今日のブログでは、近日中にリリース予定の二シネフィネスカバージグをご紹介させて頂きたいと思います。
■ NISHINE Finesse Cover Jig

ルアータイプ:カバージグ
ウェイト:9.3g(1/3oz)
フック:オリジナルフック#2/0
希望小売価格:770円(税込)
■ カラーパターン





このフィネスカバージグですが、ものすごくシンプルに説明をするとしたら、フットボールジグの特性を持ったカバージグと言った感じのジグになります。
その最大の特徴はヘッドバランスとタイングアイの位置関係。
一般的なカバージグはタイイングアイがジグの先端についているモノが多いですが、このフィネスカバージグは少し後ろにタイイングアイがセットされています。
タイイングアイがジグの先端についているジグの場合、カバーの抜けが良くなる反面、ジグが沈んで行く際に手前側にスライドしてきやすいというデメリットが生じますが、タイイングアイを後ろにセットすることで、ほぼ真っ直ぐ沈める事が可能になります。
そのメリットはまぁまぁ大きくて、例えば杭などにジグを撃ち込んだ場合、ジグを杭に沿って正確に沈められるというメリットが生まれます。
そして、このセッティングのもう一つメリットは、ボトム感知能力が上がること。ボトムをズル引きした際、ヘッド先端の出っ張りが適度にスタックしながらボトムを這ってきますので、ボトムの状況をより把握しやすくなります。
反面、このセッティングのデメリットはウィードなど柔らかいモノは苦手。エビモなどの硬めのウィードならまぁまぁ行けますが、しなやかなウィードはタイイングアイの前に引っかかってきますので、そういうエリアで釣りをされる場合は使いづらいと思います。
というわけで、このフィネスカバージグの得意分野を挙げるとしたら、例えば葦際や杭、岩盤帯など、撃ち込んだジグを真っ直ぐ真下に沈めたいシチュエーション。特にハードボトムやウッドカバーなどとの相性は良いと思います。
あと、バランス的にフットボールジグに近い特性を持っていますので、フットボールジグのスイミングみたいな感じでグラブやスイムベイトをトレーラーに装着して、根掛かりが多いエリアでクランクベイト代わりに巻くというのも得意分野だと思います。

細身でありつつも、ボトムで横倒れしづらいヘッド形状
フィネスフットボールジグ譲りの手巻きワイヤー仕上げのトレーラーキーパー
たかがジグですが、されどジグ・・・ウェブサイトに記載したこのジグに込めたメッセージを最後にここにも記しておきますね。
フィネスだけどタフなヤツ
カバーに打ち込めるフットボールジグがあったら‥・このフィネスカバージグの開発はそんな想いからスタートしました。
ややこしいカバーに打ち込めるカバー対応能力。撃ち込んだスポットから外れる事なく、フットボールジグのように真っすぐ下に沈んで行ってくれる特性。スモールマウスのみならず、ハイプレッシャーなフィールドのカバーの奥底に潜むラージマウスも口を使ってくれるコンパクトシェイプ。ビッグバスをカバーから引き出す事が出来る強靭なフック。
このジグにはそんな想いが全て込められています。
フィネスだけどタフなヤツ。
フィネスカバージグ、ぜひお試しください。
■ フィネスカバージグ説明動画
おまけ

ここ数年、このフィネスカバージグをモギハノンに琵琶湖でテストしてもらってきているのですが、琵琶湖のビッグバスも釣れていますよ〜!
■フィネスカバージグウェブページ
追記
取扱店様及び問屋様には近日中にご案内を差し上げますので、どうぞよろしくお願い致します。