Nishine Lure Works 裏日記

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ドロップショット(ダウンショット)活用法 『マスバリをカバーに撃ち込む方法』

先日、ドロップショットリグのマスバリセッティング法についてあれやこれや書かせて頂きましたが(記事)、本日はその続編です!

ってな訳で本日のテーマは、

『マスバリセッティング改良編!!』

エリー湖をはじめとする五大湖のスモールマウス狙いでドロップショットリグは必要不可欠なリグですが、日本で一般的に行われているダウンショットリグと大きく異なる点があります。

それは

使用ウェイトの重さ!!!

五大湖でドロップショットリグを用いる場合、使用ウェイトが決定的に重く、最低でも1/4オンス。
メインは3/8~3/4オンスぐらいで、場合によっては1オンスぐらいのヘビーウェイトが必要な時もあります。

五大湖でこれだけ重たいウェイトが必要とされる背景には、

水深10m以上のディープエリアでの釣りが多い
強い湖流やウネリの中で確実にボトムまで沈める必要性がある
魚探で発見した魚にいち早くルアーを届ける必要がある


などが理由。

実際の話、エリー湖とかだと完全無風時でも時速0.6kmぐらいのカレントがありますし、風が吹いた時はウネリが入り始めるので、軽いウェイトでは全く釣りになりません。

そして、それらの理由にプラスして、ボトムがゼブラマッスルで覆われているエリアも多くあるので(しかもそう言う場所にベイトやバスが集まっている事が多い)、ドロップショットを好んで使う人が多いです。

なんせ、ゼブラマッスルに触れると16ポンドフロロとかでも簡単に切れちゃうので、ルアーをボトムにコンタクトさせずに済むドロップショットリグのメリットはかなり大きいです。

とまぁ、かなりヘビーなドロップショットを使っての釣りになる訳ですが、ヘビーウェイトでズコーンと沈めると問題点が幾つか出て来ます。

その最たる問題の一つが糸ヨレ!!

軽いウェイトなら何ら問題ないワームでも、重たいウェイトでズコーンと沈めるとクルクルと回転し、糸ヨレが出まくったりするケースが殆ど。

ってな訳で、そんな問題を解消するのに、プロガイドのポールさんに教えてもらったフックがこれです。
     ↓     ↓
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VMCのスピンショットというフックなのですが、これはかなりのスグレモノ!!

シンプルこの上ない構造ですが、このフックを使用する事でかなり糸ヨレトラブルを回避することが出来ます。
気になる点として、アイを貫通している縦ワイヤーの線径がかなり細い事ですが、今のところ強度面で特に問題に感じた事はありません。

が、このフック、糸ヨレトラブルを回避してくれる代わりに一つの弱点がありまして、重たいウェイトでズコーンと沈めると、こういうパターンの糸がらみが発生しやすいんですよね~。
      ↓    ↓
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通常のマスバリセッティング(フックのタイイングアイに直接結束する方法)に比べて、このスピンショットはフックの自由度が高く、可動域も広いので、何かの拍子にウェイトリーダーを拾ってしまう事が多いんです。

んで、こうなっちゃうともう糸ヨレ解消効果が期待できないばかりか、ワームもきちんとアクションしてくれません。

ってな訳で、これをどうにかできないかと、色々試行錯誤した結果たどり着いたのが、この方法!!
      ↓    ↓
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フックシャンクにラバージグのブラシガードを一本装着。

んで、これをどう使うかと言いますと~~~~~

ワームを装着すると、こうなります!!
      ↓    ↓
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ワームへのフックの刺し方は前回のブログで紹介させて頂いた方法。(記事

そして、フックに装着したブラシガードをワームの頭部に刺してセットすると、リーダー絡みは皆無になり、おまけにスナッグレス性能まで両立できてしまうというスーパーチューン!!(言い過ぎ。笑)

スナッグレス性能に関しては、完全に瓢箪から駒状態でしたが、これが試してみたらかなりイケまして、正直、かなり使えます!

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これぐらいの藻穴撃ちなら全く無問題!!

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そして実際に釣れちゃいます!

