Nishine Lure Works 裏日記

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バスマスタークラシック2008 最終日

d0145899_682747.jpg2008年2月22日~24日の3日間に渡り、サウスキャロライナ州レイク・ハートウェルで開催されたバスマスタークラシックはアルトン・ジョーンズの優勝で幕を閉じました!!

アルトン・ジョーンズが13ポンド7オンス(最終日の最重量ウェイト)を持ち込み、文句無しの優勝を決めました。

2位はクリフ・ペース。
初日5位、2日目3位と徐々に順位を上げて2位のフィニッシュです。

3位はKVD。やはりキタかと言う感じですね。
釣れない釣れないと言いながらも外さないのサスガですね。(笑)

日本人アングラーの桐山孝太郎さんは7位のフィニッシュでした!!!!

アルトン・ジョーンズは42歳、ツアー暦18年のベテランプロです。
今回のクラシックはアルトン・ジョーンズにとって11度目のクオリファイ。
今まで4度のツアー優勝経験がありますが、クラシックは初優勝となります。

優勝ステージでは、”クラシックの優勝が子供の頃からの夢だった。自分に釣りを教えてくれたお爺さんに、この姿を見せたかった。”と涙ながらにコメントしていました。

d0145899_6233533.jpgアルトン・ジョーンズのパターンですが、メインベイトはBooyah社のピッグスキンジグ&AJ’S Go-ToジグにYUM社のYUMトレーラーのコンビネーション。
それとコットンコーデル社のCCスプーンとの事でした。

釣ってた場所は水深25ft~35ft(約4.5m~10.5m)の冠水した立木のインサイドエッジ。
ちょうど、冬ポジションから春ポジションへと移行するステージングフィッシュと言ったところでしょうか。
ちなみにアルトン・ジョーンズのHPはこちらです。


自分的に、今回のクラシックで特筆すべき点は、試合に各自のボートの使用が許可された事です。
賛否両論はあるかもしれませんが、選手サイドからは大歓迎だったようです。
スキート・リースも初日のウェイインで”各自のボートの使用を許可してくれたBASSの決断に感謝したい”とコメントしていましたし、僕も色んなボートが見れて単純に楽しかったですね。


さてさて、未だにクラシックの興奮が醒めませんが、来週末にはいよいよバスマスターエリートシリーズが開幕です!
第1戦はフロリダ州ハリスチェイン。
もちろん、当ブログでもエリートシリーズを中心にアメリカトーナメントの模様を追いかけたいと思います。
ホントはFLWも追いかけたいのですが時間的な余裕が全く無い事もあって、今年はエリートシリーズ中心にチェックしてみたいと思います。

なお、このブログやニシネルアーワークスHPでもおなじみの、イッシュ・モンローとエドウィン・エバースの2名からも当ブログで追いかける事を快諾してもらっているので、2人の足跡も出来る限りご紹介させて頂きますね。
彼らがどんな戦いをするか今から楽しみです!!

あっ、そうそう、そのエドウィンですが、今回のクラシックは11位フィニッシュでした。
今回は残念ながら優勝には絡めませんでしたが、やっぱり外しませんね、この男。(笑)
今年の活躍に乞うご期待!!

2008年バスマスタークラシックの最終成績
   Name      DAY1   DAY 2  DAY 3  TOTAL
1 Alton Jones     17- 5   18-11   13- 7   49- 7
2 Cliff Pace       18-10  14-11   11- 0   44- 5
3 Kevin VanDam   20- 3   11-14  11- 7   43- 8
4 Bobby Lane     15- 0   14-13  12-10   42- 7
5 Greg Hackney   16- 2    14- 9  10-12   41- 7
6 Jeff Kriet       12-15   18-12    9- 4   40-15
7 Kotaro Kiriyama  16-11   12- 0   11-14  40- 9
8 Clark Reehm     13- 0   12- 8   15- 0   40- 8
9 Aaron Martens   12-15   15-14  11-10   40- 7
10 Michael Iaconelli 18- 5   12-14    8- 7   39-10
11 Edwin Evers    18- 7    11- 2   10- 0   39- 9
12 Skeet Reese    11- 5    17- 2   10- 9   39- 0
最終スタンディングはこちら...

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■ 画像拝借 ESPN
# by nishinelureworks | 2008-02-25 08:40 | アメリカトーナメント | Trackback

バスマスタークラシック2008 2日目

d0145899_1901218.jpgバスマスタークラシック2日目、暫定首位に立ったのはアルトン・ジョーンズでした!
前日のコールドフロントに伴う冷たい雨と打って変わって、2日目は晴れ。
気温は60F(約15℃)ぐらいまで上がったものの、魚の活性はかなり落ちたようで、殆どのアングラーが苦労した模様です。
そんな悪コンディションの中、アルトン・ジョーンズは初日を上回る18ポンド11オンスを持ち込み、前日10位から暫定首位へと躍り出ました。

2位は初日首位のチャーリー・ハートリー。
2日目は大きくウェイトを落としましたが、初日のビッグウェイトに助けられ2位に踏みとどまりました。

アルトン・ジョーンズは自分のパターンについて詳細なコメントをしていませんが、水深15ft~40ft(約4.5m~12m)を狙っているようです。
あるストラクチャーを非常に重要視しているらしいのですが(詳しいコメントなし)、その釣りを行う際にハミングバードの魚探(横方向の画像が3Dで表示されるヤツ)の優位性についてコメントしていました。
通常のデプスサウンダーと比較して、ハミングバード魚探はジグザグに魚探掛けする必要が無い為、かなり効率化できるそうです。

2位のチャーリー・ハートリーは、やはり前日に比べて魚のポジションがかなり変わってしまったらしく苦労したようですが、ドックへのジグ打ちやジャークベイトなどを使用してリミットを揃えた模様です。ちなみにジャークベイトはジャッカルのスカッドミノーを使用したとコメントしています。

d0145899_19273054.jpg左はKVDです。やはり他のコンペティターと同様にKVDもかなり苦戦したらしく(それでも4位に留まっているのはサスガか)、魚のポジションも前日とは全く違っていて、アジャストにかなり苦労したとコメントしていました。

