義足のランナー テリー・フォックス
2010年 02月 16日
自分的に、マザー・テレサさんや、ラウリ・ラパラさんと同じぐらい尊敬している人物がいます。
その人物の名前はTerry Fox。

たぶん、日本でこの人物の事をご存知の方は少ないと思いますがカナダ人です。
既にこの世には居ない人物ですが、僕はこのテリー・フォックスさんの生き様に深い感銘を受けるのです。
経歴をざっとご紹介すると、
学生時代、バスケットボール選手として活躍していた18歳の時に右足にガンを患い、切断。
そして、義足をつけて特訓を積んだ後、”Marathon of Hope(希望のマラソン)”に出発。
その計画とは、何と、義足をつけて毎日フルマラソンと同じ42キロを走り、
カナダの最東端のニューファウンドランド島のセント・ジョーンズから、カナダ最西端のバンクーバー島のポートレンフリューまで、カナダを大横断するという壮大なもの。
目標はこの大マラソンを完走する事と、100万ドルの募金を集める事。
1980年4月12日、セントジョーンズの大西洋に一番突き出た岬を出発したテリー・フォックスは、
雪の日も、雨の日も、風の日も、凍てつく氷点下の日も、ひたすら太平洋を目指して走り続けます。
まさに鋼の意志。
しかし、出発から143日後、5,373kmを走ったところで、癌が肺へ転移している事がわかり、オンタリオ州のサンダーベイ辺りで、マラソンを中断し入院。
その翌年の6月28日、病気が回復する事なく22歳で永眠。
癌を患った体で、義足の足を引きずって5000キロ以上走り抜いたTerry Fox。
僅か22年という短い人生でしたが、カナダにとても大きな財産を残してくれました。
貴重な動画を幾つか見つけたので貼り付けておきますね。
一人の若者が、自分の命を燃やしてカナダの大地を走り続けた希望のマラソン。
マラソン中のTerry Foxは、スポンサーを募ることも無く、出会う人に募金を強要する事も無く、
ただ、カナダ国民一人一人が$1ドルずつ募金して欲しい、という事を訴え続け、
父親が運転するバンに見守られながら、ひたすらカナダの道を走り続けたそうです。
Terry Foxが走った5,373kmという距離は、アメリカで言えば、フロリダからシアトルまでのアメリカ合衆国を完全に横断する距離。
おそらくですが、Terry Foxは自分の余命がそれほど残されていない事を知っていたのでしょう。
この壮大なマラソンに出発する時に、たぶん自分はこのマラソンを成し遂げれないだろう。それは自分次第だ。って言っていましたから。
Terry Foxは太平洋を見る事は出来なかったけど、その翌年、Terryのもう一つの目標であった100万ドルの募金額を遥かに上回る2100万ドル(約21億円、現在の貨幣価値だと50億円ぐらい)もの募金が集まる事になります。
そして、その意志は現在、世界中の多くの人達に受け継がれ、Terry Fox Runというチャリティーマラソンが世界各地で開催され、毎年何億もの金額が癌基金に寄付され続けています。
I remember promising myself that should I live I would prove myself deserving life.
僕は、自分自身に約束したのを覚えている。
自分に授けられた人生に生きる価値があるということを証明したい。
"Dreams are made possible if you try!!"
もし貴方が夢に挑戦するならば可能になる!!
今をどう生きるか。。
テリー・フォックスさんに想いを馳せるたびにそう思ってしまいます。
今を一生懸命生きたいですね!!

