オンタリオ湖からの贈り物
2012年 03月 27日
私事になりますが、一昨日の夜、小さい頃から大変可愛がってくれた叔母さんの訃報に落ち込み、
地下室で作業しているとあまりにも色んな想い出がよぎって悲しくてたまらないので、釣り竿を持って湖畔に立ちました!
自分がルアーの丁稚修行時代、くじけそうになった時、何時も母親の如き包容力で応援し続けてくれた叔母さん。
自分がくじけず修行を続け、そしてルアービルダーになれたのは叔母さんのお陰です。
10年以上闘病生活を続けてこられていたので、覚悟はしていましたが、やはり寂しいモノですね。(涙)
そんな訳で、昨日の釣りは自分の中では特別!!

■ フィールドコンディション
天候 : 曇り
気温 : 17℃
風向 : 無風
水温 : 8.2℃(ハーバーのインサイド) 7.2℃(ハーバーのアウトサイド)
水色 : クリア~ステイン、場所によって前日の雨の濁りが入ってどちゃ濁り
凪いで穏やかなオンタリオ湖畔に立つと、前日降った大雨の影響で、普段釣りをしているスポットにはどちゃ濁りが入っています。
狙いのノーザンパイクは視覚で捕食活動を行う魚らしいので、とにかく少しでも水の澄んでいる場所&ベイトフィッシュが居る場所を求めてテクテクと歩きます。
すると!
水が澄んでいる場所を発見!
その場所は、今まで釣りをしたことが無い場所ですが、水は比較的澄み、ベイトフィッシュの気配が感じられます。
そこで、ベイトフィッシュが通るであろう回遊経路を予想し、もし自分がパイクならここでベイトの群れを待ち伏せする!と思えるような、桟橋や岩などのカバー回りをオチアユミノー改で重点的に狙って行きます。

このオチアユミノー改は、市販版のオチアユミノーをベースにして、M7のリップを移植し、サスペンドチューンしたモデル。(正確には超スローフローティング)
このルアーについては、また機会を改めてご紹介させて頂きたいと思いますが、今自分が最も投げているプロトモデルです。
16デコとか食らいながらも、不思議と釣れそうな気がして、この1か月の釣行時間の多くは、このルアーのテストに当てています。
まだ結果は出ていませんが、自分の勘を信じてオチアユミノー改君を投げ続けます!!
少しでも水温が高い方が良いのでは?という事で、ハーバーのインサイドを狙うのですが、魚からの反応は無し。
そこで、狙いをハーバーのアウトサイドに変更します!

ハーバーのアウトサイドにも巨大な岩が防波堤代わりに入れられており、かなりいい感じ♪
リップラップが伸びている場所のボトムマテリアルが砂地であることと、水温がハーバー内よりも1℃低い事から、どうかな~?と言う感じではありますが、ベイトはそこそこ確認できるし、水もハーバー内より澄んでいるので、少なくともルアーのスイムアクションチェックをするにはもってこい!!(笑)
と言う訳で、ダメもとで、オチアユミノー改君を大遠投して引いてきます。
サスペンド化したオチアユミノー改君は、重量が35g近くあることと、ブレードなど空気抵抗になるものがついていない関係で、ビックリするぐらい遠くまで飛んでいきます!
水温が低いので、スローに動かす事を意識し、デッドスローリトリーブにショート~ロングポーズを交えながら引いてきます。
すると!
ルアーの後ろにビッグフィッシュのフォローを確認!!
ドキドキする気持ちを抑えながら、ワントウィッチを入れてみます。
ルアーのヒラウチに反応し、グッと間合いを詰めてくるビッグフィッシュ!!
更にワントウィッチ入れると、また更に間合いが詰まります!!
しかし、オチアユミノー改君は、リップラップのスレスレまで来ており、次にアクションを入れるスペースがほとんどない!!(汗)
待つか?
それとも、ワンアクション入れてリップラップにルアーを当てるか?
魚はまだルアーを見ています!!
心臓のドキドキは最高潮!!
そして、意を決してワントウィッチ!!
リップラップに当てるのではなく、岩と岩の間に50センチぐらいの隙間があったので、そこにオチアユミノー改君を、トウィッチで滑り込ませます!!
すると!
なんと!
ビッグフィッシュが、リップラップの隙間に頭を突っ込んで、オチアユミノーにバイト!!(驚!)
食ってきた魚はビッグパイク!!
オチアユミノーを食ったパイクが首を反転させた瞬間、フッキングがバッチリ決まります!!
ファーレンハイトTS172MHFにゴンゴンと伝わってくる生命反応!!
しかし、ビッグパイク君も岩の隙間に無理やり頭を突っ込んで食ってきたもんだから、暴れられなくてその場でもがいています!(笑)

沖に出られたら厄介な事になりそうだったので、TS172MHFのパワーにモノを言わせて、そのまま強引にキャッチ!!

無事にキャッチできたのはオンタリオ湖のビッグパイク!!
サイズは77センチ3.7キロ!!
人生初のパイクキャッチに大感動!!
そして、それ以上に叔母さんの事もあって、一生忘れられない魚となりました。
普段はまずルアーを投げないような場所だったし、もしかしたら叔母さんが釣れせてくれたのかもしれませんね。
叔母さんありがとう!
そして、安らかにお眠りください。
自分はこれからもルアービルダーとして生きて行きます。
天国から見ててくださいね!
オンタリオ湖のビッグパイク君、ありがとう!!
■ 使用タックル
ロッド : ファーレンハイトTS172MHF
リール : アンタレスAR(左ハンドル)
ライン : レッドスプール16ポンド
ルアー : オチアユミノー改(M7リップ移植バージョン)
おまけ

桟橋の下にサスペンドするバス君達♪(ラージマウス)
解禁まであと三か月、待っとれよ~~~~!!

リップラップの岩の隙間にたまっていたミノー君達。
春ですな~~。
1週間前は、こういう光景は全く見かけなかったのですが、湖の中にどんどん生命感が増していくというのは本当に嬉しいですね!