日本人アングラーは桐山孝太郎さんが11位で決勝進出を決められました!
やはり桐山さんもかなり苦労されたようですが、本日も初日に引き続きジャッカルのフリックシェイクワームを使用したとコメントされています。
大森貴洋さんは36位で2008年クラシックを終えられました。

友人アングラーのエドウィンとイッシュですが、エドウィンは若干ウェイトを落としたものの9位で決勝にコマを進めました!
ステージ上でのコメントでは、1ftぐらいのスーパーシャローにビッグフィッシュを沢山見つけて、それにハマッてしまったとコメントしておりました。
スポッテッドバスが多くを占めるこの大会では、如何にラージマウスのキッカーを混ぜるかが非常に重要となるのですが、エドウィンがもしそいつらを一匹でも食わせられてたら話は全く違ってたんでしょうね・・・・・。それがトーナメントの恐ろしさですな。

イッシュはなんとなんと、まさかの最下位フィニッシュ!(爆)
ウェイインステージに、ものすご~く困ったなぁって顔で出てきたんで、ちと嫌な予感がしたのですが、予感的中でした。(苦笑)
イッシュにはこの悔しさをバネにしてエリートシリーズ本戦で奮起してもらいたいです!!

明日の最終日は本日25位までの選手が決勝に望みます。

はてさて、今年は一体どんなドラマが待っているんでしょうか!!!!

  Name         DAY 1   DAY 2    TOTAL
1 Alton Jones        17- 5   18-11   36- 0
2 Charlie Hartley      21- 1   13-12  34-13
3 Cliff Pace          18-10   14-11   33- 5
4 Kevin VanDam      20- 3   11-14   32- 1
5 Jeff Kriet          12-15   18-12   31-11
6 Michael Iaconelli    18- 5    12-14  31- 3
7 Greg Hackney      16- 2    14- 9   30-11
8 Bobby Lane        15- 0   14-13   29-13
9 Edwin Evers        18- 7   11- 2    29- 9
10 Aaron Martens      12-15   15-14    28-13
11 Kotaro Kiriyama     16-11   12- 0     28-11
12 Scott Rook         20-13   7-12     28- 9
2日目のスタンディングはこちら...

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おまけ
d0145899_19351181.jpgステージ上のイッシュ。
めちゃくちゃクヤシイだろうなぁ。。。









■ お知らせ
一昨日のブログでボイド・ダケットについてフェデレーション枠から優勝した初のアングラーと書かせて頂きましたが、フェデレーション枠ではなくオープン枠の間違いでした。
僕の記憶もかなりヤバヤバです。(陳謝)
ご指摘いただいたA様、大変ありがとうございました!(また間違ってたら教えて下さい)

ちなみにですが、フェデレーション枠から優勝を決めた初のアングラーは1994年のブライアン・カーチャルとなります。(ブライアン・カーチャルはその僅か数ヵ月後、非常に残念な事に飛行機事故で亡くなりました)

■ 画像拝借 ESPN
# by nishinelureworks | 2008-02-24 09:02 | アメリカトーナメント | Trackback

バスマスタークラシック2008 初日

d0145899_15221452.jpgバスマスタークラシックが開幕しました!!

寒冷前線の通過に伴って、冷たい雨が降ったレイク・ハートウェル。
初日のトップに立ったのはオハイオのチャーリー・ハートリーでした。チャーリー・ハートリーは今回が始めてのクラシック出場となります。
2位はアーカンソーのスコット・ルーク。
そして3位はKVD!!
やっぱり強いですねぇ。
話によるとKVDはこのレイク・ハートウェルは今まで一度も釣りをした事がないらしく、今回が初めての釣りらしいです。

日本人アングラーは桐山孝太郎さんが11位の好スタート、大森貴洋さんが36位スタートです。
桐山さんはジャッカルのフリックシェイクワームを使用したフィネスフィッシングのようです。

d0145899_1536125.jpg左はESPNよりリリースされている写真のワンカットですが(アングラーは5位のクリフ・ペース)、ボートドックが完全に干上がっており、物凄い減水であるのが良く分かります。

詳しいパターン等はコメントされていませんが、概ねディープでリミットを揃え、シャローでキッカーを獲るような展開のようですね。

友人アングラーとしてはエドウィンが7位の好スタートを切っています。
イッシュは2匹のみのウェイインに留まり47位といきなり大きく出遅れています。(ドツボったかぁ~?笑)
明日の挽回に期待したいですね。

明日の注目はもちろんKVD!!
それと5位タイのケイシー・アシュリーも非常に気になってます。
ケイシーはこのレイク・ハートウェルをホームレイクとしており、最高のスポットにはまだ手を付けていないとの事です。

d0145899_1641055.jpgケイシー・アシュリーというと、昨年、エリートツアーデビューし、バージニア州のスミスマウンテン・レイク戦でいきなり優勝を飾ったのは記憶に新しいですが、今週末にはなんとカントリーロック歌手デビューするそうです!

本日、ライブウェイインショー(BASSサイト)の一番最後にケイシー・アシュリーのFishermanというデビューソングのPVが流されたのですが、これが意外や意外(失礼っ!)、凄く良い感じの曲で、思わずグッと来てしまいました。(単純なのよね~。笑)
マジメな話、そこんじょそこらの中途半端なカントリー歌手よりもよっぽど凄い歌唱力でビックリしました。
CD出たら買っちゃおうかな~。(←やっぱ単純。笑)

朝のスタート前にはアメリカ国歌が斉唱されるのは通例ですが、今回のクラシックではケイシー・アシュリーがその役を務めているようです。
何やら別の意味で目立ちまくっているケイシー・アシュリーですが、今後の活躍に期待したいですね。甘いマスクと甘い歌声で人気も出るのではないでしょうか。
ちなみにケイシー・アシュリーの歌はこちらで聴くことができますので、もし宜しければチェックしてみて下さい。
http://www.outdoormusic.com/

