Nishine Lure Works 裏日記

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リップライザー

昨日はブログのアップができなくてゴメンナサイッ!!
突発事項が発生して、てんてこ舞いしてました。(謝)

さてさて、今日は僕にハイフロートジャークベイトの開発を断念させたリップライザーについて書かせて頂きたいと思います。

いやぁ、このルアーってホントに凄いと思います。
ルアマガ投票で、いきなり1位になったらしいですが、それも納得!!
何が凄いと思うのか?

それは言葉で説明ができません。(爆)

困った事に言葉で非常に説明しづらいんですよね・・・・・・でもまぁ、それではあんまりなので、僕なりの方法で頑張って書いてみたいと思いますね。

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リップライザーの話をする前に、僕が考えるジャークベイトのアクション特性について少しだけお話させて頂きたいと思います。

一般的にジャークベイトのアクションで重要視される事って、その名の通りジャークした時のダートアクションだと思うのですが、僕自身はジャークベイトが発生させるダートアクションには2タイプあると考えています。

まず一番目のタイプは、スライドダートタイプ
簡単に言うと水中でペンシルベイトのようにジグザグにドッグウォークするタイプです。
動き的には、ロッドのジャークアクションに反応して、ルアーの慣性で左右に大きくスライドするタイプです。
これはスライド幅も広く、日本製ジャークベイトに多く見られるタイプだと思います。

2番目のタイプはパワーダートタイプ
これはアメリカ製ジャークベイト、例えばロングAやログなどがこれに該当するのではないかと思うのですが、ジャークした際の軌道が左右にぶれるタイプです。
このタイプは、左右へのダート幅はスライドダートタイプに比べて幅も狭く、ハデではないのが特徴です。

これが僕の考える2タイプのダートアクションです。
ホントに大雑把なくくりで申し訳ないのですが、今回は話を解り易くする為にそういう事にしておいてください。(笑)

で、リップライザーですが、僕はリップライザーはこの後者のタイプに入ると思います。

リップライザーを投げて「あれ?ダートしない・・・・・」って首を傾げられた方いらっしゃいませんか?

そういう僕も一番最初にこのルアーを投げた時はそう感じました。

なんや、普通のルアーやん”って・・・・・(爆)。

期待度に比例して拍子抜けしたと言うか、これが正直なファーストインプレッションでした。

でもね、それは違うんです・・・・。

スライドダートタイプパワーダートタイプでは、同じジャークベイトの形状をしていても、意図されているものも全く違えば、ダートアクションが発生するメカニズムも全く異なるんです。

それが理解できていないとリップライザー(ひいてはパワーダートタイプのジャークベイト)の真の力を見誤ってしまうかも、と感じています。

ではこの2つのタイプの何が異なるのか?

うーん、これを話し始めると話が非常に長くなってしまいそうなので、この続きは明日にしましょうか。
# by nishinelureworks | 2008-02-16 12:26 | ルアー話色々 | Trackback

ハイフロートジャークベイトについて考え中。。

今朝、メールを開いてみたらテスターの川崎さんからとんでもないメールが入っていました。

メールの内容はルアーのリクエストだったのですが、とんでもないのはその内容。(笑)

メールには、川崎さんがイメージするハイフロートジャークベイトのイメージ像が延々と書き連ねてあったのですが、何がとんでもないって?

それは川崎さんが、そのジャークベイトに望まれる動き

ビルダーの観点から考えて、そんな動きを出すのは殆ど不可能に近いでしょう!って言うような動きなんです。

でも、そんな動きをするハイフロートジャークベイトが本当に出来たらメチャクチャ食うだろうなって思える動き。

で、色々考えてみました。

開発の糸口はあるのか?
どんな可能性があるのか?
それには、どんな手法を取ったらいいのか?
それをどうやって具現化したらいいのか?

考える事は山積みです。
色んな可能性は考えられるのですが、でも何から手を付けたら良いかさっぱり見当も付きません。

で、悩んだら釣竿を握れと・・・・・・(笑)

家から徒歩3分ぐらいのところにあるクリークで頭を冷やしてみる事にしました。(ちなみにこのクリークは夏になると水が干上がるせいか、魚はあまり居ないようで、今まで1匹も魚を釣った事はありません)

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魚は釣れなくとも、アイデアは生まれなくとも(笑)、やはり実際にロッドを持ってルアーを泳がせると心が落ち着きます。

ここ最近少し暖かくなったお陰で雪も消え、何はともあれルアーが投げれて嬉しいです。


それはさておき、ハイフロートジャークベイトの有用性は川崎さんより1年以上前からずっと説得されてて、実は密かに開発を進めていたのですが、あるジャークベイトの出現により開発を断念してたんです。

それがこのルアー ↓ ↓ ↓

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言わずと知れたイマカツ社のリップライザーです。

僕自身、自分のルアーの開発中に他社ルアーを投げる事はあまりないのですが、このルアーだけはどうしても気になって、日本の友人に無理を言って送ってもらって試してみると、これが凄く良く出来ているんですよね。

で、完璧に打ちひしがれました。(笑)

それほどまでに、このルアーの完成度の高さにはビックリしたんです。

何が素晴らしいって?

