Youtubeに最新動画をアップしました。
今回のテーマも、オカッパリでディープクランク。
根掛かりが超多発するリスキーなフィールドにチッパワDDで挑んで参りました。💪
今回の釣り場として選んだフィールドはウェランド運河という、オンタリオ湖とエリー湖を結ぶ運河。
このウェランド運河はスエズ運河、パナマ運河に続く、世界で三番目に大きな運河で、五大湖の水運の要として機能しており、海を航行するような巨大タンカーや貨物船が往来しています。
運河を航行する巨大タンカー。
この写真はタンカー後部の2/3ぐらい。(船がデカすぎて写真に入りきらないw)
このウェランド運河ですが、ウチから車で3分の至近距離にあるものの、難易度が高くて釣りあぐねていたフィールド。
その理由の一つが、冬場は運河の水門のメンテナンスで運河の水を抜いてしまう為、その年に魚がいるかどうかは、春以降、水が張られた時に、オンタリオ湖から水門を伝って、どれだけ魚が入って来るかに左右されるという事。
もちろんベイトフィッシュにも同じことが言えるので、ベイトが入って来なければバスも入って来ませんし、基本は魚影が薄いフィールドです。
そして、このフィールドが難しいもう一つの理由は、地形がプアで、魚がいる場所を絞りづらいという点。
この写真は冬場に水を抜かれた時の写真なのですが、機械でまっすぐ掘ってあるので、基本同じような直線的なブレイクが延々と続いていますw
そのブレイクに、おそらく船の引き波で岸が削られるのを防ぐ目的だと思うのですが、ご覧の感じで水面下3mぐらいまで石が引き詰められたリップラップバンクとなっています。
で、このリップラップが最高レベルに根掛かりする危険地帯。😱
ジグなんか投げたらまず一投で無くなりますし、クランクとかも障害物回避性能とか言う前に、石の間に挟まって根掛かってしまいます。😭
こういう根掛かりしまくるような場所では、魚を浮かせて釣りたいところですが、ジャークベイトを使おうにも水が濁ってて効果は薄いし、強いて言えばスピナーベイトやシャロークランクでリップラップをかすめるようにして巻くぐらいでしょうか。
が、それにしてもリップラップの一番下の土ボトムとのエッジを狙うにはシャロークランクでは無理があるし、スピナーベイトでは難易度が高すぎます。(同じく岩に挟まる可能性大)
おそらくこの運河のバスの多くは餌を求めてブレイク伝いに回遊してて、リップラップにいるゴビーなどをついばんで食べているはずなので、ニシネナマズなどのノーシンカーなんかは釣れそうですが、それにしても魚影が薄くて効率が悪すぎる感じ。😅
ってな訳で、いつの間にやらこのフィールドに足が向かなくなっていました。
その難攻不落のフィールド攻略に一縷の希望の光を与えてくれたのが、今回のチッパワDDチャレンジでした。
チッパワDDなら沖に投げて岸に向けて巻けば、リップラップの下のエッジに届きますし、ソフトベイトより遥かに広いエリアをカバーできます。
問題はリップラップに到達した後、ヒルクライム状態になった時にどうやって根掛かりを回避したらいいのか?という点。
チッパワDDは根掛かりが少ないクランクですが、調子こいて巻けば、あっという間に石の間に挟まって根掛かりするのは明白です。
が、逆に言えば、根掛かりさえ克服できれば、その先には大きな可能性が広がっているとも言えます。
そんな条件を踏まえた上で、今回のチャレンジでは、タックルのテストから始め、バスキャッチに至るまでの過程を映像に収めることができました。
正直、釣れたバスは小さいし、動画にするかどうか迷いましたが、魚のサイズは別にしても、もしかしたらこの過程はご覧頂いたら何かの役に立つかも?と言う気がして、あえてこの日の夕方の釣行の模様は全てのキャストをノーカットで動画にしてみました。
結果、38分超えという、僕の動画としては異例の長さになってしまいましたが💦、もし興味のある方がいらっしゃいましたらご覧頂ければ幸いです。
と言うわけで、今回のチッパワDDチャレンジの動画です〜!😊
■ NLW VLOG #51 超根掛かりスポットにチッパワDDで挑む!