サヨウナラTS168M

本日2度目の投稿です!!

昨日の塚本さんのブログをご覧になりましたか?

自分が愛して止まないTS168Mが生産中止になるそうです。(大泣)

サヨウナラTS168M_d0145899_3211259.jpg
                   ファイナルディメンションTS168M

ものスッゴイいい竿なので、何れ機会を見てしっかりご紹介させて頂こうかと思ってたら、生産中止ですかっ!!(悲)

これだけの完成度を誇るロッドがこの世から無くなるのかと思うと、
なんとも言えず悲しい&寂しいです。(涙)


このTS168M君、
もし一本だけしか釣りに持って行かれないオカッパリアングラーさんがいらっしゃいましたら、本当に最高の一本だと思います!!

沢山のロッドを積み込めるボーターさんにしましても、何かと便利な一本ですね~。


なんせ、このロッドの使用範囲の広さと言ったら尋常じゃなく、
TS168Mの優れたバーサタイル性能は、
僕が今まで使ってきたロッドの中では間違いなくナンバー1!!

世の中、バーサタイルと銘打ってあるロッドは多々ありますけど、
その多くは”何かに使えそうな・・・・・でも何に使っても中途半端”みたいなロッドも多いと思います。

僕は、TS168Mを使い始めて、
今までバーサタイルって思っていたロッドってなんぞや?って真剣に悩みましたモン。(汗)


初めてTS168Mを使った時はホントに衝撃を受けました。。

このロッドの特徴の一つである、15tのファインクリスタルカーボン

僕はロッドの素材とかメカニズムに全く詳しくないので、良く分かりませんが、

15tの超低弾性カーボン?

それって、きっとダルダルなロッドなんだろうなーって想像してて、
正直、カタログを見ててもこのTS168Mには全く興味が湧きませんでした。(爆)

が、この裏日記に訪れて下さるFDユーザーの多くの方が、
口を揃えてTS168Mはヤバイです!って教えて下さるんですね。

そしたら、釣り人としてムチャ気になるじゃないですか。(笑)

で、TS168Mを入手。。

初めてこのロッドを手にした感想は、

全然ダルダルじゃない!!むしろシャッキリしすぎ???

何をどう考えても、このロッドのブランクに、そんな超低弾性な素材が用いられているとは思えなかったんです。

もっとしっとりとした調子を想像していた事もあって、あまりのシャッキリ感にちょっとだけガッカリしたほど。。(笑)


がね、実際にリールを付けて、ガイドに糸を通して、フィールドで使ってみたら、

!!!!!!!!!!!!

これがね、凄く良いんですよ。

上手く言えませんが、投げる時は凄くシャープなんですけど、操作感はしっとりと吸い付くような感触。

ツカケンさんがブログで、投げ心地はカーボン、巻き心地はグラスって仰ってますが、
まさにそんな感じです。

そして、そんなしっとりとした使用感でありながら、感度が無茶苦茶良い!!

何でこんなに感度がいいの?
低弾性ロッドは感度が悪いって一般常識はウソ?

もうね、意味が分かりません。(笑)

意味が分からんけど、凄く良い!!(笑)


ちなみにこのロッドですが、
オカッパリで1本だけロッドを持って、色々なルアーのスイムテストに行くときは確実にこのTS168Mの出番が多いですね~。

僕の場合、ルアーのスイムテストに行く時は、同時進行で開発している様々なタイプのルアーを持って行く事が多いんですけど、ルアーのスイムアクションをチェックする為に、わざわざ複数本のロッドを持っていくのはめんどくさい。(笑)
そんな時にホントに頼りになる一本です。

そんな事もあって、ルアーのスイムテストではなく、
オカッパリで釣りに行く時も、TS168Mを選ぶ事が非常に多いです。


ポンツーンで出る時も、このロッドは必ず1軍に入っているんですけど、
面白いのは、釣りを終わった時に、このロッドにセットされているルアーが毎回違うんですよね~。(笑)

結ばれているのが、ジグであったり、ワイヤーベイトであったり、トップウォーターであったり、クランクであったり、もうムチャクチャ。(笑)

何せ、大抵のルアーは無難に使えるので、色んな場面で中継ぎ投手?みたいな感じで使っている事が多いです。

ちょこっと何かを試したい時に、何で投げたらいいか一瞬考える事って多いじゃないですか。(僕だけ?)
そんな迷った時は、とりあえず168Mで投げときゃ何とかなるみたいな。(笑)

で、TS168Mで試していたルアーで良いパターンが見つかれば、よりその釣りにマッチしたタックルにそのルアーをセットするみたいな感じでしょうか。
複数本のロッドを持ち込める場合は、そんな役割を担っている事が多いです。


逆に、色々と試す必要が無い場合(やる事が見えている場合)は、僕の場合は、このTS168Mには1/4~3/8オンス程度のライトウェイトジグが結ばれている事が多いです。

この手の軽いジグとの相性(特にスイミング)が素晴らしく良いので、ジグのスイミング等をパターンに組み込む場合はTS168Mの独壇場ですねー。

あと、スピナーベイトで、ジャーク&フォール、ウィードのハングオフなど、仕掛ける釣りをしたい場合もTS168Mの出番ですかねー。

スピナーベイトをただ巻きで使う場合は、TS1610MLFみたいな感じの勝手に乗ってバラしにくい竿が好きですけど、仕掛けたい時はTS168Mがやりやすいように思います。

ロッドの設計が優れているのか、素材が優れているのか僕には分かりませんが(おそらく両方)、そんな釣り(バイブレーションにもかなりいい感じです)にドハマリしながらも、ロッドの懐が深いが故に、その他の色んな事も出来てしまうという不思議なロッドですねー。

こんなロッドが無くなってしまうのは、個人的にはホントに惜しいです。(涙)


んー、話が段々収集つかなくなってしまいましたが、
明日の裏日記で書かせて頂こうかと思っているファーレンハイトTS166Lも、
また違った意味でバーサータイルなんですよね。

サヨウナラTS168M_d0145899_6254330.jpg

上がTS166L、下がTS168M。

この2本はホントに名作だと思います!!


そして、このTS166Lも生産中止らしいです。(何でだ?涙)

しかも、既にかなり入手困難みたいな話。

何で、こんな素晴らしいロッドがラインナップから消えてしまうのか、ホントにやるせないです~~~。(涙)
by nishinelureworks | 2010-02-26 06:29 | シマノ | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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