Nishine Lure Works 裏日記

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ジャークベイト開発記 【見えてきた希望】

先週の木曜日は今年何度目かのジャークベイトミーティングへ行ってきました。

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この2か月間、ルアー体幅サイズの修正作業に取り組んで頂いていたのですが、モールドエンジニアさん&CADデザイナーさんの奮闘により、遂に克服できる可能性が見えて来たとの事!

CADデータの大幅修正+金型はほぼ作り直しと言う大作業にはなりますが、解決の糸口を見つけてくれたエンジニアさん達に感謝です。

体幅サイズ14.5㎜→14.0㎜と、僅か0.5㎜の修正ですが、ルアーのダート能力に大きく寄与する部分なので、どうしても拘りたかった箇所。(前回までの顛末はコチラ

もちろん、追加金型コストが必要になりますが、開発資金をサポート下さっている方から、

”改良方法が分からない、もしくはこれ以上改良できないというのならまだしも、改良方法が分かっているのに、それをやらないのはダメでしょう。やりましょう!”

との力強いお言葉を頂き、実行できる事になりました。(感謝)

モールドエンジニアさん、CADデザイナーさん、資金サポートを頂いているインベスターの方・・・・ルアーの完成度を1%でも高めたいという意志を持って尽力下さっている方々にただただ感謝です。

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そして、先日はルアーのスイムテスト中に嬉しいサプライズが。

プロトモデルで今年の初パイクをキャッチ!!
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フィッシュグリップを持っていなかったので、水から上げる事無く針を外してリリースしましたが、優に80センチを超えるビッグパイクさんでした♪(喜)

そして、まさかのラージマウス君も登場!!(驚!)
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オンタリオはバスは禁漁期間中なので、写真を1枚だけ撮らせてもらってお帰り頂いたのですが、これにはビックリ。(*意図せず釣れてしまった場合は即リリースすればOK)

何がビックリって、同じ場所で3日前にテストをした時は氷が張ってて僅かなオープンウォーターを見つけてスイムテストしてたような状況だったんですよね。
そんなですから、魚が釣れるとか全く期待してなかったですし、この日の前日&前々日は最高気温がプラス16℃ぐらいまで上がったとはいえ、水温は3.5~4℃ぐらい。
ラージマウスバスをキャッチした水温としては自己最低水温を記録更新したのではないかと思います。(低水温すぎて、全く引きませんでした。笑)

とにもかくにも、やはり体幅は14.0㎜がベストだと、手応えを感じることが出来たスイムテストとなりました♪(^o^)v

大きな山場を越える事が出来たジャークベイト開発。
このまま順調に進んでくれることを祈るばかりです!
by nishinelureworks | 2016-03-17 21:02 | Jerkbait | Trackback

ジャークベイト開発記 【0.5㎜のせめぎ合い】

昨日は、ジャークベイトの金型製作を依頼している会社に行って参りました。

目的はもちろんジャークベイトについての話合い。

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先日の開発記でも書きましたが、ジャーキング時のダート性能を最後の一滴まで絞り出せないか格闘中です。(前回の開発記はコチラ

現在、仮仕上げの金型で成型してもらったプラスチックパーツで中空プロトタイプを作製し、ビルド&テスト&スクラップを繰り返しているところなのですが、現段階の仕上がり具合は95%ぐらいと言ったところ。

色々とプロトモデルを作って検証して行った結果、残りの5%は、やはりボディー体幅の厚みに起因しているという結論に達しました。

ハンドメイドの完成モデルの体幅は14.0㎜。
成型プラスチックパーツで仕上げた中空プロトの体幅は14.5㎜。

ほんのわずかな誤差ですが、マスターモデルをスキャニング→3次元データ化していく過程で体幅に0.5㎜の誤差が生じ、狙っているアクションと少しだけ違った特性を持ったルアーになってしまっている事が分かりました。

で、現在はその0.5㎜を何とか修正出来ないか、金型屋さんと話し合っている最中。

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写真左:体幅14.5㎜のプロトタイプ
写真右:体幅14.0㎜の改良型プロトタイプ
(*どちらも中空モデル)

