Nishine Lure Works 裏日記

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カテゴリ:テクニック( 57 )

KVDのメンタリティー その2

さてさて、今日はKVDのメンタリティーのパート2!!

パート1を紹介した後、すっかり忘れていました。(大汗)

ゴメンナサイ!!(陳謝)

パート1はコチラ → http://beatour.exblog.jp/8601330/

パート1はプラクティスについてでしたが、パート2はワンデイトーナメントへの臨み方だそうです。

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■ パート2 : ワンデイトーナメント

1. Be prepared — mentally, physically and mechanically.(準備ー精神面、肉体面、メカニカル面)

”自分がパート1で話した事が全て当てはまる。
充分な休息、栄養、道具。
これらの要素が一つでも欠けると貴方は苦労を抱える事になる。”


2. Know what you need to win.(優勝する為に何が必要が知る)

”ワンデイトーナメントの最大の基本として心に留めておくべき事は、翌日が無いと言う事。
貴方のストラテジー(戦略)は勝つ為に、貴方にキャッチできる全てのバスをキャッチするべき。
休憩は無視(大会中)、勝てないウェイト(小さいキーパー)の為に無駄にする時間は無い。”

”どのサイズの魚をターゲットにするか決める。貴方はそれらの優勝に導く為の魚をキャッチする為に幾つかのアイデアを持っておかなければならない。
そして、その宿題を遂行する。何でキャッチできるかを知る。優勝に20ポンド必要なのに何故2ポンドフィッシュしか居ない場所で釣りをする?”


3. Know when to hold 'em and when to fold 'em.(どうやって訳したらいいかワカリマセン!!汗)

”ビッグフィッシュを探す為に、何時魚を見切るかに悩まされる。これがアングラーが直面する最も一般的な問題。”

”基本的に、移動するかどうかは貴方が釣りをしているスポットによる。
貴方が釣りをしているのはホールディングエリア(バスが居つくエリア)?、それともフィーディングエリア(捕食エリア)?
もしその場所がホールディングエリアなのであれば魚のサイズは殆ど一緒。もし貴方がリミットを釣り上げた後なのであれば、そこにステイする理由は無い。
2ポンドフィッシュで入れ替えてもバカバカしいだけ。


”しかし、もしそのエリアがフィーディングエリアなのであれば、しばらくその場に留まる。
フィーディングに入ってくる魚は魚のサイズが異なる。
2ポンドフィッシュが釣れたその1時間後に4ポンドフィッシュとか、ウェイトをアップグレードできる。


”どうやってそれを見分けるか、それは簡単ではない。
そこには科学テストも数学の方程式も存在しない。
貴方のフィールドで経験して知る事。

魚が何をしているか、彼らの動きを見て、彼らの機嫌を推測する。
彼らがどれだけアグレッシブか?
彼らが昨日または先週何に反応したか?
貴方は何時もそのスポットで2ポンドフィッシュばかりキャッチしているか?
それとも時折キッカーフィッシュをキャッチしているか?


4. Watch the weather.(天候を見る)

”一つの要素、例えば昨日の天候を理由にして場所を選ばない。
今日の天候、そして明日の天候を考えるのは(昨日の天候を考慮するより)重要な事。



5. Don't limit your places to fish.(場所を制限しない)

”幾つかのスポットを持っている事。
天候、他のアングラー、レジャーボート・・・・・何時それらが必要になるか分からない。

そしてバスは面白い生き物。
自分達は彼らの事をそれほど良く知らない。
どんな動きをするか、たぶん、それは自分達(人間)には理解できない。”


6. Think outside the box.(ボックスの外側を考える)

”5匹のクイックキーパーをキャッチしてそれからウェイトアップをしていくと言うワナにハマッてはならない。
たぶん、この方法はレクリエーショントーナメントアングラーが行う戦略で一番多い方法だと思う。
これはワークする時もするけど、ワークしない時もある。

自分はその他の戦略を提案したいと思う。
それは自分にはワークする方法で、たぶん貴方にもワークすると思う。

”朝一番にビッグバスが望めるスポットに行く事を考える。
朝9時までに3~4ポンドの魚を持っているだけで貴方のメンタルは変わる。
魚の「数」ではなく、「ウェイト」を考える。


