Nishine Lure Works 裏日記

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カテゴリ:テクニック( 57 )

KenDさんのブログに共感 【驚くほどシンプルな達人達】

何時も楽しみに拝見させて頂いているKenDさんのブログのDeeep Stream

超有名ブログなのでご覧になられている方も沢山いらっしゃると思いますが、KenDさんが昨日アップされていたブログ記事に超共感しまくりでした♪

■ ブログ記事 → http://deeepstream.com/2017/01/13/kingsfishingstyle/

ブログの内容は、KenDさんが先日JB Top50の北大祐プロと同船釣行されたという話なのですが(詳しくはKenDさんのブログをご覧下さい)、お話の内容にもの凄い納得。

僕自身、今まで出会った中で最高レベルの釣り人と言えば間違いなくポールさんですが、ポールさんと釣りしてて何時も思う事は、ポールさんもKenDさんが仰る北さんと同じく、考え方がもの凄くシンプル。
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何時も凄い釣果を叩き出しまくっているポールさんですが、一緒に釣りしたら、そりゃもうビックリするぐらいのシンプルさです。(笑)

いや、それは正確な表現ではないかもしれませんね。

言葉を変えて言うならば、極めて高度な事をいとも簡単にやってのけちゃってるんで、傍から見たらシンプルに見えると言うべきか。


ルアーに対する考え方もシンプルで、釣れるか釣れないかが全てであり、ルアーのテスト中、ポールさんに、

”何でこのルアーって釣れると思う?”

って聞くと、返って来る答えは大抵こうです。

”そんな理由は分からない。自分にとっては、魚が釣れたのが答えだ。”

そして、こうも言います。

”自分はお気に入りのルアーで釣りたいというようなこだわりは無い。釣れるルアーが自分が好きなルアーだ。ルアーの色も魚が釣れる色が自分の好きな色だ。魚をお客さんに釣ってもらうのが自分の仕事だ。その為の道具が欲しい。”

っと、まぁ、何時もそんな調子です。(笑)

そして、圧倒的な釣果・・・・。

そこには小難しい理屈も理論も一切なくて、釣れたか釣れなかったという結果のみ。

が、その結果に至るまでのプロセスの凄さはとうてい文章などでは表現する事ができません。

KenDさんの言葉じゃないですけど、今までの自分は一体何だったんだ?と毎回衝撃を受けるのみ。(笑)
そしてきっとKenDさんも、その場にいないと感じられない凄さ、そして文章では伝えられないジレンマを抱えながら、このブログ記事を書かれたんだろうなぁと。(笑)

超有名ブログなので、多くの方は既にKenDさんのブログをご覧になられていると思いますが、もしまだご存知ない方がいらっしゃいましたら、KenDさんのDeeep Stream、ご覧になってみて下さいませ~♪

■ Deeep Stream http://deeepstream.com/
by nishinelureworks | 2017-01-14 12:55 | テクニック | Trackback

スーパーディープをパワーフィッシングで攻略する

先日、急ぎの仕事がひと段落し、ずっと見れてなかったDVDをようやく見る事ができたのですが、ルアマガさん付録のこのDVD、マジで面白かった~!

ルアーマガジン2016年10月号特別付録 【でかバス完全攻略 in レイク・フォーク 大森貴洋】
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詳しい内容はネタバレになるので割愛させて頂きたいと思いますが、リアルな大森プロの釣り、プロトルアーテストの様子、そして、素の大森貴洋(←これが一番おもろかった。笑)が見れて、ハードな作業後でヘロヘロな体調にも関わらず、最後まで飽きる事無く(寝落ちする事無く)、一気に見てしまいました♪

完全にシーズナルパターンを外している事が分かってるプロトルアーを投げ続けて、最後にスーパービッグフィッシュをキャッチしちゃうところなんて、メチャクチャ痺れたわ~!
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流石はエリートプロ!
圧巻のエンディングには大興奮でした!!

そんな面白すぎるDVDの中で、自分が最も気になったのは、大森君がディープにスクールするビッグバスをクランキングで狙っていくシーン。

そこで大森君が手にしたタックルはヘビーキャロライナリグのクランク!!

もうね、僕的にはおおおおおおお!!!!って感じっすわ~!

”シークレットなのでコメントしたくない、動画でも見て下さい。”という大森君のコメント。

カメラの前でビッグバスをキャッチしててシークレットもくそもありませんが(笑)、大森君の、”こんなに楽なのに、何で誰もやらないんだろう?”という話には僕もメチャ同意。

【キャロライナリグ+クランクベイト】

凄い可能性を秘めた釣りだと思います。

水深10mを超えるようなスーパーディープでパワーフィッシングを展開しようと思うと、バーチカルな釣りとか、エキストラディープクランクをロングラインでドラッギングするとか、あまり選択肢はありませんが、ヘビーキャロライナリグなら、通常のハードルアーは到達不可能な深度でも、簡単にプレゼンテーションすることが可能。

僕自身もエリー湖でよくやるのですが、1オンスウェイトをつけるだけで水深14mぐらいまでカバーできてしまうので、ディープで横方向のリアクションの釣りをしたい時はマストテクニックとなっています。

例えば、ビッグクランクだけではなく、スモールサイズのシャロークランクとか、ジャークベイトとか、プロップベイトとか、そんな類のルアーをスーパーディープに送り込めるメリットは計り知れないと感じています。

水深12mボトムでデンプシーテールをスローロールしてキャッチしたエリー湖のスモールマウス。
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同じくブレクラでも。
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そして、この釣りを教えてあげた友人もエリー湖でトライし、今年の冬前に5ポンドオーバーのビッグスモールマウスをキャッチ!(ルアーはブレードクランク)
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通常はソフトベイトやジグがメインのエリー湖のディープの釣りですが、ハードベイトに良い反応を見せる時があるので、そういう時はこの釣りの出番ですね~。

もちろんデメリットもあり、キャストがし辛い、糸が絡む時がある、中層を狙う場合どの水深を泳いでいるか良くわからない、リグるのがめんどい(笑)等のヘビキャロクランクならではの煩わしさはあります。

もしかしたら、”トリプルフックがついたルアーをキャロライナリグなんかで投げたら糸絡みしそう・・・・”というネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、使用ルアーやタックルセッティングを誤ると、間違いなく糸は絡みます。(笑)

が、糸絡みを回避する要点が幾つかありまして、やりかたによっては糸絡みリスクを大幅に減少させる事ができます。

ご参考までに、僕が現在行っている方法を下記にご紹介させて頂きますね♪

■ 使用ルアー
飛行姿勢の良いもの
クルクル回転しながら飛んでいくものは、飛行中に糸絡みする確率が上がります。

■ シンカーセッティング
最初は中通しオモリを使っていたのですが、色々試してみた結果、現在は下記のシステムに落ち着きました。
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ちょいピンボケですが(汗)、中通しでなくナス型オモリにスプリットリングでスイベルを装着したモノ。
写真のウェイトの左側が道糸、右側がリーダーで、リーダーの長さは大体60センチぐらいです。

