バンクーバー島釣行記

先程、バンクーバー島から帰ってきましたー!!

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今回釣りしたのはバンクーバー島のQ湖。
お気に入りの湖です♪

■ フィールドコンディション
天候 曇り時々晴れ時々雨
水温 13.0~13.3℃
気温 13.0℃前後
風向 南東
水色 アオコ山盛り


今回のバンクーバー島釣行は、毎度お馴染みのPoodle Basserさんとのコラボフィッシングです♪

朝一のフェリーに乗り、あーだこーだ期待に胸を膨らませて到着したQ湖なんですが、水色が凶暴すぎ!!(爆)

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何か知らんが季節はずれのアオコ?大発生です。

英名はalgaeと呼ばれるもので、日本のアオコと同じモノがワカリマセンが、激凹み。

タックルはあっという間に緑になるし、リールのグリップはヌルヌルになるし、何よりもルアーの泳ぎが全く見えないので、ルアーテストになりません。(涙)

ひえぇえ~~~~~~~。


って、嘆いてても始まらないので(笑)、アオコの下はローライトでしょ?って事は巻きモノでも行けるでしょ?っと超勝手な屁理屈で自分を納得させ、とりあえずデカビーツァをドンドン投げていきます。

すると!

程なくして嬉しいファーストヒット!!

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デカビーツァに食って来たのは、可愛すぎる小バス君♪(笑)

とりあえず、この水温&水色の中で釣れてくれて一安心。

しかし、その後苦悩が始まります。

全然釣れんのです。

アタリすら無し。

Poodle Basserさんも苦戦。

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スピナベをスローロールすると、腐れた藻でこんな状態に。

しかも、水面がアオコで覆われている為、水中のログとか全然見えなくて根掛りも続発。

んもー、このアオコいやだぁー!!


で、ふと頭をよぎったある作戦を試す事にします。(殆どヤケクソ)

その作戦とはトップウォーター!!(爆)

先日、稲吉さんからリクエストを頂き、試作してみたトップウォーターを投入!!

そのルアーとはこれ。 ↓

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デカビーツァMG5をベースにして作ったデカビーツァリップレスをベースにしたデカビーツァペンシル。(あえてややこしい日本語。笑)

平たく言えば、ただ巻き専門のデカビーツァリップレスをロッドワークで首フリできるようにウェイト調整したものです。

んで、クイックイッと首を振らせると、エエ感じー!!!!

何がエエ感じかって、アオコに刻まれていく模様が綺麗!!!(爆)

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綺麗でしょ?(笑)

扁平ボディーなので、動かすのにちょいとコツは要りますが、あんな薄べったい体型にも関わらず、律儀に動いてくれます。
動きについては今の段階では記述は避けたいと思いますが、この航跡からご想像下さい♪

で、この航跡を見ながら感じた事なのですが、
これってバスが下から見上げたら強烈にインパクトがある光景じゃなかろうかと妄想を膨らませます。

トップウォーターが出す引き波は凄い集魚効果があるものですが、もしかしてアオコの中ではそれが倍増!?

下から見上げたら、頭上を覆っていた天幕がいきなりナニモノかにウニョウニョと切り裂かれ、隙間から太陽光が差し込んでくるはず、そしたら、かなり深い場所に居るバスにも、ルアーの存在を知らせられるはず・・・・。

水温13℃?そんなもん知りません。(笑)

ひたすら、アオコにドッグウォークマークを刻み続けます!!

ただ一つだけ心がけたのは、水温が低く、バスのレンジも深いことが予想されたので、バスが浮いてこれる時間を稼げるように、ゆっくり目のスピードで泳がせ続けます!!


すると!!ホントに出たーーーー!!(驚!)

しかし、魚のサイズが小さすぎて乗らず。

そして、更にもう一匹!!(喜!)

ボートドックの下に入れたデカビーペンシルが、ドッグの下から出てきたところで、ズボッ!!と激しい捕食音と共に水中に消しこまれます!!

チラッと見えた魚体は確実に40UP!!!!

しかし、一瞬の突っ込みの後、ロッドのテンションが抜けます。

くそーーーーー!!

本気で悔しい!!

しかし、こんな水温でもトップで可能性があると分かり大興奮!!!!

その後も、もう一匹出ますが、サイズが小さくてまた乗らず。

ミスバイトが続発したので、試しにビーツァを改造したWプロップモデルを入れてみると、サイズは小さいですが速攻で2連続キャッチ!!

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このビーツァWプロップ君、もしかしたら可能性がある?(喜)


んで、このルアーに食ってくるならデンプシーテールでしょう!!

ってデンプシーを投入すると案の定♪(笑)

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やはりサイズは可愛いですが、3匹連続でキャッチ。

去年の秋もデンプシーテールで沢山釣れたのですが、水温13℃あれば全然問題なく食ってきてくれますねー。(ただしサイズは選べませんが。爆)

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出だしは苦戦していたPoodle Basserさんもスピナベでファーストバスをキャッチ!!

しかし、その後、風が吹き出してアオコが水中に混ざり始めると共にバスの反応は無くなって行きます。

巻いてもダメ、落としてもダメ。
全く無反応の時間が数時間。(苦笑)

そんな中、試行錯誤を続けます。

で、出た結論。

魚探にベイトフィッシュの反応が多く見られた水路で粘り倒す!!

シャローからは完全に魚ッ気が無くなったので、一段下を狙うべくディープクランクで探りを入れていきます。

魚探からの情報では、水深5mラインの中層3~4mぐらいのところにベイトフィッシュが映る事が多いので、水深3mを狙えるように改造を施したブレードクランクを投入!!

そして、巻き続けると遂に答えが返ってきました!!