んー、話すと長くなるんで、それはまた明日にでも。。。
# by nishinelureworks | 2008-02-14 12:14 | ルアー話色々 | Trackback

Tru Tungsten 2008年デジタルカタログ

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今日のネタは業界人必見です!(ホントか?笑)

今日ご紹介させて頂くのはTru Tungsten(トゥルータングステン)の2008年度版のデジタルカタログ。
日本ではまだ目にする機会が少ないTru Tungsten製品ですが、アメリカではかなり有名なブランドです。(というかめちゃくちゃ有名です!)

超有名なプロを数多く抱えており、プロ達の意見を取り入れた高品質な製品がアメリカで人気を呼んでいます。その製品はまさに本気印!

そのTT社のデジタルカタログがいよいよ出来上がってきました。

http://www.coxgp.com/resources/TruTungsten/TTCatalog.pdf

かなり大きなファイルですが、TT社の全製品が閲覧できるようになっておりますので、ご興味のある方はご覧になってみて下さい。
アメリカ臭さがプンプンなので、アメリカ好きの方にはたまらないと思いますよっ!(笑)

ちなみにこのカタログですが、たぶんまだ何処にもアップされていないと思います。
もちろん日本初公開です!

製品的には、その名の通りタングステン製品が主で、お家芸であるパンチングウェイトからラバージグに至るまで、色々とラインナップされています。

僕自身もTT社のシンカーは良く使うのですが、塗装が難しいと言われているタングステンに非常に強固な塗装が施されており、とても気に入っています。
シンカーのカラーバリエーションも豊富なので、テキサスリグの時などにワームとシンカーの色を合わせられるのがいいですね。
その他の商品では、タングステン入りワームなど、かなり気になるものも幾つかありました。

もちろんTru-Life Swimbaitも紹介されていますので、もし良かったら見てみて下さい。

Tru Life Swimbaitの詳細については、また後日ご紹介させて頂きますね。
# by nishinelureworks | 2008-02-13 10:53 | Tru Tungsten | Trackback

B.A.S.S. ニュースポンサー

d0145899_1544235.jpgB.A.S.S.のニュースポンサーが発表されました。

新スポンサーはOPTIMA Batteries(オプティマ・バッテリース)。

OPTIMA BatteriesJohnson Controls Inc.社のバッテリーブランドで、カーバッテリー、マリンバッテリー、ディープサイクルバッテリーなどを製造しています。
母体であるJohnson Controls Inc社全体の従業員数は140000人ともの凄い規模の会社です。

そしてOPTIMAの契約プロと言えば Edwin Evers!!
今、僕が若手最強と思うプロです。

エドウィンの事はまた改めて書かせて頂くとして、昨年のレイク・エリー戦でのエドウィンの優勝をきっかけにしてOPTIMAバッテリーはバスフィッシングの世界でも一躍有名になりました。
その会社がB.A.S.S.の公式スポンサーになるのは僕にとっても非常に嬉しいです。

それにしても140000人の期待を背負って釣りをするって、一体どんな心境でしょうか?
僕には全く想像もつきません。(笑)

競技が1日キャンセルになったほど超激荒れコンディションだったレイク・エリー戦は、ヘタすると命に関わるほど危険な大会だったと言います。
エドウィン自身、そんなバッドコンディションの中、何十マイルも先の自分のスポットにたどり着き、そしてトローリングモーター全開でもボートをステイさせるのも難しい強風の中で、ディープハンプに付くグッドサイズのスモールマウスを狙ったようです。
釣り自体はデプスファインダーを駆使し、ドロップショットでバーチカルに攻めるような釣りだった事もあって、オプティマバッテリーの高い性能が無ければ無理だったと優勝コメントしています。
エドウィンはプロアングラーとして最高の形で応えた訳ですよね。

ところで、そのB.A.S.S.ですが今期はオフィシャルボートがSkeeter & Yamahaになるようですね。
昨年まではTritonがオフィシャルボートだったのですが、契約が切れた事により、B.A.S.S.は一時的にオフィシャルボートのスポンサーを失った形でした。
で、そこに名乗りを上げたのがSkeeter&Yamahaという訳です。

スキーターは確かヤマハ傘下だったような記憶があるので、この組み合わせは納得ですが、気になるのは今年のエリートシリーズの決勝で使われるボートの事。
少し前のB.A.S.S.の発表では各自のボートを使用して良いとの事だったので、バスプロからもかなり好評だったようなのですが(自分のボート=スポンサーのロゴをTVで露出できる為)、B.A.S.S.は新たなボートスポンサーを得た事で何か方針を変えるのでしょうか?