7. Keep your attitude positive.(ポジティブをキープする)

”ひたすら釣り続ける。
(トーナメントが終わる)2時までに落胆してしまったり、スローダウンしたり、釣りを止めてしまうのは愚かな事。

自分は最後の数キャストでグッドキーパーを釣った事は一度だけではない。

前のキャストの事を考えるのではなく、次のキャストの事を考える。”



ヘタクソな翻訳ではありますが、以上のような内容でした~♪

本文はコチラですので興味のある方はどうぞ~ → http://sports.espn.go.com/outdoors/bassmaster/fishingtips/news/story?page=b_KVD_Edge_Part2


パート3は複数日のトーナメントへの臨み方だそうです。
それはまた後日に。
by nishinelureworks | 2008-11-03 03:22 | テクニック | Trackback

KVDのメンタリティー その1

全米を舞台に、毎年のように熾烈な争いが繰り広げられるBASSエリートシリーズ。

おそらく世界で最も過酷な釣りレースでしょう。

精神力、体力、財力・・・・・・その厳しさは想像を絶するモノがあります。

これは僕の私感ですが、このツアーに参加している選手はもうそれだけで賞賛に値するものだと思います。

それだけ厳しい世界。

その厳しい世界でトップを走るKVD。

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毎年当たり前のようにAOY争いに加わり(2008年1位、2007年2位、2006年2位・・・以下略)、そして当たり前のように勝って行く。

猛者が渦巻くBASSエリート選手の中でもKVDの強さは桁が一つか二つ違う感じです。

ESPNのウェブサイトではKVDの事を「宇宙一の釣り人」って表現している事が良く在りますが、マジな話、世界最強のバスアングラーはKVDではないかと僕も思います。


そのKVDがどんなプロセスでトーネメントに臨んでいくか、BASSのウェブサイトに興味深い記事が掲載されておりましたので、内容をかいつまんでご紹介させて頂きたいと思いますね~♪

記事は全3回の連載なので、今日はパート1から。

パート1はプラクティスについて紹介されています。

以下は記事の要約です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ パート1 プラクティス

2度のAOYチャンピオン、KVDのプラクティスについて聞いたら、貴方は直ちに自分のプラクティスはプラクティスではないということを認識するだろう・・・・。

プラクティスは全ての事を準備する為にする事で、魚をキャッチする為のものではない。

以下がKVDのベーシックである。


1. Watch the weather.(天候を見る)
”トーナメントに当たって自分が一番最初にする事は天候を見る事。
もし可能であれば大会2週間前か、もっと以前から。
自分が思うに多くのアングラーはそれをやっていない。
バスフィッシングを成功させる為(沢山釣る為)には、天候抜きにしては語れない。

何故ならば、プラクティス中の天候が異常に暖かかったり寒かったりした場合、意味が無いモノになってしまう。
風向きの変化や、何か強烈な変化についても同じ。
一時間雨が降ったと思えばその1分後に太陽が照ったりする。
(フィールドで)何が起こるかという事を知る事。”



2. Get enough rest and eat properly.(十分に休む事と、正しい食事を心がける)

”自分はトーナメント前に十分な睡眠をとるようにしている。
通常は7~8時間。
そして、正しい食事を心がける。
自分は大きくて厚いサンドウィッチ、そしてエナジーバーやビタミンウォーター、多少のソフトドリンクなどを摂取する。
船外機は燃料が無いと走れないように、それは貴方の体についても同じ。”


3. Have your rig and tackle ready to go.(タックルの準備)


”もし貴方がタックルに何かの不安を抱える場合、貴方は釣りに集中が出来なくなってしまう。
その不安を無くす。
自分が必要と思うもの全てを持ってくる。
そして、その使い方を学び、修理方法を知っておく事。
それをしておく事によって、様々な不安から開放される。

自分の道具が修理やメンテナンスされている時、自分は全ての工程をその場で見て、スペアパーツや修理工具を準備しておく。

そして、あらゆる場面を想定してタックルを準備しておく。”


4. Find several spots.(沢山のスポットを見つける)

”ワンデイトーナメントの場合は、モーニングバイトを取る為のスポットを一つか二つ。
そして、その後(モーニングバイト以後)釣りをするスポットを幾つか。

複数日のトーナメントの場合は、トーナメントの長さにもよるけど12箇所(1ダース)以上のスポットを見つけておく。

選択肢を常に明確にしておく事。

他の誰かが貴方のベストスポットに居るかもしれないし、天候の急変によってそのベストスポットに辿り着けないかもしれないし、単純にバイトを得られないかもしれない。

常にフレッシュウォーターの可能性を明確にしておくこと。”