二つのプロトタイプを持ち比べてみても、ほぼ判別できないぐらいの差なのですが、この0.5㎜の体幅の差がアクションに大きな影響を与えているんですよね。

昨日は、この0.5㎜がどれだけ大きな意味を持っているか、それをエンジニアさん達に伝える為に走った往復400㎞の道のりでした。


今の段階では、技術的な問題が幾つかあり、それを解決できるかどうかはエンジニアさん達に掛かっています。
そして、仮に問題点を克服できたとしても、今ある金型を修正するとかいうレベルではなく、新しい金型を一から作るぐらいの大仕事になるという話。

性能を5%を伸ばす為に金型の作り直しをするのか?
コスト面等を考えると、そのリスクを取る事に意味があるのか?
そもそも、資金的にそれを実行できるのか?

でも、可能性がある限り諦めたくないです。

とにかく今、自分に出来るベストを尽くしていくのみですね!
by nishinelureworks | 2016-02-06 14:07 | Jerkbait | Trackback

ジャークベイトプロトモデル、インジェクション化への道のり その2

明けましておめでとうございます!
本年が皆様にとって素晴らしい一年となります事を心よりお祈りしております。
本年も引き続き、何卒宜しくお願い致します。

さてさて、いよいよ明けた2016年ですが、NLWも3日から仕事開始。
今年の初仕事はジャークベイトのプロトモデル改良作業でスタートです♪

前回のブログで、007というモデルが出来上がった事はご報告させて頂いた通りですが、その後、テストを重ねて行った結果、ダートアクションに少しコツを要する事が判明。

それが最後の課題となっていたのですが、昨日遂にそれを克服することが出来ました♪(喜)

それがこのプロト015。
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タダ巻き時はウレタン製ハンドメイドモデルのレスポンスを超えるレスポンスを叩き出した007ですが、このプロト015ではタダ巻きレスポンスを少し落としてウレタンモデルと同等にし、ダート性能をアップさせていく方向でチューンを加えてみたところ、それが成功!

ちなみにNLWの場合のタダ巻きレスポンスの検証方法ですが、一定スピードで9m泳がせ、その間の振動回数(ロール&ウォブル)をカウントすると言う方法で計測しております。(何時もの如くニシネアナログワークス。笑)

で、その方法で計測すると、ウレタン製ハンドメイドモデル(ソリッドボディー)は9m泳がせると75~76回の振動を発生させます。

プロト007は同距離で79~80回と、振動回数(ピッチスピード)はハンドメイドモデルを上回るレスポンスを叩き出している反面、ダートのスライド幅やイレギュラーダートの発生率はウレタンモデルの8~9割程度。

このスライド幅&イレギュラーダートの発生率を何とか10割まで持っていけないかと試行錯誤して行った結果、出来てきたのがプロト015でした。

このプロト015の振動回数はウレタンモデルと同じ75‐76回。
そして、ダートアクションも見事にハンドメイドモデルと全く変わらないレベルの動きを見せてくれました♪(喜)

プロトテストではダーティングアクションその他を検証する為に、あえてコーティングしないでペイントが剥げやすい状態でスイムテストを行っているのですが、このプロト015はいい感じでボディーにフックがヒットした跡が残されています。

この部分にこうやってフックサークルが出来るのは、このジャークベイトの場合、とてもいいダート&スライドアクションが出ている証。(^o^)v
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昨年、ビッグマスキーをキャッチさせてくれたウレタン製アタリモデルも、015と全く同じ位置にフックサークルが出ています♪(その時の釣行記はコチラ
フロントフック回りのフックサークルは、おそらくキャスト時にできたものだと思われますが、ミドルフック回りに出来ているフックサークルはジャーキングアクションで出来たもの。
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問題は、この015の動きを再現するとしたら金型を大きく修正する必要があり(最悪の場合は作り直し。汗)、技術的&コスト的にそれは可能かという事。(^_^;)

言葉にすると、たった0.5㎜の修正なのですが、メジャーな部分に関わる修正なので大仕事になるのは間違いなさそうです。

正直、007でも製品として全く問題ないレベルに到達していると思うのですが、この015の動きは非常に魅力的。
特にスモールマウス狙いの場合はダート性能は重要事項ですし、メチャ悩むところです。