いや、カバーを撃つならテキサスでもいいやん?ダウンショットならオフセットフックを使えばいいやん?ってご意見は多々あるかと思いますが、それは確かにそのとーり!(笑)

が、やはりテキサスにはダウンショットの動きや誘いは出せませんし、ダウンショットリグをカバーの中に撃ち込めるメリットやシチュエーションは想像以上に沢山あると思うんです。

ダウンショットをウィードレス化するにしても、オフセットフックではきちんとアクションしてくれないワームも沢山ありますので、ウィードレスマスバリの出番もあるんじゃないかと思うんですよね。

今からの時期ですと、テトラの穴撃ちとか、オダ撃ちとか、出番ありそうな気がしません?(笑)


ってな訳で、エリー湖のスーパーヘビードロップショットに端を発したウィードレスマスバリ君。

ヘビードロップショット(ダウンショット)以外にも、カバー撃ちとかで結構使えるかと思いますので、もしチャンスがありましたら、試してみて下さいませ~♪
by nishinelureworks | 2013-12-27 04:22 | テクニック | Trackback

不思議な雨 『フリージングレイン』

昨日からフリージングレイン警報が発令中のオンタリオですが、今朝起きたらこんなんなってました~。

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車がガチガチに氷結中~。

道路状況も最悪なので、こういう日はできる限り車の運転&外出は控えた方が賢明です。

このフリージングレインという現象。
日本語では雨氷と呼ばれる現象で、よく氷雨と間違えられるのですが、氷雨と雨氷は全く別物です。(紛らわしい事この上なし!笑)

端的に言うと、氷雨は『氷の粒が空から降ってくるもの』ですが、雨氷(フリージングレイン)は『降ってきた雨が地面で凍りつくもの』

専門家ではないので詳しい事は良く知りませんが、上空が暖かく、地表付近に冷たい空気が流れ込んでいる時に起こりやすい現象で、上空の暖かい空気の中で製造された雨が、地表付近の冷たい空気を通過してくる間に過冷却され、地表に落ちた時の衝撃で瞬間凍結するという現象だそうです。

自然の神秘というか不思議に驚嘆するばかりですが、これがかなり厄介な代物なんですよね~。(汗)

なんせ、雨が当たったところ全部が凍りついちゃいますから、氷で重くなった木が折れたり、電線が切れたりして大きな被害を出す事もあるそうです。

実生活においても、そこらじゅうがツルツルになりますので、車の運転はおろか歩くのも相当な注意が必要。
まぁ、こういう日は家で大人しくしているのが一番です。


ちなみに強烈なフリージングレインだと、こんな事になっちゃうらしいですよ~。

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んでもって、このフリージングレインに五大湖の波しぶきパワーが加わるとこんな事になってしまうらしい。(驚)
    ↓    ↓
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もはや、笑うしかネー状態!

この車、どうやって脱出させるんでしょうね?(笑)


アメリカのユタ州で降ったフリージングレインでは、こんなんなっちゃったり。
    ↓    ↓



現在オンタリオに来訪中のアイスストームでも、フリージングレインがたっぷり降った地方では道路でスケートやっている人が居るらしいですよ~。(笑)

いやぁ、自然の力ってホントに凄いです!!
by nishinelureworks | 2013-12-22 23:33 | カナダ | Trackback

ドロップショット(ダウンショット)のマスバリセッティング法を考える

今年の秋は、ソフトベイトの研究&開発に注力していたのですが、色々と発見もあり、非常に勉強になった秋釣行でした。

ソフトベイト開発に関して一番勉強になった事は、そのソフトベイトの力を100%発揮させたいなら、使用リグやジグとの相性やマッチングまで含めて考えて行く事が何よりも大切という事。

ってな訳で、今日のブログのテーマは

ドロップショットリグ(ダウンショット)のマスバリセッティング法!!


実に地味ぃ~~なテーマではありますが(笑)、これが意外と奥深いテーマだと思うんですよね~♪

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ドロップショットリグでマスバリと言えば、いわゆるチョン掛けが一般的ですよね。
おそらくですが、マスバリをドロップショットに用る場合、多くの方が写真みたいな感じの掛け方をされているんじゃないでしょうか?
かく言う自分も昔琵琶湖で釣りをしていた頃は、何の疑いも無くこの掛け方を実践していました。(笑)

が、実際にソフトベイトを開発しながらあれこれ試してみているうちに、これ以外の掛け方も大アリだなぁーって感じるようになったんですよね。

まず最初に、自分が思うマスバリチョン掛けのメリットを書かせて頂きますと下記の感じになります。

■ スモールサイズ(=軽量)なフックによってワームの水中姿勢を保ちやすい
■ フックを一点にしか掛けないので、ワームの動きにナチュラル感を出しやすい(ワームの可動域が大きい)
■ フッキングが良い


