今日の裏日記では、昨日のライブとその後の釣りについて振り返ってみたいと思います。
フィールド:オンタリオ州レイクシムコー
天候: 晴れ
気温:2度→10度ぐらい
水温:11.4℃
風:北東の風少々
透明度:水深7mのボトムが見えるぐらいのスーパークリアー状態
■NLW Fishing Live - 2021/11/10 - レイクシムコー
※パソコンの場合はYoutubeブラウザ、携帯の場合はYoutubeアプリでご覧頂くとライブ中のチャットをご覧頂く事ができます。
という訳で、昨日のライブ。
残念ながらライブ中に魚をキャッチする事は出来ませんでしたが、ライブ中の釣りで得たヒントを元に、その後の釣りを行なってみました。
ライブ中の釣りで確認できたのは、魚探映像で水深6mラインぐらいに確認できていた魚の影。
その魚の正体がバスである事を祈りながら、少しづつエリア移動しながら狙っていきました。
釣り方はライブでご覧頂いた釣り方そのままです。
そんな釣りをしながらゆっくりと探って行っていたところ、水鳥が盛んに潜って餌を追いかけているエリアを発見しました。
その場所は、ライブ中にエリー95SDのファーストキャストを行なった場所からわずか200mほど東に移動したエリア。
そのエリアで遂にスメルトヘッドにファーストフィッシュ!
先週からずっと釣れてなかったので、本当に嬉しい一匹でした。
ルアーはスメルトヘッド12gモデル(2/0フック)にケイテックさんのイージーシャイナー4インチ。
軽くウィードにコンタクトさせながら巻いてたら、最初に軽いバイトがあり、そのまま巻き続けていたらナイスコンディションの4ポンドフィッシュが食いついてきてくれました。
そして、程なくして2匹目をキャッチ!
この魚もスメルトヘッド+イージシャイナー4インチに食いついてくれたのですが、まさかの船べりでのヒット。
ルアーを回収する為に高速で回収してたら、ものすごい勢いで追いかけてきて船べりで食い損ねたので、そのままルアーをフォールさせたら一撃でひったくって行ってくれました。
この魚はウェイトを測ったら1890gの4ポンドオーバー。
で、ここからの釣りが熱い展開に!
猛烈な勢いでスメルトヘッドを追いかけてきたので、もしかしてスモールマウスさん達、ベイトを追いかけたがってる気分になってる?という気がしたので、ルアーをプロトタイプのエリー115MDにチェンジ。
セッティングはライブでもご覧頂いたままのアウターウェイト2本装着。
そして、釣り方もライブでご覧頂いたとの全く同じ使い方です。
ボートポジションを水深4.5mぐらいにとり、ルアーを深い方にキャスト。
そして、ジャーク&ポーズで狙っていると、まんまと3ポンドフィッシュが食いついてくれました!(嬉)
そして、その後すぐにエリー115MDプロトで4ポンドぐらいのナイススモールマウスを追加!
そして、またまたすぐに4ポンド弱くらいのスモールマウスを追加!
完全に地合な感じです。
面白かったのはこの時点までにキャッチしたエリーフィッシュの3本中2本が、至近距離でのヒット。
アウターウェイトを2本つけると、まぁまぁなスピードで沈んでいくのですが、キャスト後即ジャークしていくと(ライブ中の釣りの感じ)大体4mぐらいまで潜って行っている感じなのですが、そのレンジでジャーク&ポーズ(ポーズは一瞬です)を繰り返していると、手元まで結構深度を保ったまま泳いできてくれるんです。
で、手元まで近づいて来たルアーの軌道が変わったタイミングで食ってきてくれたのがこの2匹の魚。
クランクでもルアーの軌道が上方向に変わったタイミングでのバイトは多いですが、まさにそのジャークベイト版という感じです。
アウターウェイトなしだと割と緩やかな軌道変化になりますが、アウターウェイト2本を装着してやると、それこそ水深3.5m ぐらいから、いきなり90度ぐらいの勢いで軌道変化を起こさせることができるので、たぶんエリーを追いかけてきたスモールマウスさん達が慌てて食ってきたんだと思いますw
そして、6本目。
同じ釣り&ルアーでハーヤンパパさんもナイスフィッシュをキャッチ!
アウターウェイトを2本装着し、あえて沈む設定にして使っているエリー115MD。
シンキングジャークベイトってあまり一般的ではないと思いますが、これからの時期どんどん効果を発揮していくと思いますし、これでしか釣れない魚がいるのも事実だと思います。
今回の釣りで炸裂したエリー115MDは現在製品化を進めている最中で、残念ながら今年の冬には間に合いませんが(スミマセン)、エリー115SDやエリー95SDでも同様の釣りができますので、もしよろしければ今年の冬お試し頂ければ幸いです。
というわけで、この日の釣り。
ライブ中、プレッシャーが高く、餌も豊富なことから、正しい場所、正しいタイミング、正しい釣り方をしていないと釣れない湖だとお話しさせて頂きましたが、そのチャンスを掴む事が出来ればこんな炸裂をしてくれるのがスモールマウスの醍醐味ですね。
レイクシムコーの場合は、そのストライクウィンドウが狭くてアジャストするのが難しいですが、もしかしたら6ポンドオーバーのジャイアントサイズのスモールマウスが釣れる可能性が十分あるので、本当に痺れる湖です。
ここに釣りに来ると、釣れなさすぎて打ちのめされる事も多々ありますが、もしかしたら次のキャストでジャイアントが来るかも!?と思うと、釣れなかった時のダメージよりもワクワク感が大幅に上回ってしまいますw
今回は残念ながらライブでは釣る事ができませんでしたが、釣り方や使っているルアーはライブ中と全く同じだったので、単純にタイミングと場所が最後に合ったんだと思います。
ライブが終わった1時間半後ぐらいにライブで釣りしてた場所からわずか200mの至近距離の場所に差してきたスモールマウスの群れ。
そこに居るベイトの存在を教えてくれた水鳥。
そして、ライブ中に感じた事。
それら全ての事が最後の釣果に結びつけてくれたんだと思います。
ちなみに今回の釣りで興味深かったのは、同じエリアで6〜9mラインをダイレクトに狙っているボートは一切釣れてなかった事。
これ、スモールマウスではよくある事なんですけど、見つけた魚をダイレクトに狙っても釣れない時は、魚にルアーを追いかけさせた方が良い事が結構あるんですよね。
特にミノーなどの群れを追いかけている時はその傾向が強いように感じています。
というわけで、最後にこの日使ったタックルをご紹介させて頂き、今日のブログを締めさせて頂きたいと思います。
次回のライブ、また頑張ります!
■タックル1 ロッド:ノースフォークコンポジットZFX ZC73MH
リール:ジリオンHLC(7.3:1)
ライン:Jブレイド15ポンド
リーダー:Jフロロサムライ ヒドゥンコンセプト16ポンド(4.5m)
ルアー:スメルトヘッド12g(2/0フック)
トレーラー:ケイテック・イージーシャイナー4インチ
■タックル2
ロッド:ノースフォークコンポジットNFX Pro C65ML+
リール:スティーズA
ライン:Jフロロサムライ ヒドゥンコンセプト16ポンド
ルアー:エリー115MDプロト(アウターウェイトx2装着)