いずれにしても、今後も0.1g、0.1㎜単位での調整が続くのは間違いないですね。(^o^)v

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開発はまだまだ続きます!!
by nishinelureworks | 2016-01-04 20:23 | Jerkbait | Trackback

ジャークベイトプロトモデル、インジェクション化への道のり

2013年の春頃より開発に着手したジャークベイト115㎜。

インジェクションで作るべく、金型製作やプラスチック成型が可能な会社を探すところから始め、ようやくできそうな会社が見つかったというのが、今年の春の事でした。(今までの経緯はコチラ

が、ようやく見つけたその会社も今までルアーを作った経験が無く大苦戦。(汗)

当初の予定では8月の中旬頃には中空プラボディーのプロトタイプのテストを開始できるのでは?という話だったのですが、予定は遅れに遅れ、プロト製作用のプラスチック部品が出来上がってきたのが12月半ばの事でした。

北米で計画通りに仕事を進める事の難しさは何時もの事ですが、最悪、形にならないのでは?と覚悟もしていたので、もう形になってきてくれただけで大きな前進です!!(嬉)

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マシンで切削した簡易モールドで成型したパーツなだけあって、表面仕上げはまだまだラフですが、苦労しながらも、ここまで仕上げてくれたカナダ人のエンジニアさんに感謝♪

インジェクションマシーンにセットされたジャークベイトモールド君!!(感無量)
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見て下さい、この嬉しそうな顔!!(笑)
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ってな訳で、この時期、年末進行で抱えていたハードな製作案件の合間を見ながら、ABS製ボディーを組み立ててニヤニヤするアホビルダーなのでありました。(笑)
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基礎研究の段階で、インジェクションで中空プラ化するなら、プラスチックパーツのウェイトは絶対にこの数値以下でなければならないという絶対数値が自分の中にあったのですが、出来上がって来たABSパーツは、自分が考える絶対数値より遥かにいい数値が実現されていたので期待は高まります。

そして、それがどういう結果をもたらしてくれるか、大きな興味と共にスイムテストをスタートさせたのですが、その素晴らしさは最初の一投で十分すぎる程感じ取れたのでした。

記念すべき001モデル。
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まだウェイトセッティングが決まっていない事もあって完璧ではないですが、予想以上のアクションレスポンスを見せてくれて、可能性の片鱗を見せてくれました。

この001モデルの課題はダートアクション。

タダ巻き時の安定性やレスポンスの良さは抜群なのですが、安定性が強すぎてジャークしてもダートしないのが問題。
オリャーとジャークをかましても、ルアーがブルブルっと直進してくる直進君だったので、ここは改良の必要性を感じました。(笑)

ってな訳で、001で感じた事を元にプロトタイプを6つほど作製♪
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基礎研究がかなり進んでいた事もあって、何をどういじればどうなるかと言うのは大まかに見当が付くので、その考えを元にして6種類のウェイトパターンを試してみます。

で、テストに持ち込むと、この中に大当たり君が!!

プロトタイプナンバー007。
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このモデルがただ巻きアクションと、ダートアクションのバランスが一番良く、ウレタンボディー製のプロトすら凌駕するアクションを見せてくれました。

タダ巻きではそのままクランキングでも使えそうなレベルのアクションレスポンスを見せてくれながらも、ロードワークに反応し、いい感じのダートアクションを見せてくれます♪

つか、偶然ではありますが007ってプロトナンバーがジェームス・ボンドっぽくて素敵すぎる!\(^o^)/

ここまでドンピシャなセッティングがいきなり出てしまう事って、自分の経験でもなかなか無く、実り多きスイムテストとなったのですが、そんなタイミングで、アーカンソーのノーフォークレイクでプリプラクティスをされていた宮崎さんからも嬉しい知らせが。

宮崎さんには、今年の春にエリー湖でお会いした時にプロトタイプ(ウレタン製)を託していたのですが、それをノーフォークで試して下さったとの事で、よく釣れたとの事。(喜)
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スモールマウス相手に散々テストを繰り返してきたこのジャークベイトですが、ラージマウス相手ではどうなのか非常に気になっていたので、とても嬉しい知らせでした。(宮崎さん、ありがとうございます!)

