NLWが誇るオヤジバサーのナベさんより、なべちゃんレポートを頂きました~♪
なべちゃんレポート2018年総集編で~す!(^o^)v
【2018年度 振り返り】
恐ろしく久々のレポートでございます、ナベちゃんでございます。
生きてたのかと言われてしまいそうですが、毎年のように入院や手術しながらもしっかりと生きております。
会心の釣果に中々恵まれず、とにかく一年間通して厳しい今年度だったんですが、反省も含めて今期一年を足早に振り返ってみました。
ここ数年、メインフィールドの減水傾向が強くなり、年々プリスポーン期への苦手意識が強くなるばかりの昨今。
今期初バスはようやく2番手のサブフィールドにて4月に入ってからという出だしの悪さ。
しかも、春特有のブリンブリンバスにはなかなか逢えず、スパイダージグでなんとかかんとか凌いで凌いでボウズを逃れるのが精いっぱいな春の釣りでした。
スパイダージグを使う時のタックルを何年もかけて煮詰めてきて、現在のセッティングとして重視しているのは軽いものを遠投してしっかりフッキングでき、且つカバーも攻めることが出来るタックル。
7フィートのミディアムパワーロッドにベイトフィネスリール&12lbという組み合わせとなっております。
苦手の春先をなんとかかんとかスパイダージグで凌ぎ、さて大好きなアフター〜梅雨期。
毎年スーパーチナイでのトップの釣りを中心にガンガン行くぞ!という6月頭に、昨年の左膝に続いて今年は右膝の手術で約1か月ほど戦線離脱。。。
いやはやほんと、釣りが出来ることの有難さをしみじみと感じさせられた時期でした。
そんなこんなで右膝の手術から復活の7月だ!と思いきや、いきなり7月上旬に西日本を中心に全国に甚大な被害をもたらした7月豪雨。
その後の記録的猛暑でフィールドの水況もぐちゃぐちゃ。大減水で例年のパターンも完全崩壊&リセット。
苦難は夏いっぱい続くのかと思っていた矢先、一筋の光明が私を救ってくれました。
どこまで言って良いのかってところもあるのですが、非常に重量感があるワーム。
何もないシャローフラットでウニョンウニョンと周りの水を大きくゆったりと動かすイメージでスローシェイクしてると、向こうから寄ってきて食いに来る感じの食い方だったり、カバーの傍でウニョンウニョンしてるとカバーの中から出てきて食ってくる、みたいな集魚力が非常に強いワームです。
未だプロトながら強力に信頼出来るワームとなっております。
また、今のところの特徴としては、結構ファットボディなのでフッキングはどうなのだろう?と、あれこれフックの種類やサイズなども試しているのですが、丸飲み&追い食いしてくる傾向が強くフッキングに関する不安も全くありません。
ワームサイズに反比例した可愛い子ちゃんサイズもガンガン食ってくるし、フッキングしちゃうしで、数少ないプロトが速攻無くなってしまう事態が連発しております。
今後に大期待の5インチプロトワームですね。
で、プロトワームが無くなったときは色々とローテーション。
ミブロさんのデスサイズやルームズさんのバニラの5gスルーダウンショット。
風が吹いたり日が陰った時にはチッパワブレードでの巻きでも8月〜10月は良型バス君に出会えましたね。
参考までに5gスルーダウンショット用タックル。
今年の殊勲選手の5gスルーダウンショットは、シャローカバーへのアキュラシー重視で、かつカバーから速攻で引き離すパワーも兼ね備えた6.6フィートのミディアムヘビーロッド。
変な態勢だったり、不意を突かれてのヘナチョコフッキングでもロッドがフッキングアシストしてくれるのか、とにかく貫通フッキングが多く、落ち着いてランディング出来るので助かっております。
チッパワ用ロッドは遠投性能&皮イチフッキングも上手く絡めとってくれる7フィートグラスコンポジットで決まり。
一見、上記画像だけ見てると夏場以降良い釣り出来てるように見えますが、夏から秋にかけても台風や豪雨で週替わりでフィールド状況が激変しまくってたのが今年の特徴。
全く同じエリアの画像ですがたった2週間で台風直撃&大雨が挟まってこんな激変ぶり。
堰堤工事による大減水もあったりで、とにかくフィールドコンディションの激変には苦労させられた今期でした。
と、言ったりしている間にあっという間に年末近くとなり11月。
大減水の朝練池でのドシャローカバーから、バークレーマックスセントクリーチャーホッグ&スルーダウンショットでの50up君。
月末にはなんとかかんとか今年最初で最後の琵琶湖レンタルボート釣行。
ドロップショットミノー丸飲みの49㎝ 。
超薄皮掛かりをコンポジットロッドでからめとった40アップ君。 ルアーはチッパワRBスローフロート。
ウィードが藻抜けのカラとなったデスレイクでなんとかかんとかキャッチした11月末の琵琶湖釣行でしたが、なんとこの日、同船した後輩がロクマルキャッチ!
寝坊して大先輩を待たせた挙句、大先輩に花を持たせない憎めない超大物後輩。
操船者のエリア選択が良かったってことにしておきましょう(笑)
この日釣れたバスは全て水深2mピッタリのエリアばかりで出たのですが、このロクマルも2mフラットで 1/4ozのメタルバイブというオジサンの引き出しにはなかった釣り方。
若者から色々と刺激を受けましたし、結構寒くなってきていても浅いエリア全然ありなんだと固定概念を捨てることを学んだ琵琶湖釣行でした。
と、いった感じでこの一年振り返ってみるとかなり苦戦しまくってますね。
今後の肥やしとして活かしていければという思いと、来年はもう少し色んな環境が好転することを切に願っている今日この頃。
今年もあと半月程となり、寒さも厳しくなってきておりますが、状況が許すならば釣り場へ向かう気満々でございます。
皆様方も寒さや体調にお気をつけて良い釣りを嗜んでくださいませ。
ナベさん、ありがとうございました~!
今年のルアー開発を振り返って、自分の中で大きなトピックの一つになっているのが、ナベちゃん+プロトソフトベイト5インチの快進撃♪
プロト開発時、このプロトはナベさんのフィールドや釣りスタイルにフィットするかもなぁという淡い期待はあったのですが、実際は自分の想像を遥かに超えるレベルでナベさんが釣りまくって下さり、開発に自信を持つことができました。
なんせサンプル製作に手間と時間が掛かりすぎて、ナベさんには全部で15本もサンプルをお送り出来てないと思うのですが(汗)、もうサンプルを送る度にビッグフィッシュをキャッチして下さり、ただただ感謝。(感涙)
大前提として、ナベさんのスキルと力があってこその話ではありますが、お送りしたサンプルでのビッグフィッシュ率の高さはちょっと自分の開発史の中で記憶にないぐらいの驚嘆レベルでした。
ナベさんのレポートにもある通り、夏場の過酷な状況のフィールドで、魚がガッツリ本気食いしてくるというナベさんのお話に驚き、このプロト5インチの開発を前進させる大きな力になりました。(ナベさん、本当にありがとうございます!)
そんなプロトソフトベイト5インチですが、何度かの試作モールドの作り直しを経てマスプロ用モールド製作の一歩手前のところまで来ており、現在、塩の量やマテリアルの柔らかさなどの調節を繰り返しているところです。
ナベさん、今年一年本当にありがとうございました。
2019年も何卒宜しくお願い致しますね~!^^