパクトの開発の時は、どうしてもある条件を満たしたフィールドでスイムチェックをしなければならなくて、その条件を満たす場所が一箇所しか思いつかず、でもそれはネイティブインディアン達のテリトリー。
悩んだ挙句、テストを決行して、案の定、インディアンにライフルを突きつけられそうになった事があります。

トリプルインパクトジョイントの時は本当に形にならなくて苦しみまくり、最終手段を使いました。
3日間、水以外は一切摂取せず、限界ギリギリまで自分の体力を落として、見えないものを感じ取ろうとしました。
そして、ルアー一個を削るしか余力が無い状態で削り出したのがTPジョイント120。

トゥルーライフスイムベイトの時は、要らないんだったら作らない!と高飛車な態度に出まくり。(爆)
人種差別は別にして、バスフィッシングに関しては日本人は基本的に格下に見られる訳ですから、怪しい東洋人がアメリカ人を納得させるには、モノで勝負するしかない。
そしてもちろん、言葉にしたからにはやるしかないし、何よりも日本人の恥になるような仕事だけはしたくないですから、必要とあらば相手が誰であってもはっきりと言います。(ケンカはイヤだけど)


自分が作ってきた全てのルアーは自分が生きてきた証であり、後悔だけはしたくないので、とにかくその時の自分にできるベストを尽くすのみ。
そして、ベストを尽くしたのなら、結果は良い事も悪い事も、素直に受け入れる。

僕の苦労話なんてどうでもいい話ですよね。

最終的には釣れるか釣れないか?という結果が全てですから。

日々修行あるのみ。

願わくば、棺桶に入るまでルアーを作っていたいと願っています。


話が脱線しまくりました。(汗)

今回の相羽さんの一件。

ただ一つだけ僕が伝えたいのは、『道具に罪は無い』と言うこと。

ルアーにしろ、ロッドにしろ、タックルは一人の力で完成するものではなく、そこには本当に沢山の方々の気持ちがこもっているモノだと思うからです。

プロはもちろん、メーカーの人、工場の人・・・・・・・・・本当に沢山の方々の、気が遠くなるほどの苦労の末に世の中に産み落とされるもの。

色々あったとしても、その本質は絶対に変わりません。


好きも嫌いも人それぞれ。
道具に対する考え方や好みも人それぞれ。

でも、例え何かがあったとしても、”おらぁ、これが好きだからこれからも使い続けるぜぇ~”って自信満々で使い続ける釣り人は、凄くカッコいいと思うし、とてもステキな事だなぁと僕は思います。(笑)


何はともあれ、凄く考えさせられる事件でした。(色々偉そうな事を書いてスイマセン。大汗)
by nishinelureworks | 2009-04-08 04:38 | Voice From The Water | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


by nishinelureworks
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