んで、短所は

■ 根掛かりしやすい
■ フックにセッティングしたワームが傾きやすい
■ ワームが身切れしやすい
■ フォール時や巻き上げ時にワームが回転しやすい


あくまで僕個人の勝手な感想でありますが、マスバリの長所&短所はこんな感じ。
色々な要素について書き始めると収拾がつかなくなりそうなので、ここから先はフックセッティングの違いがワームのアクションに与える影響という要素に限定して書き進めさせて頂きますね。(なんて強引な。笑)


話を上の写真のマスバリチョン掛け法に戻します。

ってな訳で、もう一回、同じ写真を貼り付けちゃえ~~。(笑)

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この写真に登場しているモデルさんはドロップショットリグ用に作ってみたシュリンプテイルシャイナー(仮称)というNLWプロトワーム。
ラインは実際はフロロで使用してますが、写真では糸をわかりやすくする為に蛍光ラインを使用してみました。

んで、この掛け方(アゴしたから頭部に向けて貫通させる方法)の特徴ですが、

ほっとけでワームを漂わせたいような時、もしくはシェイクでワーム全体を波打たせたい時とかは最高。
でも、超細かいシェイクで、ワームの尻尾のみを震わせたいような時は、シェイクアクションが尻尾の先まで十分に伝わらない。


って感じでしょうか。

このセッティング法で超微振動シェイクがテールの先っちょまで伝わりづらい理由は明確で、『フックとラインの接点(ライン結束部)』『ワームとフックの接点(ワームにフックが刺さっている部位)』の2点が可動部分となり、ラインを伝わってきたシェイクパワーが2か所の可動部分で吸収されているのではないかと思われます。


特にこのシュリンプテイルシャイナーの場合、超微振動シェイクで使う事によって、テールを左右に細かく振動させるのが最大の武器なので、これは何とかしなければ!とルアービルダー根性がフツフツと湧いてきたわけです。(笑)

てなわけで、NLW御用達テストタンクのバケツでテスト開始!(バケツかよっ!笑)

まず最初に試したのはこの方法。↓

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ウェイトリーダーをフックシャンクに巻きつけて、こんな感じでワームをセッティング。

すると!

見事なぐらい微振動がテールの先まで伝わるじゃないですか~♪(喜)

可動部(ライン結束部)を一点減らす事によって、シェイクがテールの先っちょまできちんと伝わってます。
しかも、ワームを直接的に水平姿勢を保てるように刺すので、水平姿勢は完璧!

が、このセッティングではリグとしてあまりにも見苦しすぎなので、こういうセッティング法に改良! 
    ↓    ↓
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フックの結び方を外掛け結びに変更~!!

どーですか?この美しさ!(笑)
外掛け結びを採用する事により、リグの見た目もすっきりさわやかリポビタンDです!(意味不明)

ってな訳で、もう得意満面でバケツテストを卒業し、フィールドテストに出撃とあいなった訳です。


が、そこで別の問題が発覚~~~~~~!(汗)

このセッティング法、アクションも水中姿勢も完璧なのですが、致命的な欠点がありまして、ワームが横方向に固定されている為、フォール時&巻き上げ時&キャスト時に強烈に回転するじゃあ~~~りませんか!(涙)

そりゃまぁ、こんだけ横にきっちり固定しちゃったらワームさんも回転したくなっちゃうわな~~。(アホすぎ)

しかも、フォール時&巻き上げ時&キャスト時、ワームがフックに刺さっている一点に力が集中するので、ワームがあっという間に裂けたり、穴が大きくなってズレたりと問題だらけ。

バケツテストの落とし穴で、まさに木を見て森を見ずなリグ開発となってしまったのでした。(笑)

ってな訳で、色々試行錯誤しまくりましたよ~~~。

んで、最終的にたどり着いたのは、このセッティング法!!
       ↓    ↓
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ワームのアゴから刺し、フックポイントをワームのノーズ部分に格納する方法です。

最初のトライではライン結束部を固定して失敗したので、この方法はライン結束部の自由度は残し、ワーム装着部を固定するというコンセプト。

そしたらですよ!お立合い!!

これが効果ありありの有馬温泉!!(意味不明)

一見ヘンな刺し方ですが、微振動シェイクがテールのさきっちょまでしっかり伝わってますし、ライン結束部に自由度が残されているのでキャスト時、フォール時、巻き上げ時は、ワームがラインに沿うように追従し、ワームの回転も激減!!

しかも、シュリンプテールシャイナーのように体高があり薄っぺらいワームでも傾かないで泳がせられる!という大きなメリットがある事まで発見して大コーフンなのでした。

そして、実際のフィールドテストでも結果は良好!

