開発始動!!
2009年 12月 09日

Mでは無くL。
このルアーが目指すのは、M7の下のレンジ。
水深にして2.5M~2.7M辺りに送り届けたいと考えています。
M9ってのも一瞬考えたんですけど、Mボディーを最大限に活かせるのは7ftまでと感じているので、
ここは一発Lボディーでも作ってみようかと。
まだどうなるかはワカリマセンけどね~。(笑)
それにしても、やっぱカービング工程はいいですね。
なんか知らんが、体の奥からシャキッとするようです。(意味不明)
ちなみに今回削った写真のウッドモデルですが、まだまだ慣らし中って感じですな~。
全然ダメ。
このルアーはビーツァじゃないっす。
このルアーには自分の釣り人としてのエゴが入りすぎ。
こんな機能を持たせたいとか、釣り人側からの感情が入りすぎて、そのルアーが本来あるべき姿を自分自身で感じられなくしてしまった失敗例。(何時もの事ですが。苦笑)
たぶん、各部が数ミリ程度の誤差だと思うんですけど、まだ見えていません。
このボディーでもリップを付けてウェイトを入れてルアーの形にしてやれば、普通に泳ぐとは思うんですけどね~。
その上の領域のルアーを目指すなら、それじゃあ不十分。
あと何個か削れば体の感覚が戻ってくると思うんですけど、
何て言うんでしょうか・・・・・・幾ら技巧を凝らしたとしても、それはお飾りでしかないと言うか、
自分の肉体が、削っている木の一部だと感じるぐらいの一体感が生まれない限り、それは単なる木の塊でしかないんですよね。
ルアーになりたがっている木は、最初の一太刀を入れた瞬間に全く違う感覚があって、
体が勝手に動いてルアーになっていく感じなんです。
ほら、釣れるキャストって、投げる前から絶対に釣れるっ!て不思議と確信を持てる時って無いですか?
そんな感覚に近いかも。(なんじゃそら?笑)
技術面、そして、ここから先は精神面との格闘になりそうです。
不動心!!!