特攻レポート 『デンプシーテール 怒涛の数十分!!』
2009年 10月 24日
先日の台風以後、あまりにも釣れないが故にデスレイクとまで呼ばれている琵琶湖で、とてつもない大爆釣をかまされてます!!!!!
なんと!!40UPを11本!!(50UPのバラシ有り)
ぎょええええええええええ~~~~~~~!!!(笑)
今週は出張されてたらしく、ご紹介が遅くなりましたが、今回の釣果は琵琶湖が最も釣れていなかった頃の先週の土曜日の釣果。
この爆釣劇に至るまでのプロセスが非常に興味深いです♪
井上特攻隊長さん、凄すぎ!!
それでは、特攻レポート!!
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『デンプシーテール 怒涛の数十分!!』
10月17日(土)、琵琶湖オカッパリテスト釣行に行って来ました♪
今回は、オチアユWP125F&デンプシーテールの新たな可能性を確かめる為、
ほとんどの時間をプロップベイト縛りでテストしてみました。
まずは、オチアユWP125Fで先日反応の良かったエリアをチェックして行きますが、台風後の湖の状態はかなり変わっていて、ウィードも少なくあれだけ沢山いたアユは皆無。(当然ですが・・・)
予想通りのデスレイクと化した琵琶湖。(ヤバイ!)
要所要所をオチアユWP125Fで攻めるも、全くの無反応。
水面に出きらない魚をチェックしようと、デンプシーテールにチェンジ!
すると、35クラスの元気なバス君が出てくれます♪
しかし、1スポットに1フィッシュしか釣れない。
しかもサイズが段々小さく、デンプシーテールのブレードレスにチェンジするも、更に小さいサイズがぽつぽつ釣れるだけで(汗)、思った以上のタフレイクになってます(大汗)
一発狙いで、各所を撃っても撃っても全くのノー感じ(マジでヤバーイ!!)
で、アッという間に午後12時・・・
ここで冷静さを取り戻す為、たこ焼き食べながら考える、考える、考える・・・
「あそこのポジションのバスが~これからあそこに行って、ど~のこ~の」と考えながら移動を繰り返し、
デンプシーテール(ノーマル)でチェックしていくと、バイトには至りませんが、結構いいサイズのバスをストックしているエリアを発見!!
余計なプレッシャーを掛けない様に、時合いが来るまでそのエリアの状態を把握する為に、数キロを歩きながらチェック。
そして、そのエリアの中で現在の一等地と思われる地形変化のスポットを発見し、夕マズメまで待ちます。
「これでハズしても悔いナシ!」と言い聞かせますが、数珠つなぎの釣り人の様子を見ると、
ソフトベイトで釣れてるのは子バスばかりで、内心はかなり焦っています。
日暮れが近づく頃、スポットへ突撃!
オチアユWP125Fのデットスティッキングで探るもノーバイト。
なので最近バスの反応が良かったデンプシーテール(ブレードレス)にチェンジ!
すると一投目から
「パシュ!」っとデンプシー独特の捕食バイト!
おりゃーーーーーーーとフッキング!!
激引きまくりの46cm!!
そして怒涛のデンプシーテール祭り開始!!!
38!40!40!45!35!40up!この辺からサイズ適当
40up!40up!45up!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーー!!!
エンドレスバイト突入!!!
もうサイズなんてどうでも良い!!
この無限ファイトを楽しむ♪♪♪(ラインがヤバイので結び直す)
40クラスが続いたと思ったら、50upがドーーン!!!うぎゃーー激引き!!
「うおー!引き抜けん!重い!手が届かん!!」とやってる間にさよーならー(涙)
バラシてもまだまだ無限ラッシュ!!!
40up!40up!40up!・・・・・(頭真っ白!だけどライン結び直す 笑)
再びキャスト!
そして、ピックアップまで30cmのところで「ドーーーーン!!!」
イッキに足元のカバーにロッドごと引き込まれ、ガンガン引きずり回されて サヨーナラー
これを逃がしたところで、シーン・・・
何度投げてもバイト無く、少し冷静さを取り戻すと、
「ブルブルブル・・・」手足の震えが止まりません。
その後、他のルアーを試すも、チェイスすら無く。
終わった・・・ヤバかった。
プロップベイトのヤバさがかなり解った気がしました。。。
だけど、少しのウェイト違いでこんなにも差が出る物なのか・・・
そして、デンプシーテール(ブレードレス)のプロップ音
チロチロチロ・・・
一見ショボイプロップに見えますが、
やはりこのプロップ音に対するバスの反応はかなりイイ!!
