システム化を進めているチッパワシリーズですが、いよいよチッパワRBのスローフロートモデルのリリースが秒読み段階となって参りました!

■ ルアースペック
モデル名 : Chippawa RB Slow Float
ボディーサイズ:62㎜
重量:16.5g
潜行深度:約1.8m(フロロカーボン16ポンド使用時)
フック:イチカワフィッシング・カマキリトレブル#4
希望小売価格:1600円(税抜価格)
■ カラーパターン

■ 内部構造

写真上 : オリジナルモデル
写真下:スローフロートモデル
このスローフロートモデルは内部ウェイトのセッティングでチューニングを施しております。
オリジナルモデルが全自重15gなのに対し、スローフロートモデルは16.5g。1.5gの重量増となっています。
投げやすい!良く飛ぶ!と、ご好評を頂いておりますチッパワRBですが、このスローフロートモデルは更にぶっ飛ぶセッティングになっています。
そして、弱い浮力&飛距離の相乗効果で、オリジナルモデルより30センチほど深く潜りますので、もう少し飛距離が欲しい!もう少しだけ深く潜って欲しい!というような場面で、バッチリではないかと思います♪
実際、僕自身、ナイアガラリバーなどでスモールマウスを狙う時は、このスローフローティングモデルの出番が多く、ロングキャスト性能をマックス化する目的で、あえてスピニングタックルでクランキングしたりします。

アキュラシーキャストが必要になる通常のクランキングでは16ポンドフロロを巻いたベイトタックルで使うのですが、とにかく飛距離が欲しい時や潜行深度を稼ぎたい場面ではスピニングタックルが大きな武器になってくれています。
スピニングタックルで使用する場合は、NFCのPSR610ML+バンキッシュ2500に10ポンドPE+12ポンドフロロリーダーというセッティングで使う事が多いのですが、このタックルでスローフロートモデルをフルキャストすると、いったいどこまで飛ぶの?というぐらい飛びますw
そんなタックルを用いてキャッチした早春のナイアガラリバーのスモールマウスさん達♪
この時の水温は8℃でした。


巻き抵抗もオリジナルモデルと同レベルの軽い巻き抵抗ですので、スピニングタックルでも楽々巻けるかと思います。(^o^)v
そして、ここから先に書く事が、結構大きなキーになることが多いのですが、このスローフロートモデルはストップモーションを入れた時に、水に絡みつくようにストップし、若干のシミーアクションを発生させます。そして、その後にゆっくりと浮上開始するという感じの動きとなります。
これが何を意味するかというと、状況によっては魚に口を使わせる切り札になることが多いです。
特にそれが起こりやすいのがタフな時。
追っては来るけど食い切れないような時。
これからの水温低下期の秋のクランキングシーズンや、まだ水温が低い早春のプリスポーン狙いなど、オリジナルモデルと使い分けて頂く事でより細かいアジャストを可能にして頂けると信じております。
背中にはSFのロゴ、パッケージには青字のモデル名が、このスローフロートモデルの目印となります。


このチッパワRBスローフロートモデルのリリース時期ですが、順調にいけば9月下旬ぐらいにはリリースできるかと思いますので、秋のクランキングシーズンに向けて楽しみにしていて頂ければ幸いです!
■ 追記
取扱店様および、問屋様には近日中にご案内させて頂きますので何卒宜しくお願い致します。