まぁ、そんな業界的な難しい話はどうでも良いとして、僕自身はこの事で嬉しいことがあります。

それは往年の名選手であるMark Davis(マーク・デイビス)のB.A.S.S.復活。(ちなみにマーク・デイビスはスキータープロです)

マーク・デイビスは数年前のB.A.S.S.とFLWのコンフリクトにより、B.A.S.S.から離れてFLWに参戦していたのですが、今年からその姿をB.A.S.S.で見ることが出来ます。

何が楽しみかって、マーク・デイビスの最大の持ち味はアフタースポーン以降の釣り!なので、1シーズン通して開催されるB.A.S.S.エリートシリーズで一体どんな釣りが見られるか本当に楽しみです。
一度離れると復帰がかなり難しい(オープン戦から勝ち上がらなければならない)と言われるエリートシリーズですが、たったの2年で何事もなかったかのように復活してくるマーク・デイビスって本当に凄いアングラーですよね。

来週末にはいよいよバスマスタークラシックが開催されますが、今年は一体どんなドラマが生まれるのでしょうか。

ホント待ちきれません!!(笑)
# by nishinelureworks | 2008-02-12 16:20 | アメリカあれこれ | Trackback

愛刀

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僕がルアー製作に使っている愛刀達です。

上の切り出しナイフがメインで使っている菊一文字

中の繰り小刀がエラ彫刻などの細かい部分に使用する青一

下がウロコ彫りやエラ彫刻に使用するオルファデザインナイフ

これでほぼ全ての削り工程を行っています。

色々試してみましたが、やはり鋼(ハガネ)は日本製が一番ですね。
研いだ時の切れ味が全く違います。
研ぎたてであれば普通にヒゲが剃れます。(剃りませんけど。笑)

特に一番上の菊一文字は19歳の時にウッドベイトの遠藤龍美師匠のところに入門して以来、ひたすら18年間こればかり使い続けており、既に3代目です。

何度も何度も研いで使うので、刃先がだんだん減ってきて最後はこの半分ぐらいの刃長になります。
そうなると、刃先の硬い鋼部分が無くなり、刃物は寿命を終えます。

ちなみに良い刃物って、2重の鋼で出来ているってご存知でした?

写真を良く見て頂ければ解ると思うのですが、研いで光っている刃先部分の輝き方が数ミリ程度違うと思います。
この黒光りしている部分が硬い鋼で、砥石で研ぐ事によって物凄く鋭い刃になります。
残りの部分は先端部に比べて柔らかい鋼が使われており、砥石で研いだ時に刃先の硬い鋼が出やすくなるように工夫されています。

長い年月を掛けて完成された切り出し刀・・・・・日本文化が生み出した素晴らしい道具だと思います。
一本一本手打ちされたナイフには職人の魂を感じますよね。
使う側もそんな道具を手にすると気持ちが引き締まります。

願わくば僕もそう感じてもらえるようなルアーを作りたいなぁ・・・・・。
まだまだ道のりは遠いですけどね。

ちなみに、良く質問されるウロコ彫刻の方法ですが、僕の場合、特別な道具を使っている訳ではなく、オルファのデザインナイフを使って全てのウロコを彫り出しています。(って言っても信じてもらえない事が多いのですが。笑)

デカイスイムベイトとかだと片面だけで2000枚以上のウロコを彫る事もあって、なかなかタイヘンな作業ではあるのですが、その手間が掛かった分だけ自分の気持ちが込められるような気がして、意外に好きな作業です。

さ~、次は何を彫ろうかなぁ~。
# by nishinelureworks | 2008-02-11 06:12 | ルアー開発 | Trackback

発送完了!!

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ブレードクランクの発送が無事に完了しました!!

今頃は太平洋の上を飛んでいます。

日本の皆さんに想いが届きますようにっ!!



