エリー湖釣行記 【アホビルダー、ポールさんの超絶シューティングテクに驚く!】
2016年 08月 23日
この日はクリアープラスチックボディーのジャークベイトのテスト(釣果&耐久性)と、DSミノーのカラーサンプルのテストに行ってきたのですが、今回の釣行でもポールさんに凄いモノを見せてもらいました。
ジャークベイトについては、今までテストしていたボーン素材のプロトよりアクションの完成度も上がっており、魚も良く釣れて大満足♪(^o^)v
三人で全体の70%ぐらいの時間、ジャークベイトを投げ倒しました。

ジャークベイトでは、水深1.5mぐらいのシャローから、ボディーウォーターど真ん中の水深6mぐらいまでカバー。
最浅部が水深6mの超ド沖のハンプでジャーキングなど、やり通す信念を持って臨まなければなかなか続けらない釣りですが、水がクリアー&晴天ならスモールマウスは浮いて来るんですよね~♪
しかもこういう状況で浮いて来るスモールマウスはナイスサイズが多い!
現在開発を進めているジャークベイト(115㎜)の場合、16ポンドのフロロラインだとタダ巻きで潜行深度1.9mぐらいですが、ジャーキングで使うと水深3mまで潜らせることが出来るので、ボトムに居るバスを3m浮かせることが出来ればこの釣りは成立します。
スモールマウスにとっては3mなんて一瞬で間合いを詰めれる距離ですもんね。(^o^)v
ってな釣りを展開して、ジャークベイトでナイスサイズのスモールマウスをキャッチすることが出来ました♪







やっぱエリーは凄い!
おそらくトップ5本で19ポンド~20ポンドぐらいキャッチ♪
っとまあ、ジャークベイトに関しては大収穫の1日だったのですが、この日、一番驚いたのはポールさんの異次元レベルのシューティング技術でした。
考えてみたら、ポールさんとディープの釣りをするのはほぼ初めてに近かったのですが、これが自分の想像を遥かに超えるレベルで驚きの連続。(汗)
フィールドを琵琶湖に置き換えると、北湖の彦根と安曇川を結んだラインの北ぐらいの範囲内で釣りしたのですが、そのエリアの全ての場所にバスが居る可能性があるという状況を想像してみて下さい。
例えるならば、彦根から竹生島に向かってバスボートを走らせて、その下全部にバスが居る可能性があるという状況。(笑)
そんな広大なエリアからどうやってバスのスクールを見つけて行くのか?
詳しい事はポールさんの企業秘密になりますので割愛させて頂きたいと思いますが、一言で言えば、GPS、ナビオニクス、サイドスキャン、ダウンスキャン、2Dソナー等の水中を見る目が無ければ成立しない釣り。でも、それがあったからと言って、簡単に成立させられる釣りではないという事でした。
ローランス魚探を入念にチェックしながら、ポールさんが慎重にアプローチしたファーストスポットはこんな感じ。

日頃からシューティングをされている方がご覧になられたら、これはっ!って画像だと思います。(笑)
そして、こんな魚探画像の中にルアーを落としたらモチロンこうなります。(^o^)v


ルアーはDSミノー3.4インチのドロップショットリグ。

広大なエリアから魚を探し出していく技術、そして、水深13mオーバーのディープウォーターにも関わらず、まるでサイトで釣っているかのような精度。
一つ一つが驚きの連続だったのですが、その中で一番驚いた事がありました。
それは魚探画面から魚を見失った時の事。
僕だったら、ここ魚居なくなったし、次のスポットに走ろうってな状況だったのですが、魚はそんなに遠くに行ってないはずだし、まだ近くに居るはず・・・・と、スクールの行動を読み、たぶんこっちに居るはずと、見事にスクールを追いかけて行った事でした。
って文章にすると、なぁ~んだそんな事って思われるかもしれませんが、これがどれだけ難しい事か。(汗)
例えば遥か沖のオフショアエリアであっても、大岩などのピンスポットについているレジデンス型の魚はピンを狙って行けば釣れる可能性は高まりますが(それも簡単では無いですが)、沖のフラットを群れで移動しているスクールを追いかけるのは本当に難しい。(僕には無理)
要するに、ポールさんの頭の中にはそのスポット周辺の地形や岩盤のエッジなどがイメージできており、だからこそディープを泳ぎ回るスクールの動きを読めるんでしょうね。
んー、こうやって書いてても、自分にできるとは全く思えませんが(笑)、本当に勉強になる事だらけの釣行でした。
少なくともサイドイメージは必要だなぁ。(頑張ってお金を貯めなければ!)
エリー湖のシューティング師への道のりはまだまだ遠いわ~~!