なべちゃんレポート 『激暑修行』
2010年 08月 27日
このクソ暑い中、ナベさん大奮闘です!!
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『激暑修行』
残暑お見舞い申し上げます。 皆さん良い釣りしてますか?
先日、丁度お盆の時期に朝練に繰り出したときは朝6時台で既に車の外気温計が30度超え!!
人間もですが水中の生物達も大変だなあとつくづく思わされた次第でございます。
その日の朝練では夜明けと同時に陽射しもかなり強く、
朝一とはいえシャローで横の動きに中々反応が無い状況。
そういった時の夏のお助けパターンとしてフォーリングの釣りがありますが、
私も例に漏れず郷に入らば・・・・てなことで、
朝練時間残り30分を切ったところでNLWスモラバでの縦ストでのスローフォールにてミドルサイズばかりではありましたが、3本キャッチして坊主逃れ。
そのときのキモはよりスローに探ること。
最初他のトレーラーを付けていて反応が悪かったので、よりスローにフォールさせることが出来るトレーラーはないものかとカバンを漁り、しっかりバス君を連れてきてくれたのがベビーブラッシュホグでした。
また赤かいってな突っ込みは無しで(笑)
一見 ジグとトレーラーのサイズがバランス悪げですが、きっちりフッキングも決まってくれてます。
縦ストラクチャーの金属突起物等に乗っても引っ掛かることなく全て手元に帰ってきてくれてます。
強烈なネガカリ回避能力&スローな喰わせの両立でタフな状況での救世主状態です。
お次の釣果は8/23日。
炎天下、車の外気温計は36℃と37℃の間をいったりきたりの激暑日の日中のちょびっと遠征池。
大減水、水質悪化(浮遊トロロ大発生)
水温33℃ 殆どシェードも無し。
水生生物にも人間にも拷問のような条件。
ペットボトル7本&栄養ドリンク大量ドーピングしながらオヤジバサー頑張って投げ倒してきましたあ。
結果からいうとパユート君で3匹。
NLWスモラバで4匹の計7匹
パユート君 水深1mはないシャローで少し沈めてから超スローにただ巻きで47cm。
スモラバ君 ちょい沖目で中層スローフォール後超スローただ巻きで42cm (トレーラ ベビーブラッシュホグ)
帰り際最後のキャストでドシャローでパユート君に体当たりしてきた可愛い子ちゃんバス。
その他スモラバで倒木廻りや、取水設備廻りでもきっちりキャッチ。
パユートただ巻きでもキャッチできた釣行でした。
最後の画像見ていただければ顕著に表情に現れているかと思いますが もう暑さで疲れきってます。
自分で後から見て正直恥ずかしいくらいで(笑)、そんな条件下でもバス君を反応させてくれたパユート君&スモラバ君。
家庭の事情により、夕まずめの一番良い時間帯の5時以降に釣りすることが出来ずでしたが炎天下でもスローに探ることが出来る両ルアーのお陰でまずまずの釣果を得ることが出来ました。
あくまでも私個人の感想なんですが、激暑高水温時はあまり下手にアクションつけたり小技を利かすよりも普通にただ巻き、普通にフォールさせた方が野池バス君の反応も良いような気がしてます。
あとはこんだけ暑くて、こんだけ陽射し強いのにこんなシャローにいるの?てなくらい浅いエリアにもいたりします。
水質悪化での透明度低下と溶存酸素量の関係かもしれませんねえ。
まだしばらくこの酷暑は続きそうですが、皆さんも暑さに負けることなく陽射し対策&水分補給等怠ることなくサマーパターンを追求して良い釣りに励んでくださいね。
渡辺さん、ありがとうございました!!
超高水温、悪い水、そしてスローなバスにどういったアプローチをするか、非常に勉強になりました!!
しかも、そんな厳しい条件にも関わらず、パユートで47センチ、スモラバで42センチをキャッチされたとの事で、僕も超嬉しいです!!(喜)
このような条件下でハードルアーで釣るのって非常に難しいと思うのですが、パユートは不思議なルアーですねー。
まだまだ知らない可能性が潜んでそうですね!!(引き続きテストを宜しくお願い致します!!)
渡辺さんも夏場の超ドシャローのバスについて書いて下さっておりますが、以前僕も何度か書いた事もあるんですけど、真夏のドシャローって意外に無視できないように思います。
昨年、カナダの方も記録的な暑さを連日記録したのですが、市街地のど真ん中にあるFクリークという小規模フィールドにて、表水温が軽く30度を超えるようなドピーカンの日中に、デカバスが超ドシャローに差して来ているのを見た事があります。
その時僕が目にしたのは、水深30センチも無いような超ドシャローに生えているトロロ藻の中に体を埋めてじっとしているデカバスの姿でした。(最初はあまりにも意表をついた場所に居たので、バスだと思いませんでした。汗)
そんな感じでトロロ藻の中に身を埋めているデカバスを何匹か目撃し、もちろん狙ってみたのですが、背中が水面から出てしまうぐらいの浅場という事もあって、その時は超スプーキーになってて自分の力では全く歯が立ちませんでした。
で、後日、雨が降ったか何かの日に、全く同じスポットでカナダ人バスアングラーが数匹のデカバスをキャッチした写真をネットの掲示板で見て、やっぱりそういうことかいな!!って大納得。
そのカナダ人がキャッチしたバスは、背びれに特徴のある傷があった事もあって、まさに自分が目撃したバスだという事がすぐに分かったのですが、そのフィールドではMAX級とも思える50センチを優に超えるビッグフィッシュでした。
夏場、ドシャローのトロロ藻につくバスですが、理由はバスに聞いてみないとワカリマセンが、
例え水温が高くても、直射日光を浴びたとしても、バスにとってはそこが一番居心地がいいんでしょうねー。(僕も、渡辺さんが仰るように溶存酸素や透明度が関係しているんじゃないか?って想像してます)
実はこの手のバスは、超高水温になる野池に限らず、
夏場の琵琶湖にも居るということを琵琶湖半漁人の中条さんからも聞いた事があります。
それを知るアングラーは、ベジテーションに阻まれてトローリングモーターはもちろん、パドルですら進入不可能なエリアに入る為、物干し竿持参でドシャローに進入していく人もいるそうです。(凄すぎる)
夏場って言えば、ディープやシェードなどってのが王道パターンですが、
そんなパターンもありえるバスフィッシングってホントに奥が深すぎですよね!!
それにしても、頂いた釣行記の中で時間を追うごとにやつれていく?渡辺さんの表情変化を見るだけでビビリまくってしまいます。(汗)
皆さんも、くれぐれもご体調を崩されないよう気をつけてお過ごしくださいね!!
渡辺さん、ありがとうございました!!