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42センチ、1.1キロのスモールマウス君!!(喜)

考えた末にたどり着いた一匹。
このQ湖では特別大きなサイズではありませんが、もの凄く嬉しい一匹!!(感動)

しかし、その後が全く続きません。。

この40UP君はホントに単発だった模様。


そんな中、Poodle Basserさんが試してみたドロップショットリグに高反応!!

ブレイクが落ち切った4~5mレンジにドロップショットを落としてシェイクすると連続バイト!!

しかし、一向に掛かりません。

僕も試しにスモラバを落としてみたら、ココーンとか、ククーンとか、プルプルとか。(笑)

すっぽ抜け続発。

Poodle Basserさんが苦労の末キャッチしたバス君は、やっぱこのサイズのカワイ子ちゃんでした。

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カットテール6.5インチをバックリと。(笑)

スモールマウスフィールドに6.5インチのカットテールを持って来ているPoodle Basserさんってイカシテマス。(笑)

つか、Poodle Basserさんはスピニングすら持ってきておらず、クランキングタックル(ラインは15ポンド)でドロップショット。

Poodle Basserさんは、これがベイトフィネスじゃー!って言ってましたが、大きな勘違いです。(爆笑)


しかし、今年H湖でミラクルなデカバスラッシュを演じたPoodle BasserさんのパワーはQ湖でも炸裂!!

こりゃ、この釣りしてたら延々と子バス釣ってお終いなパターンだねーって話しながら釣りしてたら、
ズコーン!!ってPoodle Basserさんのクランキングロッドが曲がる!!

ムチャクチャ走りまくりの引きまくり!!

しかし、ラインは15ポンド!!
引きは強いものの、余裕を持ってやり取りを楽しむPoodle Basserさん。(笑)

そして、上がってきたバスは、妙に色が黒いビッグスモールマウス!!

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49センチ!!1.6キロ!!

Poodle Basserさんのスモールマウス記録更新です!!(祝!)


どうやら、この日のスモールマウスは横方向の動きをするものに反応が鈍い模様。

なら、縦方向の動きにはどうなん?と、重めのジグでリフト&フォールを試してみます。

しかしこれまた無反応。

ドロップショットに戻すとアタリが出るのに、ジグにすると全く無視。

同じレンジにルアーがあるのは確実なのに、面白いですねー。

っちゅう訳で、僕も以前試作してみたコアユワームをドロップショットリグで試してみます。

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そして、無事キャッチ!!

つか、ドロップショットでバスをキャッチしたのって何年ぶり?(笑)

ちなみにこのコアユ君ですが、普通に釣れますが、正直、カットテールワームの方が5倍釣れると思いました。(爆)
とりあえずの感想は、わざわざ作る意味があまりないかなー?って感じ。(何か発見があれば話は違ってくるかもしれませんが)

ゲーリーさんオソルベシです!!(尊敬)


しかし、小バス君のアタリは尽きないものの、ドロップショットでキャッチしたデカバスはPoodle Basserさんの49センチのみ。

やはりこれまたムチャクチャ単発な個体。

どうもムズイです。
プルプルピクピクなアタリに翻弄されまくりです。(笑)


そうこうしている内に、夕方近くになるにつれベイトフィッシュの群れが2~3m付近に浮き始めました。

そして、更に雨が降り始めると同時に2m付近に浮上!!

そしたら、M7が生きてくる!!

M7を投入すると、やはりバイトが出始めます。

ただし、サイズはご覧の通りですが。(笑)

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これぐらいのサイズの小バス君を5~6匹キャッチ。

デカバスも浮いて来ないかと投げ続けたのですが、最後までデカバスは浮いてこずでした。(残念!)

こりゃM9かL9が絶対に必要です!!


そして、最後の一投にドラマ魚が!!

湖のど真ん中に向かって大遠投したデカビーペンシルをクイッと動かすと、何者かがバシャンッ!とヒット!!(驚)

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デカビーペンシルを食って来たのは、カットスロートトラウト君!!(ビックリ)

とりあえず、デカビーペンシル可能性ありかも?な手応えを感じてQ湖を後にしたのでした。


正直、掴めたんだか、掴めなかったんだか、かなり微妙な感じの今回のQ湖釣行でしたが、非常に有意義な釣行となりました。(作りたいものが沢山出てきました。笑)

Q湖のバス&トラウト君、そして、Poodle Basserさんありがとう!!



■ 使用タックル1
ロッド : ファイナルディメンションTS1610MLF
リール: カルカッタコンクエストDC101(左ハンドル)
ライン: Surfix Siege14ポンド
ルアー: ビーツァM7

■ 使用タックル2
ロッド : ファイナルディメンション・アンリミテッド170M
リール: アンタレスAR(左ハンドル)
ライン: マキシマ・ウルトラグリーン20ポンド
ルアー: デカビーツァMG5

■ 使用タックル3
ロッド : ファイナルディメンション・アンリミテッド166ML
リール: ガンメタXT(左ハンドル)
ライン: Surfix Siege14ポンド
ルアー: デカビーツァペンシル・プロトモデル

■ 使用タックル4
ロッド : ファーレンハイトTS166L
リール: アルデバランMG7(左ハンドル)
ライン: Surfix Elite14ポンド
ルアー: ジグスピナー

■ 使用タックル5
ロッド : ファイナルディメンションTS168M
リール: メタマグDC7(左ハンドル)
ライン: Surfix Elite14ポンド
ルアー: ブレードクランク改(3mダイバー)

 使用タックル6
ロッド : ファイナルディメンション・アンリミテッド274M
リール: 安物スピニング(ボディーが剥げててリールの名前が分かりません。笑)
ライン: シーガー6ポンド+リーダー12ポンド(フロロ)
ルアー: NLWスモラバ
by nishinelureworks | 2010-10-24 17:13 | 釣行記 | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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