中通し式でなく、完全固定式にすることによって、フォーリング中の糸絡みが激減します。
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あいかわらずヘタクソな絵ですが(汗)、中通しだと、シンカーが道糸をスライドしながら沈んで行くので、フォール時に道糸とリーダーが接近してしまいルアーが道糸を拾う確率が上がりますが、固定式は中通し式と比較すると道糸とリーダーのクリアランスを若干取れるので、糸絡みのリスクを減らすことが出来ます。

また、固定式は着底時に余計な糸ふけが出ていないので釣りもしやすいように感じます。(中通しシンカーでフリーフォールさせた場合、沈降中にシンカーが道糸をスライドしてしまい、着底時に超ロングリーダー状態になってしまっていたりする。笑)

■ 沈め方
フリーフォールで沈めると糸絡みが発生する確率が上がりますので、基本はカーブフォールですが、水深10mオーバーのスーパーディープでカーブフォールさせるとルアーがかなり手前に寄ってきてしまってプロダクティブゾーンを長く取れません。

そこで、スーパーディープでこの釣りを行う場合は、僕の場合は最初の数秒だけスプールの糸の出を止めてカーブフォールさせ(道糸とリーダーにクリアランスを作りだす)、その後サミングでほんの少しだけテンションを掛けながら(ラインを出しながら)、微カーブフォールさせるようにしています。


■ 底取り
着底後はロッドストロークでルアーを動かしながら、フォール時に出来たスラックラインを取り、ラインを徐々に直線に近い状態にしていきます。
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■ 投げ方
通常のルアーキャストのように軽快に投げる事は難しいので、ラインの垂らしを少し長めにとり、投げ釣り仕掛けを投げるような感じで、よいしょ~~ってな感じで投げます。(笑)

そして、着水直前にサミングをし、必ずシンカーとルアーをターンさせてリグが一直線の状態(シンカーの向こう側にルアーが着水する状態)で着水させるようにします。

投げ方については大森君のDVDが大いに役に立つと思います。(必見です!)

■ タックル
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僕は今のところ下記のタックルでやっています。
ロッド : ノースフォークコンポジットTCR610M
リール : メタニウムXT
ライン : レッドスプール16ポンド
リーダー : レッドスプール16ポンド(60センチぐらい)

改良点としては、今年は16ポンドのフロロラインでこの釣りをやっていたのですが、来年はライン径の細いPEでやってみたいですね。
あと、ロッドはできればもう少し長いロッドが欲しいかも~。


ってな訳で、スーパーディープでのパワーフィッシングの世界が大いに広がる可能性があるキャロクラ。
まだまだ未開拓な分野だと思いますし、改良の余地は沢山あると思いますが、この記事が何かのお役に立てば幸いです。^^

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水平線のど真ん中でのパワーフィッシング、なかなか痛快ですよ~!(^o^)v

最後になりましたが、このような素晴らしいDVDを作って下さったルアーマガジンのスタッフの皆様、ありがとうございました!

■ ルアーマガジン2016年10月号バックナンバー http://www.naigai-shop.com/SHOP/851610.html
by nishinelureworks | 2016-12-12 01:20 | テクニック | Trackback

マイク・アイコネリが語るウェイクベイトの釣りとは?

マイク・アイコネリのファンの人って多いと思いますが、アイコネリって凄いですよねぇ。

トーナメントで魚をキャッチした時の興奮ぶりとかクレイジーそのもので、ちょ、この人、アブナイ人なんちゃう?ってなぐらいなもんですが(笑)、過酷なアメリカのバストーナメントのトップカテゴリーできっちり成績を出し続けているのは、本当に凄いことだと思います。

そして、こういう動画↓を見ると、やっぱアイコネリって頭がいい人なんだなぁって思います。

YouTubeで色んなバスプロの動画とか見てて思うのですが、アイコネリの釣り話には惹きつけられますし、説明が抜群にわかりやすいです♪

バスプロという職業を考えた場合、要点をキチンと的確に伝えられる能力はとても大切なスキルですよね。^^

そんなアイコネリ動画を見てて、オッ!と感じた動画がありましたので、ご紹介させて頂きますね。



この動画は、バスプロのセミナーを受けられるBass Universityというプログラムの動画なのですが、非常に興味深い内容でした。

テーマは”マイク・アイコネリが語るウェイクベイティング”

タイトルを聞くだけで興味が湧きません?(笑)

日本語で見れればいいのですが、残念ながら英語バージョンしかないみたいなので、内容を簡単にまとめてみました。(^o^)v

*ウェイクベイトは非常にユニークなカテゴリーである

*正しい季節、正しいシチュエーションにおいて、ウェイクベイトは最高のルアーとなる

*何時、何処で使うか?ウェイクベイトのストライクゾーン(アイコネリはウィンドウという言葉を使っていました。)は、水面~1.5ft(0~45㎝)

*ウェイクベイトがハマるシチュエーションは二つあるんだけど、その一つ目は”カバーの上”
ウィードなどのベジテーションが水面まで伸びきっておらず、ベジテーションと水面の間に狭いストライクウィンドウが出来ている状況がウェイクベイトが最高に威力を発揮する時である。
ベジテーションはどんな種類でもいい。

*ウェイクベイトの使い方は3つあるんだけど、一つは"Bulging"というテクニック。
ベジテーション(上で説明した状況)のバスを狙う時、サスペンドバスを狙う時、特にレイダウンやボートドッグなどを平行に狙う場合は、このBulging(アイコネリの発音はボルジング)の出番。

*Bulgingはゆっくりとリールを巻き、ロッドティップを高い位置に構えてルアーを水面キープする。
使用ラインは15~20ポンドのナイロンライン

*ゆっくりウェイクベイトを巻く事によって、ナチュラルなプレゼンテーションが出来る。
動きはブルーギルなどのサンフィッシュが水面でガーグリングする動きであったり、ネズミがクロールする姿であったり、カエルが泳ぐ姿そのものである


っと、まぁ、そんな感じの事をしゃべってました。
残念なのは、この動画はプレビューバージョンなので、全ての説明は聞けない事。

アイコネリが言う、ウェイクベイトが効果を発揮するもう一つのシチュエーションとか、3つある使い方の残りの二つの使い方とか、気になりますねぇ~。(笑)

Bass Universityのメンバーになると、毎月US$14.99でフルバージョンの動画を見れるみたいなので、気になる人は下記リンクをチェックしてみて下さいませ~♪

■ http://subscriptions.viddler.com/BassUniversityTV

あああ、それにしてもホント釣りに行きたすぎる~~!!
by nishinelureworks | 2015-07-06 10:10 | テクニック | Trackback

車水没記 【ボートをランチングされる方はご注意を~】

僕のfacebookをご覧下さっている方はご存知かと思いますが、先日、ボートスロープで車を水没させたので、その顛末を忘備録としてアップしておきたいと思います。

この日は、本格的なシーズンインの前にボートと船外機の調子を確認しておこうと、普段はボートを降ろさない近所のマリーナからオンタリオ湖に出撃。(これが結果的に非常に幸運でした)

この日の釣行はボートと船外機の調子を見るのが主目的なので、釣りは3時間ぐらいの予定とし、15分ほど走ってNY州の水域でプリスポーンのスモールマウスを狙ってみる事にしました。

そしたら、思惑通り、2キロオーバーのブリブリのスモールマウス君がジャーキングでヒット!

