冬場のフラットサイドクランク from Bassmaster magazine

今回の号でとりあえず気になったのはP43から始まる「5 Winter Patterns That Work」という記事。
エリートツアーアングラーであり、レイクフォークのプロフィッシングガイドでもある「ジェームス・ニグマイヤー」が冬場に多用する5パターンについて解説しています。
彼によると、冬場に多用するパターンは「ラバージグ」「ドロップショットリグ」「リップレスクランクベイト」「フラットサイドクランク」「ジャークベイト」の5パターン。
ここで僕が気になるのが4番目の「フラットサイドクランクパターン」。(記事内容がビーツァとリンクすると言う事もありますが。笑)
内容をかいつまんでご紹介すると、ジェームス・ニグマイヤーがフラットサイドクランクのキーとして考えるのは「非常に細かいタイトウォブルアクション」。これは他のルアーと比較してもベイトフィッシュに近い動きとコメントしてます。
使用タックルは意外にも「8ポンドテスト(フロロ)のスピニングタックル」。
彼がライトタックルを使用する目的は、なるべく遠投して、広範囲に、そして色々な水深を「スロー&ステディーリトリーブ」で探る為との事です。時には水温42F(約5~6℃)ぐらいの低水温でもフラットサイドクランクを用いる事もあるようです。
考えてみれば、僕自身も低水温期にはあえてライトアクションのスピニングタックルを用いてビーツァを使う事もあり、結構納得です。
ただし、僕が低水温期にスピニングタックルを用いる主な理由は、遠投の為というよりも、タックルバランス的にベイトタックルだとオーバーパワーかなぁ?って感じる時。
ベイトタックルならゴリゴリ巻き取れちゃうようなケースでも、スピニングタックルだと巻き取りトルクが弱い関係で自動的にフィネスなクランキングになってしまうというか、バスがアグレッシブじゃない時などには意外と良い感じですので、もし機会がありましたら試してみて下さいね。
話が脱線しましたが、ジェームス・ニグマイヤーが冬場のクランキングで最も重要と考えているのは「ベイトフィッシュ」の存在・・・・・これは基本中の基本ですね。(笑)
ベイトフィッシュが溜まるところ・・・・・例えばバンクのマテリアルが泥から岩へと変化したり、小砂利から玉石などへと変化する場所、リップラップがベンドしているようなスポット、ベジテーションのアウトサイドエッジやボートドックなどを狙っていくとの事です。(これらはあくまで1例だと思いますが)
どんなところにベイトフィッシュが溜まるのか、そんな事を予測しながらフラットサイドクランクを投げまくってみるのも楽しいかもしれませんね。
寒いし、冷たいし、釣れないし(笑)、辛い事が多い冬場の釣りですが、そんな苦労を乗り越えて出会えた1匹って、夏場の1匹とは比べ物にならない程嬉しいもの。
う~ん、こんな事を書いてたら、無性に釣りに行きたくなっちゃったぞ~。
玉砕覚悟で今度行ってみるかな?ビーツァ縛りで。。。
というか、カナダの真冬にバス釣りなんて出来るんでしょうか・・・・・。(笑)