5. Develop several patterns.(幾つかのパターンを確立する)

”一つのパターンに固執しない事。
何故ならば、例えば貴方がクランクベイトで2匹のキーパーを釣ったとしても、それが優勝パターンになるとは限らない。

トップウォーター、ジャークベイト、スイムベイト、ジグ、キャロライナリグ、ドロップショット、そして貴方が考えられる全ての方法をを試す事。
貴方がそこで何を発見するかは試してみなければ分からない。

幾つかのパターンを準備するという意味は、もし貴方の一つの選択肢がダメだった場合や状況の急変などに対して準備するという事。”


6. Don't catch your fish.(魚をキャッチしない)

”プラクティスでは魚をキャッチしない。
プラクティスの意味は、多くの水域をカバーし、スポットを見つけ、パターンを確立する事。

貴方は、ある特定のスポットのバスが、そのルアーで釣れるかどうかを知る必要は無い。
貴方が知っておきべき全ての事は、そのスポットにバスがいるかどうかという事。

バスがいることを確認できたら魚をセーブし、次のスポットに移動。

これを行う事が非常に困難であるのは自分も知っている。
レクリエーショナルアングラー(ウィークエンドアングラー)であればなおさら。
魚をキャッチするのは楽しい事だし、グッドバイトやアクティブバイトに抵抗するのは難しい。

しかし、これはコンペティティブスポーツ。
トーナメントでは他のアングラーよりも1ポンドでも多くウェイインしなければならない。
その事を忘れてはいけない。”


7. Keep a positive mental attitude.(ポジティブ思考をキープする)

”毎日、そして毎回のキャスト、それは新しい経験。
過去に経験した成功や苦い経験は過去の話。
未来は未来。

運やスランプは(釣れない)理由にならないし、言い訳にならない。
バスは貴方が誰だか知らないし、貴方が昨日何をしたかも知らない。

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釣りに行き、
彼らをキャッチし、
そしてトーナメントを勝つ。”



■ BASSの詳しいページはコチラ → http://sports.espn.go.com/outdoors/bassmaster/fishingtips/news/story?page=b_KVD_Edge_Part1


以上がパート1のお話でした♪

かなりヘタクソな翻訳ですんませーん。(汗)

後日、パート2をご紹介させて頂きます。
by nishinelureworks | 2008-09-13 02:23 | テクニック | Trackback

スーパーチナイのI字引き

渡辺さんに、スーパーチナイのI字引きについて教えて頂きました~!!

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スーパーチナイの棒引き。ホントに色んな使い方があるもんですね~♪
渡辺さんのスーパーチナイI字引き釣法についてはコチラをご参照下さい。
http://beatour.exblog.jp/8544039/

渡辺さんから頂いたコメントを下記にご紹介させて頂きますね♪

いやはやスーパーチナイって使えば使うほど、のめり込んでいくルアーですよね。
いまやブレードクランクと並んでヘビーローテーション中です。

ジャッカルさんのワームで、I字引きをするために作られた激釣れワームで i シャッドってあって、バスはいるけど他のワームに見向きもしないときに引いてやると、ワラワラと今迄どこにいたのん?てくらいバスがついてくることがあるんです

が、スーパーチナイってまさしく水面上で i シャッドの動きをトリプルフックプラグで再現してる状態。(トリプルフックのプラグで今後このコンセプト専用のルアーって案外ありなのかも シンキングのスーパーチナイってのは奇天烈?でしょうか )

見事なほど水面I字引きにはこれしかないよってくらいハマるルアーですねえ。

水にしっかりめり込みながらカップで強い水押しを作り、大きなV字の引き波を発生させながら、真っ直ぐ自分の意図通りに引いてこれる。

しかもバスが出た時に、軽いルアーだとはじき飛ばされてフッキングしないことが多々あるんですが、スーパーチナイでは今迄そのようなことは皆無で、ルアーにアタックしてきたバスは全てキャッチできてますからねえ。

あと、やたらカメさんがしつこくアタックしてきますよね。(笑)

