NLW的スモラバ
2010年 07月 28日
やんごとなき事情により、現在開発中のNLW製スモラバを公開させて頂きたいと思います!
ここ半年ぐらい地道に開発を進めているジグです。(ホントに公開したくないよ~。涙)
写真をご覧の通り、凄いヘンな形のジグだと思いますが、
NLWがスモラバを作るとこうなるという事でご覧頂ければ幸いです。
別アングルの写真はこんな感じ。
最大の特徴はオフセットフックのシャンク部に持たせたウェイト。
トレーラーは、オーナー社のワームキーパーで装着。
フックは、バルキースピアーの#1/0を使用しています。
コンセプト等、詳細な事は今の段階では伏せさせて頂きたいと思いますが、
簡潔に言うならば、『ややこしい場所にぶち込めるスモラバ!』です。(笑)
もちろん、現在の市場にはガードを装着したカバー対応スモラバが存在していると思いますが、
このジグは、更にその上のスナッグレス性能を目指しています。
ムチャクチャ乱暴な例えですが、カローラでも多少のオフロードは走れるかもしれませんが、
やはりラフロードになればなるほど、クロカンが本領を発揮するようなモノ。(どんな例えだ?笑)
このジグは、そんなカローラでは歯が立たないようなクロカンの領域にスモラバを送り込みたいと思っています。(ますます訳ワカラン例えですね。笑)
自分の釣りの中核を成すのはもちろんハードベイトの釣りですが、やはりそれだけでは手が出ない魚が居るのも事実。
得てして、ハードルアーが届かないややこしい場所(カバーの中とか)にデカバスっていたりする事があるじゃないですか。
そんな場所にポジショニングするデカバスを何とか釣りたいって考えた結果、
浮かんできたアイデアの一つがカバーにぶち込めるスモラバ!
凄く安直な考えではありますが、スモラバをややこしい場所にぶち込めるメリットは想像以上のものがあるように感じています。
このジグはスモラバではありますが、
実のところ、ボウズ逃れとか数釣りとかあんまり考えていなくて(笑)、
カバーの中からデカバスをキャッチできるものってイメージで作っています。
なので、フックも対デカバス用ということで、極太ワイヤーのバルキースピアーを使用しています。
ちなみに、OSP社さんのドライブクローをセットするとこんな感じ♪
カバー攻略といっても、ジグのウェイトマスの関係で貫通力は弱いので、
マットを突き破らなければならないようなタイプのカバーは苦手ですが、
複雑なブッシュの中とか、桟橋の下とか、リップラップエリアとか、かなりトラブルフリーで送り込む事が可能です。
最近注目されているベイトフィネスとか、パワーフィネスとかに通ずるものがあるかもしれませんが、
ややこしい場所 X スモラバって、まだまだ攻めきられていないような気がします。
完全な水面下で開発を進めたかったので、あえてブログには掲載してこなかったのですが、
今年の春、某所でキャッチした40UP君達(の一部)です。
あくまで個人的な感想ではありますが、効果はかなりあると思いますっ!!
それにしても、このジグ、本当に公開したく無かったです~。(涙)
今回、このジグの公開に踏み切ったのは、先週末、このジグのプロトモデルのテストをお願いしているナベさんから、ケイテックさんのモデルⅢというジグがHPで公開になってますよ~って教えて頂いたからなんですけど、ケイテックさんのジグはホントに素晴らしいですね!!(マジ)
全てがオリジナルパーツで構成されているモデルⅢジグと比較すると、NLWのプロトジグは、オフセットフックベースの寄せ集め君という感じでお恥ずかしい限りですが(もちろん、自分なりの意味があってやっている事ではあるのですが)、ホント、何時もの事ながらケイテックさんの仕事は徹底的で素晴らしいの一言ですね!!(見習わなければ)
あの林さんが画期的とまで仰るシステムを持つモデルⅢジグ。
僕のジグは比較対象にもならないほど貧相なものですが、林さんがそう仰る理由だけは良く解ります。
だって、ホントに引っ掛かりませんもの!!(笑)
僕は春からこのNLWスモラバを使っててロストゼロです。
個人的に、ケイテック社さんのモデルⅢジグの発売が待ち遠しいです!!
■ ケイテック社さんのコラム → http://keitech.co.jp/ktec/index.php?id=176