ゴビゾー君と晩秋のエリー湖に挑む!!

先日、エリー湖に出撃してきました!!

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■ 10月27日 フィールドコンディション(レイク・エリー)
天候 :晴れ
水温 :12.5℃
気温 :18℃
風向 :ほぼ無風
水色 :若干ニゴリ気味


日曜日にIさんと出撃した時は、かなりのうねりの高さ&強風&どちゃ濁りで大苦戦でしたが、この日は超ベタ凪で、濁りもかなり収まって来ています。
今時期にここまで穏やかな日は本当に珍しいのですが、鏡のように静まり返った超ベタ凪状態の事を、英語では”glass calm"と表現するらしいですね~。

ってな訳で、大いに期待を膨らませて出船したわけですが、期待とは裏腹にヤバいぐらい釣れません。(汗)
ベイトフィッシュの反応もなく、もちろんスクーリングしているバスも全く見当たらない状況。

この日はボートランプのだだっ広い駐車場が、ボートを引っ張ったトラックでほぼ満杯になるぐらいの状況だったにも関わらず、周囲に見える船影は数艇。。。
あのボートランプから船を出した人達は一体どこに行ってしまったのか不思議になるばかりです。(そして、その謎は後で解ける事になる・・・)

ハンプやボディーウォーターに絡む岬など、かなりしつこく魚探を掛けても全く魚が映らず、どうしてもスクールフィッシュを見つける事が出来ないまま時間だけが刻々と過ぎて行きます。

僕の少ない経験内の話ですが、エリー湖で大釣りできるパターンはスクールフィッシュを狙い撃ちする事で、このタイプの魚は常に動き回っているので、見つけるのはなかなか容易ではないですが、一度見つけてしまえば爆釣できる可能性があるんですよね。
そして、それらの魚が入ってきている場合は、ある程度は魚探で判断できるんですが、この日はどうしてもそれを探し出せない。(汗)

ってな訳で、作戦を『スクールフィッシュ狙い』から、『居つきフィッシュ狙い』に変更します。

狙いを超一級スポットに絞り込んで、ピンで釣っていく作戦です。

そこで、実績の高い沖のハンプに移動し、ハンプで最もディープが隣接しているブレイク上(水深3.5~4.5m)に存在するロックボトムを重点的に釣っていきます。

ちなみに、これらのロックボトムは、透明度が高い時にサイトで見つけてGPSに記録しておいたもの。
基本はサンドやグラベルのボトムマテリアルなんですけど、ところどころに岩がゴロゴロ沈んでて、そういう岩がスモールマウスのかっこうの付き場になってます。
この日は透明度1mぐらいだったので、岩を目視することはできませんが、ホントGPSって凄いツールですね~。

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マーカーを投入して、沖のアイソレートロックを釣るの図。
シャローバカだった自分が、まさかこんな釣りをするようになるとは~~~。(笑)

ホントに鏡のような湖面ですが、これでも結構カレントが効いてて、時速0.6kmぐらいのスピードでボートが流されていきます。

そして、このスポットで遂にファーストバイト!!

しかし乗らない!!!(涙)

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ルアーをチェックしてみると、ゴビゾー君のテールにバスの歯型。

どうやら、テールを甘噛みしている感じです。

そして、その後も、数度の超ショートバイトがあるも、やっぱ乗らない!(涙)

食い込みを待っていても吐き出されるばっかなので、今度はバイトが来た瞬間に速攻アワセをかましたら、こんなことになるし・・・・。

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おーい、ゴビゾー君のテール何処行ったぁ~?(笑)

早合わせをしてみたものの、結局は食い込んでいないので意味は無いと。(笑)

ってな訳で、ピンスポットにあまりプレッシャーを掛けないように、ピンで数投しては周囲のブレイクを釣り、そして、またピンに戻ってきては数投の繰り返し。

調子が良い時であれば、周囲のブレイク上のゼブラマッスルベッドの上をウロウロ回遊しているスクールが居たりするんですが、この日はホントにピンしか魚が居ないようで、ブレイクでは全くバイトなし。

そうこうしているうちに、時間も4時をすぎ、未だにノーフィッシュというヤバすぎる展開。(汗)

今日はもしかしてこのままボウズで終わるのか?と思い始めた矢先、遂に千載一遇のチャンス到来!


