SD85Fでビッグラージマウス! ~ケンタッキーレイクより
2011年 03月 28日
シカゴの藤河さんより、3月初旬に頂いた釣果報告です!!
58センチ、3.2キロのビックラージマウス!!
でっかい口ですね~~!!!
藤河さんより頂いたコメントを下記にご紹介させて頂きますね!
先日のケンタッキーレークでの7.1パウンダーの報告です。
田辺選手や清水選手の活躍を見て、いつかは釣りをしてみたいと願っていたケンタッキーレイク。
シカゴからはほんの700km弱(笑)と中西部では隣町感覚なので、ドライブがてら釣りに行ってきました。
まだまだ湖面は凍りつき、気温も0度前後をうろついているシカゴとは違って、まっすぐ南へこれだけ下がったケンタッキーということもあって、当日の気温は14度、水温は10度と、厚着していると気温差にむしろ汗ばむほどの陽気。
バスボートで流しながらポイントを探っていったのですが、この日はシャローへ上がりきってはいないのだけど、その手前の15~8フィートラインに活性の高い魚は集まっている様子。
ボーターはラトリンログとスプーンビルミノーをメインに、そして後ろの自分はNLWのSD85Fをメインに小刻みなジャーキングで、サイズ30~40cmクラスのバスを半日で10匹ずつくらいキャッチ。
風裏にあたるワンドの入り口に差し掛かったエリアで、突然自分のロッドが重くグ~ンとしなる。
一応、軽くアワセたのだが、まったくウンともスンとも言わずに、そのまま重みがロッドにズンとかかり続ける。
その間もボーターは後ろの状況など知らずにエレキでどんどん前方へ流していくので、「ちょっと止まってくれるかなあ、魚がかかったみたいだけど、もしかしたら何かにひっかかってるのかも・・・」なんて曖昧な呼びかけでボートを止めてもらおうと考えた矢先、水面がモワッと乱れた。
「ヒット!」、そうボーターに伝え、急いでボートを止めてもらう。
朝から釣ってきたバス達に比べるとファイトがずいぶんと重いので、「ナマズが釣れたかな・・・(アメリカのナマズってデカイんです:(笑)」とも思っていたのだが、水面へ上がってきた魚は結構なサイズのバス。
計測してみたら、58㎝/7.1ポンド(約3.2kg)の大物!
琵琶湖やテキサスの情報を見ていると、毎日のようにロクマルや10ポンドオーバーが報告されているので、それほど大騒ぎするほどのサイズでもないんじゃないのと笑われそうですが、昔南部に住んでいた頃には数匹釣ったことがあるのですが、シカゴへ移ってからは初の6ポンドオーバー。
イリノイ州といっても本州くらいサイズがあるので南と北の端にあるシカゴでは状況がまったく違うのですが、冬はマイナス20度以下にもなるシカゴ周辺では、「ウィンターキル」といってラージマウスバスなどの寒さに弱い魚が冬の間に死んでしまう現象があるために、6ポンドオーバーはスーパートロフィーとされています。
それだけにいつも6ポンドを越えるのが夢だったのですが、約10年ぶりとなる「ついに!」といった感じ。(こいつを釣ったのは、ケンタッキーですが・・・。汗)
バイトがあったのは、水深20フィートから3フィートまで一気に変化するかけ上がりに位置するボートランプ脇で、単調に2回ジャークを入れては軽くポーズを繰り返していた最中のふっと力を抜いた瞬間。
ガバッと飛び出してくる感じではなく、突然重くなったのでひっかかったのかと思いましたが、一応アワセといてよかったです。(笑)
ロッド:フェンウィック・ワールドクラス6.6フィートMH
リール:シマノ・旧メタマグ
ライン:バークレー20lbXT
ルアー:NLW/SD85F
藤河さん、ありがとうございました!!
10年ぶりの6ポンドオーバー、本当におめでとうございます!!(祝!)
ケンタッキーレイク、何時か行ってみたいですねーー。
つか、ホント、釣りに行きたいです!!
藤河さんがこのビッグフィッシュを釣られたのはFLWのBFLトーナメントのプラの時だったそうです!!
ちなみに本戦は70歳のおじいちゃんに当り、
サンダーストーム確立100%予報の大荒れケンタッキーレークで、時速100Km以上でバスボートを疾走させるおじいちゃんを見ながら、本気で無事に帰れますようにって祈ってました。
ちなみに結果は。。。
なんと、なんと、おじいちゃんぶっ飛ばしすぎて片道1時間半も走った挙句に、お互い1匹ずつ釣った時点で、一言「体が冷えてきたみたいじゃ・・・」。
そして爆走2時間でまだ誰もいない会場に戻り、見事早期リタイア!
だったそうです。(笑)
こういうお話をお聞きすると、ホント、バスフィッシングってアメリカの文化なんだなーって思います。
70歳になりながらも100キロオーバーでバスボートをかっとばすおじいちゃん、カッコよすぎですね!!
藤河さんからは、他にも釣果報告を頂いておりますので、また後日ご紹介させて頂きますね。
藤河さん、本当にありがとうございました!!