そして、レンジとリトリーブスピード、ルアーの姿勢。
しばらく突き詰める必要がありそうです。
震えが止まらないような経験をさせてくれた琵琶湖のバス達!
そして、デンプシーテールを作って下さった西根さん!
ありがとうございました!!!(大感謝!!!)
特攻レポートでした!
タックル
ロッド:ファイナルディメンションTS-1610MLF
リール:メタニウムMg
ライン:スーパーハードポリアミドプラス20lb
ルアー:デンプシーテール(アユ、シルバー)、オチアユWP125F
P.S
車に戻ってデンプシーテールを見ると、前後のプロップがグニャグニャに曲がってました・・・
プロップを直した後、また行こうと思いましたがやめました(ホントはちょっと怖かった 笑)
井上特攻隊長さん、ありがとうございましたーー!!
もうホント、凄まじいの一言しか出てきません。(感動)
ブルブル震えるぐらいの感動・・・・。
そうなんですよね。
僕らって、それを味わいたくてフィールドに出るんですよね。
この前も少しだけ書かせて頂きましたが、釣れたか釣れないかは結果であって、
本当に面白いのはそれに至るまでの過程だと思うんです。
何キロも湖岸を歩き、考えに考え抜かれて絞り込まれたスポット。
そして、それに対するアプローチ方法。
カッコ良すぎです!!(素晴らしい!!)
もうね、本当に嬉しすぎです!!(喜)
今回、井上特攻隊長さんが大爆釣されたデンプシーテール。
バスを釣りすぎてズタズタのボロボロ!!
このデンプシー君ですが、実はノーマルモデルではないんです。
このプロトモデルは、デンプシーテール(製品版ボディー)のプロトモデル一号機なんですけど、
昨日もブログで書かせて頂いた事なんですけど、1号機は大抵ウェイトの量を間違えて失敗する事が殆ど。(笑)
このプロトもウェイトの量が多すぎて、思い切りシンキングになってしまったモデル。
それがここで火を吹くとはっ!!(笑)
このシンキングバージョンのデンプシーテール君。
思いっきり失敗作だったんですけど、こんな凄まじい釣果を見せられてしまうと、これはこれで大アリかもしれませんねっ!!!
ちなみに井上特攻隊長さんによると、下記のような使い方をされたそうです。
少し岩へつりをして、50cm四方の岩に乗って、ブレイクにルアーを着水させ、手前にある二つの岩の間をデンプシーテール(ブレードレスでウェイトの重いプロト)を水面直下でステディーリトリーブ(引き波は立てない)で引いてくると、イレグイでした。
しかも、わずか数メートル範囲だけ物凄い反応でした。
というお話なのですが、
凄いビックリなのは、何故そんな小さなスポットにそれだけ沢山のデカバスが集結してたんでしょうね~?
おそらくですが、お話をお聞きする限りでは今回井上特攻隊長さんが釣られたバスは、居付きのバスではなく、スクーリング中のバスではないかという気がします。
もしそうだとしたら、
彼らが寄ってくるルート
フィーディングする場所
そのスポットに入るタイミング
使うルアーとアプローチ法
の全てが揃って初めて釣れるバス君達ですね~。
ただ適当にルアーを投げてれば釣れるバスではないと思います。
それにしても、たった一つのスポットで、たった一つのハードベイトでここまで連発って、凄い衝撃を受けました!!(ビックリ!!)
プロップベイトはやはり未知の可能性を秘めてますね!!(笑)
今回、井上特攻隊長さんが使われたシンキングバージョンですが、製品版をチューンして頂く事でも同じバランスにする事が可能です。
方法は簡単で、
1.製品版のブレードを外す
2.フロントフックの前に1gの重りを貼る
3.フックをST26の#4番に変更
以上のチューンで同じバランスになると思いますので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら試してみて下さい!!
このウェイトバランスにするメリットですが、製品版では非常にユックリとしか引けない少し深めのレンジ(引き波を立てないぐらいの水深)を引きやすくなります。
井上特攻隊長さん、ありがとうございました!