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エリー115MD 10年の開発の歴史

今日のブログではエリー115MDの10年の開発の歴史を振り返ってみたいと思います。

自分のルアー開発史上、最も困難だったルアー開発の足跡を時間軸に沿ってご紹介させて頂きますね。


2012年10月 エリ−115MD構想がスタート
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第一号ウッド製プロト

五大湖やナイアガラリバーで本気で使えるジャークベイトを作ろうと思い立ち開発スタート。
ウッド製のプロト1号機が完成し、実釣テストを開始する。



2013年4月 2号機誕生
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2号機のウッドマスターモデル

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発泡ウレタンボディー化を進める為に作製したマスターモデル


1号機に納得がいかず、プロト2号機を製作。
2号機ではウッド製プロトは作成せず、発泡ウレタン製に進化させる。
この2号機でエリ−115MDの形状&アクションが完成する。


2013年 2号機の発泡ウレタン製プロトテスト
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発泡ウレタンボディーのエリ−115MDプロトタイプ

巻きでもジャークでも高いパフォーマンスを発揮した2号機の発泡ウレタン製プロトの活躍は凄まじく、エリー湖のスモールマウスが釣れまくる。
ただ巻きでは軽い蛇行を繰り返しながらキビキビ泳ぎ、軽いジャークで生命感溢れるダートアクションを起こすバランスは唯一無二。



2013年8月 アウターウェイトシステムの原型になるアイデアを考案
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初期型アウターウェイト

現在、琵琶湖のプロガイドとして活躍している舞木プロがカナダにホームステイにやってきた際に見せてくれたアイデアがアウターウェイトシステムのヒントとなった。
舞木プロが見せてくれたのは、オチアユWPを浮力調節する為に作ったワンタッチで着脱可能なウェイト。
スナップにカミツブシオモリを噛ませただけの簡素なウェイトだったものの、これがエリ−115MDにも使える事がわかり、アウターウェイトシステムという概念が生まれた。
そして、このアイデアがプロトタイプが抱えていた弱点をカバーしてくれることに。
その弱点とは、プロトタイプが発泡ウレタン製の為、比重に個体差があってジャストサスペンドで作るのが非常に困難であった事。
このアウターウェイトシステムができたおかげで、スローフローティング気味に作って、オモリの調節で完璧にサスペンドするプロトを作れるようになった。
しかし、この時はサスペンド調節する役目としてしか考えておらず、その先にもっと深いアウターウェイトシステムの可能性が眠っている事には気がついていなかった。


2013〜14年 発泡ウレタン製プロトの限界に行き詰まる
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過酷なテストでダメージを受けたボディー

アウターウェイトを搭載した発泡ウレタン製の2号機プロトの活躍は相変わらず凄まじかったが、釣り込めば釣り込むほど限界点が見えてきた。
その限界点の一つは個体差。ある程度の個体差はアウターウェイトで補正できるようになったものの、それでもなお発泡ウレタンでの製造は難易度が高くて製品化は非常に難しい感じ。

それ以上に問題に感じたのは耐久性の問題。
ジャークベイトであるがゆえ、激しいジャーキングを繰り返すとフックでボディーが削れてしまい、あっという間に傷んでしまう事。
そんな事もあり、中空ABSボディーで作れないかという想いが日に日に強まっていく。


2014年10月 中空プロトタイプの製作にトライ
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手作りで作製した中空プロトタイプ1号機

試行錯誤の末、手作りでありながらも中空プロトタイプの製作に成功。
ソリッドボディーから中空ボディーに変更しても、セッティングをうまく施せば発泡ウレタン製の2号機プロトと同レベルのアクションを出せることがわかる。


2015年1月 エリ−115MDの中空プラスチック化を決断
カナダでの自社生産を目指し、カナダ国内でルアーの金型を作ってくれる金型屋さん探しを始める。
同時に中国の製造も視野に入れ、中国国内の工場のリサーチも開始。


2015年7月 金型製作開始
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金型がセットされた射出成型機。
この時点では金型はまだ改良点だらけ。
まだ若い自分の姿にビックリ(白髪が無い!w)

人づてに金型屋さんを紹介してもらい、遂にカナダ国内でのエリー115MDの金型作製がスタート。


2015年9月 プロトタイプで巨大マスキーをキャッチ
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自己最大魚となった巨大マスキー。
アッパーナイアガラリバーにて。


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殿堂入りしたプロトタイプ。
ビッグマスキーと格闘してフックが伸びている