昨日は仕事完了後、久しぶりにダウンしました。
ブログをアップする元気も無く、ひたすら寝る、寝る、寝る!!
娘の攻撃をモノともせず寝まくりです。(笑)

そういえば、デイオフを取れたのは今年に入って2度目かなぁ。
正月の1月1日以来です。

何時もの事ですが、休むぞぉ!って気合を入れないと休めない性分というか、なんせ貧乏性なモンで、何かしらやってないと気が収まらないんですよね。。。

明日からまた頑張るぞ~!
# by nishinelureworks | 2008-02-10 09:21 | 日常日記 | Trackback

凍ってました。

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パッケージング中のブレードクランクです。
嫁さんと二人で頑張った甲斐あってなかなか良い感じで仕事が進みます。

今月は少しは余裕を持って終わりそうかな~・・・・なんて思ってたら、


TT社からEmailが・・・・・・


なんか嫌な予感。


恐る恐るメールを開いてみると、予感的中!!
メールによると明日中に送らなければ間に合わないサンプルがある模様。

パッケージング作業を一時中断し、急遽、工房にこもってサンプル作り。

何時もの事ではありますが、開発の現場では色んな事が起こります。
それに対応していくのも大切な仕事。

大急ぎでサンプルを仕上げ、車で5分ほどの湖にテストに出かけたものの、


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凍ってますがなっ!(爆)

もうカチコチの完全結氷で、ルアーを投げるどころか湖の上を歩けそうです。(泣)

ルアーのスイムテストは違う湖に移動して何とか行うことが出来ましたが、カナダの真冬のルアー開発はこれがあるからキツイですね~。

寒いのはガマンできますが、ルアーが投げられない事には仕事になりません。(苦笑)

TT社のサンプルは非常に良い感じで、ルアーアクションの動画を撮影してTT社に送信。
実物は明日の飛行機に乗せて送ると言う事で一件落着。

ふぅ~~~~と一息。

でも、でもぉ、でもお、

肝心なブレードクランクのパッケージングはまだ全然終わって無いんですよね。。(大泣)

今晩寝れるかなぁ??

*ここ2~3日、メール頂いているにも関わらずご返信できていない方々ゴメンナサイ。
 落ち着きましたら必ずご返信させて頂きますので何卒お許し下さい。
# by nishinelureworks | 2008-02-08 12:52 | 日常日記 | Trackback

スタンバイ完了!!

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ブレードクランクの初回出荷分が仕上がりました!!
かなり必死こいて作ったんですが、完成したのは400個のみ。
全てをハンドメイドしているので、僕一人ではこれぐらいが限界ですね。
大きなメーカーさんの出荷量と比べるとNishine Lure Worksの出荷量なんて微々たるもん(というか数十分の一レベル)ですが、そのぶん、一つ一つのルアーに気持ちを込めて作っています。
今回はアーカンソーシャッドデッドリーシャッドの2カラーのみの出荷となります。

これからフックとブレードを取り付けてパッケージ。
ブレードクランクはその名の通りブレードが付いているので、これがまた意外と手間が掛かるんですよね。
これから2日間は嫁さんと二人でバリバリの家内制手工業です。

ちなみに嫁さんはこれからの2日間、殆ど家事が出来なくなる事に備えて大量のカレーを作っています。
今や、毎月の納品日近くのカレーライスは西根家の定番メニューとなっております。(笑)

出来れば今週中の飛行機に乗せたいんだけど間に合うかな~?
# by nishinelureworks | 2008-02-07 09:10 | 日常日記 | Trackback

BassZone

d0145899_1585840.jpgBassZone(バスゾーン)というサイトをご存知ですか?

アメリカのトーナメント専門サイトと言えばBassFanが有名ですが、BassZoneも負けず劣らず有名なサイトです。

どちらのサイトも独自の方法で計算したワールドランキングなるものを発表しており、バスマスター、FLWの垣根を越えて今一番強いのが誰か知ることが出来ます。
バスプロの間でも、このBassFanBassZoneのランキングは非常に重要視されています。(スポンサーとの契約に大きく影響しますので)

今、そのBassZoneで興味深いムービーが見られます。
フロントページの右上に「In The House」というムービーコーナーがあるのですが、このコーナーではなんとアメリカのバスプロの家が紹介されています。

釣りとは全く関係ないのですが、有名プロのタックルルームやオフィスなどが紹介されております。
今のところ紹介されているのは、古い順番にケン・クック、ジェフ・クリート、ルーク・クラウセン、ジェラルド・スウィンドル、ティミー・ホートン、マーティー・ストーン、スキート・リースとそうそうたる面々。
そして最新版はボイド・ダケットのタックルルームが一部紹介されています。
ちなみにボイド・ダケットは昨年のクラシックで、フェデレーション枠から出場した選手として初めてクラシックを制した事で一躍有名になりました。

僕自身、あまりにも時間が無い事もあって全部のムービーは見れてませんが、はっきり言って凄すぎです。
というかあまりにも次元が違いすぎてため息しか出ないと言う噂も。(笑)
スキート・リースのタックルルームなんて、そこんじょそこらの釣具店よりもルアーが並んでますもんね~。