こんなん聞きながらアメリカの田舎を走ったら最高だろうなぁ・・・・・。

初日の結果は下記の通りです。
1 CHARLIE HARTLEY   GROVE CITY, OH 21-1
2 SCOTT ROOK       LITTLE ROCK, AR 20-13
3 KEVIN VANDAM     KALAMAZOO, MI5 20-3
4 TERRY SCROGGINS  SAN MATEO, FL 19-3
5 CLIFF PACE        PETAL, MS 18-10
5 CASEY ASHLEY      DONALDS, SC 18-10
7 EDWIN EVERS      TALALA, OK 18-7
8 MICHAEL IACONELLI RUNNEMEDE, NJ5 18-5
9 TODD FAIRCLOTH   JASPER, TX 17-10
10 ALTON JONES     WACO, TX 17-5
11 KOTARO KIRIYAMA  MOODY, AL 16-11
12 GREG HACKNEY    GONZALES, LA 16-2
初日のスタンディングはこちら...

明日のウェイインの模様はこちらのページで見られますのでご興味のある方はご覧下さい。
http://sports.espn.go.com/outdoors/tournaments/live/index
日本時間だと朝の7時くらいからウェイインショーが見られると思います。(ムービー画面下のArenaCamというところをクリックすると見られます)

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■ 画像拝借 ESPN
# by nishinelureworks | 2008-02-23 16:10 | アメリカトーナメント | Trackback

バスマスタークラシック前夜!!

d0145899_174002.jpgいよいよ明日からの3日間、待ちに待ったバスマスタークラシックが開催されます!!

今年のクラシックはサウスキャロライナ州とジョージア州の州境に位置するレイク・ハートウェル(Lake Hartwell)。
ゴルフで有名なジョージア州オーガスタを流れるサバンナリバー(Savannah River)の上流に位置するリザーバーです。

湖の規模は約56000エーカー(満水時)、レイクのタイプはローランドリザーバー(低地型リザーバー)。
主なストラクチャーは立木、岬、ハンプ、クリークチャンネル、ブラッシュパイル、ボートドックなど。
地図を見ても解るとおり非常に複雑なショアラインです。(湖岸線の総延長約1000マイル/約1600km!)

主なベイトフィッシュはシャッド、ブルーバックへリング、クローフィッシュ、ブリーム(ブルーギル他)など。狙えるバスはラージマウスとスポッツの2種でキーパーサイズは12インチ(30センチ)となっています。

現在の湖の状況はマイナス12フィート(マイナス3.6m)とかなりの減水状態で、水面すれすれに見えない立木などが多く沈んでおり、ボートの走行にはかなり危険が伴う状況のようです。

これらの詳しい湖の様子はBassfanで紹介させていますので、もし宜しければご覧下さい。
詳しくはこちら ↓ ↓ ↓
http://bassfan.com/news_article.asp?id=2729

現在の水温は46F~50F(約7℃~10℃)。
先週行われた3日間の公式プラクティスでは、魚はかなりスローだったらしく、多くの選手が苦労した模様です。

3日間の公式プラが終わった後、イッシュ・モンローが連絡をくれたのですが、その時の話では、かなりスローで、魚は見つけたものの食わせるのが非常に難しい状況だったようです。

その時の話では、おそらくディープでのジグかドロップショットがウィニングパターンになるのではないかとの事だったのですが、昨日の公式プラ(クラシックでは前週の3日間と試合2日前の1日のみプラクティスが許可される)では全体的に釣れ始めているらしく、イッシュもかなり釣ったようです。

この一週間でどれだけ湖の状況が変わったのか・・・・湖が冬から春に移行するこの時期は何が起こるか解りませんよね。

昨年のクラシックでは、オープン枠からクオリファイしたボイド・ダケットがオープン枠から勝ち上がった選手として初めて優勝し、クラシックの歴史に名を刻みました。

はたして今年のクラシックでは一体どんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。

今年は大森貴洋さんと桐山孝太郎さんの2名の日本人アングラーが出場されます。

んー、楽しみです!!がんばれ~!

ちなみにレイク・ハートウェルはこんな感じの湖です。
d0145899_184662.gif
(画像拝借From US ARMY)
# by nishinelureworks | 2008-02-22 18:04 | アメリカトーナメント | Trackback

ウロコ彫り中!!

d0145899_18191194.jpg

ウロコ彫ってます。

写真は現在開発中のTru-Life Swimbaitのマスターモデルです。

片面に約1300枚のウロコ、全て手作業で彫る事もあって半面彫り終えるのに1日がかりの作業です。

Nishine Lure Works製品の製作をしながら、TT社のルアー&自社ルアーの開発を進め、その合間にメール処理して~、ブログ書いて~とかしていると、本当にあっという間に1日が終わってしまいます。
その割にちっとも儲からないのは玉に傷ですが、まぁ好きな事が思いっきり出来ているだけでも本当に幸せな事ですよね。

あっ、そうそう、ボチボチですがTru-Life Swimbaitの販売が始まったみたいです。

何やらいきなり膨大なバックオーダーを抱えているらしく、工場はてんてこ舞いしてるみたいですが、徐々に出荷されていくのではないかと思います。

日本からですと、キャベラスあたりで通信販売が可能だと思われますので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたらぜひチェックしてみて下さいね。

キャベラスのTru-Life Swimbait紹介ページはこちら...
# by nishinelureworks | 2008-02-21 18:33 | Tru Tungsten | Trackback

ハイフロートジャークベイトのキモ

昨日、ハイフロートジャークベイトのロールアクションの質浮上スピードと浮上アクションなどについてウダウダと好き勝手な事を書かせて頂きましたが、僕自身、これらの要素と同じぐらい重要視している事があります。

それは、ルアーをストップさせた瞬間にルアーが発生させる一瞬の挙動リーリングを始めた時の泳ぎだしの鋭さ

これは絶対に無視できない重要事項と考えています。

何故かと言うと、昨日、ハイフロートジャークベイトのバイトは浮上時に多いと書きましたが、もっと厳密に言えば、ルアーがストップした瞬間動き出す瞬間に最も多くのバイトチャンスが訪れるからなんです。

