昨日のH湖
2010年 07月 27日

■ フィールドコンディション
天候 快晴
水温 21~23℃
風向 無風のち南微風
水色 クリアー(ドシャローは水上スキーヤーの引き波でドロ濁り)
この日は、友人のPoodle Basserさんとのコラボフィッシング。
昨年からこのH湖に通い始めたPoodle Basserさんなんですけど、
難解すぎるH湖に翻弄されっぱなしとの事。
僕も何としてもPoodle BasserさんにH湖らしいビッグバスを釣って欲しいところ。
と言う訳で、TakaちゃんからTaka丸を借りて、Poodle Basserさんと二人で出撃!!
僕自身、前回の釣行から2週間程経っているので、
前回の状況から、アーリーサマー~サマーパターンに入っているのではないかとの予測の元、
とあるウィードエリアのアウトサイドに舳先を向けて出発します。
このウィードエリアは、去年までは全く魚を釣った事も無ければ、バスの姿を見かけたことも無かったのですが、
今年の春、このエリアのシャローでネストの残骸を沢山見かけた事。
自分自身このシャローエリアで自身2匹目となる北緯49度の50UPをキャッチしている事。
そして、推定55オーバーのスーパービッグフィッシュをバラしている事から、今年はビッグバスが入って来ていると信じているエリア。
ファーストスポットに選らんだ場所は、このシャローの沖に広がるウィード帯のアウトサイドエッジ。
このウィード帯では今まで釣果を上げた実績は全くありませんが、
春に遭遇したビッグバス達が動くとしたら、ここだろう!ってスポット。
実績ではなく勘に頼って、朝一のモーニングバイトをこのエリアに賭けてみる事にしました。(笑)

到着したグラスマットのアウトサイドエッジで、釣りを開始します。
アウトサイド部はオチアユ君やデカビーツァリップレスなど。
マットの中に魚の気配を感じたらフロッグといった感じで、攻めて行きます。
Poodle Basserさんもやはりトップ系主体で、バズベイトやスーパーチナイなどでモーニングバイト狙い。
しかし、反応は皆無!!
小バス君のチェイスすらありません。
この日は満月大潮のど真ん中。
夜中に動いているはずのビックバスを狙えるチャンスがあるとしたら、やはり朝一だろうということで、
何時もより早く出船し、もし可能性があるとしたらここだろう!ってエリアにも関わらず、完全に無反応。
このエリアには魚は入っていないのか?
Poodle Basserさんと、ホントに反応が無いね~とかしゃべくりながら釣り進みます。
そして、このウィードエリアでも超一級と思われるセクションに差し掛かりました。
その場所は、グラスマットの帯がバンクに接近し岩盤ブレイクに絡む部分。
岩盤伝いに回遊してきたベイトフィッシュが一番最初にコンタクトするグラスエッジです。
もし自分がバスなら、このエッジでベイトフィッシュを待つだろうなぁって思える場所。
そして、その予想を証明してくれるかのように本日一匹目の反応あり!!(喜)

30ちょいと大きくはありませんが、僕のオチアユWP125Fに嬉しいファーストフィッシュ!!
そして、その直後。
Poodle Basserさんの、よっしゃーーーーーーーーー!!って声!!
振り向くと、Poodle Basserさんのロッドが思いっきり曲がっています!!
そして、その瞬間、ドババババババ!!とド派手なジャンプ!!
デカイ!!
Poodle Basserさんとデカバスの緊迫したファイト!!
そして、遂にバスの下あごを掴む事に成功!!

二人して、よっしゃああああああーーーーーーー!!(笑)
このデカバスに会う為に、1年近く片道100キロの道を通い続けてきたPoodle Basserさんに、遂にH湖の女神様が微笑んでくれた瞬間です!!

49センチ、1800gのデカバス!!
口にはガッチリとデカビーツァがフッキング!!(喜)
Poodle Basserさんはもちろん、僕にとっても本当に嬉しい一匹。(感涙)
惜しくも50cmには1センチ届きませんでしたが、
このバス君はPoodle Basserさんのカナダレコード更新魚になったとの事で2重の喜び。
ホント、最高です!(喜)
Poodle Basserさんによると、やはりこのスポットは超1級と感じたらしく、
デカビーツァをグラスエッジに大遠投し、リールを2回転して、ルアーをストップさせた瞬間、
ズドンッ!!と来たそうです。
ほぼ水面直下でのバイト。
まさに!って感じのストライク!(喜)
僕にとっても一生忘れられない一匹になりそうです。(感動)
そして、更に釣り進むと、Poodle Basserさんが投げていたD-Zoneに2匹目のバスがヒット!

サイズは35センチちょい欠けぐらい。
何かエエ感じです!!
そして、僕にもヒット!!
ただしウグイ君ですが・・・・。(爆)

デカビーツァのリッピングにパショーン!!と。(笑)
そして、またもや僕にヒット!!