もちろん、こんな生活が出来るのはごく限られたトッププロのみで、大部分の中堅以下のプロはかなり厳しい生活を送っているものと思われます。

勝つか負けるかで天と地ほどの差があるトーナメントの世界。

今トップを走っているトッププロでも、勝てなくなればそれでお終いです。
それを考えると本当に厳しい世界ですよね。

それにしても、このタックルルームを見て思ったのは、こんだけあるタックルの中から彼らが試合で使うルアーって本当に価値があるんだな~って改めて思いました。

ウチの話で言えば、イッシュとかエドウィンとか数名のプロがスポンサーとは関係無くNishine Lure Worksルアーを使ってくれていますが、今更ながら本当にありがたいことだと痛感しました。

彼らからもっともっと色んな事を学びたいですね。。。
そしてもっともっと釣れるルアーを作りたいですよね!!!

んー、がんばるぞ~!!


BassZoneのHPはこちら...
In The Houseコーナーはこちら...

BassFanのHPはこちら...
# by nishinelureworks | 2008-02-06 15:57 | アメリカあれこれ | Trackback

BLADE CRANK(ブレードクランク) M5R その7  カラー紹介

ブレードクランクのカラーをご紹介させて頂きます。

アーカンソーシャッド(Arkansas Shad)
基本中の基本色ですね。何を使うか色で迷ったらこれですね~。(笑)
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デッドリーシャッド(Deadly Shad)
ブレードクランク用に新規追加したカラーで、低水温期またはターンオーバー時など、何らかの要因でバスの活性が低い時に効果のあるカラーです。泥から這い出したザリガニのイメージで。
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チャートリュースシャッド(Chartreuse Shad)
これも言わずと知れた定番カラーですね。マッディーウォーター御用達!
朝夕のローライト時にも出番が多いです。ちなみにスモールマウスにも非常に効果的な色なんですよっ!!
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ブラッディーシャッド(Bloody Shad)
「春=赤」って言われるようにスポーニング絡みのプリスポーンバスに効果の高いカラーと言われています。でもね、この色ってプリだけではなくアフターの体力が回復し始めたバスにも意外と効くんですよ~。
通の方はこのカラーを選ばれる方が多いかな。
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ブルーギル(Bluegill)
これも定番色ですね。ビーツァシリーズでも1,2を争う人気カラーです。
ルアーがロールした時にストライプがチカチカと明滅するような見え方をするのですが、これは食う要素になっていると思います。ブルーギルがメインベイトの時に。
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ホットタイガー(Hot Tiger)
これもブレードクランク用に新規追加したカラーです。
Nishine Lure Works的にはホットタイガーカラーって、アピールの強いブルーギルカラーって考えています。ノーマルブルーギルと同じくストライプの明滅効果は高いです。
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現在開発中のカラーもあり、今後、何種類かがラインナップに追加されて行くかもしれませんが、以上の6機種を基本カラーとしています。

2月の初回出荷分はアーカンソーシャッドデッドリーシャッドの2機種の出荷を予定していますのでぜひヨロシクお願いしま~す!!!

ちなみに出荷時期は2月中頃~末になる予定です。出荷状況はこのブログでも随時ご紹介させて頂きますね。
# by nishinelureworks | 2008-02-05 05:30 | Blade Crank | Trackback

伝説のスイムベイト ハドルストン

d0145899_359529.jpg最近日本ではジグヘッドスイムベイトが注目を集めているらしいですね。(カナダにいると良く分からないのですが)

写真はハドルストンスイムベイトです。
昨年3月にカリフォルニアのクリアレイクで開催されたバスマスターエリートツアー第3戦でスティーブ・ケネディーが、ツアー史上最重量記録となる122ポンド14オンスというとんでもない新記録を樹立して優勝しましたが、その時の立役者がこのハドルストンスイムベイトです。

このルアーって最近日本にも輸入されているみたいなので目にされた方も多いかと思いますが、すっごいリアルですよね?
まるで本物のトラウトから型取りしたかのようなリアルさにはビックリします。

そしてハドルストンの凄い所は見た目のリアルさだけではなく泳ぎも超リアルなところです。
動き的には、ボディーに一切のロールもウォブルも入らずテイルのみが左右に水を掻くという感じ。少し硬めの素材な事もあってか、決して派手な動きではありません。
でも、だからこそあの本物そっくりの超リアルな動きが出ているのだと思います。

僕がビルダーの観点からビックリした事といえば、その内部構造。(あんまりにも気になったもので分解してみました。笑)
通常のジグヘッド型スイムベイトって、単にジグヘッドをソフトプラスチックで覆ったタイプが普通だと思いますがハドルストンは内部構造からして全く違います。

ナマリ製の内部ウェイトは非常に複雑な形をしていますし、それに発泡ウレタン製の浮力体が一体成型されており、非常に手の込んだ作りになっています。

なぜそんな手の込んだ作りなのか?