ストップ時の挙動って言うと、例えばメガバスのヴィジョン95などのブルブルアクションを思い浮かべられる方も多いかもしれませんが(ちなみにヴィジョン95もリップライザーに負けず劣らず凄いジャークベイトだと思います)、それに限らず僕が重要視しているのは、ルアーが止まった瞬間に不自然な動きをしていないかという事。

サスペンドミノーであればそのまま漂っているだけなので大した影響はありませんが、フローティングミノーの場合は、この直後に浮上というアクションが必ず発生するので話は全く違ってきます。

そのアクションの変わり目の一瞬に発生させる挙動が非常に大切。

浮上姿勢は今流行の頭上がりでも、トラディショナルな水平浮きでも良いと思うのですが、イメージ的にはスイミングアクションから浮上アクションへの移行が自然に繋がっているものが良いと感じています。

って言うか、全ての動きが一連の流れで繋がっているというのは人間が思う以上に大切な要素ではないかと思います。

話は少し脱線するのですが、僕が特にそう感じたのは、芦ノ湖のスレッからしブラウントラウトをフローティングミノーで狙ってた時。

下から浮き上がってきたモンスタークラスのブラウントラウトがミノーに襲い掛かろうとした瞬間に、ミノーが不自然な動きをして、はいさいならぁ~~~~!って苦い経験を何度もしています。(泣)

トラウトとバスでは若干違うのかもしれませんが、僕的には絶対に外せない要素ですね。

そして、その自然な動きを出しやすいのが発泡ウレタンを含めたソリッドルアーなんです。
動き出しも固定重心の方が遥かに鋭いですしね。。。それはまた何時か書きますね。

あっ、そうそう最近流行の頭上がりの浮上姿勢ですが、本物の魚の動きを観察してもやっぱりそうやって浮いてきますし、本当に理にかなっていますよね。

ただ、だからといってあんまりにも頭上がり(というか尻下がり?)はフッキング率が悪くなりますので要注意です。
僕も色々試してみたのですが、あまりにも角度が立ちすぎるとミスバイトが多くなるようですね。
バスが狙いを定め辛いのか、吸い込み辛いのか、理由は良く分かりませんがミスバイトが多くなります。

それと、これは今までの話とかぶりますが、頭上がりの浮上姿勢に移る時の動き方も大切みたいです。

上手く言えませんが、スイミング状態(水平姿勢)の延長線上でス~と自然な感じで頭を浮かせてくるものは良いと思うのですが、止めた瞬間にいきなり尻尾がカクって下がって、それから頭上がりに浮いてくるものは全く別物と感じています。

もしかすると、それはそれで良い時もあるのかもしれませんが、考えてみれば、本物の魚が水平姿勢からいきなりカクって尻尾だけを沈めるのってかなり無理な動きですよね。(そんな事を試しているうちに失敗プロトモデルが増える。笑)

実際には、胸鰭をヒラヒラさせて(もしくは浮き袋の浮力?)ホバーリングしながらスーって浮いてくるのが自然だと思います。

そんな事を想像しながらジャークベイトを投げ倒してみても面白いかもしれませんねっ!

うーん、こんな事を書いてたら無性にフローティングジャークベイトを作りたくなってしまったぞ~!(爆)
# by nishinelureworks | 2008-02-20 17:43 | ルアー話色々 | Trackback

ハイフロートジャークベイトについて

昨日はブログアップできなくてすいませんっ!

先日初出荷したブレードクランクが、大変ありがたい事に絶好調で売れてくれているそうで、対応にてんてこ舞いしてました。

正直な話、かなりヘンテコなクランクなこともあって、はたしてどんな事になるのか心配していたのですが、予想を遥かに上回る反響を頂きビックリしています。
何軒かのお店では即日完売だったそうで、本当にありがたいやら、ビックリするやらで、戸惑いながらも喜んでおります!

それにしても、決して安くないルアーなのに、本当にユーザーの皆様に感謝するばかりです。
色んなフィールドに連れて行って頂けるよう精一杯の気持ちを込めて作っておりますので、ぜひぜひ皆様の釣りにお供させてやって頂ければ嬉しいです。


さてさて、フローティングジャークベイトの話に戻りましょうか・・・・・

昨年、リップライザーの大ヒットから大流行した(というか真の実力が認知された)フローティングジャークベイト。

断言してもいいです。

今年も間違いなく炸裂する事と思います。
というか昨年以上に炸裂するのではないでしょうか?

昨年リップライザーがリリースされて、リッピングなる釣り方を試してみられた方も多いかと思いますが、ビデオや雑誌で言われている程の効果を体験できず、??って感じていらっしゃる方いませんか?(笑)

それもそのはず、リッピングテクニックはアフタースポーンの後期に最も大きな効果を発揮する釣り方と思われますので、ユーザーの皆さんがやっと苦労してルアーを手に入れられた頃には既に旬の時期が終わってしまっていたという可能性が高いのです。

もちろん、フローティングジャークベイトは年中通して釣れますが、僕自身はリッピングアクションに関してはアフタースポーンバスを攻略する最高の技の一つと感じています。
産卵から体力が回復し始めたバスが浮き始める時期が最高と思うのですが、まだトップに反応しきれないバスでも、リッピングのチョン、ヘロヘロ~、チョン、ヘロヘロ~のアクションにはイチコロな時がありますのでぜひ試してみて下さい!
そして、このバスがもっと体力が回復してくると、スーパーチナイのようなペンシルポッパーの早引きにガンガン食ってくるようになります。(スーパーチナイはまさにこの為に作ったようなものです。笑)

逆に、秋頃だとリッピングよりもトウィッチとか超高速ただ巻きとかが良くなってきます。(あくまで僕の経験上の話ですが)
もちろん無理矢理リッピングでも釣れない事は無いのですが、秋はただ巻きやトウィッチの方が効率が良いように感じています。

あっ、そうそう、アフターシーズンのリッピングテクニックって別にフローティングジャークベイト限定のテクではなく、フラットサイドクランクでも恐ろしいぐらい効果がありますのでぜひ試してみて下さいねっ!