発泡ウレタン製プロトタイプで人生最大魚となる全長122.6センチのマスキーをキャッチ!
スモールマウスを狙っていたら、ユラ〜と浮いてきて、一瞬丸太が浮いてきたかと思ったほどでかい魚。
ゆっくり浮上してきた巨大マスキーはトウィッチ1回目でルアーの方に頭を向け、2トウィッチ目に距離を詰めてきて、3トウィッチ目にテールフックを軽く啄むようにバイト。
その後、20分ぐらいかけて無事にキャッチできたものの、一緒に釣りしていた娘(当時9歳)よりデカく、娘に泣かれる。



2015年12月 純カナダ産エリー115MDの金型&プロトタイプがついに完成
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純カナダ産プロトタイプ
1号機(上)はアバラ線無し
その後アバラ線を入れた改良が施される(下)

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ボーン素材だったのでリップも不透明

カナダ国内で金型製作をお願いした会社は、自動車メーカーにもパーツ供給をしているぐらい技術力が高い金型屋さんだったものの、今までルアーの金型を作った経験がなく大苦戦。それでも、なんとか無事に金型作りに成功。
それによって純カナダ産の中空ボディーのエリ−115MDの第一号プロトタイプが完成!
この時点ではクリアABS樹脂が手に入らず、プロトタイプはボーン素材で製作されていた。



2016年2月 純カナダ産1号機プロトの改良点を発見
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理想的なアクションを絞り出す為に様々なバランスのプロトをテスト


テストを進めていったところ、この純カナダ産中空ボディーのプロト1号機は発泡ウレタン製のプロトタイプに匹敵する巻き性能を持っていたものの、ダート性能が若干落ちている事が判明。
色々検証した結果、ボディーの体幅を14.5mm→14.0mmに修正するとダート性能が向上する事が確認できた。
しかし、その修正には金型を大手術する必要があり悩む。


2016年3月 金型修正1回目
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金型の大手術に踏み切る


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左:改良前
右:改良後

エンジニアさんと協議した結果、金型の修正でボディーの体幅を0.5mm修正することが可能な事がわかり、第一回目の金型作り直しに踏み切る。
かなりの大手術だったが無事に成功し、プロトタイプのダート性能が向上した。



2016年3月 キープキャストでプロトタイプお披露目
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NLW初めてにして唯一のキープキャスト出展

名古屋で開催されたキープキャストにてエリ−115MDのプロトタイプをお披露目。
この時点では同年内にでも日本国内発売を開始できるものと信じていた・・・



2016年9月 クリアABS樹脂の輸入
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クリア化に成功したパーツ


ここまでのプロトタイプはボーン素材製だった為リップ部も白く、クリア素材での製作を熱望していたが、カナダにそういう素材がなかなかなくて思いのほか難航。
プラスチックのサプライヤーさんにお願いして、クリアなABSプラスチックがようやく見つかったが、やはりカナダでは需要がないとのことで韓国から大量に輸入するしかなく、自力で輸入。
その量は莫大で、ミニマム量で輸入したにも関わらず、もし不成功ならどうするんだ?というレベルの量。汗



2016年〜2017年 純カナダ産中空ボディーのエリー115MDを徹底的にテスト
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破壊テストが行われたフック達

この頃の釣りは、釣りの時間の半分以上の時間をこのエリー115MDのテストに費やしていた。
ひたすら釣り込んでいった結果、この頃にはアウターウェイトシステムは現在の形に熟成されていき、そして同時にアウターウェイトを活用してスローシンキング化して使う事で通常のジャークベイトでは狙えない深度でもジャークベイトが機能する事を発見。
この発見を境にして自分自身のジャークベイトの釣りが完全に新しい世界に突入した。

そして、実釣テストと同時進行で、北米、日本、中国でエリー115MDに搭載できそうな可能性があるフックは全て入手し、耐久性や性能のテストも同時進行で行っていた。
そして、ついにイチカワフィッシングのフックと出会い、その群を抜いた完成度の高さと耐久性の高さに驚愕し、それまで長い時間をかけて候補に上がっていたフック達を全て蹴散らしてイチカワフィッシングのRCカマキリの搭載が決まる。
試したフックは100種類以上で、フックが見つかった事で最後のピースが埋まり、純カナダ産のエリー115MDが完成した。



2017年7月 遂に純カナダ産エリ−115MDが完成!!
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北米限定モデルでリリースされたエリ−115MD



ついに完成したエリ−115MDだったが、この時点ではまだNLWの地下工房で一つ一つ手作業で仕上げていくしかなく、生産量が限られることから北米限定で自社オンラインストアのみでの販売となった。



2017年11月 製造工程の効率化を目指す
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量産化の最大の障壁となったパーツの接着作業