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唯一の心配事項だったフッキング率ですが、それも全く問題なく、ラージさんやスモールさんが結構釣れましたよ~♪

んで、もしかしてこのフックセット法って凄い発見かも!?ナイショにしとこー!って、ほくそ笑んでいたのですが、まぁ、こんなケツの穴の小さい根性曲りルアービルダーが考える事なんて知れてますよね。。

既にこのフックセット法を実践されている偉大すぎな方々がいらっしゃいましたよ~!!(笑)

■ アーロン・マーテンス様(動画中1分46秒あたりから説明)


■ KVD様(動画中4分9秒あたりから説明)


アーロン様にKVD様、偉大だわ~~~~!(尊敬)


ってな訳で、ドロップショットのマスバリ話。
実は、この先にまだ顛末はあるのですが、話がすっかり長くなっちゃいましたので続きはまた今度させて頂きたいと思います。

これからの時期、ドロップショットリグは最重要リグの一つだと思いますし、アーロンKVD式マスバリセッティング、是非試してみて下さいませ~♪


■ 追記
ドロップショット(ダウンショット)をリグる時に、必ずフックポイントが上を向く結び方を以前ご紹介させて頂いた事がありますので、ご参考までにリンクを貼り付けておきますね。
http://beatour.exblog.jp/9230393
by nishinelureworks | 2013-12-21 00:50 | テクニック | Trackback

五大湖の風波と向き合う 『その3 ウネリ』

少し間が開いてしまいましたが、五大湖の風波と向き合うシリーズのウネリ編を書かせて頂きたいと思います。

と言う訳で、本日のテーマは『ウネリ』について。。

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四国ぐらいの面積を持つエリー湖で釣りをする上で、どうしても避けて通れないのがウネリ。
って言うか、避けては通れないというよりも、むしろウネッて無い時の方が珍しいという。(笑)

このウネリさん達ですが、以前も書かせて頂きました通り(記事)、高低差が2mを超えるあたりから波頭が崩れ始め、白ウサギさん、もしくは白クマさん達が大量発生ってな状況になります。(もはやそうなると危険とかなんとか言う前に、阿鼻叫喚状態としか言いようがない。汗)

僕が船を出す(もしくは撤退するライン)は、ウネリの波頭が崩れ始めるか崩れ始めないかぐらい。(ウネリの高低差は1.8mぐらい)

それなりに走れて、釣りになるのは、ウネリの高低差1.5mぐらいまででしょうか。
それ以上の状況で無理に船を出しても危ないばっか&釣り&ルアーテストにならないので、自分は船を出す事はありません。

が、そんな高低差1.5m以内の安全圏とも言えるウネリの中にも注意すべき危険な波があるんですよね~。

注意すべき危険な波その1は、ウネリの中に混じった引き波等の不規則な波。

五大湖の風波と向き合うシリーズその2(記事)でも書かせて頂きましたが、引き波はいかなる状況下においても危険ですね~。
しかも、ウネリの中だと迫ってくる引き波に気付きづらいのがやっかいなところ。(怖)

ウネリの中でのドリフトフィッシングとか、もしかしたらロッドティップやラインを見ている時間よりも、周囲の波を見てる時間の方が長いかもです。


そして、注意すべき危険な波その2は、2方向から来る複雑なウネリ。

エリー湖とかでよくあるパターンなのですが、例えば前日まで強い南西風が吹いていた翌日、風向きが北西強風に変わった時など。。
南西方向からの残存ウネリと、北西方向からのニューウネリがミックスし、複雑なウネリが立っている時が結構あります。

この場合に何が起こるかと言いますと、2方向から来るウネリのタイミングがシンクロした結果、2m以上の高低差を持ったウネリがいきなりやってくることがあったりと、結構危険。
この手のウネリは風向の変化だけではなく、岬等で湖流が大きく変化する場所にも出やすいので、航行にはかなりの注意が必要です。
なんせ、2方向からのミックスウネリは走りにくい事この上なし!(汗)


ちなみにこの動画は、エリー湖のウネリを風上に向かって走っている時に撮影したもの。


一方向からの素直なウネリで、高低差は1.5m前後。

これぐらいの高さのウネリであれば、走行に特に支障はないですが、連続ジャンプ台に突っ込んで行くようなものなので、自分はのんびり走行派です。(船を壊したくないし~。笑)

が、ただ単にゆっくり走ればいいというものでもないみたいで、ウネリの高低差がある中をゆっくりとアイドリング走行したら、船首が下がって逆にウネリに刺さりやすくなるので、常にプロップでトラクションを掛けながら、アクセルワークで船首を高い位置にキープしながら走る感じ。