しかもしつこく何度も何度も数匹で群れを成して。

これって魚以外の生き物の捕食性にまで相当訴えているってこと!?なのでリアルな外見とN-FORMⅡの質感が、それこそ魚以外の生物にも捕食活動に向かわせてるってことだろうと本気で思いますよ。

あのサイズでありながら、10cmを超えるデカペンシルにひけをとらない飛距離と水押しアピールを持ちながら、リアルフォルムを装備してペンシル&ポッパーの複合技も使えてとなると、そりゃあ最強トッププラグ間違いなしですよね。

これからの秋のトップシーズン スーパーチナイ使い倒して楽しませて頂きます!



渡辺さん、ありがとうございました!!

渡辺さんいわく、イエローパーチカラーが特にカメさんの反応がいいそうです。
遠隔操作している時にバスと間違ってフッキングしてしまい、フックを外すのが大変だった事もあるそうです!!(驚)


そういえば、もう一人のスーパーチナイのI字引き(棒引き)の使い手である、愛知の松本さんもスーパーチナイをスローシンキング化してかなり釣られているそうですよ~♪


う~ん、コレは棒引きトップウォーターを本腰入れて研究する必要があるかもですね~。
ってか、メチャクチャ面白そうじゃないですかっ!!(またまた妄想中。笑)



話はスーパーチナイのI字引きに戻りますが、僕自身は開発時に全く想定していなかった使い方で、そんな隠された才能を発掘して頂けた事にこれ以上無い喜びを感じるばかりです。

渡辺さん、松本さん、ありがとうございます!!


それにしても、カメさんが激反応って、カメさんにはスーパーチナイが何に見えているんでしょうかね~?(笑)

いずれにしても超嬉しいお話ですね♪


そういえば、何時もお世話になっているエルモさんも、以前ブログでカメパターンについて書かれていた事を思い出しました。

その時は、ふ~ん、そんな事もあるんだぁってイマイチ理解が追いついていなかったのですが、エルモさん恐るべし!(笑)

詳しい話はコチラ→http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/07/post_2d9c.html

カメさんもぞっこんのスーパーチナイI字引き、今度僕も試してみます!!

バスフィッシングってホントに奥が深いですね~!!
by nishinelureworks | 2008-09-06 01:22 | テクニック | Trackback

KVDシークレット!!

先日開催されたBASSエリートシリーズ第2戦の「キシミーチェーン戦」でKVDが、リップレスクランクのハードジャーク&フォールという特別な釣り方で優勝しましたが、その事について興味深い記事がBASSウェブサイトに掲載されておりました。

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KVDがこのトーナメントで使用したのはストライクキング社レッドアイシャッドという新型リップレスクランクベイト。(バイブレーションプラグ)
このルアーをグラスのアウトサイドエッジのコンタクトスポットで用い、激しいジャーク&フォーリングアクションでリアクションバイトさせるというものです。
トーナメントの詳細はこちらでレポートさせて頂いておりますので、もし宜しければご覧下さい。
http://beatour.exblog.jp/7501846/

今回のバスマスターウェブサイトの記事は、このレッドアイシャッドについて全2編に渡って紹介されています。
詳しい内容はこちら ↓ ↓ ↓

■ パート1 http://sports.espn.go.com/outdoors/bassmaster/fishingtips/news/story?page=b_KVD_redeyeshad
■ パート2 http://sports.espn.go.com/outdoors/bassmaster/fishingtips/news/story?page=b_KVD_redeyeshad2

で、例によってかいつまんで内容をご紹介させて頂きたいと思います。
すっげえ長文になると思いますので、もし時間のある方はどうぞ♪


まずはパート1から。
このページではレッドアイシャッドが完成するまでのいきさつが書かれています。

ストライクキング社の開発者であるフィル・マークス氏によると、このルアーは偶然に出来たものではなく、しっかりとした意図があって作り上げられたものとの事。
足掛け30ヶ月、数カ国でのテストを重ねて完成したそうです。(開発期間だけはウチのSD85Fも負けてませんな。笑)

なんでも、このルアーを開発する時に、KVDから出た要望は、他のリップレスクランクに無いものをこのルアーに求めたそうなんです。

このルアーの最大の特徴はフォール時にもアクションする事らしいのですが、スイミングアクションとフォールアクションを両立させる作業はかなり難航したらしく、開発者のフィル・マークス氏いわく、今まで手がけてきたルアーで最も開発が難しかったルアーとの事です。