ようやく生産開始できたエリー115MDだったがあまりにも製造に手間が掛かるため(特に接着工程)、今まで手作業で左右のパーツを接着していた作業を機械化するべくソニックウェルディング(超音波溶着)の研究を始める。これができない事には量産は不可能だったので日夜研究。
そして研究の結果、もしソニックウェルディングを実現できた場合、製造工程を大幅に効率化できると同時に、ルアーの耐久性も大きく上がるということがわかり、是が非でも実現させたくなる。


2018年1月 ソニックウェルディングのテストに踏み切る
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ソニックウェルディングテストに協力してくれたおじいちゃんエンジニアさん

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ソニックウェルディングマシーン
このマシーンにルアーを挟んで超音波を与えると接着面が溶けて溶着する仕組み


ソニックウェルディングを行うにはパーツ形状を見直す必要があり、それに従ってまたもや金型に大手術を施す必要が出てくる。
が、もし金型に改造を施して成功しなかったとしても金型を元に戻す事は不可能なので、全てがダメになってしまうリスクが伴う決断となった。
考えた結果、もし金型がダメになってしまった場合に備え、既に北米向けに販売しているエリー115MDのパーツを数千体分成形し、金型改造の可能性に賭けてみる事に。
しかしながらその賭けは成功せず、金型を何度修正してもソニックウェルディングは成功しなかった。(大泣)


2018年6月 エリー95SDの製品化プロジェクトをスタート
完全に暗礁に乗り上げてしまったエリー115MDだったが、かねてより開発&プロトタイプをテストしていたエリー95SDのテスト結果が良好だったことから量産化を決断。金型製造に入る。
この頃には手作業ながらも中空プラスチックのプロトタイプを作る技術が出来上がっており、エリー115MDの開発で辿ったようなウッド→発泡ウレタン→中空プラというプロセスを経なくても、一足飛びに中空プラのプロトタイプが作れるようになっていた。



2018年8月 金型改造のラストチャレンジ
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色々な調整を施しながらソニックウェルディングテストが行われた

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接着は出来たもののウェイトステーにダメージを受けたプロト


ソニックウェルディングを実現させるべく、度重なる試行錯誤を繰り返したものの成功せず、純カナダ産エリー115MDの設計ではソニックウェルディングは不可能との結論に至る。
成功しなかった理由は、純カナダ産エリー115MDの極めて薄いプラスチック壁。
プラスチックを薄くすればするほどアクションは良くなるが、接着の難易度が難しくなるという問題を秘めており、技術的にその限界を超えることができなかった。
そして、それは日本国内販売の道も断たれる事を意味していた。
ラストチャレンジでは一縷の望みを託して、プラスチック壁の厚みをソニックウェルディングできる厚みまで厚くしてみたものの、出来上がったプロトタイプは見る影もなくパフォーマンスダウンし、それはもうエリー115MDと呼べる代物ではなかった。
金型は使用不可能になり、そして使いきれなかった大量のプラスチック素材は金型屋さんに進呈することになった・・・



2018年11月 エリ−115SDのプロトタイプのテストを開始
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純カナダ産エリー115MDのリップを改造して作った115SDプロト

金型改造前に念の為のバックアップで作っていたブランクを一つ一つ手作業で仕上げ、純カナダ産エリー115MDを地道に北米限定でオンライン販売を続ける。
そのエリー115MDを改造して、エリー115SDの原型となるプロトタイプを作り上げた。



2018年12月 エリー95SDの金型完成
中国の協力工場にて同年6月からスタートさせていたエリー95SDの金型が遂に完成。
2015年からリサーチを進めていく中で見つけた中国工場での初モデルのチッパワRB(2018年1月リリース)の品質が素晴らしく、エリーシリーズも中国で製造する方針に変更。
この工場を選んだ理由は、通常では技術的に難しいレベルの極めて薄い壁のボディーのソニックウェルディングをできる技術を持つこと。そして、チームのモチベーションが極めて高い事。
自社オリジナルブランドの製品ラインナップも持つ工場だが、その中に一切コピー製品がなかった点もこの工場を選ぶポイントとなった。
塗装技術等、レベル向上が必要な部分は年2回ペースで工場を訪れ、細かい指導を行って品質向上に努めた。
そんな事を繰り返した結果、チーム全体で力を合わせて良い製品を生み出そうという気運が生まれ、それが今のNLW製品の品質につながっている。



2019年5月 エリー95SDの量産型プロトが完成
開発を続けていたエリー95SDの量産型プロトが遂に完成して、最終テストに入る。



2019年5月 エリー115SDの製品化プロジェクトをスタート
純カナダ産エリー115MDを改造して作った115SDのプロトが非常に優秀な結果を叩き出し、製品化を進める事を決断。
金型製造に入った。



2019年9月 エリ−115SDの量産型プロトが完成
エリー115SDの金型が完成し、量産型パーツを用いたプロトタイプでテストに入る。


2019年12月 エリー95SDデリバリー開始
エリー95SDが完成し、日本、北米、ヨーロッパで同時リリース!!