ウチのルアーで言えば、Beatour M3が非常に向いています。
チョンと潜らせて、フワーって浮かせ、水面に出た瞬間に、またチョン。
この繰り返しで非常に良く釣れます。
特にブルーギルがいる時は非常に効果的ですのでぜひぜひぜひ試してみて下さい!!

d0145899_17592393.jpg
こいつをヘロヘロ~っと動かしてると食ってくるんですよ、これがまた。(笑)


さてさて、フローティングジャークベイトのアクションについて、僕自身、非常に重要視している事が幾つかあります。

それは何か?

まず一番目はロールアクションの質
これは大事ですよね。
魚を寄せる、もしくは浮かせる要素としてロールアクションの良し悪しは大切と思います。
どんな動きが良いのか?と聞かれると返答に困っちゃうんですが(言葉で表現するのは不可能に近い)、ロール系でもウォブル系でも、ざっと引いてみた時に自発的に泳いでいるような動きをするルアーを気に入って使っています。
上手く表現できませんが、”ボク糸に引かれてまーす!”っていう感じの泳ぎではなく、”ボク自分で泳いでまーす!”っていうような感じの泳ぎ。(←むちゃくちゃやな。笑)

あたかもルアー自身が命を宿しているような、自発的に泳いでいるような動きです。
そして、そういうルアーって不思議にラインの存在感を感じられなかったりします。

これはNishine Lure Worksルアーのアクションセッティングを出す時に最も重要視している要素です。

ロールがどうとか、ウォブルがどうとか、アクションのピッチがどうとか、言葉で表現する事が非常に難しい事もあって、どう伝えたら良いか悩みますが、名作と言われて何年も生き残ってきたようなルアーにはこういう類の動きをするルアーが多いように思います。色々試してみて下さい。


そして次に重要視するのは浮上スピードと浮上アクション
これも大事ですよね。
なんせ、多くの場合、食ってくるのはこのタイミングですから。
フローティングジャークベイトの釣りでは、ロールアクションで寄せて(もしくは浮かせて)、浮上アクションで食わせるというパターンが多いと思いますので、この浮上スピードと浮上アクションのセッティングは非常に重要です。
特にリッピングなどで使う場合は、チョンとルアーを潜らせた時の到達深度がとても重要になると思います。

そして、これらの要素以外に僕がもう一点、もの凄~く重要視している事があります。

これはあんまし書きたくないような気もするのですが、まぁ、いっか・・・・・。
明日書かせて頂きたいと思います。

それにしても、このジャークベイト話、一体何時まで続くんでしょうか?(笑)
# by nishinelureworks | 2008-02-19 18:09 | ルアー話色々 | Trackback

Blade Crank M5R 出荷情報

ブレードクランクの出荷が無事に完了しました!

ボチボチ各店舗様に入荷していく事と思いますが、まずは下記の4店舗様で先行発売になります。

おそらく今日~明日中には入荷していくものと思われますので、もし宜しければぜひお問い合わせ下さい!

■ ルアーショップおおの  http://www.ls-ohno.com/

■ OPA!  http://opa-fishon.com/

■ スーパーブッシュ  http://www.superbush.co.jp

■ ポパイ  http://www.popeye-web.com/

Nishine Lure WorksホームページにブレードクランクM5Rの紹介ページをアップしましたので、ぜひこちらもご覧下さい。

ブレードクランクM5Rの紹介ページはこちら...
# by nishinelureworks | 2008-02-18 09:42 | 出荷情報 | Trackback

パワーダート VS スライドダート

さて、今日はパワーダートアクションスライドダートアクションの違いについて書かせて頂きたいと思います。

とは言っても、極めて基本的な内容になると思いますので、改めて読んで頂く程の事でも無いかも・・・・・(笑)。
お暇な方はどうぞっ!

d0145899_1124238.jpg
写真は僕自身が典型的なパワーダートタイプと思うジャークベイトです。

上がご存知ロングA。下がラパラのハスキージャークです。どちらも超名品ですよね。
もちろん、ラトリンログもこのタイプだと思うのですが、行方不明で写真に撮る事が出来ませんでした。(爆)

ちなみに写真のハスキージャークですが、世間ではあまり人気は無いようですがマジで良いルアーだと思います。お勧めですよー!!

さて、本題のスライドダートパワーダートの違いについて。

スライドダートタイプのジャークベイトは、動き的にはペンシルベイト、もしくはスラッゴーみたいな感じで、左右(もしくは上下左右)に飛び回るタイプのジャークベイトと考えています。(ちなみに今時スラッゴーなんて使っている人いるのかな?良く釣れるのですが・・・・・笑。)

対するパワーダートタイプのジャークベイトは、スライドタイプのようにハデに飛び回るような事はせず、ジャークした分に対して右に左に軌道がズレるような感じでダートしながら泳いでくるタイプです。

むちゃくちゃいい加減な分類方法ですが、ここではとりあえずそういうことにしておいてください。(笑)

動きの特徴としては、スライドダートタイプはヒュンヒュンと棒が跳ね回る感じ。
対するパワーダートタイプは、ダートした時にロールアクションが混じる感じです。

ヘタクソな説明で申し訳ないのですが、感覚的な表現をすれば、スライドタイプはルアーの慣性で大きく水中を滑り、パワーダートタイプは強烈なジャークアクションによってルアーがバランスを崩し、右に左に軌道がズレながら泳いでくる感じです。

うーん、こんなヘタクソな文章で上手く伝わるかな?