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この日はノースフォークコンポジットのJPR65MLの最終モデルのデビュー戦でもあり、最高の滑り出し!

ブログの本題とは関係ありませんが、JPR65MLの最終モデルは素晴らしいの一言です♪

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ってな訳で、3時間の釣行を終えてマリーナに戻り、ボートを上げる作業に入ります。

ボートランプが若干混んでいたので、桟橋にボートを係留し、ボートランプが空くのを待って、車&トレーラーを駐車場に取りに行き、いつも通り、バックでトレーラーをスロープに進入させます。

そして、まさにそのタイミングでまさかの事件が発生!

車&トレーラーをバックさせていると、突然ボンネットから白煙!!(汗)
そして、開けていた窓から異臭が車内に流れ込んできます!!!(滝汗)

その直後!

ブレーキペダルの油圧が抜けて何の手応え(足応え)も無くなり、床までベタ踏み状態に!(滝汗)

そして、同時にメーターの警告灯が一斉にON!

もう、何が何だか訳わからん状態。(後でメーターを確認したらABS、トラクションコントロール関係、エンジンチェックの警告塔が点灯してました)

で、既にスロープでバック状態に入っていた事もあり、ブレーキの故障をきっかけにして、車&トレーラーが重力に引かれて加速!!

もう、完全にパニック状態です。(ナイアガラの滝汗)

ブレーキを踏んでみるものの、油圧が完全に抜けちゃってて、どんなに一生懸命踏んでもブレーキは床に張り付き、何の制動も得られません。(泣)

車はスロープの傾斜でどんどん加速し、そのまま何もなす術もなく、トレーラーごと水中にザッパーンっと入水!(大泣)

そして、気が付いたらこんな状態になっておりました。↓

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自分の車の前に水が見えるというレアな光景。(笑)

本来は、トレーラーがあるべき場所に車が居るという不思議。(笑)

最終的には、トレーラーのテール部分がスロープ下の泥ボトムに突き刺さり、車とトレーラーがジャックナイフ状態に折れ曲がって、車のリアバンパーがスロープ横の壁にヒットして、ようやく暴走が止まってくれました。

そして、救出を待っている間に車内にドンドン水が入って来ます。

救出を待つ事5~10分ぐらい。

カーゴルームは完全に水没、後部座席は半沈、そして、一番水に浸かっていない運転席も足首の上あたりまで水没。

で、マリーナのスタッフの方がブルドーザーで救出に来てくれ、チェーンを掛けるべく車外に出ようとするのですが、水圧でドアは全く開きません。

しょうがないので窓から出て、エンジンフードを伝って車の前に移動し、入水してチェーンを引っかけます。

水温10.3℃で全身ビチョビチョの辛いことったらありませんが、そんな事言ってられません。(笑)

そして、ブルドーザーに引っ張ってもらって、無事にサルベージが完了。

引き上げてもらった車を見ると・・・

何もかもがびっしょ濡れ。
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ブレーキオイルのリザーバータンクはすっからかん。(汗)
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ブレーキラインの何処かでリークが起こったのが原因であることは明白です。
朝、出発前に点検した時は全く大丈夫だったのに、怖すぎです。(怖)


ボートスロープ横の壁にヒットしたリアバンパー。
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横に壁が無かったら、もっと酷いことになっていたと思います。


助手席側のドアに残っていた水没ライン。
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テールランプの中にも水が浸入。
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車高のあるセコイア君ですが、テールランプが完全水没するところまで沈してしまっていたようです。


後部座席前にあるカップホルダーも水で満杯。(笑)
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っとまぁ、こんな状態。

驚いたのは、こんな酷い状態にも関わらず、エンジンは何事もなかったかのように普通に回り続けてくれた事。
あと1m下がってたらエンジンも完全に水没してたと思うので、ギリギリのところで止まってくれたのは不幸中の幸いだったと思います。


もちろん、ブレーキは全く効かないので、修理工場へはレッカー車で移動させてもらいました。
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まさにドナドナな気分。(泣)

そして、修理工場で3日間ほど乾燥させてもらい、保険会社に修理が可能かどうか査定してもらいます。
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詳しい方に教えてもらったところ、こういうケースの場合、修理費が車の現在の価値(市場価格)の3/4を超えてしまった場合は修理不能と判断されるそうで、僕のセコイア君も修理不能の査定。(泣)

エンジンは全く問題なく掛かるのですが、電気系が相当逝ってしまっているとの事でした。

という訳で、残念ながらセコイア君とはお別れが決定。(涙)
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とてもいい車で、家族共々メチャクチャ気に入ってて、本当に残念ですが仕方がないですね。

3年半、この過酷なオンタリオの環境を走り抜いてくれ、家族を安全に目的地まで運んでくれたセコイア君にただただ感謝です。

そして、この事故が高速道路ではなく、あの場所で起こってくれた事に深く感謝。

もし高速道路であの事故が起こっていたら、おそらくボートもろとも大事故になっていた可能性は高いと思いますし、もしランチングした場所が、あの浅いマリーナではなく、ナイアガラリバーとかだったら、奈落のドロップオフに飲み込まれて、車もトレーラーもナイアガラリバーの藻屑と消えていたと思います。

実際、今回もエリー湖に行くか、近所のマリーナから出撃するかで迷ったのですが、

浅い水深のマリーナだった事
マリーナのスタッフの方に直ぐにレスキューして頂ける環境であった事
家から至近距離で事後処理がスムーズに行えた事

など、様々な幸運が重なり、命を落とす事もなく、ケガをすることもなく済んだと思います。


そして反省点。

まず第一の反省点は、今回の事故が起こる1か月前に、ステアリングオイルのパイプが腐食してオイル漏れを起こしていたので、ブレーキオイルのラインも疑ってみるべきであった事。(複雑なブレーキラインの総チェックは難しいですが)
ステアリングオイルのリーク修理後は、運転前は必ずエンジンフードを開けて各種のオイルレベル等はチェックしていたのですが、故障する可能性があるのなら調べてみるべきですよね。
特にブレーキは大事故に発展しかねないので、今後はオイル交換等をする時など、プロの目でも確認してもらおうと思っています。


