NLWスパイダージグでドシャローのザリ食いバスを狙う!!
2016年 08月 19日
こちらオンタリオも連日30℃オーバーの日が続いており、カナダに帰って来て以来、思いっきりサマーな感じが続いています。
んで、そんな中、暇を見つけてはオカッパリフィッシングに出かけているのですが、自分が住んでいるエリアで今時期おかっぱりでラージマウスをキャッチするのは、やっぱなかなか難しい。(^ ^;)
ただでさえ、スモールマウスに押しやられて肩身が狭い状態なのに加え、オカッパリが出来る場所が非常に限られている自分の地域では、ラージマウスは幻の魚の一歩手前状態です。(笑)
サマーパターンと言えば、水通しが良く、ベイトフィッシュも多い一級場所をやりたいところですが、そんな条件を整えた場所はスモールマウスに占領されているか、もしくはそもそもオカッパリでは手が届かない。(汗)
そんな状況下でかすかなチャンスを見出したのが、超ドシャローをうろついているバス君をジグで狙うパターンでした。
狙いはウィードのインサイド。
ドシャローとなるウィードのインサイドは水温は高いですが、ウィードが水を浄化してくれるお蔭で意外と水が良い場所が多く、そしてそれが関係しているかどうかは分かりませんが、ブルーギルやパーチなどを沢山見かけるスポットが幾つかありました。
で、そんな魚達の姿を沢山見かける場所を観察していると幾つかの共通点がある事が分かりました。
*ウィードのインサイド。それも笹の葉ウィード(正しい名前は知りません。笑)
*ウィードのインサイドとバンクの間にオープンスペース
*ハードボトム
*複数の樹木(柳など)のシェイドが出来ている事
これらの条件を揃えた場所には、沢山のブルーギルやパーチなどの姿を見かけました。
そして、けっして数は多くないですが、ラージマウスもインサイドに入ってきている奴らが居る感じ♪
見るからに美味しそうなウッドカバー。
が、偏光グラス越しに見ていると、バス達は一つのシェイドについている訳ではなく、岸際にできたオープンスペースをウロウロと徘徊しながら、柳のシェイドに各駅停車で立ち寄るみたいな動きをしているのが確認できました。
で、ここで出番となったのがNLWスパイダージグ+パワーホグ4インチのコンビ。
ただでさえ敏感になっているドシャロー徘徊中のバス君相手に直接ジグを送り込んでも、バスを驚かせてお終いのパターンが多いので、バスの姿を見かけたらバスを直接狙わず、バスが通りそうな場所を予測してジグを放り込んで、そのまま放置しておきます。
NLWスパイダージグ+パワーホグ4インチのコンビが醸し出すザリガニ感はなかなかのもの♪(笑)
こんな状態でひたすら待ちます。
待ちます。
待ちます。
当然、フロロラインは沈んで底にべったりです。(←これ結構重要なような気がする)
待ちます。
バスがジグに気が付いてくれるまでひたすら待ちます。
もちろん気が付いてくれない場合は、巻き上げて同じ事を繰り返します。
その時の自分の気持ちは底にたたずんでいるザリガニ君の気持ちです。(笑)
バスさんに見つかりたくないという気持ちでジッとボトムで身を潜めます。
が、その時はやって来ます。
バスがザリガニ(ジグ)にふと気が付く!!
ザリガニに興味を持ってバスが近づいてきます。
もう自分は完全にザリガニの気持ちになってますから、バスが近づいてくると怖いです。
ビビります。焦ります。(笑)
そして少しだけ身震いしてしまいます。
足(ラバー)と、ハサミ(パワーホッグ)が微妙にモソッと動いてしまいます。
次の瞬間、バスさんの真っ暗な口の中に吸い込まれてサヨウナラ~~~~。(笑)
っとまぁ、そんな感じの釣りでキャッチしたのがこのバス君です♪
以前の釣行記でもアップしましたが、別フィールドでキャッチしたこれらのバス君達↓もまるっきり同じ釣りでキャッチ。
いかんせん、チャンスはそんなに多くないので語れるほどは釣っておりませんが、バスに見つかるまで放置プレー&見つかったタイミングでモゾって感じ。
ラインも底にベッタリと這わせて気配を消します。
こういう釣りをする時に、NLWスパイダージグはボトムに放置プレーしやすいですし、繊細に誘えるのが最大の特徴かもしれません。
このザリ食いバスを狙う時のパターンでの僕のセッティングはこんな感じ。↓
1. NLWスパイダージグに装着されているスクリューロックを取っ払う。
2. パワーホッグを写真のように装着する。(頭の部分は顎の方から刺す)
3. スナップを介して3.5gウェイトを装着して使用。
まずスクリューロックですが、スモールマウスの場合は顎の力が強いのでそのままスクリューロックにソフトベイトを装着しても何の問題もありませんが、ラージマウスの場合は何故がすっぽ抜ける事が多いので、取っ払ってしまいます。(今回の琵琶湖釣行で何匹かのグッドフィッシュをすっぽ抜けで掛け損じてしまいました。涙)
理由は分かりませんが、スクリューロック無しのダイレクト刺しの方がすっぽ抜けが減るようです。
そして、外付けオモリですが、これはあってもなくてもお好みでいいと思いますが、僕はカバーに撃ち込んだ時に真っ直ぐ垂直に沈めたいのと、ボトムでシェイクした時にこのオモリがかすかに引っ掛かってくれて微妙なシェイクをしやすいので、よほどの根掛かり多発地帯でない限り装着しています♪(^o^)v
これらの釣りをする上で、自分が最も重要と考えている点ですが、
バスにジグが見つかるようなアプローチではなく、バスにジグを見つけてもらうアプローチ
を意識してやっています。
それが正解かどうかは分かりませんが、バスに自発的に対象物を見つけてもらう事によって、バイト率が飛躍的に上がるような気がします。(気がするだけかもしれんけど。笑)
ってな訳で、アホビルダー的NLWスパイダージグのザリ食いバスパターンのお話でした~♪
■ 使用タックル
ロッド:ノースフォークコンポジットUTR68MH
リ-ル:アンタレスAR
ライン:レッドスプール20ポンド
ルアー:NLWスパイダージグ+3.5gウェイト+パワーホグ4インチ