とにかくこの2タイプはダートの発生の仕方が根本的に異なるんです。

だから、パワーダート系のジャークベイトを幾ら一生懸命ジャークしても大きなスライドを起さないのは当たり前の事なんですよね。

ダートが発生するメカニズムもタイミングまるっきり違いますから、使い方やタックルも全く違ってきます。


スライドダートタイプは、ルアーにダートするきっかけを与えてやる事が一番重要ですので、動かし方も、鋭くトンッとルアーをハタく感じ。
そして後のダートはルアー任せです。
なので、タックル的にはジグ用ロッドのような硬くて短い竿の方がジャーキングにメリハリを付けやすく、意外と使いやすかったりします。

ちなみにですが、このタイプ(スライドダート系)のジャークベイトを上手くダートさせられない場合の多くは、ロッドが柔らか過ぎるか、もしくはラインスラックが上手く使えていない場合が多いと思います。(ラインもあまり伸びない硬い糸が良いです)

たぶん、多くの方が経験されている事だと思うのですが、ダートさせようとして力めば力むほどダートしなくなった経験ってありませんか?(笑)
このタイプのルアーの場合、ロッドアクションはあくまでルアーが横方向に飛び出すきっかけを作ってやるだけですので、ブンブンと強くジャークする必要はありません。
むしろ、トン、トン、トン、とリズミカルに、ラインを弾くような感じではたいてやると、意外と軽い力でダートしてくれます。
そしてもう一つのキモはラインスラック!!これに尽きます。


対するパワーダートタイプですが、こちらはジャークする事によって、ルアーのバランスを意図的に崩して左右に泳がすような感じなので、ルアー抵抗をしっかり受け止め、かつ長いストロークで引けるタックル&体力が必要になります。
言葉にすると、ルアーの重みをロッド全体で感じながら、グイ~と一気に引く感じですね。(←こんな抽象的な説明でわかります?笑)
まさにアメリカ人的な使いかたですね。

さて、このスライドダートタイプとパワーダートタイプですが、もちろんルアーを設計する際に求められる事も全く違ってきます。

スライドダートタイプは、一瞬の力で横に吹っ飛ぶようなバランス設計にする必要があると思いますし、パワーダートタイプは激しくジャークした際に程よくバランスを崩してくれる必要があると思います。

ダート幅を大きくしたいから水抵抗を減らす為にリップを小さくする?
答えはノーです。
横に吹っ飛ばすためにはリップに受ける水抵抗も必要です。(もちろんタイプにもよりますが)

優れたロールアクションとダートアクションを両立させるのはかなり難しく、実に高度なバランス設計が必要で、優れたジャークベイトであればあるほど絶妙なセッティングになっています。

その意味で、リップライザーは超が付くほど絶妙なバランスの上に成立しているルアーだと思います。
僕にとっては、このバランスを中空ABSルアーで実現できるなんて驚き以外のナニモノでもありませんし、このルアーを設計された方を本当に尊敬するばかりです。
それが、僕が自分のハイフロートジャークベイトの開発を断念した理由です。

カタログを賑わせている新機構!とか、新システム!とかの言葉にはあまりグッと来ませんが、ルアービルダー的にはこういった一つ一つの要素が高次元でまとまったルアーに出会うとゾクッとしますね。(笑)

ところで最後になりましたが、このスライドダートとパワーダートの持ち味って何だと思いますか?

僕的には、スライドダートタイプは上下左右への変幻自在な大きなスライド。
パワーダートタイプはダート時に混じるロールアクションが命と考えています。
それらを考えると、おのずとそれぞれのルアーがハマりそうな条件やフィールドが見えてきますよね。

クランクベイトの使い分けなんかに比べると、ジャークベイトのアクションの違いなんてまだまだ熟成されていない分野というか、色々と研究の余地がありそうに感じています。

あっ、そうそう、今までずっと書いてきたスライドダート&パワーダートと言う言葉ですが、これは特にアメリカなんかで使われている言い方とかそういう訳では全く無く、僕が勝手にそう呼んでいるだけですので何卒誤解のないように。。。。。(笑)

明日は僕がフローティングミノーに求める重要点を書いてみたいと思います。
# by nishinelureworks | 2008-02-17 19:29 | ルアー話色々 | Trackback

ブレードクランク出荷秒読み!!

■ お知らせ

ブレードクランクの出荷がいよいよ秒読み段階となりました。

昨日、各主要取扱店様へご案内を差し上げたところ、なんと僅か2時間で初回出荷分の嫁ぎ先(出荷先)が決まりビックリしてしまいました。

このブレードクランク、とてもヘンテコなクランクな事もあって、はたして各取扱店の皆様にご興味頂けるかどうか、かなり心配していたのですが、予想以上の反響にただただ感謝しております。

こんなギリギリまで注文を取っていないのもどうかと思いますが、ディーラーの皆様にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

おそらく今週の半ばあたり、数店舗様で先行販売させて頂けるかと思います。

詳しい情報は追ってこのブログにてご紹介させて頂きますので宜しくお願い致します。
# by nishinelureworks | 2008-02-16 17:48 | 出荷情報 | Trackback

リップライザー

昨日はブログのアップができなくてゴメンナサイッ!!
突発事項が発生して、てんてこ舞いしてました。(謝)

さてさて、今日は僕にハイフロートジャークベイトの開発を断念させたリップライザーについて書かせて頂きたいと思います。

いやぁ、このルアーってホントに凄いと思います。
ルアマガ投票で、いきなり1位になったらしいですが、それも納得!!
何が凄いと思うのか?

それは言葉で説明ができません。(爆)

困った事に言葉で非常に説明しづらいんですよね・・・・・・でもまぁ、それではあんまりなので、僕なりの方法で頑張って書いてみたいと思いますね。

d0145899_1150155.jpg


リップライザーの話をする前に、僕が考えるジャークベイトのアクション特性について少しだけお話させて頂きたいと思います。

一般的にジャークベイトのアクションで重要視される事って、その名の通りジャークした時のダートアクションだと思うのですが、僕自身はジャークベイトが発生させるダートアクションには2タイプあると考えています。

まず一番目のタイプは、スライドダートタイプ
簡単に言うと水中でペンシルベイトのようにジグザグにドッグウォークするタイプです。
動き的には、ロッドのジャークアクションに反応して、ルアーの慣性で左右に大きくスライドするタイプです。
これはスライド幅も広く、日本製ジャークベイトに多く見られるタイプだと思います。

2番目のタイプはパワーダートタイプ
これはアメリカ製ジャークベイト、例えばロングAやログなどがこれに該当するのではないかと思うのですが、ジャークした際の軌道が左右にぶれるタイプです。
このタイプは、左右へのダート幅はスライドダートタイプに比べて幅も狭く、ハデではないのが特徴です。

これが僕の考える2タイプのダートアクションです。
ホントに大雑把なくくりで申し訳ないのですが、今回は話を解り易くする為にそういう事にしておいてください。(笑)

で、リップライザーですが、僕はリップライザーはこの後者のタイプに入ると思います。

リップライザーを投げて「あれ?ダートしない・・・・・」って首を傾げられた方いらっしゃいませんか?