船首を上げる事によって実質的に使える喫水が深くなるので、ウネリの中の航行ではアクセルワークで船首をリフトできるかどうかがとても大切かな?って思っているのですが、実際どうなんでしょう?(正しい走り方は知りません。笑)

船首を上げるだけならトリムを上げれば簡単に上がりますが、これだとウネリを乗り越えて行く際に、船首の抑えが利かなくて(船首部の)アップダウンが激しくなり、高く跳ね上げられた船首は、当然の事ながら次の瞬間大きく下に叩きつけられるので、次のウネリに刺さりやすいという悪循環にハマりがちに思います。

なので、自分の場合、ウネリの中を風上に向かって走る時は、トリムを一番下まで目いっぱい下げ、船首のばたつきを押さえつけながらも、船首を上げる努力をするって感じでしょうか。(正しい航行法かどうかはわかりません。笑)

非常にありがたいことに、自分の船はガソリンタンクが船尾にレイアウトされているので、ウネリの中を走らなければならなさそうな時は、ガソリンタンクをなるべく満タンにしてスタンヘビーにし、フロントデッキのストレージになるべくモノを入れないで、できる限りフロントの軽量化に努めています。(できればトローリングモーターも重量の軽いモーターガイドにしたいぐらいですが、自分的にミンコタだけは譲れないので、荷物で軽量化。笑)

大切と思うのはアクセルワークで、ウネリを登る時はアクセルオン。
そして、ウネリの頂点を超えた瞬間にアクセルを微妙に抜いて不必要にジャンプしないようにし、ボートの腹でバコーンと着水ではなく、尻からソフトランディングさせる感じで走ってます。
かといって、アクセルを抜きすぎると船首が下がって次の波に刺さりかねないので、ウネリを降りている最中もアクセルコントロールに集中してプロップのトラクションは完全に抜かない感じ。(言葉で説明できん。笑)

誰かに習った訳ではないので、これらの走り方が正しいかどうかはわかりませんが、大体そんな感じで走ってます。

ちなみに、上の動画のウネリの中を風下に向かって走るとこんな感じになります。



動画では平水に見えますが、そこがワナ。(笑)

実際には1.5m前後の高低差があるのですが、侵入する方向によって、ウネリの見え方がこれだけ違うというのをご覧頂けるかと思います。

ウネリを下っていく時は、ウネリをさかのぼっている時に比べてウネリの高低差を確認し辛いので、侵入スピードを誤ると結構激しい腹打ちを食らったりはよくあるかも。(この動画中でも着水失敗が2~3度あり←所詮はヘタクソドライバー。笑)

いずれにしても、ウネリを風下に向かって走っていく際も、ウネリの頂点を超えた瞬間に一瞬だけアクセルを抜いてソフトランディングを心掛ける事と、なるべくウネリの頂点が低い場所めがけてステアリングを切っていく感じでしょうかね~。(ウネリの中を風下に向けて走る時は、船首がバタバタしない範囲でトリムを少しだけ上げる時もあります)


あと、ウネリの中を横方向に進む時ですが、これはもうシンプルにウネリの谷間をトラバースしていく感じ。
盛り上がった水で船の両側の景色が見えないような時でも、ウネリの谷間に走行ラインを取れればプレーニング走行も可能ですし、ボブスレーのコースを走っているみたいで結構スリリング。(自分は嫌いではありません。笑)

いずれにしても、フットアクセルは自分的には絶対必要なアイテムですね~。

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アクセルコントロール以外にも、ハンドルはやっぱ両手でしっかりと握りたいですし、もう、これなしでは考えられません。(笑)

いずれにしてもつくづく思う事は、自然条件は刻々と変化しますし、うねりや波と上手に付き合いながら安全に楽しみたいものだなぁって思います。
by nishinelureworks | 2013-12-14 08:49 | テクニック | Trackback

釣果報告 『琵琶湖で56&54センチ! ビーツァM5』

toccyさんより、釣果報告を頂きました~!

ビーツァのデッドスローリトリーブで56センチ、54センチと2連発だったそうですよ~!

やったー!!