ってな訳で、現在は、この007のアクションをマスプロで再現するべく、ウェイト等の内部セッティングを煮詰め中。

ウェイトのマスターモデルも、もちろん手削りで作製です。(マシンが無いとも言う。笑)
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最後になりましたが、ベストアクションが出たプロト007の動画を作りましたのでご紹介させて頂きますね。

タダ巻きでのアクションレスポンス、ただ跳ね回るだけではなく、トルク感のあるロールを伴いながらスライドして行くダートアクション、サスペンドモーションに入る瞬間のナチュラルな挙動・・・・等、短い動画ではありますが、ルアーの雰囲気は感じて頂けるのではないかと思います。(^o^)v



製品化に向けて、まだまだ越えて行かなければならないハードルは沢山ありますが、一つ一つクリアして行きたいと思います。

頑張るど~~!\(^o^)/
by nishinelureworks | 2015-12-27 23:57 | Jerkbait | Trackback

NLW開発ルアー暴露大会 その1 - ジャークベイト115mm

気が付けばもう8月。

ニシネエンヤスニヤラレテバシャウマノヨウニハタラキツヅケワークスしてて、ブログの更新が滞りまくっております。(汗)

そんな事もあって、今年は釣りに行く時間もなかなか作る事が出来ずにいるのですが、今年は釣りになかなか行けない→行けないので妄想が爆発→変なルアーが次々と出来てくる・・・という、妄想暴走&創作モードがスイッチオン。
日ごとに工房に転がっている変なルアーが増殖して行っております。(笑)

同時進行で開発しているモノが多すぎて、自分でもこんがらがって来たので(←アホ)、ここいら辺で一発、ブログでも書きながら、作っているモノを整理整頓してみようかと~♪

当ブログは、これからしばらくの間、単なるアホルアーの羅列ブログになるかもしれませんが、どうぞお付き合いくださいませ~。(笑)


ってな訳で、始まりましたNLW開発ルアー暴露大会のトップバッターはジャークベイト115㎜!!
まずは製品化が近そうなモデルからご紹介させて頂きますね♪

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                  ジャークベイト115㎜(名称未定)

現在リリースされているNLWルアーの中で、ジャークベイト系ルアーはスライドダート85Fというモデルがラインナップされておりますが、クランクベイト系の機種数と比べると、ジャークベイト系のラインナップは非常に貧弱と言うか、薄い状態となっております。

クランク系を羅列しますと、ビーツァM3,M5,M7、チビビーツァS2.5、デカビーツァMG5、ブレードクランクM5R、ファットブル1,2,4,8と計10モデルのラインナップ。

対するジャークベイト系はスライドダート85Fの1機種のみ。
しかも、そのスライドダートにしても、クランク系から派生したモデルで、クランクベイトとジャークベイトのハイブリッドのようなルアーとなっております。

ミノーと名がつくモデルにはオチアユミノー125FRがありますが、これはブレードが2枚も装着された変わり種ルアー。(笑)

そんな事もあり、現在のNLWルアー群達の中に、真の意味でジャークベイトと呼べるルアーは存在しないと言っていいのではないかと思います。(^o^;)


NLWに純粋なジャークベイトが存在しない理由・・・・・

実はこれには理由がありまして、中学生時代に始めたハンドメイドルアー作りの原点がミノープラグであった事や、遠藤師匠の元でルアー作りの修行をしていた6年半の間、ミノープラグオンリーで芦ノ湖や中禅寺湖のトラウト達を追いかけていた事など、自分自身の中でミノー系ルアーへの思い入れが強すぎて、逆に作れなかったという、どうしようもないコダワリが理由であります。(汗)

では、何故そんな僕がジャークベイトを作ろうという気持ちになったのか?

それはひとえに、オンタリオに引っ越してきてエリー湖やナイアガラリバーで釣りをするようになって、真にその必要性を感じたからであります。

広大なフィールドに散っているスモールマウスを狙っていく際に、ジャークベイトほど有効なルアーは無いという事を心底痛感した事。
そして、市販品の中に自分が100%満足できるジャークベイトが無かったことから、じゃあ、無いなら作ってみようか!と。(^o^)v

それがこのジャークベイト115㎜の出発点になっています。

開発コンセプトや詳しいルアーの解説等は、またリリースが近づいたらご説明させて頂きたいと思いますが(リリース時期は今のところ未定です)、このジャークベイトには自分の持てるモノ全てを注ぎ込んでいます。