2020年7月 エリー115SDデリバリー開始
エリー115SDが完成し、日本、北米、ヨーロッパで同時リリース!



2021年2月 エリー115MD再起動計画
細々と手作りで作っていたエリー115MDの製造を休止し、中国のパートナー工場での再起動計画を真剣に考え始める。
その可能性を探るため、パートナー工場で仕上げられたエリー115SDに改造を施して、量産可能なボディーでエリー115MDは成立するか研究を開始。



2021年3月 改造型エリ−115MDの3Dパーツが完成し、手作りプロトタイプでテスト開始
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協力工場で製作してもらった3Dパーツ


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3Dパーツを元にして作ったカナダのNLW地下工場製プロト


製品版のエリ−115SDを改造して作ったエリ−115MDのプロトタイプを煮詰めていった結果、完璧なアクションが出せることが判明し、パートナー工場でエリー115MDの製品化に再挑戦する事を決意。
カナダ産エリー115MDを改造して115SDが誕生し、そして、その115SDにまた改造を施すことによって再び命を吹き込まれたエリー115MD。
数奇な運命を辿って復活への道が繋がったエリ−115MDだったが、それまでに製品化に成功していたエリー95SDと115SDで培ったノウハウが、エリー115MDの金型製造でも大いに役立つ事となった。
同時進行でこれまたエリー115SDを改造したプロトで良いテスト結果を出していたエリ−115TWの金型製造も開始。
世界的なパンデミックとなったCovidの影響でプロジェクト進行が大幅にスローダウンしたものの、なんとか前進していくことになった。


2022年3月 ついにエリー115MDの金型が完成!
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大変な紆余曲折を経てようやく完成したボディーパーツ


協力工場にて、ついにエリ−115MDの量産用金型が完成し、製品化の最終段階に入る。
量産金型で成型したファイナルパーツを組み立ててテスト&調整を行い、微調整を繰り返しながら最終セッティングを煮詰めていった。


2022年6月 土壇場でのちゃぶ台返し
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工場から届いた最終サンプル

長い長い時間と度重なる試行錯誤を経て、エリー115MDの量産型最終サンプルが完成!
が、喜び勇んで最終チェックをしたら、目指したアクションが完璧に出ていない事が判明・・・
超高速域での安定性に欠け、限界を越えるとルアーが水面から飛び出してしまうという問題が発覚して大混乱に陥る。
その他のアクションに関しては完璧だった事もあって、そのまま発売するか発売延期して改良を施すか悩んだものの、発売延期して改良を施す道を選択。
この時点で既にボディーのプラスチックパーツの成型が完了しており、そのパーツは諦めて廃棄リサイクルすることになった。その数30000個分。(大泣)


2022年7月 エリー115TWデリバリー開始
エリー115MDと同時に製品化を進めていたエリー115TWが先に完成し、デビューを果たす。


2022年9月 エリ−115MDの金型の改良が完了
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上:改良前のプロト
下:改良後のプロト
リップの角度が微妙に異なる

30000個のボディーパーツを諦め、金型も作り直して臨んだちゃぶ台返しの結果がどうなったのか?
受け取った改良パーツを祈る気持ちで組み立て、最終テストの模様は湖上からライブ配信で行う事を決断。
以前、純カナダ産エリー115MDのモールド改造を最後まで成功させることができなかった経験が頭をよぎって不安しかない挑戦だったが、ライブ配信しながら臨んだテストでは弱点が完璧に克服できている事を確認し、その上3匹の魚が釣れ、沢山の方々に見守られながら遂に完成を果たす事となった。
ちなみに最後のちゃぶ台返しで行った改良内容はリップの角度を4度立てるというものであった。


2022年12月 エリー115MDデリバリー開始
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エリー115MD誕生

10年の歳月を費やして遂に完成したエリー115MD。

良いか悪いかは自分には判断する事ができませんが、できる限りのベストを尽くせた事だけは自信を持ってお伝えできます。

エリー115MDが、皆様の元でお役に立ちます事をお祈りしています。









by nishinelureworks | 2022-12-23 04:02 | Erie Series | Trackback

ルアー開発、釣り、その他もろもろの徒然記


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