第二の反省点は、もしブレーキが故障した時などに備えて、サイドブレーキの使用を想定していなかった事。
ブレーキが故障して水中にダイブするまでの僅か5秒ほどの間に、パニくった思考回路の中で、サイドブレーキを使うという事を発想する事は僕の場合は無理でした。
何かあったらサイドブレーキを使うという心の準備をしておき、練習しておく必要があると思いました。

仮に今回みたいにブレーキオイルが抜けてブレーキが効かなくなった場合でも、サイドブレーキは別系統なので、いざという時に絶対に役に立ちます。
ただ、サイドブレーキで制動するのは後輪なので、後輪が水に入る前に制動する必要があります。
その為にも、何かあったら即座にサイドブレーキを引ける準備をしておく必要があると思います。


そして、最大の反省点は、ボートスロープが車にとって極めて危険な場所であるという事を忘れていた事。
初めてボートをランチングした頃は、とにかく何をするにもビクビクしていましたが、何十回もボートのランチングを繰り返している内に、そのビクビクを忘れ、感覚が麻痺していたのが最大の反省点だと思います。

初心忘れるべからずですね!


あと、今回の事故で学んだ事は、一回水没してしまったら、車のドアは水圧で全く開かなくなるという事でした。運転席のドアは1/3が浸かっていたぐらいでしたが、車外と車内の水位が同じにならない限り、人間の力ではたぶんドアは開かないと思います。

なので、いざという時の為に脱出方法も考えておく必要がありそうに思います。

特にパワーウィンドウの場合は、電気系が逝ったら動かなくなってしまう可能性も高いので、脱出用にウィンドウガラスを割れるツールを準備しておいた方がいいかもです。

参考までに、下記リンクと動画を貼り付けておきますね。

 JAF 車が水没した時の対処と脱出方法http://www.jaf.or.jp/qa/accident/trouble/04.htm

■ ガラス割りのハンマーの性能テスト



ボートをランチングされる方は多いと思いますので、皆さんもくれぐれも気をつけて下さいね~。
by nishinelureworks | 2015-06-10 22:57 | テクニック | Trackback

本山博之著 『スモール完全バイブル』

昨年、舞木さんがオンタリオに遊びに来てくれた時にお土産を持って来て下さったのですが、その時に頂いたこの本マジ凄すぎです。

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                 本山博之著 スモール完全バイブル

エリー湖でスモールマウスをやり込めばやり込むほど、この本の凄さを思い知るばかり。

おそらくですが、この本に書いてあることはそのまま今の日本のスモールマウスフィールドで通用するんじゃないかと思いますし、そのままエリー湖でも行けちゃうんじゃないかなーってな内容です。

この本が出版されたのは2001年6月。

13年も前に、この本を作られた本山さんって本当に凄いですねー!

スモールマウス大好きな方にとっては、まさにバイブルな内容の本ではないかと思います!!\(^o^)/
by nishinelureworks | 2014-08-26 22:26 | テクニック | Trackback

ドロップショット(ダウンショット)活用法 『マスバリをカバーに撃ち込む方法』

先日、ドロップショットリグのマスバリセッティング法についてあれやこれや書かせて頂きましたが(記事)、本日はその続編です!

ってな訳で本日のテーマは、

『マスバリセッティング改良編!!』

エリー湖をはじめとする五大湖のスモールマウス狙いでドロップショットリグは必要不可欠なリグですが、日本で一般的に行われているダウンショットリグと大きく異なる点があります。

それは

使用ウェイトの重さ!!!

五大湖でドロップショットリグを用いる場合、使用ウェイトが決定的に重く、最低でも1/4オンス。
メインは3/8~3/4オンスぐらいで、場合によっては1オンスぐらいのヘビーウェイトが必要な時もあります。

五大湖でこれだけ重たいウェイトが必要とされる背景には、

水深10m以上のディープエリアでの釣りが多い
強い湖流やウネリの中で確実にボトムまで沈める必要性がある
魚探で発見した魚にいち早くルアーを届ける必要がある


などが理由。

実際の話、エリー湖とかだと完全無風時でも時速0.6kmぐらいのカレントがありますし、風が吹いた時はウネリが入り始めるので、軽いウェイトでは全く釣りになりません。

そして、それらの理由にプラスして、ボトムがゼブラマッスルで覆われているエリアも多くあるので(しかもそう言う場所にベイトやバスが集まっている事が多い)、ドロップショットを好んで使う人が多いです。

なんせ、ゼブラマッスルに触れると16ポンドフロロとかでも簡単に切れちゃうので、ルアーをボトムにコンタクトさせずに済むドロップショットリグのメリットはかなり大きいです。

とまぁ、かなりヘビーなドロップショットを使っての釣りになる訳ですが、ヘビーウェイトでズコーンと沈めると問題点が幾つか出て来ます。

その最たる問題の一つが糸ヨレ!!

軽いウェイトなら何ら問題ないワームでも、重たいウェイトでズコーンと沈めるとクルクルと回転し、糸ヨレが出まくったりするケースが殆ど。

ってな訳で、そんな問題を解消するのに、プロガイドのポールさんに教えてもらったフックがこれです。
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VMCのスピンショットというフックなのですが、これはかなりのスグレモノ!!

シンプルこの上ない構造ですが、このフックを使用する事でかなり糸ヨレトラブルを回避することが出来ます。
気になる点として、アイを貫通している縦ワイヤーの線径がかなり細い事ですが、今のところ強度面で特に問題に感じた事はありません。

が、このフック、糸ヨレトラブルを回避してくれる代わりに一つの弱点がありまして、重たいウェイトでズコーンと沈めると、こういうパターンの糸がらみが発生しやすいんですよね~。
      ↓    ↓
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通常のマスバリセッティング(フックのタイイングアイに直接結束する方法)に比べて、このスピンショットはフックの自由度が高く、可動域も広いので、何かの拍子にウェイトリーダーを拾ってしまう事が多いんです。

んで、こうなっちゃうともう糸ヨレ解消効果が期待できないばかりか、ワームもきちんとアクションしてくれません。

ってな訳で、これをどうにかできないかと、色々試行錯誤した結果たどり着いたのが、この方法!!
      ↓    ↓
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フックシャンクにラバージグのブラシガードを一本装着。

んで、これをどう使うかと言いますと~~~~~

ワームを装着すると、こうなります!!
      ↓    ↓
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ワームへのフックの刺し方は前回のブログで紹介させて頂いた方法。(記事

そして、フックに装着したブラシガードをワームの頭部に刺してセットすると、リーダー絡みは皆無になり、おまけにスナッグレス性能まで両立できてしまうというスーパーチューン!!(言い過ぎ。笑)

スナッグレス性能に関しては、完全に瓢箪から駒状態でしたが、これが試してみたらかなりイケまして、正直、かなり使えます!

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これぐらいの藻穴撃ちなら全く無問題!!

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そして実際に釣れちゃいます!