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ひたすらジャーキングしまくってボロボロになった発泡ウレタン製プロトモデル。

このプロトモデルでは、いい魚を沢山釣らせてもらいました♪

オンタリオでのスモールマウス自己最高記録となる51.5センチのビッグスモールマウス!
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BC州でキャッチしたパーソナルレコードの52.5センチ(SMB)は未だ更新できておりませんが、このジャークベイトでキャッチしたビッグスモールマウス、嬉しかったなぁ。(喜)

オンタリオ湖ではビッグレイクトラウトもキャッチ!
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スモールマウス狙いでジャーキングしてたら、ドスンとビッグサプライズ!\(^o^)/

この他にも本当に沢山のスモールマウスをキャッチし続けてくれています。

んで、このジャークベイト君ですが、開発当初より秘めたる想いがありまして、このルアーはどうしてもインジェクションで作りたい!という気持ちが強く、設計の段階からそれを想定した作りになっています。

今まで発泡ウレタン製のソリッドルアー一本でやってきたNLWが、何故にインジェクション?ってなもんですが、このジャークベイトはどうしてもインジェクションで作りたい理由があったんですね~。

理由は幾つかあって、

サスペンドモデルを作る際の精度。
ジャーキングで激しく使われた際の耐久性。
ラトルインモデルの可能性。
シースルーカラー。
北米市場で戦えるルアー。


等が主な理由。

もちろん、スイムアクションのレスポンスだけに焦点を当てるならソリッドルアーに軍配が上がりますが、全ての要素のバランスを考えると、このルアーにはインジェクションがマッチしていると考えています。

要は、インジェクションだからといって廉価版を作るという気は毛頭もなく、ルアーにマッチしたベストな素材を求めた結果、インジェクションだったと。(^o^)v
ジャークベイトの他にも、インジェクションが向いていると思うルアーは色々ありますが、要は適材適所って話ですね♪

プラスチックの削りカスまみれになって削り出した中空プラスチックのプロトモデル用ブランク。
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このモデルでは、発泡ウレタン製のソリッドモデルと比較しても遜色ないアクションのキレを出すことに成功しています。

中空プロトでの1stフィッシュとなったナイスレイクトラウトさん。
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んで、このジャークベイトインジェクション化プロジェクト、やはり高価な金型製作費等、資金が必要になるので、家内制手工業ワークスなNLWにはなかなか実現への道のりが遠かったのであります。(結果、2年以上プロトタイプをテストし続けているという。汗)

そんな中、今年に入ってから様々な幸運や人との出会いが重なり、遂に実現の可能性が見えてきた次第です。


自分的には、トリプルインパクト以来となるインジェクションルアーの製作。

インジェクションルアーを作るなら、それに慣れた製造工場にお願いするのが一番手っ取り早いと思うのですが、それだとどうしても自分の見えない部分で作業が進んで分からない事が出てくるので、悩んだ結果、金型屋さん探しから自力で行い、自分が足を運べる範囲で作業を進めれる状況構築を目標に頑張り中です。^^

幸いな事に、オンタリオ州はカナダ最大の工業地域でもあり、トヨタ、ホンダ、GMC、フォード、クライスラーなどの工場もある関係で、金型&プラスチック成型が出来る会社も豊富にあり、現在、人伝で紹介してもらった会社にて金型製作を進めてもらっています。

パソコンでルアーの3Dデーターを見ながら悩み中のカナダ人のエンジニアさん。(笑)
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このルアーが上手く行くかどうかはこのエンジニアさんの腕に掛かっています。(笑)

ルアーの金型なんぞ作った事のない会社ですので、上手く行くかどうかはやってみなければわからないというか、最後は出たとこ勝負ですが、そのリスクを背負っても、やってみる価値はあるんじゃないかと信じてやっています。(^o^)v

今のところ金型を製作する前段階のところまで来ており、現在の自分は、その時が来るのに備えて銅パイプ相手にウロコ目を入れる練習中~。

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製品化には、まだまだ幾つもハードルを乗り越えて行かなければなりませんが、全力で取り組んで行きたいと思います!
by nishinelureworks | 2015-08-11 03:04 | Jerkbait | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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