クランクベイト開発記 【マディーウォーターでカバークランキング】
2017年 07月 28日
シムコー湖と言えばビッグスモールマウスが釣れる事で有名な湖で、バスがフットボールのような体型になる秋に開催されるトーナメントではスモールマウス5本で30ポンド超えが期待できるというとんでもない湖。
そのビッグスモールマウスドリームな湖にラージマウスを釣りに行ってきましたw
タローさんはトロントをベースにして活動している友人のフルタイムプロガイド。
名前はタロー・ムラタと思いっきり日本人ですが、ハーフの日系カナダ人です。
そんなタローさんと、色々なルアーをテストしてきました。
今回のテストルアーの一つのプロトクランクのテストではシムコー湖に注ぎ込む川をさかのぼってカバークランキング場へ。
この上流部がマディーウォーターで、ウッドカバーやベジテーションなどが沢山あり、カバークランキングに最高のフィールド!
そして、いきなり凄いのが釣れちゃいました!!
川のアウトサイドベンドにある倒木にクランクをコンタクトさせながら巻いてたら、枝をコンッって乗り越えた次の瞬間にドンッ!って食ってくれました。いやぁ、カバークランキング楽しすぎる~!!
まさにこの釣りをしたいが為に作っているクランクなので、嬉しさもひとしおです。(タローさんに感謝!)
今日はクランキングすると思って、ナイロンライン巻いて来たんだけど、家にこの糸しかなくてさ~~~。と、ド黄色の糸が巻かれたリールを巻き巻きするタローさん。
こんな色の糸、良く持ってたな?!ってなもんですが(笑)、濁ってるから関係ないっしょ、と楽しそうにクランキングするタローさんなのでありました♪(笑)
でも、途中でやっぱ気になったのか、透明な糸が巻いてあるロッドに持ち替えてバスをキャッチ。(でもスナップの閉じ方が間違っているような?笑)
この日のテスト結果ですが、先日のブログでも書いたカバー回避後の立て直しのタイムラグも改善されておりノーストレス。
もう、このクランクはこれ以上いじるところは無いかな?と言う感じです。
と言う訳で、現在は量産モデルで同じアクション&バランスを再現する作業に取り組み中。
今、バージョン2のウェイト製作を進めているので、それが上手くいく事を祈るばかりです。
たかが0.4gかもしれませんが、確実にアクションに影響する部分なので、ここは粘り強くベストウェイトが出るまでトライし続けたいと思います。
この日釣りに連れて行ってくれたタローさん、そして魚達に感謝!!
■ 使用タックル
ロッド:ノースフォークコンポジットJPR65L
リール:シマノ・メタニウムMg7
ライン:ジャッカル・レッドスプール16ポンド
ルアー:プロトモデルクランクベイト