いや、カバーを撃つならテキサスでもいいやん?ダウンショットならオフセットフックを使えばいいやん?ってご意見は多々あるかと思いますが、それは確かにそのとーり!(笑)

が、やはりテキサスにはダウンショットの動きや誘いは出せませんし、ダウンショットリグをカバーの中に撃ち込めるメリットやシチュエーションは想像以上に沢山あると思うんです。

ダウンショットをウィードレス化するにしても、オフセットフックではきちんとアクションしてくれないワームも沢山ありますので、ウィードレスマスバリの出番もあるんじゃないかと思うんですよね。

今からの時期ですと、テトラの穴撃ちとか、オダ撃ちとか、出番ありそうな気がしません?(笑)


ってな訳で、エリー湖のスーパーヘビードロップショットに端を発したウィードレスマスバリ君。

ヘビードロップショット(ダウンショット)以外にも、カバー撃ちとかで結構使えるかと思いますので、もしチャンスがありましたら、試してみて下さいませ~♪
by nishinelureworks | 2013-12-27 04:22 | テクニック | Trackback

ドロップショット(ダウンショット)のマスバリセッティング法を考える

今年の秋は、ソフトベイトの研究&開発に注力していたのですが、色々と発見もあり、非常に勉強になった秋釣行でした。

ソフトベイト開発に関して一番勉強になった事は、そのソフトベイトの力を100%発揮させたいなら、使用リグやジグとの相性やマッチングまで含めて考えて行く事が何よりも大切という事。

ってな訳で、今日のブログのテーマは

ドロップショットリグ(ダウンショット)のマスバリセッティング法!!


実に地味ぃ~~なテーマではありますが(笑)、これが意外と奥深いテーマだと思うんですよね~♪

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ドロップショットリグでマスバリと言えば、いわゆるチョン掛けが一般的ですよね。
おそらくですが、マスバリをドロップショットに用る場合、多くの方が写真みたいな感じの掛け方をされているんじゃないでしょうか?
かく言う自分も昔琵琶湖で釣りをしていた頃は、何の疑いも無くこの掛け方を実践していました。(笑)

が、実際にソフトベイトを開発しながらあれこれ試してみているうちに、これ以外の掛け方も大アリだなぁーって感じるようになったんですよね。

まず最初に、自分が思うマスバリチョン掛けのメリットを書かせて頂きますと下記の感じになります。

■ スモールサイズ(=軽量)なフックによってワームの水中姿勢を保ちやすい
■ フックを一点にしか掛けないので、ワームの動きにナチュラル感を出しやすい(ワームの可動域が大きい)
■ フッキングが良い


んで、短所は

■ 根掛かりしやすい
■ フックにセッティングしたワームが傾きやすい
■ ワームが身切れしやすい
■ フォール時や巻き上げ時にワームが回転しやすい


あくまで僕個人の勝手な感想でありますが、マスバリの長所&短所はこんな感じ。
色々な要素について書き始めると収拾がつかなくなりそうなので、ここから先はフックセッティングの違いがワームのアクションに与える影響という要素に限定して書き進めさせて頂きますね。(なんて強引な。笑)


話を上の写真のマスバリチョン掛け法に戻します。

ってな訳で、もう一回、同じ写真を貼り付けちゃえ~~。(笑)

d0145899_22273619.jpg

この写真に登場しているモデルさんはドロップショットリグ用に作ってみたシュリンプテイルシャイナー(仮称)というNLWプロトワーム。
ラインは実際はフロロで使用してますが、写真では糸をわかりやすくする為に蛍光ラインを使用してみました。

んで、この掛け方(アゴしたから頭部に向けて貫通させる方法)の特徴ですが、

ほっとけでワームを漂わせたいような時、もしくはシェイクでワーム全体を波打たせたい時とかは最高。
でも、超細かいシェイクで、ワームの尻尾のみを震わせたいような時は、シェイクアクションが尻尾の先まで十分に伝わらない。


って感じでしょうか。

このセッティング法で超微振動シェイクがテールの先っちょまで伝わりづらい理由は明確で、『フックとラインの接点(ライン結束部)』『ワームとフックの接点(ワームにフックが刺さっている部位)』の2点が可動部分となり、ラインを伝わってきたシェイクパワーが2か所の可動部分で吸収されているのではないかと思われます。


特にこのシュリンプテイルシャイナーの場合、超微振動シェイクで使う事によって、テールを左右に細かく振動させるのが最大の武器なので、これは何とかしなければ!とルアービルダー根性がフツフツと湧いてきたわけです。(笑)

てなわけで、NLW御用達テストタンクのバケツでテスト開始!(バケツかよっ!笑)

まず最初に試したのはこの方法。↓

d0145899_23221651.jpg

ウェイトリーダーをフックシャンクに巻きつけて、こんな感じでワームをセッティング。

すると!

見事なぐらい微振動がテールの先まで伝わるじゃないですか~♪(喜)

可動部(ライン結束部)を一点減らす事によって、シェイクがテールの先っちょまできちんと伝わってます。
しかも、ワームを直接的に水平姿勢を保てるように刺すので、水平姿勢は完璧!

が、このセッティングではリグとしてあまりにも見苦しすぎなので、こういうセッティング法に改良! 
    ↓    ↓
d0145899_23421135.jpg

フックの結び方を外掛け結びに変更~!!

どーですか?この美しさ!(笑)
外掛け結びを採用する事により、リグの見た目もすっきりさわやかリポビタンDです!(意味不明)

ってな訳で、もう得意満面でバケツテストを卒業し、フィールドテストに出撃とあいなった訳です。


が、そこで別の問題が発覚~~~~~~!(汗)

このセッティング法、アクションも水中姿勢も完璧なのですが、致命的な欠点がありまして、ワームが横方向に固定されている為、フォール時&巻き上げ時&キャスト時に強烈に回転するじゃあ~~~りませんか!(涙)

そりゃまぁ、こんだけ横にきっちり固定しちゃったらワームさんも回転したくなっちゃうわな~~。(アホすぎ)

しかも、フォール時&巻き上げ時&キャスト時、ワームがフックに刺さっている一点に力が集中するので、ワームがあっという間に裂けたり、穴が大きくなってズレたりと問題だらけ。

バケツテストの落とし穴で、まさに木を見て森を見ずなリグ開発となってしまったのでした。(笑)

ってな訳で、色々試行錯誤しまくりましたよ~~~。

んで、最終的にたどり着いたのは、このセッティング法!!
       ↓    ↓
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ワームのアゴから刺し、フックポイントをワームのノーズ部分に格納する方法です。

最初のトライではライン結束部を固定して失敗したので、この方法はライン結束部の自由度は残し、ワーム装着部を固定するというコンセプト。

そしたらですよ!お立合い!!

これが効果ありありの有馬温泉!!(意味不明)

一見ヘンな刺し方ですが、微振動シェイクがテールのさきっちょまでしっかり伝わってますし、ライン結束部に自由度が残されているのでキャスト時、フォール時、巻き上げ時は、ワームがラインに沿うように追従し、ワームの回転も激減!!