このルアーのアクションを決定付ける要素としては、「3箇所に内蔵されるウェイトバランス」、「プラスチックの比重」、「ボディーシェイプ」、「内部空気容量」等があるのですが、これらのどれか一つが欠けても、このルアーのアクションは実現しないそうです。
特に重要なのは、3箇所のウェイトポジションで、このセッティングは難航を極めたらしいですね。

高重心位置のウェイトは「ウォブルとフラッシング」。
腹部に設置された低重心位置のウェイトは「フォールアクション」。
そして、鼻先に設置されているノーズウェイトは「リトリーブ時の安定感」。

に関係しているのですが、そのどれか一つをいじっただけで、他の2箇所のウェイトに悪影響を与えてしまうほど微妙なセッティングが施されているみたいですね。

ちなみにKVDが求めた事は、
「箱から出した状態で真っ直ぐに泳ぐ事(トゥルーチューンを必要としない)」
「キャスト性能」
「耐久性」
「ラトルがうるさすぎない事」



開発者いわく、このルアーを開発する際の膨大なプロトのテストでも、「この男(KVD)のエナジーは尽きる事が無かった」ってコメントしています。(笑)

現在のところ、このレッドアイシャッドは1/2オンスモデルのみのラインナップですが、3/4オンスモデルが開発中、そして1/4オンスモデルがデザイン段階との事です。


そして記事のパート2
こちらのページではKVDの実際の使用法が紹介されています。

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KVDは下記の5つのキモを紹介しています。

1.グラスフラット
12フィート(約3.6m)ぐらいまでのグラスフラットでの使用が最もイージーとの事。
具体的には、キャストしたらルアーを沈めてスローリトリーブ。
そんでもって、ルアーがグラスに引っ掛かったらジャークしてグラスを切り、そのまませミスラックラインを出しながらボトムまでルアーを沈めるという使い方。この使い方をした際にレッドアイシャッドはフォール時にウィグルアクションを発生して、バスのバイトを誘発させるそうです。
キーになるのは感度で、KVDは17ポンドのフロロカーボンを使用。
ちなみに、ロッドはクアンタムのクランキングロッド、リールはクアンタムエナジーの5.1:1のローギアーリールを使用。

KVDいわく、この釣法で釣れる魚は通常のクランキングで釣れる魚ではないらしく、ボーナスフィッシュというか、良いサイズのバスである事が多いようです。


2.岬、もしくはグラベルフラット(古砂利フラット)の中に存在するスタンプや岩
これらのエリアで、基本的な使用法はグラスフラットでの使い方と同じ。
大切なのは必ず何かにコンタクトさせ、コンタクトした後にルアーをストップさせてやる事。
バイトはフォール中か、フォール後にリールを巻き始めた瞬間に集中するそうです。

心配なのは根掛りですが、KVDいわく、その点も考えてバランスを取っているので、他のリップレスクランクほど頻繁には根掛りしないそうです。


3.ディープでのヨーヨー釣り
これも使い方は基本的には同じでディープボトムでのリフト&フォール。
現在発売されている1/2オンスモデルで、水深15フィート(約4.5m)ぐらいまで狙えるそうです。
ボトムや、その他の何かにルアーがコンタクトしたら、同じくルアーを止めてフォールでバイトを取るみたいですね。
キモはラインセッティングで、この釣りの場合は10ポンドまでラインサイズを落とすそうです。(もちろんフロロカーボン)

現在、開発している3/4オンスモデルが出れば(7月ごろ発売予定)、この釣りはもっとやりやすくなるとのコメントです。


4.カラーの選定
クリアウォーターの場合、バスにルアーのバイブレーションや音を感じさせつつも、バスの目の前にルアーが到達する直前まではルアーを見せたくない為、「ナチュラルカラー」がベスト。
ナチュラルカラーは視認性が高くない為、ルアーを突然バスの前に出現させる事によって、リアクションバイトが取り易いとの理由。

濁った水でも考えかたは一緒だけど、バスからルアーを見えるようにヘルプしてあげる事が必要。
従って選ぶ色は「ダークカラー」もしくは「蛍光カラー」。これらの色は濁った水の中でもバスから発見され易いそうです。