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今回は琵琶湖は奥琵琶方面にオカッパリに行って来ました。

天候。晴れ/曇り 時々雪。
風、3~4mの北西風。
水質はやや濁り気味なエリアを探して。

というのも、11月の濁り気味エリアでの巻きでかなり良い思いを出来たのでこの選択にしました。
それと、もう一つは僕の中では「低水温=ビーツァのデッドスローでデカバス」の図式が在るからです。
それには、ローライトや濁りの見えにくさが欠かせません。

この日、お昼2時に到着
スタートしたポイントはディープを控えるシャローエリアで岩が点在する場所です。
ウエーダーを履いて少しずつ移動しながらスイミングジグ、チャター、ブレードクランク、オチアユミノーと流してノーバイト。
戻りながら、ビーツァM7でスローに巻くとラインがフロロのせいなのかリップが岩に当たり過ぎます。

僕の経験だとあまり当たるとサイズが出ないので早めにM5に交換。
出来るだけロングキャストしてクルクルっと潜らせたら後はゆっくりリーリング。
その数投目にゴン!とバイト。
暴れさせないようにゆっくり寄せてきて、56cmキャッチ。

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全く同じ釣りで、54cmもキャッチ

ホントは暗くなるまでやるつもりだったのに、ずっこけてズブ濡れで撤収と成りましたが、ビーツァのスロー巻きの季節はこれからです。ハマると連発も有ります。
お持ちの皆さん、是非試してみてください!
肝は中層をゆっくり。何にも当てない。アクションさせない。です。

それでは、toccyでした!

ロッド 71MH
ライン フロロ16lb
リール アンタレスDCLV7



toccyさん、ありがとうございました!

ビーツァのデッドスローリトリーブでビッグフィッシュ連発。
この時期、toccyさんの十八番パターンですね~!

このお話をお聞きすると、ああ琵琶湖もいよいよ冬に突入なんだなぁって感じます。

toccyさんも文中で書いて下さっておりますが、これから厳冬期にかけて、ビーツァのデッドスローリトリーブが異常なまでの効果を発揮する時がありますので、是非試してみて頂ければと思います。

グーグルで、『toccyさん ビーツァ』で検索して頂くと、今までtoccyさんから頂いた釣果報告が色々ヒットするかと思いますので、是非ご覧になって見て下さい。ヒントになる事を色々書いて下さっておりますよ~!

それにしても、toccyさん流石だなぁ。(尊敬)

素晴らしい釣果報告を頂き、本当にありがとうございました!
(バス君の手持ち写真もありがとうございます!)
by nishinelureworks | 2013-12-12 23:47 | 釣果報告 | Trackback

エリー湖を渡ってアメリカ領に釣りに行く

釣行から1週間も経っちゃいましたが、先週のエリー湖釣行記です!

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■ 12月2日 フィールドコンディション(レイク・エリー)
天候 :霧(視界3.9kmの予報)
水温 :3.7~4.1℃
気温 :3℃
風向 :南西微風(約1.5m/S)
水色 :クリア


この時期には珍しい微風だったこの日。ルアー製作をほっぱらかしてエリー湖に行ってきましたよ~!(おいおい。笑)

目的は開発中のゴビゾー君&ジグのテスト。
ゴビゾー君&ジグへのバスの食いやフッキング率等の検証が今回の釣行のメインテーマです。

ってな訳で、厳冬期への階段を転げ落ちて行っている途中のエリー湖にボートを浮かべます。

気温は3℃。

水温は一体何度だ?

ドキドキしながら魚探のスイッチを入れると・・・・・

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なんと!3.7℃しかねーーーー!!(驚)

3.7℃って、魚釣れるの?(汗)
つか、バス君凍ってない?(滝汗)

こんな水温で果たしてテストになるんかい?と、思いっきり疑心暗鬼に駆られながら、スキーターのバウをエリー湖南岸に向け、アクセルを踏み込みます!

目指す先はアメリカ領!

オンタリオ州内はバスが禁漁期に入った為、バス釣りをしたければエリー湖を縦断して対岸のアメリカ領に行くしかない!

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霧が出ている為、自分が向かうべき対岸のアメリカ領は全く見えず、水平線の向こう側は真っ白。
予報では視界は3.9kmって事なので、GPSで自分のポジションを確認をしながら、真っ白な水平線の向こう側に向けてひたすら走ります!!

この日は風は風速1.4m/秒ぐらいと、この時期にしてはかなり穏やかな日だったのですが、湖中央部に近づくにつれてウネリが多少出てきます。
ウネリ自体の高さはたいした事ありませんが、ウネリが2方向から来る複雑なやつで走りにくいったらありゃしません。(汗)



湖中央部のアメリカとの国境付近で動画を撮影してみたのですが、自分の周囲360度が水平線~。

はっきり言って、超コエェエエエーーー!!(怖)

自分が縦断しようとしているエリアは、エリー湖の一番東端のどん詰まりで、対岸との距離は17キロほどしかありませんが、もし南西からの風が強さを増してきた場合、このエリアは370km先のエリー湖西端から風が吹き抜けてくる場所なので、一体どれほど荒れるのか・・・・想像するだけでオトロシイ。(汗)

自分のバスフィッシング人生でここまで心細い思いをしたのは初めてです。

そして、ようやくお目当てのエリアに到着。

すると、霧の中に釣り船を発見!!