僕が考えるに、全てはロールアクションを抑える為ではなかろうかと思います。
ルアーの背中側に浮力を持たせることによってボディーが直立し(倒れにくくなり)、スイミング中にロールアクションが発生しづらくなるのではなかろうかと。もちろん頭頂部に位置するタイイングアイの位置も重要な意味を持っていると思いますが・・・・。

考えてみれば、ルアーのように体をひねりながら(ロールしながら)泳ぐ魚っていませんよね?
よほど弱った魚とかならまだしも、普通は殆ど体を揺らさないか、尻尾のみがユラユラと動いているような動きです。

僕自身、TT社のTru-Life Swimbaitを開発した時に一番苦労したのがこのロールアクションの制御。
テスターのマット・ニューマンやショーン・ベイリーがスイミングアクションに関して一番拘っていたのも実はこの事でした。

その意味ではハドルストンはロールアクションはゼロです。マジで完璧とも言えるようなセッティングですね~。(もちろん、ロールアクション系のスイムベイトがダメという意味ではありませんよ~。念の為)

近年、ハドルストンの大ヒットに触発されてアメリカの色んなメーカーから次々とハドルストン系ルアー、もしくはパクリルアーがリリースされておりますが、正直な話、形だけマネてもな~・・・・・と言う感じではあります。(苦笑)

ハドルストンはソフトプラスチック製スイムベイトとすると少々高いルアーかもしれませんが、内部構造や仕上げなどの手間の掛かり具合を考えると納得ですね。
というか、僕みたいな製作側の人間からすると、良くこの金額で作れるな~と感心してしまいます。

ちなみにハドルストン社のHPで実釣ムービーが公開されているのですが、ホントに凄いので一度ご覧になってみられる事をお勧めします。

ハドルストンHPはこちら...
実釣ムービーはこちら...


ああ、カリフォルニアに行きて~。
# by nishinelureworks | 2008-02-04 04:37 | ルアー話色々 | Trackback

童心に返って

雪が沢山降ったので雪だるまを作ってみました。
雪だるまを作るのなんて、30年ぶりぐらいかなぁ。

まずは雪を丸めて胴体を作ります。
娘も大はしゃぎ!(笑)
子供にとっては冷たいのなんて全く関係無いみたいです。
もう元気いっぱい!!

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どうやって顔を作るかしばし考えます。
考えた結果、工房に転がっている材料を集めて適当に顔を作ってみました。

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ちょっとコワイ?

ちなみにアップはこんな感じです。 ↓ ↓ ↓

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目玉はルアーのカラーリングに使ったタミヤカラーの空ボトル。
そして、鼻はブレードクランクの失敗プロトモデル。(爆)
ちなみにルアーの色は、現在カラーリング方法を研究中のブルーバックチャートリュースです。(ってこんなところで秘密をバラシてどうする?)

最近は、雪が降ると表で遊ばせてもらえない子供もいるそうですが、子供って雪が大好きなんですよね。
そういう僕も雪を見ると少しウキウキします。

ちなみに娘はこの後、雪だるまの顔が怖かったのか大泣きでした。(笑)
# by nishinelureworks | 2008-02-02 14:26 | 日常日記 | Trackback

BLADE CRANK(ブレードクランク) M5R その6  アクション特性

さ~、今日はブレードクランクのアクション特性についてご説明させて頂きましょうか!!

はたして、ブレードを装着する事によってこのクランクがどんな特性を持ったのか?
今日はこのブレードクランクを使って頂く上でとても大切なお話です!(って僕が勝手に思っているだけかもしれませんけど)

長い文章になるかもしれませんが、もしお暇な方は読んでみて下さい。

さて、本題に入る前に、このクランクのブレード無し状態はどんな動きをするか?という事から書かせて頂きたいと思います。

ぶっちゃけた話、このクランクからブレードを取り外しても全く普通に使えます。(笑)
というか、そういう風にバランスを取ってあります。

アクション自体はかなり激しいウォブロール。上手く表現できませんが、ソリッドルアー特有のバシバシとボディーで水を叩く感じの動きです。
そして、どんなにガンガン巻いても軌跡がブレないようなバランスセッティングにしています。
言ってみれば超オーソドックスなクランクベイトですね。
なので、ブレードセッティングに馴染めない方は、ブレードを外した状態でお使い頂いても全然OKと思います。

これがブレードを装着するとどうなるかと言うと・・・・

厳密に言えば、アクションについては超低速域(ルアーが止まる位のスピード)でバイブレーションが若干弱まる感じもしますが、基本的にはウォブロールの質バイブレーションの強さは、よほど注意して見ない限りブレード無しと殆ど変わらないレベルと思います。

では、何が変わるのか?