基本的な考え方はクリアウォーターでもマッディーウォーターでも一緒で、バスにルアーの存在を知らせつつも、直前まで見せないというのがリアクションバイトを取る上で大切みたいですね。

ここで僕が気になったのはマッディーウォーターでのカラーセレクトですが、一般的には「マッディー=チャートリュース」って考えかたが良く知られていると思いますが、ダークなカラーも効くんですねぇ。
これには僕自身も凄く納得する事があるのですが、僕のマッディーウォーター系でのシークレットカラーって実はブラッディーシャッドなんです。
濁っているから明るい色というだけではなく、濁っているからこそルアーのシルエットがはっきりと見えるダークカラーって事なんだと思います。
マッディーウォーター系のカリフォルニアデルタのシークレットカラーもですしね!!

5.フック交換
バイトが浅い時などはフック交換も有効的。
KVDはマスタッド製のラウンドベンド&ショートシャンクフックに交換するそうです。
フックが絡まってしまうと、フォール時のアクションが損なわれてしまうので、ショートシャンクフックを使用するそうです。


以上が今回の記事の概要でした。




う~ん、僕もレッドアイシャッドを探してみようかなぁ~。(すっかりKVDにハメられているオイラ。笑)
一体どんな動きをするんでしょうねぇ?気になりません?

そんでもって、Nフォームでこんなルアー作ったらどんな動きをするんだろう?
妄想は尽きませんな。(笑)


ちなみに今回の記事を読んで真っ先に思い出したのは何を隠そうこのルアーでした。
                    ↓ ↓ ↓
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シマノのベビーアンジュレーター!!
このルアーも超低重心に設定された腹部のハイエナウェイトの恩恵で、沈む時にヘンな動きをするんですよ~。
KVDの言うレッドアイシャッドのウィグルフォールとはちょっと違うと思いますが、フラフラ~っスライドフォールをします。
僕の記憶が間違っていなければサイレントモデルの方がこの動きが出やすいはずだったのですが、どうだったかな?
今度もう一回投げてみようっと。(笑)

残念ながらこのベビアンは既に廃盤になっているみたいですが、もしご興味のある方は探してみて下さい。

そういえば同じくシマノのソルトウォーター用のオシアバイブ(ハイエナウェイトバージョン)は、このフォール時のロールアクションを意図して開発されていたはず・・・・。
実物を見たことが無いので何とも言えませんが、シマノの開発者さ~ん、もしこのブログをご覧になっていましたら教えて下さい!!(笑)
by nishinelureworks | 2008-04-30 06:17 | テクニック | Trackback

バスマスターマガジンネタ その2 KVDのジャーキングテク

d0145899_6443537.jpg先日のブログで最新号のバスマスターマガジンは面白い!って話をさせて頂きました。
ホントに面白い記事ばかりなのですが、その中でもKVDのジャーキングテクについての記事は興味深く読ませて頂きました。

気になりません?KVDのジャーキングテク。(笑)

ってことで、何時ものように内容を掻い摘んで・・・・・・(手抜きやのぉ~。爆)

KVDによると、ジャークベイトを使う条件で一番最初に気にするのが、水の透明度。
透明度が最低でも2ft(60センチ)、出来れば4~5ft(1.2m~1.5m)ぐらいあればベストだそうです。(KVDは白いスピナーベイトを沈めて、スピナーベイトが見えなくなった深さで判断しているそうです)

で、次に重要になってくるのが水温。
KVDがジャークベイトを用いるのは水温40F~60F(約5℃~16℃)ぐらいの間。その中でも50F(約10℃)ぐらいが最高の水温との事。

そして3番目に考えるのは、「何処のエリアを釣るかという事」、これは極めて重要。
狙いはずばり「スポーニングエリアに上がる前のバスの群れ」を見つけること。
具体的には、ディープからシャローに向かう経路となる、崖、岬、クリークチャンネル、ベジテーションフラットのアウトサイドなど。

で、水の透明度によって、バスがそれらのストラクチャー(もしくはカバー)にどれくらいタイトに
付くか決まるそうです。(透明度が低ければ低いほど、障害物にタイトに付く)

