キープキャスト・バックストーリー その3 最強の助っ人軍団 山梨県民ズ
2016年 03月 05日
今回のキープキャスト出展に際して、中心人物としてプロジェクトを進めて行って下さったのは、スタジオソラの越岡さんと、友人のハーヤンパパさんでした。
ハーヤンパパさんと言えば、NLW裏日記の最高傑作とも言える爆笑釣果報告(←ムッチャ笑えます。笑)で爆笑の渦に巻き込んで下さったので記憶されている方も多いかもしれませんが、本業はトレーディング関係のお仕事をされており、とんでもない勢いで世界中を飛びまわられている超多忙なビジネスマンさん。
他業種ですが、展示会等への出展も頻繁に手掛けられているので、もうここはNLWブースの総監督として指揮を取って頂き、プロジェクトを進めて頂いたのでした。
出展申し込み手続き。
ビルさんからご提供頂いた古材や、展示品の輸送。
日本国内での資材調達。
搬入の段取り。
全体のスケジューリング。
・・・・等々、本当にサクサクと進行して行って下さり、心強い事この上なし!\(^o^)/
決断力、判断力、的確な行動等、全てが勉強になる事ばかりです。
僕からハーヤンパパさんにお伝えした事は一点のみで、”工房でお客様をお迎えしたい”、というブースイメージのみ。
あとは、ハーヤンパパさんに全てお任せして進めて頂いたのでした♪ (^o^)v
そんなこんなで迎えたブース設営日。
ハーヤンパパさんに全てをお任せしていた僕は、どんなブースになるのかもちろん全く知りません。(笑)
設営前、搬入トラックの待ち時間中に、NLWブース予定地でのんきに記念撮影♪

左からハーヤンパパさん、リカさん、スタジオソラの越岡さん、ボク、ミツギじいちゃん。。
ブース設営に使える時間は、朝の10時から夕方の5時までの7時間のみ。
いよいよ搬入トラックが到着し、設営開始です!
”西根さん、トラックが来ましたよ~!”
と、搬入口からトラックを誘導して来られるハーヤンパパさん。
が、そのトラックに絶句!!(滝汗)
”えええええ???!!!マジっすか??(汗)”
まさかの4トン車登場です!!(驚)

ブースに横付けすると、トラックの方がブースよりデカいし!!

2コマブースに4トントラックって。(汗)
そして、トラックの荷台を開けたら更に絶句・・・・。

ミツギじいちゃんがこしらえてくれた棚とか台とかのブース什器が、4トン車の荷台一杯にギッシリと詰め込まれてます。
”とても2コマブースに収まりきる量じゃないと思うんですけど~~~。”
もしかして、前代未聞のお客さんが入れないブースが出来てしまうんじゃ?と、固まる僕。(滝汗)
そんな僕の心配をよそに、
”こういう場合は、横開きのトラックじゃないと荷卸しが大変なんですよね~~♪”
と、仰るハーヤンパパさん。(百戦錬磨すぎる。笑)
”わっはっは~、棚を作り過ぎちゃったかなぁ?”
と、仰るミツギじいちゃん。(とても70歳とは思えないパワー。笑)
本当に前代未聞のお客さんが入れないブースが出来てしまいそうな勢いです。(笑)
余談になりますが、ハーヤンパパさんとミツギじいちゃんは山梨県人。
今回の準備は山梨県某所のミツギじいちゃんの山の家で進めて頂いていたのですが、山梨県民パワーオソルベシです。(笑)
もちろんの事、トラックに積んできた荷物が自分達のブース前だけに収まる訳もないので、お隣のトラウトアンドキングさんのブース前にも置かせて頂きます。(快く置かせて下さったトラウトアンドキングのAさん&Kさん、ありがとうございました!!)

と言う訳で、先ずは床張りから開始!!

てきぱきと床材を施工していくミツギじいちゃんと、同じく山梨から助っ人に来て下さった力持ちのアンドウさん。
ミツギじいちゃんが仰るには、ブースに一歩足を踏み入れて頂いた瞬間、そのブースの世界に入って頂くには床はとても大事との事。
なるほど~と、勉強になる事ばかりです。
ご自身が住まれている山の家も、林を切り倒して開墾するところから始め、何年もかけて全て自力(しかも独学)で家を建てられたミツギじいちゃんにとっては、ブース一つ作るぐらい朝飯前なのかもしれませんが、ホント凄すぎです!!
あっという間に張られていく床。

ちょうどその頃、シンドラールアーの酒向君も岐阜から駆けつけてくれ、ブース設営に参加してくれたのですが、酒向君のポテンシャルはすごく、メチャクチャ大活躍!!
手首を痛めてて重たいものが持てず、全く使えないオイラとは大違いです。(笑)

相変わらず、ナイスな奴です♪(さとし、ありがとー!!)
床が完成した後は、いよいよ壁の設置!
ここで、ビルさんから提供頂いた100年モノの古材を設置していきます。

ようやく、オイラにも出来る仕事を見つけた~!\(^o^)/
そして、内装が完成したブースに、ミツギじいちゃんお手製の棚や台などの什器を運び込みます。
写真はNLWブースのランドマークとなったタワーの屋根を担ぎ上げるハーヤンパパさん。

ミツギじいちゃんによると、このタワーを作る時にポクポクと木を叩いてたら、近所の人から木魚の音と勘違いされたらしい。(笑)
そして、シンボルとなったビッグマスキーの剥製を設置。

この剥製はオンタリオの片田舎のアンティーク屋さんで見つけて、ハーヤンパパさんと二人して一目ぼれしたビッグマスキー君♪(体長116センチ)
もう一つのシンボルの看板は、ミツギじいちゃんの奥さんのマリばあちゃんの力作♪ (^ ^)

ペンキで一字一字描いて下さったそうです。(大感謝)
ちなみにこの看板に使わせて頂いた板は、ミツギじいちゃんのお隣さんのSさんが提供して下さった板。

Sさんとミツギじいちゃん。
ブース機材のトラック積み込みの時は、山梨県某所の村人の皆さん達が荷物の積み込みを手伝って下さったそうです。
もうホント、山梨県民ズの皆様の温かいご支援と、力強いご協力にはただただ感謝という言葉しか出て来ません。(大感謝)
山梨県、サイコ―!!\(^o^)/
そしてついに完成したブース!!

完全に自画自賛になってしまいますが、最高にカッコいいブースに感動しまくりです。(感涙)
そして、このブースに花を添えて下さったのが写真家の秋田大輔さんの写真。

HUNT誌の取材時に撮影して頂いたお写真をお借りして飾らせて頂きました♪
世界を飛び回って撮影活動をされている秋田さんですが、ご自身のウェブサイトに掲載されているお写真の素晴らしさにはただただ感嘆するばかりです。
■ 秋田大輔さんのウェブサイト
そして、最後にカナディアンフラッグを立ててブースの最終仕上げ。

やっぱりこれがあると、カナダ感が出ますねぇ。(^ ^)v
本当に沢山の方々から頂いた愛、そして皆の想いが詰まったブースで、翌日からのキープキャストを迎える準備が完了したのでした。
つづく・・・