そう、ルアーがチドるんです!!

ブレードを装着することによって、ルアーの泳ぐ軌跡が右に左に蛇行軌跡を描くようになるんですね。
これはボディーがリップに受ける水抵抗に負けて発生するドドリアクションとは全く異なるものです。

ブレードクランクが発生させるチドリアクションは、左右にきっちり蛇行するタイプではなく、例えれば右に10進んだかと思えば左に5進み、また右に2進んで左に8進む・・・・みたいな感じでかなりランダムな軌跡を描くタイプです。
例えてみれば中層版ウィグルワートみたいな感じでしょうか。。。(ホントか?笑)

中低速域ではごく普通に大人しくストレートに泳いでいたものが、ルアーのリトリーブスピードを上げて行くに従って、ある一点を超えた瞬間にチドリ現象が発生し始めます。

なぜこの動きが発生するのか?
その原因はブレードの水の掴み方にあります。
中低速域ではブレードは乱水流(タービュランス)に揉まれてヒラヒラとスプーンのような動き(厳密に言えばブレードは回転しています)をしているのですが、スピードがある一点を超えた瞬間にブレードが水を掴みテイルフックに接触し始めるんです。そして、それに伴ってチドリアクションが発生すると・・・・・・そういう仕組みなんですね。

ちなみにに関しても、スロー域ではサイレント状態だったものが、この一点を超えた瞬間に昨日のブログで書かせて頂いたような音が発生し始めます。

ここまで読んで、あんな条件に効きそうだとか、もしかしたらあの魚が獲れるのではないか?ってニヤッとされた方・・・・・ぜひブレードクランクを試してみて下さい。

僕自身もまだまだ研究中で良く分かっていませんが、そんな事を想像して、自分なりの方法を試してみるのも楽しいものですよね!
もしかしたら新しいクランキングの引き出しが増えるかもです。

まだまだ訳のわからんルアーかと思いますが、作り手としては、ぜひこのクランクに眠っている力を皆さんの力で紐解いてやって頂ければと願っています。

そして、スーパーな技を発見されましたらぜひこっそり教えてくださいね!(笑)

近いうちにカラーパターンをご紹介させて頂きます。

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           魚の目線からルアーを見るとこんな感じなのかなぁ?

んー、クランキングで釣りたいぞ~~~~~~~!!

春はまだかぁ~~~~~!!!!!
# by nishinelureworks | 2008-02-01 19:09 | Blade Crank | Trackback

BLADE CRANK(ブレードクランク) M5R その5  ブレードの秘密

さてさて、今日はいよいよブレードクランクの心臓部であるブレードの秘密についてお話したいと思います。

その前にこの写真をご覧ください。
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上と下のブレードの輝きかたが違うのがお分かりでしょうか?

これは実は全く同じブレードなのですが、ブレードクランクを2~3日投げ倒すとブレード表面がこのような状態(写真上)になります。(下は新品の状態です)

なぜこのような状態になるかというと、アクションによってブレードテイルフックのフックポイントが微妙に接触して、無数の小さな引っ掻きキズが付くんですね。

これが何を意味しているか?
そう、金属音が発生するんです。

音量的には微妙で、決して大きな音ではないのですが、ラトル音ともフックとボディーが接触する音とも全く異なる独特な音を発生させます。


お風呂(音が反響するのでルアーの音が良く聞こえます。笑)で泳がせて頂ければ良く分かると思うのですが、言葉にするとチチチチチチ・・・・・、もしくはカチャカチャカチャ・・・・・と言う感じの音がします。

そして、音の出方にも特徴があります。

通常のラトルクランクの場合は、メトロノームのようにボディーの振動に連動してラトル音を発生させるのが普通ですが、このブレードクランクの場合は音の主な発生源がブレードとフックの接触時に発生する音なので、ボディーの振動とは関係なく音を発生させます。

つまり、音のサイクルがルアーのロールではなく、ブレードの回転とテイルの振れに連動しているんですね。

考えてみれば、どんなにロールピッチの早いクランクベイトでもブレードの回転スピードにはかないませんよね。その高速回転するブレードが左右に反復運動を繰り替えすテイルフックに接触する仕組みです。

はたしてこの音が効いているのかどうかは解りませんが、テストではこの音が出るセッティングが段違いに魚の反応が良く、かなりの魚を釣り上げる事が出来ました。

そして、この写真が意味する事はもう一つあります。

フックポイントの引っ掻き傷がブレードに出来る事・・・・・すなわちフックポイントがブレードでガードされていると言う事です。

巨大なリップでフロントフックをガードし、テイルフックはブレードでガード。
これがブレードクランクのスナッグレス性の高さに繋がっています。
浮力がそれほど高くないにも関わらず、意外なぐらい引っ掛からないのにはそんな理由があります。

