釣行記 『7/13朝釣り@レイク・オンタリオ』
2012年 07月 14日
朝一は、何時ものホームフィールドに突撃!!
が、このフィールドでオカッパリで唯一まともに攻めれるスポットで、かつグッドサイズが釣れる可能性がある場所に、先行者アリで入れない状況。(涙)
別のスポットに入ってみるものの、完全ノーバイト&完全無反応の時間が続きます。
そこで、9時でメインフィールドを見切り、オンタリオ湖のSCマリーナに移動!
たいして大きくないマリーナですが、単調な地形変化(砂浜みたいな湖岸)が続くオンタリオ湖南岸では貴重なエリアです。
先週初めてここに挑戦したのですが、いきなり70センチのパイクが釣れた縁起のいい場所。
そしてもちろんバス君も確認済み♪(記事)
と言う訳で、SCマリーナに突撃です!(笑)
■ フィールドコンディション(SCマリーナ)
天候 :晴れ
水温 :22.0℃
気温 :17~27℃
風向 :無風
水色 :クリア
一週間ぶりに訪れたSCマリーナは、かなりウィードの繁茂が進んでおり、マリーナ最奥部は厚いウィードマットで覆われています。
が、残念ながらそういうヘビーカバーな釣りを出来るタックルを持ってきてないので、とりあえず、マリーナの中でもオンタリオ湖への出口に近い場所に入ってみる事にしました。
多くのバスがマットの下に入っていそうでしたが、同じく大きなシェードを作る浮き桟橋や係留船の下に潜んでいるバスもいるのではないか?という理由でのスポットチョイス。
出口付近なら、オンタリオ湖からのフレッシュなベイトフィッシュの回遊待ちをしているバス君もいるのでは?との希望的観測です。(笑)
そんな期待を胸に、マリーナ出口から4番目に係留されている船のシェイドから釣り開始です!!
水中を観察していると、体長7~9センチぐらいのマスっ子か、シャイナ―みたいなのが水面直下をウロウロしていたので、迷わずパユートをチョイス!!
そして、期待の一投目!!
いきなり凄い反応!!
水面直下を引くパユートにカツーンカツーンと連続バイト!
しかし掛かりません!
そして、パユートが足元近くまで泳いできたのを見てビックリ仰天!!
なんと!!水中を泳ぐパユート君に10匹ぐらいのスモールマウスが群り、次々にアタックしまくってます!!(滝汗)
が、スモールマウスのアベレージが30センチ弱ぐらいと小さ目な事と、スモールマウス独特の半体当たり系の激しいバイトにルアーが弾かれまくられ、全然フッキングしません。(驚)
次のキャストも似たような感じの壮絶な奪い合い!!
そして、遂にヒット!!!
しかし次の瞬間、激しいヘッドシェイクでフックオフ!!
その後は、ピタリとバスの追いが無くなり、そのスポットは終了~となりました。(涙)
ラージマウスとは比べ物にならない足の速さを持つスモールマウス君ですが、ホントにあっという間に何処かに行ってしまうんだなぁって再確認。(オソロシイ魚だ。笑)
ホント、こういうやる気満々なスモールマウスのスクールを相手にする時はワンミスが命取りですね。
と言う訳で、4番目の船は終わったので、狙いを3番目の船に変えます。
パユートを通す位置は、先ほどと同じく係留船で日影が出来ているシェード側!!
そしたら、やはり一投目に答えが帰って来ました!!!
係留船の下から飛び出してきて、磁石に引っ付くみたいにパユートに食ってきたのは30~33センチぐらいのスモール君!
そして、この係留船の下から、同サイズのスモール君をもう一匹キャッチ!!
最初に狙った船と比較すると追いかけてくる個体数は少ないですが、明らかにサイズアップしています。
という事は、次の船にはもっと大きなバス君が付いてる?との期待値満々(笑)で次の船(マリーナ出口から2番目の係留船)に突撃!!
すると!!
ホントに釣れちゃいました!!
パユートにガツンと食ってきてくれたのは、37センチのスモールマウス君!!
もの凄い反転バイトをしてきた関係で、食ってきた瞬間にドラグが出まくりで大焦り!(汗)
ラージマウスでは殆ど出ないぐらいのドラグ設定にしているのですが、やっぱスモールマウスの強さはハンパないですね~。
って言うか、レイク・オンタリオのスモールマウスは、もはや別種の魚じゃないかと思えるぐらい引きが強く、そして動きがシャープ!!