ウグイ君アゲイン!!!(爆笑)
オチアユ君のデッドスティッキングに、これまたパショーンと。(笑)
こんなデカイルアーに食ってくるカナダウグイ君はホントに根性ありますねーー。(笑)
完全にウグイ師と化した僕を尻目に、Poodle Basserさんがこの日3匹目のバス君をヒット!!

35センチほどですが、何を食っているのか異様に体型のいいバス君キャッチ!!
このバスは、ウィードのアウトサイドに絡めるようにしてD-Zoneを引いてたら食ってきたそうです♪
その後も、Poodle Basserさんはデカビーツァでもう一匹20センチ後半ぐらいのバス君をキャッチ!!
もう、絶好調!!(笑)
そして、もう一つのキーエリアに到着した頃には、すっかり日が上がってきたので、釣り方をチェンジして狙ってみることにします。
このエリアは、このH湖で最大のスポーン場近くのファーストブレイクに絡む岩盤帯で、
夏場のエリアとしても超一級の条件を揃えているスポットです。
このエリアで、バスは水深4~5mぐらいのブレイク上の水深2~3mぐらいの位置にサスペンドしているのではないかと予測。
この予測を元に、攻め方とアプローチ法を考えます。
って言っても、この手のバスに自分が持っている攻め手は三つのみ。(笑)
一つ目はトップウォーター。
2つ目はレンジ直撃のハイスピードクランキング。
3つ目はドロップショットやスモラバのフォーリング。
って訳で、まずはトップウォーターパターンを試してみる事にします。
何故にトップウォーターかと言うと、完全にベタなぎ状態って事もあるんですけど、単純に楽しいから!!(爆)
前日の夜に試作してみた超おバカなルアーをデッドスティッキングで浮かせ、
水深2~3mから水面を見上げているはずのバス君達に浮いて来い浮いて来いと念を送ります。(笑)
すると!!!
ドッカーーーン!!
凄まじい水柱と共に45センチをちょい超えるぐらいのバスがヒット!!
あまりにも図星すぎるストライクにビックリ!!(笑)
弓なりにしなるTS168M!!
しかし、水中で反転したバス君がチラッと見えたら、Wフック化したテールフックが一本だけムナビレの後ろに引っ掛かっているような状態!!(汗)
ヤバイヤバイヤバイ!!!
慎重にファイトするものの、バスは容赦なくグイグイ引きまくります。(汗)
そして、反転されて思いっきり突っ込まれた瞬間にすっぽ抜け!!(涙)
掛けるところまでは完璧なシナリオだったのに、今回もまた釣り人が下手すぎました。(アホ)
しかし、話はこれだけでは終わりませんでした・・・・。
その後僕は、あろう事かまたもや40UPをバラシ・・・・。(下手すぎる。涙)
バラした魚は42~43センチぐらい。
この魚はオチアユWP125Fにヒット。
やはりこれまたデッドスティッキン中に、オチアユ君が静かに水中に引きずり込まれ、思いっきりフッキング!!
しかし、その後、ジャンプされて潜られた瞬間にこれまた意味不明のすっぽ抜け。(涙)
んー、ヘタクソすぎます。(修行が足らん)
悔しすぎますが、自分の好きなパターンがはまりつつある季節に入ってきたっぽい感じです。
しかし、その後は水面のデッドスティッキング系の誘いは完全に沈黙してしまったので、
2つ目のハイスピードクランキングを試します。
KB105DRを使って、超高速のストップ&ゴーで、ブレイクを狙って行きます。
この手の釣りは夏場にM7とかで良くやるんですけど、
この日はもう少し潜らせたかったのでKB105DRをセレクト。
ディープクランクをビューンと一気に潜らせて、サスペンドバスの前にルアーをいきなり出現させ、
ハイスピードのストップ&ゴーでリアクションバイトさせてしまおうという作戦です。(あくまでイメージ上の話です。笑)

そして、何とか一匹搾り出す事に成功!!!
Poodle Basserさんが上手に写真を撮ってくれたのでデカく見えますが、
実際は36センチのバス君です♪(笑)
とりあえず、自分的にはデッドスティッキング&ハイスピードクランキングに反応を確認できたので、
次回の釣りに繋がりそうな内容となりました。(次回は釣りたいですね!!)
何にしても、Poodle Basserさんがカナダでの自己記録を更新されたのが、最高に嬉しい1日でした!!
バス釣りって、ホントに最高に楽しいですね!
H湖のバス君、ボートを貸してくれたTakaちゃん、1日一緒に釣りを楽しませてもらったPoodle Basserさん、最高に楽しい1日をありがとうございました!!
■ 使用タックル1
ロッド : ファイナルディメンションTS168M
リール: メタマグDC7(左ハンドル)
ライン: Surfix14ポンド
ルアー: オチアユWP125F、試作トップウォーター
■ 使用タックル2
ロッド : ファイナルディメンションTS1610MLF
リール: カルカッタコンクエストDC101(左ハンドル)
ライン: Surfix14ポンド
ルアー: KB105DR