そういう僕も一番最初にこのルアーを投げた時はそう感じました。

なんや、普通のルアーやん”って・・・・・(爆)。

期待度に比例して拍子抜けしたと言うか、これが正直なファーストインプレッションでした。

でもね、それは違うんです・・・・。

スライドダートタイプパワーダートタイプでは、同じジャークベイトの形状をしていても、意図されているものも全く違えば、ダートアクションが発生するメカニズムも全く異なるんです。

それが理解できていないとリップライザー(ひいてはパワーダートタイプのジャークベイト)の真の力を見誤ってしまうかも、と感じています。

ではこの2つのタイプの何が異なるのか?

うーん、これを話し始めると話が非常に長くなってしまいそうなので、この続きは明日にしましょうか。
# by nishinelureworks | 2008-02-16 12:26 | ルアー話色々 | Trackback

ハイフロートジャークベイトについて考え中。。

今朝、メールを開いてみたらテスターの川崎さんからとんでもないメールが入っていました。

メールの内容はルアーのリクエストだったのですが、とんでもないのはその内容。(笑)

メールには、川崎さんがイメージするハイフロートジャークベイトのイメージ像が延々と書き連ねてあったのですが、何がとんでもないって?

それは川崎さんが、そのジャークベイトに望まれる動き

ビルダーの観点から考えて、そんな動きを出すのは殆ど不可能に近いでしょう!って言うような動きなんです。

でも、そんな動きをするハイフロートジャークベイトが本当に出来たらメチャクチャ食うだろうなって思える動き。

で、色々考えてみました。

開発の糸口はあるのか?
どんな可能性があるのか?
それには、どんな手法を取ったらいいのか?
それをどうやって具現化したらいいのか?

考える事は山積みです。
色んな可能性は考えられるのですが、でも何から手を付けたら良いかさっぱり見当も付きません。

で、悩んだら釣竿を握れと・・・・・・(笑)

家から徒歩3分ぐらいのところにあるクリークで頭を冷やしてみる事にしました。(ちなみにこのクリークは夏になると水が干上がるせいか、魚はあまり居ないようで、今まで1匹も魚を釣った事はありません)

d0145899_11362775.jpg


魚は釣れなくとも、アイデアは生まれなくとも(笑)、やはり実際にロッドを持ってルアーを泳がせると心が落ち着きます。

ここ最近少し暖かくなったお陰で雪も消え、何はともあれルアーが投げれて嬉しいです。


それはさておき、ハイフロートジャークベイトの有用性は川崎さんより1年以上前からずっと説得されてて、実は密かに開発を進めていたのですが、あるジャークベイトの出現により開発を断念してたんです。

それがこのルアー ↓ ↓ ↓

d0145899_1150212.jpg

言わずと知れたイマカツ社のリップライザーです。

僕自身、自分のルアーの開発中に他社ルアーを投げる事はあまりないのですが、このルアーだけはどうしても気になって、日本の友人に無理を言って送ってもらって試してみると、これが凄く良く出来ているんですよね。

で、完璧に打ちひしがれました。(笑)

それほどまでに、このルアーの完成度の高さにはビックリしたんです。

何が素晴らしいって?

んー、話すと長くなるんで、それはまた明日にでも。。。
# by nishinelureworks | 2008-02-14 12:14 | ルアー話色々 | Trackback

Tru Tungsten 2008年デジタルカタログ

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今日のネタは業界人必見です!(ホントか?笑)

今日ご紹介させて頂くのはTru Tungsten(トゥルータングステン)の2008年度版のデジタルカタログ。
日本ではまだ目にする機会が少ないTru Tungsten製品ですが、アメリカではかなり有名なブランドです。(というかめちゃくちゃ有名です!)

超有名なプロを数多く抱えており、プロ達の意見を取り入れた高品質な製品がアメリカで人気を呼んでいます。その製品はまさに本気印!

そのTT社のデジタルカタログがいよいよ出来上がってきました。

http://www.coxgp.com/resources/TruTungsten/TTCatalog.pdf

かなり大きなファイルですが、TT社の全製品が閲覧できるようになっておりますので、ご興味のある方はご覧になってみて下さい。
アメリカ臭さがプンプンなので、アメリカ好きの方にはたまらないと思いますよっ!(笑)

ちなみにこのカタログですが、たぶんまだ何処にもアップされていないと思います。
もちろん日本初公開です!

製品的には、その名の通りタングステン製品が主で、お家芸であるパンチングウェイトからラバージグに至るまで、色々とラインナップされています。

僕自身もTT社のシンカーは良く使うのですが、塗装が難しいと言われているタングステンに非常に強固な塗装が施されており、とても気に入っています。
シンカーのカラーバリエーションも豊富なので、テキサスリグの時などにワームとシンカーの色を合わせられるのがいいですね。
その他の商品では、タングステン入りワームなど、かなり気になるものも幾つかありました。

もちろんTru-Life Swimbaitも紹介されていますので、もし良かったら見てみて下さい。

Tru Life Swimbaitの詳細については、また後日ご紹介させて頂きますね。
# by nishinelureworks | 2008-02-13 10:53 | Tru Tungsten | Trackback

