レイク・エリーの波を見に行く

今日は早朝から最大風速30mの暴風が吹き荒れてて、毎週恒例のトロントの学校通いが結構厳しい状況でした。

夜半から吹き始めた凄まじい風にあおられて、街中の信号は強風であおられてメチャクチャな方向を向いててどっちが青信号だかワカランわ、看板は吹っ飛んでるわ、街路樹は折れまくってるわで、まるで台風みたいな状況。

もちろん、高速道路を走る自分の車も右に左にハンドルを取られまくり。

エリーほどは荒れないと言われているレイク・オンタリオですら、風下側のトロントのショアラインは凄まじい荒れっぷりで、ウサギさんどころかシロクマさんもビックリな三角波で湖面は荒れ狂っておりました。

特にトロント近くは防波堤が多いせいか、3角波が立ちやすい地形らしく、バスボートなら100%沈確実でしょう!ってな、破壊的な巨大三角波があちこちで頭をもたげまくり。(汗)

そして、思ったわけです!!

オンタリオ湖でこれなら、エリー湖はもっとヤバい事になってるんじゃない?

と言う訳で、トロントからセントキャサリンズに戻った後、エリーまで行ってきました!!(アホ)

噂に聞くレイク・エリーの激荒れとはどんなもんか?

ぜひ、一目見ておきたい!!

ただ、それだけの思いでレイク・エリーへGO!!


そして、感想・・・・・・・・・

片道50分も走って、わざわざビビりに行っただけ!!(爆)

自分がエリーに到着した時(夕方)は、かなり風が弱まってきてましたが、それでも、これがホントに淡水湖か?的なマグナム級の波を見せてくれました。

正直な話、一番風が強かった早朝だったら、もっととんでもない状態だったはずと思います。(早朝のオンタリオ湖で見た三角波は、これらの動画の波よりも遥かに高いものでしたしね~)


と言う訳で、レイク・エリーの動画をアップさせて頂きますね!

この動画は、最初に車の中から撮影したもので、撮影中もグラグラと車は揺れ、ワイパー無しではウィンドシールド越しに何も見えない状態。(ちなみに雨は降っておりません)



ちなみに車は、リップラップの防波堤の内側の、水際から20~30mぐらいの位置に停車しているんですよ~~~。(*動画撮影中、堤防の高さは5mぐらいって言ってますが、実際は3mぐらいだと思います)

そして、生で体験してみたい!

と、車外に突撃してみたのがこの動画。(アホすぎる)



気温1℃で何やっとるのキミ?状態と言うか、完全にアンポンタンそのものでありますが、あまりにも風が強すぎてリップラップの上に立っている事が出来ず、ひざをついた状態で何とか撮影しました。(手ブレしまくっているのはご勘弁を~)

そして、1分40秒の動画を撮り終わった後は、全身ずぶ濡れネズミ君に。(まだ風邪治ってないのに~~~)

五大湖は海と言われますが、本当にその通りだと身を持って体感。

実際の話、この動画を撮った場所の近くのビーチではウェイクボードしてましたし、荒れたらホントにシャレにならんですね~。(汗)



と言う訳で、出た結論・・・・・・・

荒れた時はエリーに出ようなどと思ってはいけない!(マジ)

以上、レイク・エリーレポートでした!!



追記
ちなみの話なのですが、五大湖で強風が吹き荒れた時、風で水が吹き寄せられて風上側のショアラインと風下側のショアラインで水位差が出来るそうです。
自分が聞いたのはオンタリオ湖の話ですが、水が吹き寄せられた結果、15センチぐらいの水位差ができるそうですよー。(ビックリ)
by nishinelureworks | 2012-03-04 10:56 | カナダ | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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