しかも、シュリンプテールシャイナーのように体高があり薄っぺらいワームでも傾かないで泳がせられる!という大きなメリットがある事まで発見して大コーフンなのでした。

そして、実際のフィールドテストでも結果は良好!

d0145899_0442630.jpg

唯一の心配事項だったフッキング率ですが、それも全く問題なく、ラージさんやスモールさんが結構釣れましたよ~♪

んで、もしかしてこのフックセット法って凄い発見かも!?ナイショにしとこー!って、ほくそ笑んでいたのですが、まぁ、こんなケツの穴の小さい根性曲りルアービルダーが考える事なんて知れてますよね。。

既にこのフックセット法を実践されている偉大すぎな方々がいらっしゃいましたよ~!!(笑)

■ アーロン・マーテンス様(動画中1分46秒あたりから説明)


■ KVD様(動画中4分9秒あたりから説明)


アーロン様にKVD様、偉大だわ~~~~!(尊敬)


ってな訳で、ドロップショットのマスバリ話。
実は、この先にまだ顛末はあるのですが、話がすっかり長くなっちゃいましたので続きはまた今度させて頂きたいと思います。

これからの時期、ドロップショットリグは最重要リグの一つだと思いますし、アーロンKVD式マスバリセッティング、是非試してみて下さいませ~♪


■ 追記
ドロップショット(ダウンショット)をリグる時に、必ずフックポイントが上を向く結び方を以前ご紹介させて頂いた事がありますので、ご参考までにリンクを貼り付けておきますね。
http://beatour.exblog.jp/9230393
by nishinelureworks | 2013-12-21 00:50 | テクニック | Trackback

五大湖の風波と向き合う 『その3 ウネリ』

少し間が開いてしまいましたが、五大湖の風波と向き合うシリーズのウネリ編を書かせて頂きたいと思います。

と言う訳で、本日のテーマは『ウネリ』について。。

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四国ぐらいの面積を持つエリー湖で釣りをする上で、どうしても避けて通れないのがウネリ。
って言うか、避けては通れないというよりも、むしろウネッて無い時の方が珍しいという。(笑)

このウネリさん達ですが、以前も書かせて頂きました通り(記事)、高低差が2mを超えるあたりから波頭が崩れ始め、白ウサギさん、もしくは白クマさん達が大量発生ってな状況になります。(もはやそうなると危険とかなんとか言う前に、阿鼻叫喚状態としか言いようがない。汗)

僕が船を出す(もしくは撤退するライン)は、ウネリの波頭が崩れ始めるか崩れ始めないかぐらい。(ウネリの高低差は1.8mぐらい)

それなりに走れて、釣りになるのは、ウネリの高低差1.5mぐらいまででしょうか。
それ以上の状況で無理に船を出しても危ないばっか&釣り&ルアーテストにならないので、自分は船を出す事はありません。

が、そんな高低差1.5m以内の安全圏とも言えるウネリの中にも注意すべき危険な波があるんですよね~。

注意すべき危険な波その1は、ウネリの中に混じった引き波等の不規則な波。

五大湖の風波と向き合うシリーズその2(記事)でも書かせて頂きましたが、引き波はいかなる状況下においても危険ですね~。
しかも、ウネリの中だと迫ってくる引き波に気付きづらいのがやっかいなところ。(怖)

ウネリの中でのドリフトフィッシングとか、もしかしたらロッドティップやラインを見ている時間よりも、周囲の波を見てる時間の方が長いかもです。


そして、注意すべき危険な波その2は、2方向から来る複雑なウネリ。

エリー湖とかでよくあるパターンなのですが、例えば前日まで強い南西風が吹いていた翌日、風向きが北西強風に変わった時など。。
南西方向からの残存ウネリと、北西方向からのニューウネリがミックスし、複雑なウネリが立っている時が結構あります。

この場合に何が起こるかと言いますと、2方向から来るウネリのタイミングがシンクロした結果、2m以上の高低差を持ったウネリがいきなりやってくることがあったりと、結構危険。
この手のウネリは風向の変化だけではなく、岬等で湖流が大きく変化する場所にも出やすいので、航行にはかなりの注意が必要です。
なんせ、2方向からのミックスウネリは走りにくい事この上なし!(汗)


ちなみにこの動画は、エリー湖のウネリを風上に向かって走っている時に撮影したもの。


一方向からの素直なウネリで、高低差は1.5m前後。

これぐらいの高さのウネリであれば、走行に特に支障はないですが、連続ジャンプ台に突っ込んで行くようなものなので、自分はのんびり走行派です。(船を壊したくないし~。笑)

が、ただ単にゆっくり走ればいいというものでもないみたいで、ウネリの高低差がある中をゆっくりとアイドリング走行したら、船首が下がって逆にウネリに刺さりやすくなるので、常にプロップでトラクションを掛けながら、アクセルワークで船首を高い位置にキープしながら走る感じ。

船首を上げる事によって実質的に使える喫水が深くなるので、ウネリの中の航行ではアクセルワークで船首をリフトできるかどうかがとても大切かな?って思っているのですが、実際どうなんでしょう?(正しい走り方は知りません。笑)

船首を上げるだけならトリムを上げれば簡単に上がりますが、これだとウネリを乗り越えて行く際に、船首の抑えが利かなくて(船首部の)アップダウンが激しくなり、高く跳ね上げられた船首は、当然の事ながら次の瞬間大きく下に叩きつけられるので、次のウネリに刺さりやすいという悪循環にハマりがちに思います。

なので、自分の場合、ウネリの中を風上に向かって走る時は、トリムを一番下まで目いっぱい下げ、船首のばたつきを押さえつけながらも、船首を上げる努力をするって感じでしょうか。(正しい航行法かどうかはわかりません。笑)

非常にありがたいことに、自分の船はガソリンタンクが船尾にレイアウトされているので、ウネリの中を走らなければならなさそうな時は、ガソリンタンクをなるべく満タンにしてスタンヘビーにし、フロントデッキのストレージになるべくモノを入れないで、できる限りフロントの軽量化に努めています。(できればトローリングモーターも重量の軽いモーターガイドにしたいぐらいですが、自分的にミンコタだけは譲れないので、荷物で軽量化。笑)

大切と思うのはアクセルワークで、ウネリを登る時はアクセルオン。
そして、ウネリの頂点を超えた瞬間にアクセルを微妙に抜いて不必要にジャンプしないようにし、ボートの腹でバコーンと着水ではなく、尻からソフトランディングさせる感じで走ってます。
かといって、アクセルを抜きすぎると船首が下がって次の波に刺さりかねないので、ウネリを降りている最中もアクセルコントロールに集中してプロップのトラクションは完全に抜かない感じ。(言葉で説明できん。笑)

