糸の結び方記事第三弾です。
今回ご紹介するノットは【リンデマンノット】
全く聞き慣れないノットだと思いますが、非常に大きな可能性を感じておりますのでご紹介させて頂きますね。
今回のノット研究では、簡単に結べ、高い強度を持ち、毎回安定した結びになるノットをあれこれ研究していたのですが、そんなトライアルの果てにたどり着いたのがこのノットでした。
研究の際にベンチマークにしたのは下記の2点。
1. 強度面 : パロマーノットと同等の強さ
2. 結びやすさ : ユニノットと同等レベル
この2点を最重要視して模索していたのですが、このノットはその両方をクリアしているかと思います。
で、遂にたどり着いたこのノットですが、こんなシンプルな結び方でこんなに強い結び方が既に存在していないはずはない!と思い、自分なりにリサーチしてみたのですが該当する結び方が見つからず、ツイッターとFacebookで皆様に調査のご協力を頂きましたところ、ようやくこの結び方がリンデマンノットという結び方に該当するという事が判明しました。

正式名称は
Lindeman Knot
英語発音だと、おそらくリンデマンとリンドマンの中間ぐらいのリンデュマンって感じだと思うので、日本語での書き方をどうするか迷ったのですが、ここでは【リンデマンノット】とさせて頂きますね。
インターネット上でも非常に情報が少ないノットで、なんでこんなにポテンシャルが高いノットが、ここまでマイナーなのか不思議でしょうがないですが、このノットを発掘できただけでも、今回のノット研究をやった価値があったなぁと、自分的にはかなり幸せを感じています♪😊
すごく思ったのはこのリンデマンノット、上記の写真では5回糸を巻きつける事になっていますが、本当にこれがベスト。
僕も色々試した結果、このノットに関しては5回巻き付けが一番安定しているなと感じているのですが(理由はわかりませんw)、おそらくこのノットを考案された方もこのノットを生み出された時、相当試されたんじゃないかと想いを馳せています。
今回、このノットをツイッターやFacebookで公開してご意見を伺った時に、多くの方々からニシネノットでいいんじゃないですか?というご意見も多数頂いたのですが(ありがとうございます🙇)、やはりそれは恐れ多すぎる話ですし、開発者の方(おそらくリンデマンさん)をリスペクトして、僕はリンデマンノットとしてご紹介させて頂きたいと思います。
このリンデマンノット、掛け値なしにユニノットやパロマーノットやクリンチノットなどの超ど定番ノットと肩を並べられるぐらいのポテンシャルを感じておりますので、もし宜しければお試し下さい。
という訳で、動画にて結び方の手順とか、強度を出すための注意点をご説明させて頂きましたので、何かの参考にして頂ければ幸いです。😊