魚探の画面に、ブレイク上を泳ぎ回るベイトフィッシュの群れの反応が若干出始めます!!!

そこで、速攻でピンに入り直すと、バイトきたぁーーーーーー!!

思いっきり合わすと、今回はラインの先に確かな手応えがあります!!

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うぉおおおおおおおおおー!やったぁーーーー!!

ゴビゾー君の記念すべきファーストスモールマウスバスにテンションは上がりまくりです!

40センチを少し欠けるぐらいのバス君ですが、メチャクチャ嬉しすぎる~~~!(喜)


そして、その数キャスト後、、連続バイト!!!
思いっきり合わすと、今回もしっかり乗ってくれています!!

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キャッチしたのは、ブリブリに肥えた44センチ君!!

あまりの嬉しさに三脚立てて久しぶりにデジカメで写真を撮ったら、メッチャ露出が狂ってて、変な色の写真しか撮れてないし~。(笑)

連続バイトに色めき立ち、よし!この調子で連発するぞ!って意気込んでみたものの、時合はあっという間に終わり、その後はバイトもなく、2匹で終了~。

おそらくですが、ベイトが回ってきた瞬間だけ若干活性が上がり、しっかり食い込んでくれたんでしょうね~。

ってな訳で、大苦戦のエリー湖でしたが、ゴビゾー君の初スモールマウスを無事にキャッチ出来てルアー開発は一歩前進といったところ。


ちなみに今回使ったのは、ゴビゾー君の3rdモデルで、自分が現時点で最も手ごたえを感じているプロトモデル。
その3rdモデルのゴビゾー君をNLWスモラバと組み合わせ、エリー湖にマッチするように自分なりに考えたリグ&タックルで使ってみました。
前回はゼブラマッスルにやられてラインブレイクに苦しみましたが(記事)、その問題は克服できたかも~♪(喜)

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スモールマウスに食われてジャキジャキになったゴビゾー君。
いやぁ、ホント嬉しすぎる~~~!(喜)

試していかなければならない事はまだまだ沢山ありますが、今後の活躍に期待です!!
今年の残りシーズンはこのゴビゾー君のテストにすべてを賭けますよ~~!(笑)


■ 使用タックル
ロッド : シマノ・ファイナルディメンション168M
リール : メタニウムMg7
ライン : レッドスプール16ポンド
ルアー : NLWスモラバ+ゴビゾー4インチ(仮称)



■ 追記
ちなみにこの日のエリー湖ですが、カナダ側のボートランプで船を下してアメリカ領に行った人達はメチャクチャ釣れていたみたいです。
人によっては40匹以上釣れたとか、6ポンドオーバーが出たとか、凄い一日だったみたい。
対するカナダ側で釣っていた人達はゴビーしか釣れんとか、そんな人ばっか。(どーりでカナダ側に船があまり浮いてなかったわけだ。汗)

以前、秋が深まれば深まるほど、カナダ側のスモールマウスはアメリカ側に移動していくという話を聞いたことがあったのですが、まさにそれを体感できる一日でした。

つか、対岸まで最短距離でも18キロぐらいあるんですけどね~~。
シーズナルパターンとか言う前に、とんでもないエリア移動をしてしまうエリー湖のスモールマウス君達には度肝を抜かされっぱなしです。(驚)

いずれにしても、自分にとっては超タフな1日でしたが、釣っている人達は物凄い釣果を出している訳ですし、ホント、五大湖のエキスパート達の壁の高さを思い知らされるばかりです。
っていうか、そもそも五大湖を横断して国境を越えてアメリカに釣りに行くって、それだけで結構な勇気がいりますし、荒れた時なんか相当なボートドライビングテクニックが要求されると思いますが、自分は全然お話になりませんね~~~。

いやぁ、ホント、一つ一つが勉強です!!
by nishinelureworks | 2013-11-02 01:22 | 釣行記 | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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