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おお、同志の友よ~~~!
顔も見た事ない人たちですが、もう心の友状態です。(笑)

浮いている船団の中に、カナダ側から渡ってきているっぽい船も数艇居たので、最悪エンジントラブルとかあってもレスキューをお願いできそうで一安心。

ってな訳で、探索開始です!

水温を見ると、4.1度。
もはや目くそ鼻くその世界ではありますが(笑)、カナダ側より0.4度水温が高いです。

完全に初めてのエリアなので、魚探でボトムを拾えるギリギリぐらいのスピードで走り回り、ボトムの様子を見て回ります。

この作業をするたびに何時も思う事なのですが、マジでサイドスキャン欲しいよーーーー!!(笑)

ボトムの起伏や岩などを見つけてはGPSにウェイポイントをマークしていきます。

そして分かった事は、船団が出来ている場所は、水深9mまで続く水中岬の沖に広がる12~15mのフラットエリア。(岸からの距離は4~5キロぐらい)

来る前、ポールさんにもらったアドバイスは水深12~14mがキーだって教えてもらっていたので、まさにドンピシャ!!

ってな訳で、釣り開始!!

ウネリが1mぐらいある上に、カレントもかなり強くてステイは無理なので、ボトム変化を多く確認できたラインめがけて船が流れるようにボートポジションを取りドリフト開始です。
ちなみに、ボートが流れるスピードは2km/時前後。

水深12~14mぐらいのディープウォーター&強いカレントがあるので、とりあえずドロップショットリグを置き竿で出してドラッギング状態にしておき、そしてキャスティングではNLWスモラバ+ゴビゾー君のスルーショットリグで探ります。

このスルーショットリグは、自分が勝手にそう呼んでいる創作リグで、対エリー湖のディープ&ゼブラマッスルエリア用として、色々試行錯誤して考え出したリグ。

このリグをドリフトに対してダウンクロスに投げて、ボトムをU字に切っていく感じで探っていきます。

カレントがかなり強いので、3/4オンスウェイトでもボトムをギリギリで感じ取れるぐらいではありますが、何とか釣りになります。
そんな事を繰り返しながら数100mぐらい流されたあたりで、コツコツーンとスルーショットにアタリ!!

糸ふけをとって思いっきり合せると、ラインの先に確かな生命反応!!!

うぉーーーー!!キターーーー!!

もう、興奮度マックスです!!

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ゴビゾー君をがっつりくわえて浮上してきたスモールマウス君は48センチ、1.75キロのナイスフィッシュ!!

水温4.1度の中、やったりましたぜーーー!!(感動)

しかし、その後が続かないので、ドリフトラインを変更しながら魚が居るスポットを探し続けます。

そして、何度目かのドリフトの後、遂にスモールマウスがスクールしているスポットを発見!!

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46センチ!
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42センチ!といい感じで連発です。

が、ここでなんとトラブル発生~!!

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モーターを引き上げようとしたら、なんと引っ張り紐がほどけた~~~。(涙)

ひぇえええええええ~~~。(汗)

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なんせ、足元のデッキはウネリをすくいあげてこんな状態での紐ほどけプロブレム。

復旧作業の為、デッキにかがみこんで下向いて作業しているとマジで船酔い一歩手前です。(汗)

どーでもいい話ではありますが、こういう時に横揺れに強いスキーターはかなりありがたいっす。(その前にエレキの紐を点検しとけよ!笑)

ってな訳で、ズボンはビショビショ&船酔い寸前になりながらも、無事に復旧が完了して釣り再開!!

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そして、40UP連発モードに再突入~~~!!

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42センチ~46センチぐらいのスモールマウスがガンガン食ってきます。

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たまぁ~に、30センチクラスも混じりますが、小さい魚ほど色が白く、越冬状態に入ってるっぽい感じの魚体。

そして、置き竿のドロップショットにはアタリが出ないので、開発中のフットボールジグ+ゴビゾー君を置き竿にしておいたら、そっちにもヒット!!

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フットボールジグの置き竿フィッシュですぜ~。(笑)

そして、置き竿フットボールにこの日の最大魚がヒット!!

