My Best FINAL DIMENSION
2014年 07月 09日
ここ数年に渡ってファイナルディメンション&ファーレンハイトを使ってきている訳ですが、本当に素晴らしいロッド達ですよね~。

残念ながら廃盤になってしまったようですが、歴史に残る名作だと信じています。
僕のFD&FH歴はロクテンMLFで始まった訳ですが、その後導入したどのモデルも素晴らしいの一言で、僕自身のルアーフィッシング人生の中で、これほど深い思入れを持つ事の出来たロッドはファイナルディメンションが初めてでした。
FD&FHと共に歩んできた道のり・・・・・・BC州のS湖、P湿原、Q湖、H湖、そして3年前に移住したオンタリオ。
どのフィールドでも大活躍で、実際の釣りは勿論、ルアーのスイムテストなどにおいても、頼れる相棒として酷使に耐えてくれました。
そんなFDやFH君達ですが、オンタリオに来てからもの凄く出番が増えたモデルがあります。
それが、ファイナルディメンション・アンリミテッドの170Mと166MLの2モデル。
エリー湖やナイアガラリバーなど、広大な水域でスモールマウス狙いをするようになってからと言うもの、このアンリミ君達の出番がグッと増えました。
特に本格的にエリー湖に出撃し始めた昨年以降、おそらく全釣り時間の60%ぐらいは166MLを握っている時間なんじゃなかろうかというぐらいのヘビー登板ぶり。


自分の中では、間違いなくこのロッドがベストファイナルディメンションです。
色々なルアーや釣り方で使えるので、オカッパリに行く時はこのロッド1本で行くことが多いですし、ボート釣りでも大活躍。
ルアーのスイムテストのメインロッドもこれです。
ボート釣りの場合、色々なロッドを持ち込めるので、このロッドに執着する必要はないのですが、それでもこのロッドを握っている時間が長いです。
ルアーや釣りパターンをチェンジする時とか、違うロッドにチェンジするのではなく、わざわざこのロッドに新しいルアーを付け替えて使ってたりとかしょっちゅう。(笑)
このロッドには本当に沢山の魚を釣らせてもらいました。


ビッグスモールマウス君達!!


ナイアガラリバーのブラウントラウト達!!

オンタリオ湖のビッグレイクトラウト!!

そして、ナイアガラリバーのビッグレイクトラウト!!
オンタリオに来てから、アンリミテッドのおそるべしポテンシャルを身を持って知ることが出来たわけですが、166MLはこれらの魚相手にしても全く力負けする事はありませんでした。
もちろん魚のサイズがサイズなので、取り込むまでに15分とか20分ぐらい掛かった魚も居ますが、この細いブランクの何処にこんなパワーが潜んでいるんだろう?と驚くばかり。(驚)
ただ硬いだけの竿だとバラシが多くなりますが、このロッドはしなやかに曲がってくれるので糸切れも身切れも起こしづらく、その上で魚をリフトさせられるだけのパワーとトルクがあるんですよね。
これはFDやFH全モデルに共通することだと思いますが、とにかく魚のバレが少ないロッドだと思います。
ちなみに、166MLの更に上のパワーを持つ170Mではこんな魚もキャッチできましたよ~!

メーター超えのキングサーモン!!
キングサーモンのパワーとスタミナはおそらく淡水魚最強レベルだと思いますが、170Mが最高にいい仕事してくれました!

シマノの技術の結晶でもあるこのブランク。
日本が世界に誇れるブランクだと信じて疑いません!!
FD&FHは残念ながら廃盤となってしまったみたいですが、僕はこれらのロッドを一生手放す事は無いと思いますし、これからも使って行きたいと思います。
本当に素晴らしいブランクですので、今度機会がありましたらシマノ社のバスロッドを触ってみて下さいね。
そんな僕ですが、今年からこの子達が戦力に加わってくれる事になりました!

まだ3回ほどしか使ってないので、自分にNFCロッドを語る資格はありませんが、今の段階で一つだけ確実に言える事は、自分はやっぱツカケンさん監修のロッドが大好きなんだなぁって事。
NFCのブランクはFDやFHとは全く異なるフィーリングなのですが、塚本さんの味付けはやっぱりツボに来ます。(笑)
大変失礼な話ですが、Jカスタムの実物を触る前、スペックだけ見ていた時は、FDやFHに似た感じのロッドなのかなぁ?って想像していたのですが(失礼すぎる話ですよね。汗)、実物のNFCロッドはFDやFHとは全く別物。
でも、そんな全く異なるフィーリングにも関わらずツボに来るからすごく不思議です。(ツカケンさんおそるべし。笑)
まだまだ使いこなせておりませんが、凄いポテンシャルを秘めたロッドであることは間違いないので、これから釣り込みながら、自分なりの使い方を模索して行きたいと思います。(楽しみ!)
なんせ、ゲーリー・ルーミスさんや、ロッドビルダーの堀口さん、そして監修&テストを務められた塚本さん達のクラフトマンシップが溢れるロッドで、オンタリオの魚達に挑めるのが嬉しくてしょうがありません!
釣りに行くどーー!!(^^)V