そして、そんな条件を満たし、風や水流などでベイトフィッシュが寄せられるようなスポットの流れに変化の出来ている場所(岬、リップラップバンク、橋脚、ベジテーションベッドなど)を特に集中して狙うようです。

ジャークベイトのプレゼンテーションの仕方も重要で、「もしカレントがあるのなら、流れに沿って引く事」。(つまり流れがあれば上流から下流へ、風があれば風上に向けてキャストして引いて来るという事ですね)
なぜ流れに沿って引くかというと、自然界ではエサは上流から流されてくるのが自然だからとの理由。

ルアーの動かし方で多くのアングラーが犯している間違いは、サスペンドルアーをしっかり止められていない事。(ルアーはロッドのみで動かし、リールはラインスラックを巻き取るのみ)
KVDの場合、ルアーのポーズは1~3秒、最長でも5秒ぐらいだそうです。

KVDの使用タックルですが、ベイトタックルで使用する場合は6ft10inのミディアムヘビースピナーベイトロッド(Quantum Tour Edition PT KVD Signature Series)、スピニングの場合は6ft10inのミディアムアクションロッド(Quantum Tour Edition PT Shaw Grigsby Signature Series)。
このチョイスはちょっと興味深いですネ。(笑)

ベイトとスピニングの使い分けは、狙う場所と水深にあわせて使い分けているようです。
シャローならベイトタックルに12ポンドライン、少し深めを狙いたいときはスピニングタックルに8ポンドラインの組み合わせで、ルアーを深く潜らせるそうです。要するに糸の太さによって潜行深度を調節しているという事でしょう。

ラインはフロロカーボンを使用。理由は糸に伸びが無い方が良い動きが出る為。(納得です)

ちなみに、もし水の透明度がジャークベイトにとって濁りすぎの場合は、ジャークベイト場よりもう一段浅場でバイブレーションを使用するとの事です。

っと、こんな感じでした。

この春、KVDになった気分でジャークベイトで遊んでみては?(笑)
by nishinelureworks | 2008-03-30 08:01 | テクニック | Trackback

スポーニングの秘密

昨日のブログで既に各地でフライ(バスの稚魚)が泳ぎ始めているという事を書きました。

えっ?こんな時期にもうフライ?って、もの凄く疑問だったのですが、その謎を解くヒントが最新号のバスマスターマガジンに掲載されていました。

d0145899_1719485.jpgこれが最新号のバスマスターマガジンです。
はっきり言って、ここ1~2年で一番面白かったバスマスターマガジンでした。

内容的には、「ディープグラスのエリアの絞り方」、「サスペンドバスの習性」、「タングステンシンカーの優位性」、「KVDのジャーキングテク」、「バックテイルジグについて」、「ボビー・バラックのフロッグテク」と、非常に興味を惹かれるものばかりです。

その中で最も興味を惹かれたのが「Bass NOT On The Beds」というスポーニングに関する記事。

この記事に冒頭の謎を解くヒントが書かれていました。

内容を要約すると、「世間一般では水温上昇がスポーニング行動のきっかけになると誤解されているが、そうではなくスポーニング活動は月齢(月の満ち欠け)に、より密接に関係しているという事

これは記事中のKVDの言葉なのですが、水温上昇をきっかけにしてバスがスポーニング入るというのは大きな勘違いで、月齢の方がより大きな影響を与えているのだそうです。
KVDの経験上、一度スポーニングが始まれば、コールドフロントの影響で水温が10度ぐらいまで下がったとしてもスポーニングエリアに魚は残っているし、かといって真冬に突然20度以上の気温になったとしても、それをきっかけにしてスポーニングが始まる訳ではないそうです。

スポーニングのきっかけはあくまで月齢。

簡単に言えば「大潮」ですな。


場合によってはバスの産卵の適水温とされる15℃前後で、すでに多くのバスがポスト状態になっている事もあるそうです。

これは僕の勝手な想像ですが、単純に15℃前後に最も大きな産卵の波が来る確率が高いという事であって、15度になったから産卵するという事ではなさそうです。

KVDによると、ピークタイムに40~50%のバスがスポーンしているとすると、残りの15%はプリスポーン。そして、35%がポストスポーンとの事です。

先日のキシミーチェーン戦で、KVDはポストスポーンのバスをバイブレーションのジャーキングと言うリアクションテクで釣って優勝しましたが、KVDが狙っていたのはこの35%のバスという事になります。(話はそんなに単純ではないでしょうけど)
トーナメントの詳しい模様はこちらをご覧下さい。

う~ん、月齢がスポーンに密接に関係している事は知っていましたが、僕はてっきり水温の方が重要な要素だと大勘違いしてました。(汗)

皆さんはご存知でした?