誰かに習った訳ではないので、これらの走り方が正しいかどうかはわかりませんが、大体そんな感じで走ってます。

ちなみに、上の動画のウネリの中を風下に向かって走るとこんな感じになります。



動画では平水に見えますが、そこがワナ。(笑)

実際には1.5m前後の高低差があるのですが、侵入する方向によって、ウネリの見え方がこれだけ違うというのをご覧頂けるかと思います。

ウネリを下っていく時は、ウネリをさかのぼっている時に比べてウネリの高低差を確認し辛いので、侵入スピードを誤ると結構激しい腹打ちを食らったりはよくあるかも。(この動画中でも着水失敗が2~3度あり←所詮はヘタクソドライバー。笑)

いずれにしても、ウネリを風下に向かって走っていく際も、ウネリの頂点を超えた瞬間に一瞬だけアクセルを抜いてソフトランディングを心掛ける事と、なるべくウネリの頂点が低い場所めがけてステアリングを切っていく感じでしょうかね~。(ウネリの中を風下に向けて走る時は、船首がバタバタしない範囲でトリムを少しだけ上げる時もあります)


あと、ウネリの中を横方向に進む時ですが、これはもうシンプルにウネリの谷間をトラバースしていく感じ。
盛り上がった水で船の両側の景色が見えないような時でも、ウネリの谷間に走行ラインを取れればプレーニング走行も可能ですし、ボブスレーのコースを走っているみたいで結構スリリング。(自分は嫌いではありません。笑)

いずれにしても、フットアクセルは自分的には絶対必要なアイテムですね~。

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アクセルコントロール以外にも、ハンドルはやっぱ両手でしっかりと握りたいですし、もう、これなしでは考えられません。(笑)

いずれにしてもつくづく思う事は、自然条件は刻々と変化しますし、うねりや波と上手に付き合いながら安全に楽しみたいものだなぁって思います。
by nishinelureworks | 2013-12-14 08:49 | テクニック | Trackback

五大湖の風波と向き合う 『その2 危険な波』

先日より書き始めました五大湖の風波と向き合うシリーズ。(その1はコチラ)

第2回目は『危険な波』というテーマで書かせて頂きますね。

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荒れる事で有名なエリー湖。。
時に高低差4~5mを超えるような巨大なウネリが出る事もあり、もはや湖というより海に近いです。
ちなみに、今まで自分が見た中で一番凄かったウネリは、15キロ先の岬の向こう側の水平線がウネリでボコボコ盛り上がっているのを見た事があります。(あの時のうねりの高さはどれぐらいあったんだろう?汗)

そんだけウネリが高くなっちゃうと、危険とか言う前にもはや完全に出撃不能ですので、このテーマからは除外させて頂きたいと思います。(笑)

自分のボートで出れる範囲内で危ないなぁって感じる波は、実はウネリではなく突発的な引き波三角波

高低差1.5mのウネリとか、話だけ聞くとスゲー危なそうに聞こえるかもしれませんが、引き波や三角波のタチの悪さに比べたら全然マシです。

特にヤバいなぁって思うのは、クルーザーが出す引き波と、局所的に発生する三角波の二つでしょうかね~。

釣りとかに使われているような普通サイズのボートとかならさほど問題ないのですが、20~45ftクラスのクルーザーが全開走行に近いぐらいのスピードで走った時にできる引き波はヤバさ満点です。

波の高さといい、波の幅といい、もう大嫌いな波ナンバー1!!

バスボート走行中にこの波が来ると、乗り越えるのが大変ですし、釣りしててもやり過ごすのが大変。(汗)

今年、レイク・セントクレアで開催されたバスマスターエリートシリーズ最終戦の最終日、アーロン・マーテンスがジャックプレートの故障で帰着できませんでしたが、あのアクシデントの原因になったのは、まさにこのクルーザーの引き波が原因だったそうです。
話によると、2艇のクルーザーの引き波が交錯した場所で大ジャンプをした結果、その時の衝撃でジャックプレートのボルトが引き抜かれてしまったとの事。

実際の話、もし引き波の接近に気が付かないまま60マイルオーバーのスピードで突っ込んだらとか想像すると、本当にぞっとします。(滝汗)

あまりにも有名な動画ですが、こんなことになる可能性は十分にあり。↓



何故に全開で引き波に突っ込む?って感じですが(汗)、バスボートが簡単に吹っ飛んじゃってます。
20~45ftクラスのクルーザーが全開走行で走った場合、動画中の引き波より遥かにエゲつない引き波が出ますし、ホント危険がアブナイ事この上なし。(汗)

これらの引き波は、釣りしてる時も同様に危険で、背後から迫ってくる引き波に気が付かないで居たら、突如の大揺れでバランスを崩して落水という事も十分にあり得るので(しかも忘れた頃にやってくる。汗)、常に自分の周囲を走り回っているボートや、引き波の接近に注意を払う必要があります。


んでもって、この引き波と同じぐらい危険だと思うのは、局所的に発生する三角波!

岬周辺、インレットエリア、川のベンドや川幅が狭まっている場所等、地形的条件で三角波が立ちやすい場所はありますが、何と言っても危険だと思うのは、岸が護岸されていたりして打ち返しの波が入るような場所でしょうかね~。

そういう場所がウィンディーサイドになっている場合、沖から迫ってくる波と、打ち返しの波が合体して、”波の高さ2ばーい、2ばーい”どころじゃなく、シャレにならない高さの波になっている時があります。(怖)

三角波が危険だなぁって思うのは、ウネリみたく波に規則性が無い事と、波の斜度がきつく、高低差があり、下から突き上げる力が強い事でしょうか。
言ってみればモグラ叩きの上に浮かんでいるようなもんで、簡単に船をひっくり返してしまう要素を沢山持つ波だと思います。

ちなみにこの動画↓は、ピュアな三角波ではないですが、今年自分が体験した波でワースト3に入るコンディションの時のモノ。



この時の状況を簡単に説明しますと、オンタリオ湖に流れ込む流入河川のスロープから船を出して、オンタリオ湖に出ようとした時のものなのですが、流れ出しの河口部に、局所的に高い波が立ってました。(動画では分かりづらいかもしれませんが、波のトップは自分の目線より遥かに高い)

河口に向かって吹く強風でできたウネリと、川から流れ出した水がぶつかり合った結果、波が大きく成長してしまったケースですが、この時は出船一分でパンツの中までビショビショになりました。(2度と行かん!)