ちなみに、ブレードとフックポイントが接触する事で心配になるフックポイントの摩滅ですが、フック素材に使用されている鋼鉄と比較して、ブレードの真鍮材は遥かに柔らかいので、ちょっとやそっとでは摩滅する事は無いようです。
少なくともこのクランクにデフォルトフックとして搭載しているカルティバのST36に関しては全く問題ないですね。フックを交換しないまま何十匹も釣りましたが未だにギンギンです。(笑)
本当に素晴らしいフックですよね!!

明日はブレードクランクが起すアクション特性について書きたいと思います。
これはブレードクランクを使って頂く上で、ぜひとも知っておいて頂きたい事ですのでお見逃しなく!!
# by nishinelureworks | 2008-01-31 18:23 | Blade Crank | Trackback

BLADE CRANK(ブレードクランク) M5R その4  ブレードセッティング 

さて、今日はブレードクランクのブレードセッティングについて書かせて頂きたいと思います。

昨日の話の続きになるのですが、このブレード位置ってすごくヘンですよね?(笑)
フックとブレードが絡んでしまうのではないか?とご心配される方も多いのではないかと思います。

では、何故あえてこんな妙なセッティングなのか?
d0145899_16573489.jpg
これには僕なりの意味を込めています。
1年近くに渡る試行錯誤の結果です。

このブレードクランクを開発している時に、一番最初に試した事があります。
それは、テイルアイにブレードを取り付けたセッティング。
でもそのプロトモデルは、特に使えなくもないけど、とりたてて良くも無いな~という感じでした。

何が納得いかないって、ブレードの抵抗で多少なりともアクションがスポイルされるし、ブレードの動き自体もクランクの動きにつられてただ単にヒラヒラクルクル回っているという感じでいまいち納得がいきませんでした。
テイルにブレードが取り付けられる事によってルアーのシルエットも必要以上に長くなってしまうし、う~ん、これはイメージと違うなぁ・・・・と。

それに加えて、このセッティングだとテイルフックの取り付け位置に非常に困ります。
無理矢理、フックハンガーをテイル下部に追加するというのも手ですが、それだと前後のフックハンガーの距離が必然的に短くなってしまうので、小さなフックしか搭載できなくなってしまいます。(フック同士の絡みを防ぐため)
僕的には、このクランクにはカルティバのST36の4番を搭載する事が絶対条件でしたので、その意味でもこのセッティングはボツです。

で、色々と考えてみました。

アクションに影響を与えないブレード位置って何処だろう?
ブレードを取り付けてもST36の4番を搭載できるセッティングは無いだろうか?
等々・・・・。

で、出た答えがこのセッティング。

この位置(肛門部)って、ルアーがウォブルする際のアクションの芯に比較的近い事もあってか、ブレードに受ける水抵抗がクランクのウォブルアクションへ及ぼす影響を最小限に出来る事が解りました。

そして、もう一つ大切な事があって、クランクベイトが激しく動いた際に、リップの裏側~腹部~テイルに掛けてのラインが最も大きな乱水流(タービュランス)が発生している箇所ではないかと考えたのです。
要するにリップで掻き分けた水が反転流になって渦巻いている部分ですね。

この乱水流発生箇所にブレードを取り付けてやれば、最も効率的に複雑なタービュランスを発生させられるのではないかと考えました。

乱水流の中にブレードをセットする訳ですから、ブレードも予測不可能な動きをします。

これは実際に引いてみてもらえればすぐに実感頂けるかと思うのですが、まるで2匹のベイトフィッシュがもつれ合いながら泳ぐような不思議なフラッシングを発生させます。

そして、このブレードセッティングが全く思いもよらなかった副産物をこのクランクにもたらせる事になりました。

うーん、話はまだまだ続くのですが長くなりましたので今日はこの辺までにしておきましょうか。

あっ、そうそう、昨日、THタックルの濱田禎二さんが「波動と音」について非常に解り易くブログで解説されていました。
僕自身も大いに納得!と言う内容ですので、ぜひご覧になってみて下さい!!
濱田さんの記事はこちら...

それと、Grayzの那須さんも少し前にご自身のブログ(D-Talkの1月18日と21日掲載分)で異口同音に同じ事を書かれています。こちらもぜひチェックしてみて下さい!
GrayzさんのHPこちら...

最近よく耳にする波動という言葉ですが、奥が深いですね~。
# by nishinelureworks | 2008-01-30 16:54 | Blade Crank | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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