確かに考えてみれば、バスは何ヶ月も前からスポーニングの準備をしている筈ですし、今日突然暖かくなったからって、いきなり産めるものではありませんよね。
お腹の中の卵も準備できてないでしょうし、オスのベッド作りも関係してくるでしょう。
そんな長期的視野から考えると凄く納得出来る話です。

それを考えると、本当に生命の神秘を感じてしまいます。

凄いですね!!

つーかKVDってやっぱ凄すぎ。。。(笑)


今年の春はタイドブックを見ながらバスの行動を予測してみるのも面白いのでは?
by nishinelureworks | 2008-03-25 17:55 | テクニック | Trackback

冬場のフラットサイドクランク from Bassmaster magazine

d0145899_15275759.jpgバスマスターマガジンの1月号が届きました。
今回の号でとりあえず気になったのはP43から始まる「5 Winter Patterns That Work」という記事。
エリートツアーアングラーであり、レイクフォークのプロフィッシングガイドでもある「ジェームス・ニグマイヤー」が冬場に多用する5パターンについて解説しています。
彼によると、冬場に多用するパターンは「ラバージグ」「ドロップショットリグ」「リップレスクランクベイト」「フラットサイドクランク」「ジャークベイト」の5パターン。

ここで僕が気になるのが4番目の「フラットサイドクランクパターン」。(記事内容がビーツァとリンクすると言う事もありますが。笑)

内容をかいつまんでご紹介すると、ジェームス・ニグマイヤーがフラットサイドクランクのキーとして考えるのは「非常に細かいタイトウォブルアクション」。これは他のルアーと比較してもベイトフィッシュに近い動きとコメントしてます。
使用タックルは意外にも「8ポンドテスト(フロロ)のスピニングタックル」。
彼がライトタックルを使用する目的は、なるべく遠投して、広範囲に、そして色々な水深を「スロー&ステディーリトリーブ」で探る為との事です。時には水温42F(約5~6℃)ぐらいの低水温でもフラットサイドクランクを用いる事もあるようです。

考えてみれば、僕自身も低水温期にはあえてライトアクションのスピニングタックルを用いてビーツァを使う事もあり、結構納得です。
ただし、僕が低水温期にスピニングタックルを用いる主な理由は、遠投の為というよりも、タックルバランス的にベイトタックルだとオーバーパワーかなぁ?って感じる時。
ベイトタックルならゴリゴリ巻き取れちゃうようなケースでも、スピニングタックルだと巻き取りトルクが弱い関係で自動的にフィネスなクランキングになってしまうというか、バスがアグレッシブじゃない時などには意外と良い感じですので、もし機会がありましたら試してみて下さいね。

話が脱線しましたが、ジェームス・ニグマイヤーが冬場のクランキングで最も重要と考えているのは「ベイトフィッシュ」の存在・・・・・これは基本中の基本ですね。(笑)

ベイトフィッシュが溜まるところ・・・・・例えばバンクのマテリアルが泥から岩へと変化したり、小砂利から玉石などへと変化する場所、リップラップがベンドしているようなスポット、ベジテーションのアウトサイドエッジやボートドックなどを狙っていくとの事です。(これらはあくまで1例だと思いますが)

どんなところにベイトフィッシュが溜まるのか、そんな事を予測しながらフラットサイドクランクを投げまくってみるのも楽しいかもしれませんね。

寒いし、冷たいし、釣れないし(笑)、辛い事が多い冬場の釣りですが、そんな苦労を乗り越えて出会えた1匹って、夏場の1匹とは比べ物にならない程嬉しいもの。

う~ん、こんな事を書いてたら、無性に釣りに行きたくなっちゃったぞ~。
玉砕覚悟で今度行ってみるかな?ビーツァ縛りで。。。

というか、カナダの真冬にバス釣りなんて出来るんでしょうか・・・・・。(笑)
by nishinelureworks | 2008-01-19 16:40 | テクニック | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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