B.A.S.S. ニュースポンサー

d0145899_1544235.jpgB.A.S.S.のニュースポンサーが発表されました。

新スポンサーはOPTIMA Batteries(オプティマ・バッテリース)。

OPTIMA BatteriesJohnson Controls Inc.社のバッテリーブランドで、カーバッテリー、マリンバッテリー、ディープサイクルバッテリーなどを製造しています。
母体であるJohnson Controls Inc社全体の従業員数は140000人ともの凄い規模の会社です。

そしてOPTIMAの契約プロと言えば Edwin Evers!!
今、僕が若手最強と思うプロです。

エドウィンの事はまた改めて書かせて頂くとして、昨年のレイク・エリー戦でのエドウィンの優勝をきっかけにしてOPTIMAバッテリーはバスフィッシングの世界でも一躍有名になりました。
その会社がB.A.S.S.の公式スポンサーになるのは僕にとっても非常に嬉しいです。

それにしても140000人の期待を背負って釣りをするって、一体どんな心境でしょうか?
僕には全く想像もつきません。(笑)

競技が1日キャンセルになったほど超激荒れコンディションだったレイク・エリー戦は、ヘタすると命に関わるほど危険な大会だったと言います。
エドウィン自身、そんなバッドコンディションの中、何十マイルも先の自分のスポットにたどり着き、そしてトローリングモーター全開でもボートをステイさせるのも難しい強風の中で、ディープハンプに付くグッドサイズのスモールマウスを狙ったようです。
釣り自体はデプスファインダーを駆使し、ドロップショットでバーチカルに攻めるような釣りだった事もあって、オプティマバッテリーの高い性能が無ければ無理だったと優勝コメントしています。
エドウィンはプロアングラーとして最高の形で応えた訳ですよね。

ところで、そのB.A.S.S.ですが今期はオフィシャルボートがSkeeter & Yamahaになるようですね。
昨年まではTritonがオフィシャルボートだったのですが、契約が切れた事により、B.A.S.S.は一時的にオフィシャルボートのスポンサーを失った形でした。
で、そこに名乗りを上げたのがSkeeter&Yamahaという訳です。

スキーターは確かヤマハ傘下だったような記憶があるので、この組み合わせは納得ですが、気になるのは今年のエリートシリーズの決勝で使われるボートの事。
少し前のB.A.S.S.の発表では各自のボートを使用して良いとの事だったので、バスプロからもかなり好評だったようなのですが(自分のボート=スポンサーのロゴをTVで露出できる為)、B.A.S.S.は新たなボートスポンサーを得た事で何か方針を変えるのでしょうか?

まぁ、そんな業界的な難しい話はどうでも良いとして、僕自身はこの事で嬉しいことがあります。

それは往年の名選手であるMark Davis(マーク・デイビス)のB.A.S.S.復活。(ちなみにマーク・デイビスはスキータープロです)

マーク・デイビスは数年前のB.A.S.S.とFLWのコンフリクトにより、B.A.S.S.から離れてFLWに参戦していたのですが、今年からその姿をB.A.S.S.で見ることが出来ます。

何が楽しみかって、マーク・デイビスの最大の持ち味はアフタースポーン以降の釣り!なので、1シーズン通して開催されるB.A.S.S.エリートシリーズで一体どんな釣りが見られるか本当に楽しみです。
一度離れると復帰がかなり難しい(オープン戦から勝ち上がらなければならない)と言われるエリートシリーズですが、たったの2年で何事もなかったかのように復活してくるマーク・デイビスって本当に凄いアングラーですよね。

来週末にはいよいよバスマスタークラシックが開催されますが、今年は一体どんなドラマが生まれるのでしょうか。

ホント待ちきれません!!(笑)
# by nishinelureworks | 2008-02-12 16:20 | アメリカあれこれ | Trackback

愛刀

d0145899_5233410.jpg

僕がルアー製作に使っている愛刀達です。

上の切り出しナイフがメインで使っている菊一文字

中の繰り小刀がエラ彫刻などの細かい部分に使用する青一

下がウロコ彫りやエラ彫刻に使用するオルファデザインナイフ

これでほぼ全ての削り工程を行っています。

色々試してみましたが、やはり鋼(ハガネ)は日本製が一番ですね。
研いだ時の切れ味が全く違います。
研ぎたてであれば普通にヒゲが剃れます。(剃りませんけど。笑)

特に一番上の菊一文字は19歳の時にウッドベイトの遠藤龍美師匠のところに入門して以来、ひたすら18年間こればかり使い続けており、既に3代目です。

何度も何度も研いで使うので、刃先がだんだん減ってきて最後はこの半分ぐらいの刃長になります。
そうなると、刃先の硬い鋼部分が無くなり、刃物は寿命を終えます。

ちなみに良い刃物って、2重の鋼で出来ているってご存知でした?

写真を良く見て頂ければ解ると思うのですが、研いで光っている刃先部分の輝き方が数ミリ程度違うと思います。
この黒光りしている部分が硬い鋼で、砥石で研ぐ事によって物凄く鋭い刃になります。
残りの部分は先端部に比べて柔らかい鋼が使われており、砥石で研いだ時に刃先の硬い鋼が出やすくなるように工夫されています。

長い年月を掛けて完成された切り出し刀・・・・・日本文化が生み出した素晴らしい道具だと思います。
一本一本手打ちされたナイフには職人の魂を感じますよね。
使う側もそんな道具を手にすると気持ちが引き締まります。

願わくば僕もそう感じてもらえるようなルアーを作りたいなぁ・・・・・。
まだまだ道のりは遠いですけどね。

ちなみに、良く質問されるウロコ彫刻の方法ですが、僕の場合、特別な道具を使っている訳ではなく、オルファのデザインナイフを使って全てのウロコを彫り出しています。(って言っても信じてもらえない事が多いのですが。笑)

デカイスイムベイトとかだと片面だけで2000枚以上のウロコを彫る事もあって、なかなかタイヘンな作業ではあるのですが、その手間が掛かった分だけ自分の気持ちが込められるような気がして、意外に好きな作業です。

さ~、次は何を彫ろうかなぁ~。
# by nishinelureworks | 2008-02-11 06:12 | ルアー開発 | Trackback
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ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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