Nishine Lure Works 裏日記

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オチアユ125WP奮闘中!

現在、オチアユWPの製作に奮闘中です!

8月リリースを予定しているオチアユ君ですが、現在はボディー成型も完了し、ペイント前の下地作り作業中。

d0145899_2575186.jpg

ウレタン成型時、背中とお腹に出来たモールドラインにサンドペーパーをあて、瞬間接着剤で目止めし、そして、細かいペーパーで磨き、という作業を一つ一つのルアーに行っています。

この工程は全てのNLWルアーに行ってて、非常に地味な仕事なのですが、仕上がりに影響があるので、絶対に手を抜けない工程。

で、この工程がオチアユ125WPを製品化する上で、最も心配な工程となっていました。

と言うのも、フレーム形状&配置の関係で、お腹のこの部分に沢山の気泡と言うかウレタンが行き渡らない部分が発生し、それを綺麗に修正する必要があるんですね。

d0145899_325633.jpg

写真だと分かり辛いかもしれませんが、ルアーのベリー部分に沢山の気泡が存在している事が分かりますでしょうか?

この上にそのままペイントを施すと仕上がりが非常に悪くなってしまうので、ペイント前の修正が必要不可欠となります。

d0145899_361462.jpg

これを修正する為には、まずは目視で確認できる一つ一つの気泡にピンセットで穴を開け、このような状態にします。

通常の場合、オチアユ等リップを持たないルアーの場合は、フレームをホワイトにすることで後のペイントが楽になるのですが、ホワイトにすると気泡の確認が非常に困難になるので、あえて通常のクリアーフレームを採用しています。(クリアーフレームを採用する事で、気泡の存在が分かりやすくなる)

d0145899_3131067.jpg

そして潰した穴を、このように全て埋め、ようやくペイントの下準備が完了です。


この作業は全てのNLWルアーで行っているのですが、オチアユWPは特にこの症状が出やすく、この作業に非常に時間と手間を要します。

初期プロトモデルのフレーム形状&配置だと、この症状が激しく出るのが分かっていたので、その作業を無くす(もしくは軽減する)という意味も含めて、新フレーム形状を考えていたのですが、色々テストした結果、初期型フレームがベストと言う結論に至り、覚悟を決めてこのフレーム採用に至りました。

正直、新フレームと旧フレームのアクションの差は5%ぐらいの違いしかなく、双方を投げ比べてみないと分からないレベル。

リリース時期が遅れる事を承知で、完成していたモールドを全て破棄し、製造面でも手間隙掛かる方法を選ぶ事は、効率面だけで見たら間違った選択だったのかもしれません。

でも、それらを全て無視しても、やるべき事はやりたい。
何よりも、一つ一つのルアーは自分自身が生きている証でもあるので、1%の悔いも残したくない。

結局は自己満足でしかないかもしれませんが、そのような想いが強く、今回の選択をさせて頂きました。(リリース時期遅延でご迷惑をお掛けしている皆様、本当に申し訳ありません)


と言う訳で、半分発狂しそうになりながら、穴埋め作業を頑張っております!(笑)
by nishinelureworks | 2012-07-30 03:46 | Ochiayu | Trackback
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