ってな訳で、自分が危険だなぁって思う波は、引き波と三角波ですね~。

もちろんの事、危険度で言えばウネリが高くなった時に出るシロクマさんが横綱級ですが、エリー湖でこれが出現する時はバスボートでは完璧に出れないコンディションなので、もはや自分には全く関係ない波です。(笑)


ちなみに同じ白波でも、そんなに問題ない波もありまして、例えばナイアガラリバーで頻繁に遭遇する白ウサギさん達はむしろ楽しいぐらい。

川の場合、下流側から強風が吹くと白波が立ちやすい(ナイアガラリバーの場合は30~50センチぐらいの白波が立つことが良くあります)ですが、ウネリもなく、波の間隔が狭くてボートで波をまたげるので、白ウサギさんだらけでも、普通にプレーニングしてガンガン行けちゃう事が多い波ですね~♪

ボートによって走り方は違うんでしょうけど、自分のボートの場合は、こういう波の時はスピードダウンしてトロトロ走るよりも、ある程度のスピードで波のトップを突っ切っちゃった方が衝撃も少なくて走りやすいです。


ってな訳で、今回は波について色々書かせて頂きました。

次回のブログでは『ウネリ』というテーマで書かせて頂きたいと思います~。
by nishinelureworks | 2013-11-27 02:52 | テクニック | Trackback

五大湖の風波と向き合う 『その1 風と波の相関関係』

これから何回かに分けて、自分なりの五大湖の風波との付き合い方を書かせて頂きますね。

第一回目の今日は『風と波の相関関係』というテーマについて書かせて頂きたいと思います。

d0145899_5525437.jpg

当たり前の話ではありますが、波が発生する主な原因は

風がビュービューに吹けば吹くほど、当然波は強く&高くなって行きますよね~。

じゃあ、どれぐらいの強さの風が吹いたら、どれぐらいの波が立つのか?
釣りに出撃する時、最も知っておかなければならない事はこれだと思います。

そして、今吹いている風が強くなっていくのか、弱くなっていくのか、風向は変化していくのか等、常に細心の注意を払う必要がありますよね。

自分がメインで出撃しているエリー湖を例にすると、風と波の相関関係は概ね下記のような感じになります。

■ 風速5km/h(=秒速約1.4m/s)以下
ほぼ無風で水面はベタベタの鏡状態。もしくはサワサワとさざ波が立つぐらい。
エリー湖ではかなりマレなコンディションです。

■ 風速10km/h(=秒速約2.8m/s)
さざ波が一回り大きくなったぐらいの波がチャプチャプと立ち始めるのがこれぐらいの風速の時。
ちなみに自分が一番好きなのはこれぐらいの波の時。
若干の波があることによって、ボート走行時に船体が浮きやすくなり、エンジンの回転数を上げなくてもスピードを載せる事ができますし(=燃費が良くなる!!←コレ重要。笑)、釣りもしやすく、最高のコンディション!

■ 風速15km/h(=秒速約4.2m/s)
水面の動きがザワザワしはじめ、高さ30センチぐらい?(目測なので正確ではありません)の波が立ち始めます。
30センチぐらいの波が立っていても、それが波だけであればさほど問題はないのですが、風速15km/h(4.2m/s)ぐらいの風が吹くと弱いウネリが混じり出すので走り辛くなります。(波とウネリは全く別物)
以上の理由で若干走り辛くはなるものの、釣りの方はさほど問題なく、これぐらいの風であればまだ快適に釣りを楽しめます。

■ 風速20km/h(=秒速約5.6m/s)
これぐらいの風が吹くと、ウネリの高低差は1.5mぐらいになっている事が多く、釣り&ボートの走行ともに、かなり気を使うようになります。
フロントデッキに立って釣りできるのはこれぐらいの風までで(キャスティングシートは必須)、船に乗り慣れていない人は船酔いの可能性あり。
ちなみに1.5mぐらいのウネリが入ると、近くで釣りしている船がウネリの谷間に入り込んだ瞬間見えなくなり、釣り人が何もない湖面にポツネンと立っているような不思議な光景を見る事ができます。(笑)
この状況下で船首を風上に向けて立てた場合、トローリングモーターはキャビりまくって使い物にならないので注意が必要~。(ちなみに自分の船のモーターは52インチのロングシャフト)
そして、理由は後日書かせて頂きたいと思いますが、ウネリの影響を受けているエリアの水深2m未満のシャローエリアには行かないのが無難!

■ 風速25km/h(=秒速約6.9m/s)
これぐらいの風になると、ウネリの高低差は1.8mぐらいになり、ウネリの波頭が崩れ始めます。
いよいよ白ウサギさん達のご登場ですが、まだこの時点では全てのウネリが白ウサギさん化はしてない状況です。
自分のスキル&ボートで釣りができるのは、これぐらいのコンディションが限界ギリギリ。
ウネリのアップダウンがきつくなってフロントデッキに立つのが非常に困難になるので、どうしても釣りを継続しなければならない場合は、落水しないようにボート中央のコンソール部(揺れが一番小さい場所)に立ってコンソールで体を支えながらのドリフトフィッシングを行います。
この状況下ではトローリングモーターは完全に無用の長物で、もし間違ってトローリングモーターを下してたら最後、フロントデッキを這ってトローリングモーターを上げに行く羽目になります。
頼みの綱はパラシュートアンカーのみですが、大抵の場合は、ここまでウネリが高くなったらボートでプレーニング走行する事は不可能な状況なので、一刻も早く退却した方が良いです。

■ 風速30km/h(=秒速約8.3m/s)以上
これ以上の風が吹いた時は、エリー湖本湖への出撃は自殺行為!
風速30km/h(=秒速約8.3m/s)になると、ウネリの高低差は2mを超え始め白ウサギさんが大量発生。
そして、風速35km/h(=秒速約9.7m/s)以上になると、白ウサギさんが白クマさん化し、高低差4mオーバーのウネリが出る事も!

とまぁ、そんな感じです。

おそらくですが、琵琶湖等でも風速7m/sというのは一つの目安になっているんじゃないかと思うのですが、風速7mと8mの危険度の違いは全く比較にならないように感じています。

ちなみに自分の場合ですが、エリー湖のメインウォーターに船を出すボーダーライン&退却ラインは風速20km/h(=秒速約5.6m/s)までとしています。
プロガイドさんやプロトーナメンターさん達ならばもっと行けるのかもしれませんが、自分のスキル&船では、ウネリの高低差1.5mぐらいが安全圏ですね~。

いずれにしても、安全圏の日であっても、風に変化がありそうな日は、湖上でも常に風向&風速をチェックするようにしています。(スマホって、ホント便利!)

d0145899_5375285.png

試しに、現在のエリー湖のコンディションをチェックしてみたのですが、100%出てはいけない天気ですね~。(笑)

風速25km~31km(秒速約6.9m~8.6m)の強い風が吹いている上に、気温マイナス3℃→マイナス6℃って、もはや笑うしかないって感じです。(笑)

次回のブログでは、自分が思う『危険な波』というテーマで書かせて頂きたいと思います。


皆さん、これからの時期は天候が荒れる事が多いですし、くれぐれもご無理なさらず、安全にバスフィッシングを楽しんでくださいね。

命あっての釣りですから!!
by nishinelureworks | 2013-11-25 06:36 | テクニック | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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