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49センチ2050gのナイスフィッシュ!!

うぉーーーー!!!

フットボールの置き竿ってのが笑えますが、置き竿でドラッギングってのは結構有効っぽいです。(笑)

このフットボールジグのプロトモデルがどの程度のフッキング性能を持つかが非常に気になってたのですが、置き竿でもガッツリ掛かってくれたから合格点かなー?(今後も追跡調査を継続していきたいと思います)

この日印象的だったのは、スルーショットにしてもフットボールにしてもバス君達がかなりしっかり食い込んでくれていた事。

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釣れたバス君達全部がこんな感じで丸呑み状態。

水深が12m~14mある上に、カレントが非常に強く、1mぐらいのウネリまで入っているので非常にアタリはわかりづらいですが、自分に感じ取れたアタリはほぼ100%フッキングに持ち込むことが出来ました。(いい感じ!)

ってな訳で、実釣時間4時間ほどでしたが、40クラスだけでも10匹前後の釣果を得る事ができ、非常に濃いテスト釣行となりました。

何せ、魚がスクールしている場所を探し出せるかどうかで天国と地獄ぐらいの差があるエリー湖ですが、寒くなれば寒くなるほどその傾向が顕著になる感じですね。

釣行前に的確なアドバイスをくれたポールさん、そして、こんな低水温にも関わらずこれだけの釣果を与えてくれたエリー湖にただただ感謝です!

氷が張る前にまた出撃できるかどうかはわかりませんが、もうね完全にエリー・マイ・ラブ状態ですよ~。(笑)

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エリー湖さん、待っとれよ~~~!

■ 使用タックル1
ロッド : ファイナルディメンションTS172MHPF
リール : ガンメタXT
ライン : レッドスプール16ポンド
ルアー : NLWスモラバ+ゴビゾー4インチ(3/4オンスのスルーショットリグ)

■ 使用タックル2
ロッド : ファイナルディメンション・アンリミテッド166ML
リール : アルデバランMg7
ライン : レッドスプール16ポンド
ルアー : フットボールジグ(プロトタイプ16g)+ゴビゾー4インチ
by nishinelureworks | 2013-12-10 07:50 | 釣行記 | Trackback

Voice From The Water 『塊解散』

ルアーの出荷作業&いぼ爺様の手術などが重なり、ブログ更新が随分滞っておりました。スミマセン。

このブログをご覧になられている方の多くがすでにご存じかと思いますが、2013年のバサーオールスタークラシックもちまして『塊』が解散致しました。

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塊のシンボルでもあるパンダ君の元に集ったハンドメイドルアービルダー達。

自分が言うのも何ですが、あまりにも個性的過ぎる面々。。。(笑)
普段は人と群れる事を好まない一匹オオカミ系の人達が集ったらどうなっちゃうのか?

自分は1度だけ塊ブースに参加させて頂く事が出来たのですが、その時の事を一生忘れる事が出来ないと思います。

製作スタイルや趣向は異なれど、良いルアーを生み出したい!という情熱を持ったビルダーさん達。
そして、ルアーフィッシングを心の底から楽しみたい!というユーザーの皆様達。

ルアーフィッシングに情熱を注いでいる人達と会話を交わし、同じ時間を共有できた事が自分にとってどれほど意味があり、価値のあったことか言葉で表現する事はできません。

そして、言葉は悪いかもしれませんが、完全に烏合の衆の集まりでもある塊ブース(笑)が、大変大きな盛り上がりを見せた事が嬉しくて仕方がありませんでしたし、盛り上げて下さった皆様に感謝の言葉も見つかりません。

この場を借りて、ビルダーの皆さん、縁の下で塊を支え続けて下さった皆さん、そしてユーザーの皆さんに心よりお礼申し上げます。

そして、糸が切れたタコがごとく自由奔放な塊野郎達を、見事なまでのゆるさ(笑)でまとめ上げて下さった石名さんに感謝です!


これからの塊ビルダー達ですが、これからも素晴らしい作品をどんどん世の中に生み出して行ってくれる事を信じて疑いません。

自分が何故そう思うかというと、塊という存在は参加ビルダー達の運命共同体とかそういうものではなく、そこにあったのは良いルアーを生み出したいというピュアな情熱だけだったからです。

次、何時日本に帰れるかはわかりませんが、パワフルな仲間たちに胸を張って会えるよう、自分もこれからももっともっと努力を重ねて行きたいと思います。


塊を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました!

そして、これからも宜しくお願いいたします!
by nishinelureworks | 2013-12-09 00:42 | Voice From The Water | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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