やはり、あの広大な水域を泳いでいる内に、とんでもない遊泳力を身につけたのでしょうか?
なんせ、素晴らしいファイターです!!
そして、群れを散らさない為にも少し桟橋を歩いて、ちょっと離れた場所にこの子をリリースしてから、もう一回同じ係留船を狙います!
すると!!もう一匹37センチのスモール君をキャッチ!!
もちろんこの子も激ファイト!!
この激しいファイトはホントに病み付きになりますね~♪
そして、このスモールマウス君も少し離れた場所にリリースし、もう一回この係留船を狙うと、今度はこの子が食ってきました!!
1スポットから飛び出て来た3匹目の魚は、ラージマウス45センチ1.5キロ!!
鋭角的&瞬間的に食ってくるスモールマウスと比較すると、あまりにものんびりな動きでのっそりと食ってきてくれました♪(笑)
スモールマウスの弾けるような感じもいいですけど、ラージマウスの重厚感もいいですね~!!
つか、このぶち模様、101匹ワンちゃんに出てくるダルメシアンみたいで、すごい不思議な感じ。
何かの病気かも?と思ったのですが、魚体自体はヘルシーそのもので更に不思議感満載。
で、不思議に思ってFacebook(http://www.facebook.com/hiroshi.nishine.3)にアップしてみたら、Dチップ製作者の開発さんが情報を下さいました!!
大森君によると、これは病気でも何でもなく、単なるバースマーク/birthmark(ホクロみたいなもんなのかな?)らしく、こういうバスが釣れるフィールドは、バスの個体数が多いフィールドである事が多いそうです。
それが説明されている動画がこれ。↓
Ultimate U.S.A. 動画:PAAオールスター、リアルな大森貴洋を追う!
■ http://ultimateda.exblog.jp/14139383/
僕自身はこういうバスは初めて釣ったんですけど、流石は大森君ですね~♪
勉強になりまくりです!!
ちなみにその後の釣りですが、この調子ならマリーナ出口から1番目の係留船では50UPが釣れちゃうんじゃないの?って下心丸出しで突撃致しましたところ!・・・・・・・・・無反応で終了~。(笑)
面白かったのは、マリーナ出口に近い程、魚のサイズが良く、奥に行けば行くほど、魚のサイズが小さくなる代わりにスクールしている魚の数が多くなる事でした。
おそらく、マリーナ出口に近い程、フレッシュなベイトフィッシュの群れに遭遇する可能性が高い(条件が良い)と思うんですけど、やはり力のある魚からいい場所に陣取るんだなぁ~と感心しまくり。
それと同じく妙に納得したのが、スモールマウス2本を抜いた後に食ってきたラージ君。
スモールマウスとラージマウスが混生するエリアではラージが勢力争いに負ける事が多いらしいのですが、あれだけ凄い運動力を持つスモールマウスより先にラージマウスが餌を獲るのはかなり難しい事なんだろうなぁって思いました。(あくまで想像ですが)
ちなみに釣れたルアーは全てパユートで、他のルアーも色々試してみたのですが、全て全滅。
マッチ・ザ・ベイトに完璧にハマった時のパユートの吸引力の凄まじさをまざまざと思い知った釣行となりました。
このパユート君ですが、もう殆どお蔵入りになりそうになっていたところをナベさんに救ってもらい、本当にナベさんには感謝の一言。
この日活躍してくれたパユート君は、ナベちゃんチューンを元にして、その重要と思える要素をカナダで入手可能なパーツで再現したもの。
ナベちゃんチューンの再現で一番ネックになっていたのがパーツ入手だったのですが、それをカナダで買えるパーツで再現できるという事になれば、もしかしたら製品化も可能になるかもしれませんね!
なんせ、オンタリオに来てからフィールドテストで得られる情報が劇的に多くなったというか、良い事も悪い事もすぐに答えが出るのがありがたいです。
ここで釣りを出来る自分は本当に幸せ者ですね!
この日釣れてくれたバス君達ありがとう!!
■ 使用タックル
ロッド : ファイナルディメンション・アンリミテッド166ML
リール: アルデバランMg7(左ハンドル)
ライン: レッドスプール16ポンド
ルアー: パユートプロトモデル(アユカラー)